
雑誌やテレビの占いでよく見る○○座に該当するのが太陽星座です。
一般に「蠍座」と呼ぶと、太陽が蠍座にある人という意味で、10月23日~11月22日生まれの方ですね。(生まれた年・時間や術式によって境界の日にちが異なる場合があります。)
西洋占星術の中でもメインとなる天体である太陽は、人生の目的を果たしているときの自分であるため、「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示します。
あなたの生まれた太陽星座の性質を理解することで、あなたが自分らしく輝く(生きる)ために、どのような個性や才能を発揮すべきなのか、どのように人生を切り開いていけばいいのかを知ることができます。
Sumie
この記事は私が書いています!プロフィール・実績はコチラです。
太陽星座が蠍座の人の性格・性質や特徴の概要をまとめると以下のようになります。
一意専心が鍵 | 自分の心に秘めたことに従ってそのことだけに集中する |
深い愛の持ち主になろう | 一つのことに深い愛情を注いでいる人に憧れ、自分自身もそうなりたいと願う |
戦略を駆使して目標達成せよ | どのような環境であっても慌てず、騒がず、静かに水面下で動くことを意識すると目標を達成できる |
狭く深い場所に携われ | 他の人が届かないくらいの掘り下げをすることがテーマ |
人生はネバーギブアップ | この人生で自分らしくあるためには「信念・不屈の精神・我慢強さ」が大事 |
解氷剤を適度に使え | 深い愛を手放す勇気をもち、人生を自分で変容させる |
太陽蠍座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツの概要
この記事では、太陽星座が蠍座の人の性格・性質や特徴だけでなく、自分らしく輝く・生きるための方向性について詳しく解説していきます。
※ここでの性質や特徴は、アスペクトなどを考慮していないため、各星座の基本的な性質や特徴として捉えてください。(他の天体によるアスペクトによって、細かな性質や特徴は異なります)
この記事の内容は動画でも解説しています。
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1.【揺るがぬ思いと一体化が輝く鍵】太陽蠍座の性質・性格や特徴
蠍座のキャッチフレーズは「I desire(私は情欲する)」、不動宮で水のエレメントなので、揺るがなさと深い愛を併せ持つサインです。
12サインの8番目ということもあり、天秤座で社交デビューして浅く広くたくさんの人と関わったあと、深く狭く対象を絞りこんでいき、そこに一体化してしまうくらいのエネルギーを注いでいく段階になります。
そんな蠍座に「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示す太陽が入っている「太陽星座が蠍座の人」は以下のように輝いていきましょう!
一意専心が鍵
太陽が蠍座にある人が自分らしく輝く・生きるために最も大事なことは「一意専心」に取り組むことです。
一意専心(いちいせんしん)は、他のことに心を向けず、一つのことに気持ちを集中させることを意味する四字熟語です。蠍座は水のエレメント(感情・心)で不動宮(固定する)です。「自分の心で決めたことは動かない」それが蠍座の大きな魅力になります。
自分の心に決めた目標や目的が周りの人からどれだけ批判されようとも、どれだけ馬鹿にされようとも、自分の心に秘めたことに従ってそのことだけに集中することで、あなたの太陽は輝きを増していきます。
あなたがあなたらしく輝くためには「動じない心」を身につける必要があるのです。
誰に何と言われようとも、ひたむきに決めたことと関わっていってください。
きっとその誠実で揺るがない姿勢が周りから評価され、信頼を得る役目を果たしてくれるでしょう。
深い愛の持ち主になろう
太陽が蠍座にある人は太陽期である25歳から34歳の間に、一つのことに深い愛情を注いでいる人に憧れ、自分自身もそうなりたいと願うことが多くなります。
今までたくさんの趣味を楽しんでいた人も、さまざまなことにチャレンジしていた人も、没頭できる何かに出会う道へと進みたくなるでしょう。
自分が本当に心から好きな物、好きな人、好きなことにだけを選別し、その対象に全身全霊のエネルギーをかけることで、自分らしさや自分の輝きを発見していくことになります。怖いくらいの情熱と執念が“あなたらしさ”を創り上げてくれるでしょう。
全ての人が、脅威の集中力や一つのことに没頭する才能を持ち合わせているわけではありません。しかし、太陽が蠍座で生まれてきたあなたは、その強い集中力やこだわり、そして、その対象へ深い愛を注ぐ素質をもって生まれてきたのです。
自分らしさが迷子になったときには、全エネルギーを注げるものはあるか、何を愛しているのか、を振り返ってみるとよいでしょう。
蠍座は自分以外のものと一体化することで可能性を広げるサインです。一体化できるもの探し求めながら、そこに深海よりも深い愛を注いでいってください。
戦略を駆使して目標達成せよ
蠍座は水のエレメントであるため、情緒が優先になるサインですが、自らの知恵で生き残る術を獲得すると強い力を発揮するサインです。
そのため、太陽が蠍座にあるあなたが人生の目的・目標(太陽)へ向かうための最善の方法は「戦略家になる」ことです。
後先考えず飛び込んだり、周りに流されて進んだりするのではなく、自分自身や周りの心理をコントロールし、戦略を練って動く力が大事です。
蠍座のモチーフとなる生き物のサソリは、厳しい環境下で絶食に耐えながら、隠れて潜みながら目の前に餌が通るのを待ち続けます。そして、ここを!というときに一撃で捕食するのです。
太陽が蠍座にあるあなたも生き物のサソリと同じように、どのような環境であっても慌てず、騒がず、静かに水面下で動くことを意識すると、あなたが掲げる目標を必ず達成することができるでしょう。
蠍座は洞察力があるサインですが、太陽が蠍座の場合は、それを意識的に身に着けていく必要があります。戦略を立て、それを黙々と進めていく中で、そのうち他者の動機や欲求、意図、願望などを見通す力も身についていくことになるでしょう。
それを身につけるには、展開が早い仕事や環境の変化が多い職場では難しいかもしれません。短期的な計画よりも長期的な計画に携わっている方が、目指す自分像に近づきやすく、充実感や満足感も得やすくなるでしょう。
狭く深い場所に携われ
蠍座の最大の魅力は「物事をとことん突き詰める力」があること、「見えないものを扱う」ことです。
太陽が蠍座にある人は、とことん掘り下げる力と社会の中で隠されていることやまだ見えていないものを扱くことで、太陽の光に磨きをかけていくことになります。
太陽蠍座の人は、以下のようなことが大事です。
- ニッチな分野に携わること
- 相手の気持ちや意図を汲み取る力をもつこと
- 表面だけではなく、見えない部分まで推察すること
物事を深く掘るような研究職、洞察力が必要なコンサルタントや心理カウンセラー、マーケターや探偵などの調査の仕事、目に見えない気を扱う仕事、世の中ではニッチな分野とされる特定のニーズに特化した活動を通して、蠍座の資質を強化させていく人も多くいます。
前に出て自分の顔や名前で活動する分野よりも、「裏で実はコントロールしていました」というような分野で能力が発揮しやすいでしょう。
浅く広くよりも深く狭く取り組むことで全エネルギーを注ぎ、他の人が届かないくらいの掘り下げをすることが、太陽蠍座の人がもつ人生のテーマです。執着心や独占欲、執念深さをうまく活用し、その分野のスペシャリストになっていきましょう。
人生はネバーギブアップ
必ず思いを貫き通す性質をもつのが蠍座です。そのため、人生の目的やテーマを示す太陽が蠍座にあるあなたは、この人生で自分らしくあるためには「信念・不屈の精神・我慢強さ」が大事ということになります。
絶対に決めたことを曲げないという強い念が強くなるにつれ、それが自分や周りへの強迫観念になり、やりすぎ感や破壊的な傾向を生み出すこともありますが、それだけの強さを秘めています。
蠍座は感情の固定化が得意なサインなので、一つのことや一人の人に対して最大限に身を捧げることもできます。
その大きなエネルギーを自分の目的や目標に注ぎ込むことができれば、粘り強く必ず勝ち取ることができるのです。
不撓不屈(ふとうふくつ)という言葉がありますが、太陽蠍座のあなたが目指すべき自分像はまさしく、強い意志をもち、どんな困難にもくじけない不屈の精神をもつことです。くじけそうになっても諦めずに行動を起こしていくことで、どのような環境でも耐えうるタフな精神を身につけることができるでしょう。
自分にはできないとすぐに諦めてしまうと、太陽の輝きが発揮されないままくすぶってしまうので、我慢強く黙々と努力を重ねていきましょう。きっとその先には大きな獲物を捕獲しているあなたがいるはずです。
解氷剤を適度に使え
蠍座に太陽がある人は、タフな研究家であり、打たれても倒れないファイターであり、執念深いハンターです。蠍座の太陽が粛々と輝いているときは、誰に何かをアピールしなくても不言実行で黙々と目の前の目的に取り組むことができます。
しかし、一つのことに全集中するということは、そこに大きな執着や依存が生まれることもあります。
執念深く取り組むことは太陽蠍座のあなたにとって最も大事なことではありますが、執着しすぎて心の流れが滞ってしまうと、腐ってしまうかもしれません。知らず知らずのうちに深い愛が依存に変わり、依存が支配や執着、ときにはドロドロとした感情を生み出してしまうのです。
あなたが一途に思っているものや人との関係が滞ってきていると感じたときには、一度その関係に解氷剤を入れてあげましょう。
心の氷を解かすことで再び流れを取り戻し、腐ることを防ぐことができるでしょう。
蠍座は「変容」のサインですが、それは自分の全エネルギーを注ぐことで対象と一体化し、自分自身をも変えてしまうことのほかに、深い愛を手放す勇気をもち、人生を自分で変容させることでもあります。
太陽が蠍座の人たちは、人生のどこかで「手放し」をして、自分自身の人生を変容させるときがくるかもしれませんが、あなたが深い愛の持ち主であることは変わりません。そのときは、勇気をもって水の流れを変えてあげてください。
2.蠍座にある太陽とハウスの関係性
西洋占星術では、サインや天体だけでなく、ハウスやアスペクトも重要になり、それぞれ以下のように関係しています。
- 天体
⇒なにが
- サイン
⇒どんなふうに
- ハウス
⇒どの場面で
- アスペクト(天体の組み合わせ)
⇒どうなる
ここからは、蠍座にある太陽がどのハウスに入っているかで、蠍座にある太陽の性質がどの場面で発揮されるか解説していきます。
蠍座の太陽が1ハウスにある
1ハウスは、「物事の始め方と動機、容姿、無意識に出てくる性格、外に出す自分」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の外見や顔立ち、体型、体質、出生時の状況、初対面の人やはじめての事柄にであったときに、無意識に出てくる性格がどのようなものであるかがわかります。
そんな1ハウスに蠍座の太陽がある人は、1ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、太陽のように輝くために、自分の心を曲げずに行動することが最も大事になります。
Ascのサインの性質のほかに、「ミステリアスな人」「寡黙な人」「不思議な魅力のある人」という第一印象をもたれやすくなります。
太陽は「人生の目的を果たしているときの私らしさ」です。蠍座は「狭く深く」がテーマなので、自分が“これだ”と思ったものに一点集中することで、自分らしさを感じることができるでしょう。
どのようなことも諦めない心の強さと粘り強い行動力で、人生の目的をスムーズに達成することができるようになります。周りからみると執着や依存と捉えられてしまう場面も多々あるかもしれませんが、その極端さがあなたの強みなので、その極端さを生かしていきましょう。
蠍座の太陽が2ハウスにある
2ハウスは、「自分で使える物質や体、価値観、スキルや才能」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の経済状況や収入の得方、資産管理の方法、何にどのような価値を置くのか、どのような才能やスキルがあるのかがわかります。
そんな2ハウスに蠍座の太陽がある人は、2ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、一対一でマネージメントする仕事や組織を変容する仕事、リサーチやマーケティングの仕事などの洞察力を活かすことで人生を輝かせていくことになるでしょう。
2ハウスはその人が何に価値を置くのかを読むハウスでもあるので、物事の表面ではなく、本質や真実に価値をおく姿勢を身に付けていくと、どれだけマイナーな分野であっても財源を生み出すことができるでしょう。
また、それが相手の気持ちを深く読み取る術となり、よい意味で相手をコントロールする能力に繋がり、あなたのやりがいに結びついていきます。
蠍座の太陽が3ハウスにある
3ハウスは、「知能や好奇心、学習、身近な外との交流、短期の旅行、日常会話、発信、メディア、交通、義務教育」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような好奇心をもち、どのように他者とコミュニケーションをとるのか、どのような知識を得るのか、日常的に何に興味をもち行動するのかがわかります。
そんな3ハウスに蠍座の太陽がある人は、3ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、一つの分野に特化して知識を得たり、知性を働かせたりすることで太陽の輝きが増していきます。自分の生涯を捧げられるようなテーマをみつけることで、その分野のスペシャリストになる可能性があります。
考えや知識の偏りが鍵となるので、自分の心に刺さったものをマニアックに追及していくことが大事です。
また、それを自分の中だけに秘めておくのではなく、3ハウスは発信や交流のハウスでもあるので、自分の知識をアウトプットしていく機会をもつようにしていくと、太陽を輝かせていけるでしょう。
蠍座の太陽が4ハウスにある
4ハウスは、「家、家庭環境、拠り所、晩年、ルーツ、土地、地元、活動拠点、農業」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の土台となるもの、家や家庭環境、休息方法、先祖や過去からのつながり、などがわかります。
そんな4ハウスに蠍座の太陽がある人は、4ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、家業や家系や親の仕事、土地や家の深い縁に関わることで、なりたい自分像を構築させます。
また、隠れ家的な環境やプライベートが保たれる環境で、自分らしさを発揮させていくことになります。
身近な人たちとの深い関係性から人生の目的やなりたい自分像を明確にしていくタイプなので、因果的なものやカルマ的なものと関わることもあるかもしれません。
4ハウスは晩年も表すため、人生の終わり際や死と関わることもあります。住居や土地、神聖な場所と深くつながり、心が安らげる場所を提供したり、誰かの深い心の拠り所になったりすることで、自分らしさを見出していくこともあるでしょう。
蠍座の太陽が5ハウスにある
5ハウスは、「愛するものへの態度、恋愛、創造、自己表現、子ども、あそび、趣味、レジャー施設、スポーツ」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人がどのような創造性を持ち自分自身を表現していくのか、どのように他者を愛するのか、自分の思いこみをどのくらい人生に投影できるのかな、などがわかります。
そんな5ハウスに蠍座の太陽がある人は、5ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、マニアックな趣味や集中して創作活動をおこなうことで、人生を楽しむことの大切さを見出していくことになります。作品や趣味など、自分の心から好きだと思うものに没入し、誰に何を言われようとも、その愛を貫くことで自分らしさが出せるようになっていきます。
派手で目立つような表現方法よりも、一部の誰かの心にグサッと刺さるような表現や狂気的な愛を創造していくことが鍵となるでしょう。
5ハウスは「愛するもの、恋愛」などのハウスでもあるので、恋愛アドバイザーや恋愛コンサルタントなど、人と人の深いつながりに関わる仕事や事柄で自分像を目指していく人もいるかもしれません。
蠍座の太陽が6ハウスにある
6ハウスは、「雇用、病気、雑務、修行、訓練、下積み、ペット、奉仕、義務、日々の家事、医療衛生」などのハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が日々生活していく上で必要な労働や職務が何なのか、どのような役割を担うのか、どのような病気や疾患になりやすいか、などがわかります。
そんな6ハウスに蠍座の太陽がある人は、6ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、一つの仕事に没頭できる環境や職種、研究職や専門職などを通して、自分らしさを模索していくことになります。
深く狭い分野や関わりを重視するため、誰もが出入り自由なオープンな職場やマルチタスクを求められる職場よりも、集中して取り組める環境や一つの作業に関わることができる環境に身を置くことが大事です。
どの分野でも「一心同体」や「一蓮托生(いちれんたくしょう)」を大事にすると、その環境で心と心を強く結びつけ、共に一つの目的を目指して様々なことを乗り越えることができるでしょう。
健康維持に積極的に取り組むタイプですが、集中しすぎて休憩を忘れ、過労や職業病、膀胱炎になることもあるかもしれません。女性だと、ストレスが生理不順や婦人科系の疾患に繋がることもあるでしょう。
蠍座の太陽が7ハウスにある
7ハウスは、「他者、パートナーシップ、結婚、契約、ライバル、人間関係、協同」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、無意識に惹かれる相手、他者とどのように関わっていくのか、パートナーシップを組む相手の特徴、事業や商売での共同関係や取引相手、などがわかります。
そんな7ハウスに蠍座の太陽がある人は、7ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、無口でミステリアスな人、一つのことをとことん追求している人、忍耐強い人などの存在を通して、自分らしさを見出していく、なりたい自分像に近づいていくことになるでしょう。
経営者、リーダー的な存在の人、監督、執念深い人、専門分野の人、洞察力の鋭い人との出会いも多く、目の前の人たちとの深い関わりを大切にし、全身全霊のエネルギーを注ぎながら心を開く中で自分を確立させていくことになります。
7ハウスは結婚などの契約などと関わるハウスであるため、婚約や結婚などに関わることや、深く関わる相手と協同で何かを成し遂げることで、太陽の輝きを増すこともできます。
蠍座の太陽が8ハウスにある
8ハウスは、「継承、共有、相続、死、性、損失、悲しみ、マニアックなもの、大企業、税金、保険」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、共有するものを通じて、どのように他者と深い関りを持っていくのか、本人の性行為に対する意識やありよう、どのような専門的な分野と関わるのか、などがわかります。
そんな8ハウスに蠍座の太陽がある人は、8ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、先祖代々のお店や事業、一企業やグループの代々の感性や秘め事を引き継いでいくこと、深い関わりがある人と確固たる信頼関係を築くことで、人生が輝いていきます。組織やグループの中でマニアックな分野を継承していくことで、自分の価値を見出していく人もいるでしょう。ニッチな分野の研究者になることもあります。
8ハウスは「死・性・保険・税金」なども示すため、金融業や保険関係、葬儀場や解剖、医療など生と死が身近にあるような仕事に携わる可能性もあるかもしれません。その世界で、見えない人の心理や見えない動きを認識するような術を身につけ、そこに深く関わっていくことで才能が発揮されるでしょう。
蠍座の太陽が9ハウスにある
9ハウスは、「遠い場所、海外、冒険、旅、専門知識、高等教育、出版、司法、宗教、哲学、予言、占い」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が未知なものとどのように関わるのか、どのような旅をするのか、どのような専門知識を学ぶのか、宗教や予言、お告げなどとの関わり方、などがわかります。
そんな9ハウスに蠍座の太陽がある人は、9ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、哲学的なことや専門的な学問を深く追求することで、なりたい自分像を確立させていくことになります。また、心理的なことや精神性を高めること、マニアックな分野に傾倒し、並々ならぬ集中力で学術を習得していくのもおすすめです。
蠍座は、一体化できることがテーマなので、自分にとっての特別なものを見つけることで情熱的に没頭していくことができ、その事柄や分野と深くつながることで太陽の輝きを増していくことになるでしょう。
9ハウスの旅や海外に関わるので、研究のための旅、マニアックな国や秘境と呼ばれる場所との関わりも多い可能性があります。また、民族の歴史や絆などに興味をもち、それらに深く関わる中で移住するなんてこともあるでしょう。
蠍座の太陽が10ハウスにある
10ハウスは、「社会的肩書、社会的な役割、天職、社会的目標の達成、名誉、地位」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、社会的にどのような顔を持つのか、社会の中でどのような役割や地位を獲得するのか、人生で目指すべきものは何か、天職は何か、などがわかります。
そんな10ハウスに蠍座の太陽がある人は、10ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、一つのことをとことん追求する専門職や研究職、連帯感が必要な仕事を行う中で、社会的地位や肩書を得て、人生を輝かせていくことになるでしょう。
人生の目的(太陽)が、社会的に活躍することや名誉を得ることに向きますが、「深い愛」や「一体化」が大事なので、一人で活躍し名誉を得たりするよりも、他者と共同で行う仕事や組織や企業に入って忠実に働く方が実力もあがり、活躍する場が得られやすくなります。
社会活動の中では「馬力のある人」「近寄りがたい人」「秘密主義な人」という印象を持たれやすいでしょう。
強い信念と決断力が必要な職種が向くため、専門職に就いたり、特攻隊長のような位置よりも戦略を立てる参謀的なポジションについたりする方が、能力が発揮しやすいでしょう。
専門職、研究職、追跡や調査をする仕事、忍耐力や集中力が必要な仕事、カウンセラー、人と人を繋げる仕事、医療関係、社会福祉士、生活相談員、ソーシャルワーカー、コンサルタント、婚活アドバイザーなど、人の人生や一つの物事に深く関わっていくような職種で充実感を得ていくタイプです。
蠍座の太陽が11ハウスにある
11ハウスは、「友人、サークル、コミュニティ、未来計画、人生の希望、副業、社会貢献、支援者、資源」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのようにネットワークに参加していくのか、その人が集団や組織にどのような役割を果たすのか、どのようなサポーターや理解者を得るのか、などがわかります。
そんな11ハウスに蠍座の太陽がある人は、11ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、強い結束力のあるコミュニティやグループに所属する中で、自分らしさを確立させ、その中で忠誠心と洞察力を駆使して、グループの芯の部分を担っていくことになります。
同じ熱量のエネルギーを交換し合える関係やグループで活動することで、本来の能力が発揮できるでしょう。
支援者やサポーターにも恵まれやすいので、一人で活動するよりも団体や組織などに所属する、お互いの深い部分まで共有することができる人たちと共に活動することが大事です。そのグループや組織、ともに活動するメンバーの中で、心のつなぎ役に徹すると自分自身も所属する場所も円滑に目的を達成することができるでしょう。
蠍座の太陽が12ハウスにある
12ハウスは、「見えないもの、隠されたもの、秘密、見えない敵、潜在意識、病院、福祉施設、あの世、疎外感、不安、恐怖、解放、隠遁、犠牲」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような潜在意識が眠っているのか、何を犠牲にするのか、どのような心理的願望や恐怖、不安があるのか、などがわかります。
そんな12ハウスに蠍座の太陽がある人は、12ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、奉仕活動や慈善活動を率先してやっていくことや名前や顔を出さない方法(インターネットの世界、芸やメディア、芸術や音楽の世界など)で活動をする中で、究極の愛や内的な解放を意識して活動することで、人生の目的を達成していくことができます。
閉鎖的な場所やあまり人目につかないような場所、福祉施設や病院などでの実際的なサポートや細かな作業が必要な事柄に関わることで、人の本質に触れ内面の成長を果たす人もいるでしょう。
大事なことは、知性や外見だけでなく、目に見えないものや心にも目を向けることです。
3.太陽蠍座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツまとめ
太陽蠍座の性質・性格や特徴のポイントは以下の6つでした。
- 一意専心が鍵
- 深い愛の持ち主になろう
- 戦略を駆使して目標達成せよ
- 狭く深い場所に携われ
- 人生はネバーギブアップ
- 解氷剤を適度に使え
蠍座は黄道十二宮の八番目のサインということもあり、人や物事に深く入り込み、一体化する中で自分を見出していくサインです。
とても深い愛と執念と忍耐を獲得していく中で、太陽が輝きを増していきます。
ときに依存や執着が太陽の光を妨げてしまうこともあるでしょう。
上手に心の流れを促しながら、自分の一生を捧げられるものと歩んでいきましょう。
西洋占星術では、12サイン、10天体、12ハウス、アスペクトなど、様々な観点があります。太陽星座だけですべての性質を知ることは難しく、「この部分はあるけど、ここは違うな…」というところは、他の天体が関係しているのかもしれません。これらも一緒に調べてみてください!
本サイトでは、太陽星座以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
蠍座の前後の射手座、天秤座や他の星座も気になる方は、以下もご覧ください。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
星座別の特徴
【揺るがぬ思いと一体化が輝く鍵】太陽蠍座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツ
雑誌やテレビの占いでよく見る○○座に該当するのが太陽星座です。
一般に「蠍座」と呼ぶと、太陽が蠍座にある人という意味で、10月23日~11月22日生まれの方ですね。(生まれた年・時間や術式によって境界の日にちが異なる場合があります。)
西洋占星術の中でもメインとなる天体である太陽は、人生の目的を果たしているときの自分であるため、「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示します。
あなたの生まれた太陽星座の性質を理解することで、あなたが自分らしく輝く(生きる)ために、どのような個性や才能を発揮すべきなのか、どのように人生を切り開いていけばいいのかを知ることができます。
この記事は私が書いています!プロフィール・実績はコチラです。
太陽星座が蠍座の人の性格・性質や特徴の概要をまとめると以下のようになります。
この記事では、太陽星座が蠍座の人の性格・性質や特徴だけでなく、自分らしく輝く・生きるための方向性について詳しく解説していきます。
※ここでの性質や特徴は、アスペクトなどを考慮していないため、各星座の基本的な性質や特徴として捉えてください。(他の天体によるアスペクトによって、細かな性質や特徴は異なります)
もくじ
この記事の内容は動画でも解説しています。
本題に入る前にお知らせです。
あなたも星占いを勉強してみませんか?
クラゲでもわかる星読み講座は、通勤しながら、家事をしながら、スマホ1台で見放題の動画講座です。太陽星座だけでなく、西洋占星術の基礎からホロスコープの読み方まで学べます。
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※クラゲでもわかる星読み講座は、本Webサイトを運営している「Smjuk」が製作・運営・販売しており、この記事の筆者「Sumie」が講師です。
1.【揺るがぬ思いと一体化が輝く鍵】太陽蠍座の性質・性格や特徴
蠍座のキャッチフレーズは「I desire(私は情欲する)」、不動宮で水のエレメントなので、揺るがなさと深い愛を併せ持つサインです。
12サインの8番目ということもあり、天秤座で社交デビューして浅く広くたくさんの人と関わったあと、深く狭く対象を絞りこんでいき、そこに一体化してしまうくらいのエネルギーを注いでいく段階になります。
そんな蠍座に「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示す太陽が入っている「太陽星座が蠍座の人」は以下のように輝いていきましょう!
一意専心が鍵
太陽が蠍座にある人が自分らしく輝く・生きるために最も大事なことは「一意専心」に取り組むことです。
一意専心(いちいせんしん)は、他のことに心を向けず、一つのことに気持ちを集中させることを意味する四字熟語です。蠍座は水のエレメント(感情・心)で不動宮(固定する)です。「自分の心で決めたことは動かない」それが蠍座の大きな魅力になります。
自分の心に決めた目標や目的が周りの人からどれだけ批判されようとも、どれだけ馬鹿にされようとも、自分の心に秘めたことに従ってそのことだけに集中することで、あなたの太陽は輝きを増していきます。
あなたがあなたらしく輝くためには「動じない心」を身につける必要があるのです。
誰に何と言われようとも、ひたむきに決めたことと関わっていってください。
きっとその誠実で揺るがない姿勢が周りから評価され、信頼を得る役目を果たしてくれるでしょう。
深い愛の持ち主になろう
太陽が蠍座にある人は太陽期である25歳から34歳の間に、一つのことに深い愛情を注いでいる人に憧れ、自分自身もそうなりたいと願うことが多くなります。
今までたくさんの趣味を楽しんでいた人も、さまざまなことにチャレンジしていた人も、没頭できる何かに出会う道へと進みたくなるでしょう。
自分が本当に心から好きな物、好きな人、好きなことにだけを選別し、その対象に全身全霊のエネルギーをかけることで、自分らしさや自分の輝きを発見していくことになります。怖いくらいの情熱と執念が“あなたらしさ”を創り上げてくれるでしょう。
全ての人が、脅威の集中力や一つのことに没頭する才能を持ち合わせているわけではありません。しかし、太陽が蠍座で生まれてきたあなたは、その強い集中力やこだわり、そして、その対象へ深い愛を注ぐ素質をもって生まれてきたのです。
自分らしさが迷子になったときには、全エネルギーを注げるものはあるか、何を愛しているのか、を振り返ってみるとよいでしょう。
蠍座は自分以外のものと一体化することで可能性を広げるサインです。一体化できるもの探し求めながら、そこに深海よりも深い愛を注いでいってください。
戦略を駆使して目標達成せよ
蠍座は水のエレメントであるため、情緒が優先になるサインですが、自らの知恵で生き残る術を獲得すると強い力を発揮するサインです。
そのため、太陽が蠍座にあるあなたが人生の目的・目標(太陽)へ向かうための最善の方法は「戦略家になる」ことです。
後先考えず飛び込んだり、周りに流されて進んだりするのではなく、自分自身や周りの心理をコントロールし、戦略を練って動く力が大事です。
蠍座のモチーフとなる生き物のサソリは、厳しい環境下で絶食に耐えながら、隠れて潜みながら目の前に餌が通るのを待ち続けます。そして、ここを!というときに一撃で捕食するのです。
太陽が蠍座にあるあなたも生き物のサソリと同じように、どのような環境であっても慌てず、騒がず、静かに水面下で動くことを意識すると、あなたが掲げる目標を必ず達成することができるでしょう。
蠍座は洞察力があるサインですが、太陽が蠍座の場合は、それを意識的に身に着けていく必要があります。戦略を立て、それを黙々と進めていく中で、そのうち他者の動機や欲求、意図、願望などを見通す力も身についていくことになるでしょう。
それを身につけるには、展開が早い仕事や環境の変化が多い職場では難しいかもしれません。短期的な計画よりも長期的な計画に携わっている方が、目指す自分像に近づきやすく、充実感や満足感も得やすくなるでしょう。
狭く深い場所に携われ
蠍座の最大の魅力は「物事をとことん突き詰める力」があること、「見えないものを扱う」ことです。
太陽が蠍座にある人は、とことん掘り下げる力と社会の中で隠されていることやまだ見えていないものを扱くことで、太陽の光に磨きをかけていくことになります。
太陽蠍座の人は、以下のようなことが大事です。
物事を深く掘るような研究職、洞察力が必要なコンサルタントや心理カウンセラー、マーケターや探偵などの調査の仕事、目に見えない気を扱う仕事、世の中ではニッチな分野とされる特定のニーズに特化した活動を通して、蠍座の資質を強化させていく人も多くいます。
前に出て自分の顔や名前で活動する分野よりも、「裏で実はコントロールしていました」というような分野で能力が発揮しやすいでしょう。
浅く広くよりも深く狭く取り組むことで全エネルギーを注ぎ、他の人が届かないくらいの掘り下げをすることが、太陽蠍座の人がもつ人生のテーマです。執着心や独占欲、執念深さをうまく活用し、その分野のスペシャリストになっていきましょう。
人生はネバーギブアップ
必ず思いを貫き通す性質をもつのが蠍座です。そのため、人生の目的やテーマを示す太陽が蠍座にあるあなたは、この人生で自分らしくあるためには「信念・不屈の精神・我慢強さ」が大事ということになります。
絶対に決めたことを曲げないという強い念が強くなるにつれ、それが自分や周りへの強迫観念になり、やりすぎ感や破壊的な傾向を生み出すこともありますが、それだけの強さを秘めています。
蠍座は感情の固定化が得意なサインなので、一つのことや一人の人に対して最大限に身を捧げることもできます。
その大きなエネルギーを自分の目的や目標に注ぎ込むことができれば、粘り強く必ず勝ち取ることができるのです。
不撓不屈(ふとうふくつ)という言葉がありますが、太陽蠍座のあなたが目指すべき自分像はまさしく、強い意志をもち、どんな困難にもくじけない不屈の精神をもつことです。くじけそうになっても諦めずに行動を起こしていくことで、どのような環境でも耐えうるタフな精神を身につけることができるでしょう。
自分にはできないとすぐに諦めてしまうと、太陽の輝きが発揮されないままくすぶってしまうので、我慢強く黙々と努力を重ねていきましょう。きっとその先には大きな獲物を捕獲しているあなたがいるはずです。
解氷剤を適度に使え
蠍座に太陽がある人は、タフな研究家であり、打たれても倒れないファイターであり、執念深いハンターです。蠍座の太陽が粛々と輝いているときは、誰に何かをアピールしなくても不言実行で黙々と目の前の目的に取り組むことができます。
しかし、一つのことに全集中するということは、そこに大きな執着や依存が生まれることもあります。
執念深く取り組むことは太陽蠍座のあなたにとって最も大事なことではありますが、執着しすぎて心の流れが滞ってしまうと、腐ってしまうかもしれません。知らず知らずのうちに深い愛が依存に変わり、依存が支配や執着、ときにはドロドロとした感情を生み出してしまうのです。
あなたが一途に思っているものや人との関係が滞ってきていると感じたときには、一度その関係に解氷剤を入れてあげましょう。
心の氷を解かすことで再び流れを取り戻し、腐ることを防ぐことができるでしょう。
蠍座は「変容」のサインですが、それは自分の全エネルギーを注ぐことで対象と一体化し、自分自身をも変えてしまうことのほかに、深い愛を手放す勇気をもち、人生を自分で変容させることでもあります。
太陽が蠍座の人たちは、人生のどこかで「手放し」をして、自分自身の人生を変容させるときがくるかもしれませんが、あなたが深い愛の持ち主であることは変わりません。そのときは、勇気をもって水の流れを変えてあげてください。
2.蠍座にある太陽とハウスの関係性
西洋占星術では、サインや天体だけでなく、ハウスやアスペクトも重要になり、それぞれ以下のように関係しています。
⇒なにが
⇒どんなふうに
⇒どの場面で
⇒どうなる
ここからは、蠍座にある太陽がどのハウスに入っているかで、蠍座にある太陽の性質がどの場面で発揮されるか解説していきます。
蠍座の太陽が1ハウスにある
1ハウスは、「物事の始め方と動機、容姿、無意識に出てくる性格、外に出す自分」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の外見や顔立ち、体型、体質、出生時の状況、初対面の人やはじめての事柄にであったときに、無意識に出てくる性格がどのようなものであるかがわかります。
そんな1ハウスに蠍座の太陽がある人は、1ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、太陽のように輝くために、自分の心を曲げずに行動することが最も大事になります。
Ascのサインの性質のほかに、「ミステリアスな人」「寡黙な人」「不思議な魅力のある人」という第一印象をもたれやすくなります。
太陽は「人生の目的を果たしているときの私らしさ」です。蠍座は「狭く深く」がテーマなので、自分が“これだ”と思ったものに一点集中することで、自分らしさを感じることができるでしょう。
どのようなことも諦めない心の強さと粘り強い行動力で、人生の目的をスムーズに達成することができるようになります。周りからみると執着や依存と捉えられてしまう場面も多々あるかもしれませんが、その極端さがあなたの強みなので、その極端さを生かしていきましょう。
蠍座の太陽が2ハウスにある
2ハウスは、「自分で使える物質や体、価値観、スキルや才能」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の経済状況や収入の得方、資産管理の方法、何にどのような価値を置くのか、どのような才能やスキルがあるのかがわかります。
そんな2ハウスに蠍座の太陽がある人は、2ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、一対一でマネージメントする仕事や組織を変容する仕事、リサーチやマーケティングの仕事などの洞察力を活かすことで人生を輝かせていくことになるでしょう。
2ハウスはその人が何に価値を置くのかを読むハウスでもあるので、物事の表面ではなく、本質や真実に価値をおく姿勢を身に付けていくと、どれだけマイナーな分野であっても財源を生み出すことができるでしょう。
また、それが相手の気持ちを深く読み取る術となり、よい意味で相手をコントロールする能力に繋がり、あなたのやりがいに結びついていきます。
蠍座の太陽が3ハウスにある
3ハウスは、「知能や好奇心、学習、身近な外との交流、短期の旅行、日常会話、発信、メディア、交通、義務教育」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような好奇心をもち、どのように他者とコミュニケーションをとるのか、どのような知識を得るのか、日常的に何に興味をもち行動するのかがわかります。
そんな3ハウスに蠍座の太陽がある人は、3ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、一つの分野に特化して知識を得たり、知性を働かせたりすることで太陽の輝きが増していきます。自分の生涯を捧げられるようなテーマをみつけることで、その分野のスペシャリストになる可能性があります。
考えや知識の偏りが鍵となるので、自分の心に刺さったものをマニアックに追及していくことが大事です。
また、それを自分の中だけに秘めておくのではなく、3ハウスは発信や交流のハウスでもあるので、自分の知識をアウトプットしていく機会をもつようにしていくと、太陽を輝かせていけるでしょう。
蠍座の太陽が4ハウスにある
4ハウスは、「家、家庭環境、拠り所、晩年、ルーツ、土地、地元、活動拠点、農業」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の土台となるもの、家や家庭環境、休息方法、先祖や過去からのつながり、などがわかります。
そんな4ハウスに蠍座の太陽がある人は、4ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、家業や家系や親の仕事、土地や家の深い縁に関わることで、なりたい自分像を構築させます。
また、隠れ家的な環境やプライベートが保たれる環境で、自分らしさを発揮させていくことになります。
身近な人たちとの深い関係性から人生の目的やなりたい自分像を明確にしていくタイプなので、因果的なものやカルマ的なものと関わることもあるかもしれません。
4ハウスは晩年も表すため、人生の終わり際や死と関わることもあります。住居や土地、神聖な場所と深くつながり、心が安らげる場所を提供したり、誰かの深い心の拠り所になったりすることで、自分らしさを見出していくこともあるでしょう。
蠍座の太陽が5ハウスにある
5ハウスは、「愛するものへの態度、恋愛、創造、自己表現、子ども、あそび、趣味、レジャー施設、スポーツ」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人がどのような創造性を持ち自分自身を表現していくのか、どのように他者を愛するのか、自分の思いこみをどのくらい人生に投影できるのかな、などがわかります。
そんな5ハウスに蠍座の太陽がある人は、5ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、マニアックな趣味や集中して創作活動をおこなうことで、人生を楽しむことの大切さを見出していくことになります。作品や趣味など、自分の心から好きだと思うものに没入し、誰に何を言われようとも、その愛を貫くことで自分らしさが出せるようになっていきます。
派手で目立つような表現方法よりも、一部の誰かの心にグサッと刺さるような表現や狂気的な愛を創造していくことが鍵となるでしょう。
5ハウスは「愛するもの、恋愛」などのハウスでもあるので、恋愛アドバイザーや恋愛コンサルタントなど、人と人の深いつながりに関わる仕事や事柄で自分像を目指していく人もいるかもしれません。
蠍座の太陽が6ハウスにある
6ハウスは、「雇用、病気、雑務、修行、訓練、下積み、ペット、奉仕、義務、日々の家事、医療衛生」などのハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が日々生活していく上で必要な労働や職務が何なのか、どのような役割を担うのか、どのような病気や疾患になりやすいか、などがわかります。
そんな6ハウスに蠍座の太陽がある人は、6ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、一つの仕事に没頭できる環境や職種、研究職や専門職などを通して、自分らしさを模索していくことになります。
深く狭い分野や関わりを重視するため、誰もが出入り自由なオープンな職場やマルチタスクを求められる職場よりも、集中して取り組める環境や一つの作業に関わることができる環境に身を置くことが大事です。
どの分野でも「一心同体」や「一蓮托生(いちれんたくしょう)」を大事にすると、その環境で心と心を強く結びつけ、共に一つの目的を目指して様々なことを乗り越えることができるでしょう。
健康維持に積極的に取り組むタイプですが、集中しすぎて休憩を忘れ、過労や職業病、膀胱炎になることもあるかもしれません。女性だと、ストレスが生理不順や婦人科系の疾患に繋がることもあるでしょう。
蠍座の太陽が7ハウスにある
7ハウスは、「他者、パートナーシップ、結婚、契約、ライバル、人間関係、協同」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、無意識に惹かれる相手、他者とどのように関わっていくのか、パートナーシップを組む相手の特徴、事業や商売での共同関係や取引相手、などがわかります。
そんな7ハウスに蠍座の太陽がある人は、7ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、無口でミステリアスな人、一つのことをとことん追求している人、忍耐強い人などの存在を通して、自分らしさを見出していく、なりたい自分像に近づいていくことになるでしょう。
経営者、リーダー的な存在の人、監督、執念深い人、専門分野の人、洞察力の鋭い人との出会いも多く、目の前の人たちとの深い関わりを大切にし、全身全霊のエネルギーを注ぎながら心を開く中で自分を確立させていくことになります。
7ハウスは結婚などの契約などと関わるハウスであるため、婚約や結婚などに関わることや、深く関わる相手と協同で何かを成し遂げることで、太陽の輝きを増すこともできます。
蠍座の太陽が8ハウスにある
8ハウスは、「継承、共有、相続、死、性、損失、悲しみ、マニアックなもの、大企業、税金、保険」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、共有するものを通じて、どのように他者と深い関りを持っていくのか、本人の性行為に対する意識やありよう、どのような専門的な分野と関わるのか、などがわかります。
そんな8ハウスに蠍座の太陽がある人は、8ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、先祖代々のお店や事業、一企業やグループの代々の感性や秘め事を引き継いでいくこと、深い関わりがある人と確固たる信頼関係を築くことで、人生が輝いていきます。組織やグループの中でマニアックな分野を継承していくことで、自分の価値を見出していく人もいるでしょう。ニッチな分野の研究者になることもあります。
8ハウスは「死・性・保険・税金」なども示すため、金融業や保険関係、葬儀場や解剖、医療など生と死が身近にあるような仕事に携わる可能性もあるかもしれません。その世界で、見えない人の心理や見えない動きを認識するような術を身につけ、そこに深く関わっていくことで才能が発揮されるでしょう。
蠍座の太陽が9ハウスにある
9ハウスは、「遠い場所、海外、冒険、旅、専門知識、高等教育、出版、司法、宗教、哲学、予言、占い」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が未知なものとどのように関わるのか、どのような旅をするのか、どのような専門知識を学ぶのか、宗教や予言、お告げなどとの関わり方、などがわかります。
そんな9ハウスに蠍座の太陽がある人は、9ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、哲学的なことや専門的な学問を深く追求することで、なりたい自分像を確立させていくことになります。また、心理的なことや精神性を高めること、マニアックな分野に傾倒し、並々ならぬ集中力で学術を習得していくのもおすすめです。
蠍座は、一体化できることがテーマなので、自分にとっての特別なものを見つけることで情熱的に没頭していくことができ、その事柄や分野と深くつながることで太陽の輝きを増していくことになるでしょう。
9ハウスの旅や海外に関わるので、研究のための旅、マニアックな国や秘境と呼ばれる場所との関わりも多い可能性があります。また、民族の歴史や絆などに興味をもち、それらに深く関わる中で移住するなんてこともあるでしょう。
蠍座の太陽が10ハウスにある
10ハウスは、「社会的肩書、社会的な役割、天職、社会的目標の達成、名誉、地位」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、社会的にどのような顔を持つのか、社会の中でどのような役割や地位を獲得するのか、人生で目指すべきものは何か、天職は何か、などがわかります。
そんな10ハウスに蠍座の太陽がある人は、10ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、一つのことをとことん追求する専門職や研究職、連帯感が必要な仕事を行う中で、社会的地位や肩書を得て、人生を輝かせていくことになるでしょう。
人生の目的(太陽)が、社会的に活躍することや名誉を得ることに向きますが、「深い愛」や「一体化」が大事なので、一人で活躍し名誉を得たりするよりも、他者と共同で行う仕事や組織や企業に入って忠実に働く方が実力もあがり、活躍する場が得られやすくなります。
社会活動の中では「馬力のある人」「近寄りがたい人」「秘密主義な人」という印象を持たれやすいでしょう。
強い信念と決断力が必要な職種が向くため、専門職に就いたり、特攻隊長のような位置よりも戦略を立てる参謀的なポジションについたりする方が、能力が発揮しやすいでしょう。
専門職、研究職、追跡や調査をする仕事、忍耐力や集中力が必要な仕事、カウンセラー、人と人を繋げる仕事、医療関係、社会福祉士、生活相談員、ソーシャルワーカー、コンサルタント、婚活アドバイザーなど、人の人生や一つの物事に深く関わっていくような職種で充実感を得ていくタイプです。
蠍座の太陽が11ハウスにある
11ハウスは、「友人、サークル、コミュニティ、未来計画、人生の希望、副業、社会貢献、支援者、資源」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのようにネットワークに参加していくのか、その人が集団や組織にどのような役割を果たすのか、どのようなサポーターや理解者を得るのか、などがわかります。
そんな11ハウスに蠍座の太陽がある人は、11ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、強い結束力のあるコミュニティやグループに所属する中で、自分らしさを確立させ、その中で忠誠心と洞察力を駆使して、グループの芯の部分を担っていくことになります。
同じ熱量のエネルギーを交換し合える関係やグループで活動することで、本来の能力が発揮できるでしょう。
支援者やサポーターにも恵まれやすいので、一人で活動するよりも団体や組織などに所属する、お互いの深い部分まで共有することができる人たちと共に活動することが大事です。そのグループや組織、ともに活動するメンバーの中で、心のつなぎ役に徹すると自分自身も所属する場所も円滑に目的を達成することができるでしょう。
蠍座の太陽が12ハウスにある
12ハウスは、「見えないもの、隠されたもの、秘密、見えない敵、潜在意識、病院、福祉施設、あの世、疎外感、不安、恐怖、解放、隠遁、犠牲」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような潜在意識が眠っているのか、何を犠牲にするのか、どのような心理的願望や恐怖、不安があるのか、などがわかります。
そんな12ハウスに蠍座の太陽がある人は、12ハウスの場面で一体化できるものを探し、そこに集中することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、奉仕活動や慈善活動を率先してやっていくことや名前や顔を出さない方法(インターネットの世界、芸やメディア、芸術や音楽の世界など)で活動をする中で、究極の愛や内的な解放を意識して活動することで、人生の目的を達成していくことができます。
閉鎖的な場所やあまり人目につかないような場所、福祉施設や病院などでの実際的なサポートや細かな作業が必要な事柄に関わることで、人の本質に触れ内面の成長を果たす人もいるでしょう。
大事なことは、知性や外見だけでなく、目に見えないものや心にも目を向けることです。
3.太陽蠍座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツまとめ
太陽蠍座の性質・性格や特徴のポイントは以下の6つでした。
蠍座は黄道十二宮の八番目のサインということもあり、人や物事に深く入り込み、一体化する中で自分を見出していくサインです。
とても深い愛と執念と忍耐を獲得していく中で、太陽が輝きを増していきます。
ときに依存や執着が太陽の光を妨げてしまうこともあるでしょう。
上手に心の流れを促しながら、自分の一生を捧げられるものと歩んでいきましょう。
西洋占星術では、12サイン、10天体、12ハウス、アスペクトなど、様々な観点があります。太陽星座だけですべての性質を知ることは難しく、「この部分はあるけど、ここは違うな…」というところは、他の天体が関係しているのかもしれません。これらも一緒に調べてみてください!
本サイトでは、太陽星座以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
【月星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【アセンダント】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【水星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【金星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【火星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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12星座の神話をまとめた記事
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蠍座の前後の射手座、天秤座や他の星座も気になる方は、以下もご覧ください。
太陽射手座の性格・特徴を書いた記事
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【太陽星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
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-太陽, 紹介・解説, 蠍座