
2026年7月27日 5:12頃
課題と試練を司る天体、土星が逆行を開始します。
土星は毎年、およそ4か月間の逆行期間を迎えます。「凶星」とも呼ばれる土星ですが、それは単なる恐れの象徴ではなく、私たちに現実と向き合う力を与えてくれる存在でもあります。
逆行中は、その働きがゆるやかになるとも言われていますが、それは「試練が消える」というよりも、一度立ち止まり、見直すための時間が与えられるイメージに近いでしょう。
これまで実直に積み重ねてきたことが、ふと足踏みしているように感じられるかもしれません。けれどその停滞は、決して後退ではなく「整え直すための余白」です。
土星逆行の期間は、これまで背負ってきた責任や、自分自身の在り方を見つめ直し、必要に応じて軌道修正していくための大切な時間です。焦って進もうとせず、いまの自分の足元を丁寧に確かめていきましょう。
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今回の土星逆行のポイントは以下の3つです。
| ブレーキの点検をしよう | 「あなたらしく生きるために」今のブレーキは本当にふさわしいものなのかを、ゆっくりと確かめていきましょう |
| 自然のリズムを取り戻そう | 最初に感じていたやる気や情熱、魂を込めて向き合おうとした意志、心が躍るような感覚に、もう一度目を向けてみてください |
| 虎視眈々と待つ姿勢を身に着けよう | これまでの歩みを振り返り、何が足りなかったのか。なぜ滞りを感じていたのか。そのひとつひとつを丁寧に見つめ、次のステップへとつなげていきましょう |
この記事では、2026年の土星逆行の期間、影響や意味・過ごし方について解説していきます。
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1.2026年の土星逆行の影響や意味
今回の土星逆行期間は、2026年7月27日(牡羊座14度)~2026年12月11日(牡羊座7度)です。
| 順行/逆行 | サイン | |
|---|---|---|
| 2026年7月27日 | 逆行開始 | 牡羊座14度 |
| 2026年12月11日 | 順行に戻る | 牡羊座7度 |
ブレーキの点検をしよう
車にはアクセルとブレーキがあります。アクセルは前へと進む力を生み出し、ブレーキは適切なタイミングで立ち止まるためのものです。どちらか一方だけではなく、その両方があることで、私たちは安全に進み続けることができます。
人生にも同じように、「進む力」と「立ち止まる力」のバランスがあります。土星は、その中でもブレーキや制限を司る天体です。
その存在は単に進みを止めるためのものではなく、目標や目的へと着実に向かうための「軌道」を整え、人生に安定と安心をもたらす、大切な働きを担っています。
車に定期的な車検があるように、土星逆行は「ブレーキを点検する期間」です。
いま、自分の中にあるブレーキは適切に機能しているのか。
かかりすぎて、前に進むことをためらってはいないか。
あるいは、ゆるみすぎて、必要な責任を手放してはいないか。
そんな視点で、丁寧にいまの足元を見つめ直してみましょう。
その気づきは、誰かからの言葉や出来事を通してもたらされることもあれば、ふとした内面の違和感として、浮かび上がってくることもあります。
逆行期間は、およそ4か月。慌てて答えを出そうとする必要はありません。「あなたらしく生きるために」いまのブレーキは本当にふさわしいものなのかを、ゆっくりと確かめていきましょう。
この期間に丁寧な点検ができた人は、順行へと戻ったとき、必要なときにしっかりとブレーキをかけながら、自分の意思で、人生を進めていく力を手にしているはずです。
それぞれのネイタルチャートにおいて、牡羊座が位置しているハウスを確認すると、どの領域でこの見直しが求められているのか、より具体的なヒントが見えてくるでしょう。
自然のリズムを取り戻そう
土星が逆行すると、これまで熱中していたことや、夢中になっていたことに対して、
「これは何のために続けているのだろう」
「ただ前に進むだけでよかったのだろうか」
そのような疑問が湧いてきて、これまで当たり前に向き合っていたものに、少しだけ距離を感じる瞬間もあるかもしれません。
新しく始めたことや、楽しく取り組んでいたことは、最初は自然な流れの中で続けることができるものです。しかし、時間が経つにつれて、それが義務のように感じられたり、「やらなければならない」という思いに変わっていくこともあります。
気づけば、「完成させること」だけに意識が向き、本来のよろこびを置き去りにしたまま、焦るように進もうとしてしまうこともあるでしょう。
今回の土星逆行期間では、そんな状態に一度やさしく距離を置き、自分自身のリズムへと還っていくための時間です。それはまるで「初心にかえる」ような、あの頃のわくわくを、静かに取り戻していく時間となるでしょう。
土星は「時間」を司る天体ですが、その時間は、決して急かすものではありません。
じっくり時間をかけて積み重ねたものだけが、かたちとなって残っていく。
そうやって築かれたものは、揺らぐことのない確かさを持つようになります。それが、土星のもたらす時間です。
この逆行期間には、最初に感じていたやる気や情熱、魂を込めて向き合おうとした意志、心が躍るような感覚に、もう一度目を向けてみてください。そして、その情熱と無理なく向き合えるように、自分の時間の使い方やペースを、やさしく整えていきましょう。
ただこなすのではなく、本気で思いを込めて取り組むとはどういうことなのか。
その答えはきっと、逆行が終わるころ、あなたの中で形になっているはずです。
虎視眈々と待つ姿勢を身に着けよう
2026年8月末から9月中旬にかけて、土星は獅子座にある木星と調和的なつながりを持ちます。この時期は、虎視眈々とこれまで積み重ねてきたことが、実りへと向かいはじめるタイミングです。
「虎視眈々」とは、虎が鋭い目でじっと獲物を見据え、その瞬間を逃さないように機会をうかがう姿を表す言葉です。
晴れて暑い日も、雨で寒い日も。うまくいく日も、いかない日も。
そのすべてを粛々と受け入れながら、焦らずに待ち続けること。それは決して簡単なことではなく、ときに大きな心の鍛錬を伴うものです。
特にこの時期は、火星が土星と相反する配置にあるため、アクセルとブレーキのバランスが取りづらくなります。前に出たいのに出られない。進みたいのに進めない。そのようなもどかしさやストレスを感じる場面もあるでしょう。
けれど、そこで慌てずに立ち止まり、静かに状況を見つめることができる人こそ、訪れたチャンスを確かに手にすることができます。
どのような状況でも物おじせず、適切なときを待つことができる姿勢。
今回の土星逆行は、その「待つ力」を育てていく時間でもあるのです。
待っているあいだには、自分とは異なる考えや価値観を受け入れること。相手と調和しながら過ごすこと。そうした姿勢が、いまの自分に足りないものを補い、新しい視点をもたらしてくれるかもしれません。また、うまくいかない出来事の中にこそ、これからに活きる大切なヒントが隠されていることにも気づくでしょう。
土星からのゆさぶりは、私たちを試すものではなく、精神的な成長へと導くプロセスでもあります。そして、土星が入る牡羊座は、「トライ&エラー」を繰り返しながら前に進んでいくサインです。
逆行期間中は、これまでの歩みを振り返り、何が足りなかったのか。なぜ滞りを感じていたのか。そのひとつひとつを丁寧に見つめ、次のステップへとつなげていきましょう。
2.2026年の土星逆行まとめ
今回の土星逆行のポイントは以下の3つでした。
- ブレーキの点検をしよう
- 自然のリズムを取り戻そう
- 虎視眈々と待つ姿勢を身に着けよう
今回の土星逆行期間は、「自分らしく生きるためのブレーキ」が適切に機能しているかを見直し、最初に抱いた情熱やわくわくを取り戻していく時間です。そして、やりたいことを着実に積み重ねていくための、時間の使い方や、自分に合ったペースを整えていく期間でもあります。
この期間に、そうした見直しと調整を丁寧に重ねることができた人は、土星が順行に戻ったとき、外から吹いてくる新しい風を、自分のタイミングでしっかりと受け取り、現実の中で活かしていく力を手にしているはずです。
土星逆行期間中に大事なことは、自分の体や心と誠実に向き合い、ひとつひとつを確かなものへと育てていくことです。
焦らず、じっくりと、確実に。時間を味方につけながら、いま必要な修正を重ねていきましょう。
きっとその時間が、あなたの糧となり、未来のあなたの自信となって、確かにつながっていくでしょう。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆:Sumie
- 編集:Sumieのマネージャー