2024年4月24日 08:49頃
蠍座(天蝎宮)で満月を迎えます。
今回の満月は、2023年11月13日の蠍座新月から始めたこと、やってきたこと、はじまった人間関係が「完成される」「満たされる」「ゴールに向かう」一か月間となります。
ご自身の生活や人間関係、実践してきたこと、はじめたことなど振り返ってみてください。
私は、このWebサイトやSNSで主な天体の動きの影響を4年以上発信しています。他にも、以下のような経験があります。
- 西洋占星術を用いた鑑定を4年以上実施
- 西洋占星術の講座を製作
- 西洋占星術の勉強会を実施
- 独自の哲学「心の科学」に関する書籍を出版
今回の蠍座満月のポイントは以下の5つです。
好きを素直に追求する | 自分の好きなものを純粋に追求できているか、それが今回の満月の答え合わせになる |
心の独立 | 「自分の感情」に専念することがポイント |
すべてをわかり合えないことに気付く | 大きな壁に激突した人は、変容する大チャンス |
日本にとっての起爆剤に期待 | 未来の技術として宇宙関連の技術で日本に大きな一歩がもたらされることもありそう |
経済が大きく動く | 今までのやり方が通用しなくなるような出来事が起こる |
この記事では、今回の蠍座満月から2週間の影響を解説していきます。
この内容は動画でも解説しています。
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1.2024年の蠍座満月の影響や意味
満月になる時のホロスコープが満月図です。満月図では世相を読むマンデン占星術を使って、社会の動きやテーマを読み解いていきます。ここでは、日本の首都である「東京」で、プラシーダス法を用いてホロスコープを出しています。
今回の満月は2024年4月24日 08:49頃に起こります。以下が今回読み解く満月図です。
今回の満月図の特徴は以下の通りです。
好きを素直に追求する
2023年11月13日の蠍座新月のテーマは「心に忠実に生きる」でした、その半年前の満月のテーマがゴールに向かう今回の満月です。
月は5ハウスにあることから「自己表現・人生への投機」がクローズアップされます。
半年前の新月から自分の心に忠実に生きてきた人は、自分の好きなことを楽しんでいるか、自分らしく振舞えているか確認しましょう。
5ハウスは恋愛や趣味のお部屋でもあるので、好きなモノは好きなど、自分の心に素直になることがポイントです。
誰かに合わせ過ぎている、自分の好きではないモノに時間を費やしている人は、冥王星からの根本的な変容を促されるような事象がやってくるかもしれません。
自分の好きなものを純粋に追求できているか、それが今回の満月の答え合わせになるでしょう。
心の独立
蠍座の大きなテーマに「執着からの独立」というものがあります。それは、他者との関係である場合もあるし、自らの価値観やこだわりなどであることもあります。
蠍座にとっての執着は深い愛の現れでもあるため、そのモノとの共依存関係になりやすく、冥王星がスクエアをとる今回の満月では、その深い愛を手放す勇気が求められる可能性がありそうです。
この満月期間で、相手は変えることができないならば、自分が変容しなければならないと気づくような事柄が待っていることもあるでしょう。
変容するためには、満月にメディエーションをとる蟹座のベスタが示す「自分の感情」に専念することがポイントとなります。
もし、手放さなければならないのが他者や恋愛相手だとしたら、その相手は本当の意味で自分を必要としている人なのか、自分自身も本当にその人の心の中で生きたいのか、安心して生活できるのか考えてみるとよいでしょう。
すべてをわかり合えないことに気付く
私たち人間は、親子であっても大好きなパートナーであっても、すべてをわかり合うことはできません。
この満月では、こんなに信頼していたのに、こんなに深く知っていると思っていたのに、なにもわかり合えていなかったと気づかされるような事柄がやってくるでしょう。
水瓶座にある冥王星は、どこまでいっても人間は「個人・自由意志」という普遍性を投げかけてきます。
どれだけ深い縁であったとしてもだれだけ強く結びついていたとしてもそれぞれ「個」であることを忘れるなということを教えてくれているのかもしれません。
その普遍性を知ることで根本からの見直しが起こり、今回の満月では蠍座の変容が促されるのでしょう。
この満月付近で大きな壁に激突した人は、変容する大チャンスと捉え、もう一度気持ちを立て直して力強く進んでいきましょう。
日本にとっての起爆剤に期待
この満月の少し前の2024年4月21日には、牡牛座で木星と天王星がコンジャンクションします。この配置は、好景気アスペクトであり、新しい技術やその先の発展になるようなものが出てくる可能性があります。
この満月図でも、まだタイトにコンジャンクションしている木星と天王星が、11ハウス側からMCに乗る魚座の火星と土星にセクスタイルを形成しています。
これは、日本にとって大きな起爆剤となる何かがありそうな予感です。
マンデン占星術で読むと、MCは国家権力の場所なので、そこに火星や土星といったマレフィック天体がコンジャンクションしているのは、国を治めるのにかなりの苦労が伴いそうですが、木星と天王星の新しい風が吹き、よい流れになっていくのかもしれません。
火星はアクセルなので、何かしらの最新技術が日本にブーストをかけるのかもしれませんし、土星の安定へと繋がるのかもしれません。
土星魚座期間は、空想や想像の世界などの目に見えない事柄を形作っていくときでもあるので、この近辺でAIを使った芸術や音楽の発展があるかもしれません。
この時点では、ハッキリわからなくても「2024年4月頃から、あれが台頭してきて、世の中変わっていったよね。」という風になるでしょう。
木星と天王星が滞在する11ハウスは「議会、地方自治体、友好国、通貨、未来計画」の部屋でもあるので、地方自治体からの取り組みが国に大きく影響を及ぼすのかもしれませんし、2024年4月15日~20日にはIMF・世界銀行春会合、4月18日にはG20財務大臣・中央銀行総裁会議がワシントンで開かれるため、それで何かしらの共同声明が発表され、この満月までにじわじわと影響を与える可能性もありそうです。
未来の技術として宇宙関連の技術で日本に大きな一歩がもたらされるということもありそうなので、期待したいですね。
経済が大きく動く
月食と日食があってすぐの満月ですが、今回の満月も冥王星が関わっているため、大きく変容しそうな満月期間となりそうです。
月のある5ハウスは「投機やギャンブル」、太陽のある11ハウスは「通貨」、冥王星のある8ハウスは「海外経済、融資、金融支援」などのお部屋であり、お金の軸です。
春分の前日には日本銀行がマイナス金利を解除して大きな転換期を迎えたとされています。そこから約1か月がたち、利上げなども検討され、その数字が発表されるのかもしれません。
通貨に関しても、最近ではビットコインやゴールド、シルバーなどに注目が集まり、ドルでの売り買いではなく別の通貨が利用されている国も増えてきました。
満月にスクエアを形成する冥王星がいる水瓶座3度は反社会性を打ち出す度数なので、今までのドル優勢の状況から変わっていく、今までのやり方が通用しなくなるような出来事が起こるかもしれませんね。
また、3度は絶えず動きながら生産性をもたらす度数なので、海外経済の影響を受けて大きく株価なども安定しない状況が続くかもしれません。
まとめに入る前にもう一度お知らせです。
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2.2024年の蠍座満月のまとめ
今回のさそり座満月のポイントは以下の5つでした。
- 好きを素直に追求する
- 心の独立
- すべては分かり合えない
- 日本にとっての起爆剤に期待
- 経済が大きく動く
今回の満月は、冥王星がスクエアを形成しているものの、満月が起こる蠍座のルーラーは冥王星であるため、冥王星の根本から変える事柄が月が示す我々にとって、よい変容になっていくのではないかと思います。
個人単位でも、変化に関してブレーキを踏むのではなく、勢いよく変化する、手放すことがポイントとなります。
木星と天王星のポジティブなアスペクトもあるので、おもいきって変わっていきたいですね。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆:Sumie
- 編集:Sumieのマネージャー