季節の整え方

春の養生(立春~立夏まで) ~過ごし方、食べ物、運動、ヨガ、季節ならではの不調の整え方~

【季節の養生】春の養生(立春~立夏まで) ~過ごし方、食べ物、運動、ヨガ、季節ならではの不調の整え方~

2月に入り、春が来ると言われてもまだまだ寒い季節です。
2022年は雪も多く、関東の方でも2月は積雪量が多いと予報が出ていました。

冬の間は、エネルギーや栄養を溜めこむために体の活動も制限していました。
春になって暖かくなってくると新陳代謝も活発になるので、体もどんどん動かして蓄えた余分な脂肪や老廃物、有害物質などを流していきましょう。

ここから春の養生(不調の整え方や食事や運動など)についてお伝えしていきます。

春の不調は、冬の過ごし方や食事も関係しているので、春の始まりの頃は「冬の養生の過ごし方や不調の整え方の記事」も参考にして取り入れて不調改善していきましょう。

目次

1.春の養生(過ごし方・食べ物)
2.体の整え方について
3.まとめ



1.春の養生(過ごし方・食べ物)

春の期間は暦上で「立春(2022.02.04)~立夏前日(2022.05.04)」までです。
※文献によって春は春分(3/21)~夏至の前日(6/20)までとなっていることもあります。

ここでは、古代中国から伝わった自然哲学の「陰陽五行思想」に基づいて整え方を紹介していきます。

  • 春は「木」
    自然界は木・火・土・金・水の5つの要素から成り立っていて、「春は木」「夏は火」「4つの季節の変わり目が土」「秋は金」「冬は水」の気(エネルギー)と考えられています。
  • 五行の「木」
    春の象徴で、草木が伸びていく様を表しています。
    体的には、全身に張り巡らされた神経などを司ります
  • 春は「肝」と「胆」
    東洋医学では、内臓全体を六臓六腑という言葉で表しますが、六臓六腑はそれぞれ先ほどの五行にも当てはめられます。
    「木」は枝や幹が曲がったりしながら伸びていくので、神経や血管を通じてエネルギーを四肢の末端まで伸ばし、しなやかな筋肉を動かす「肝」と「胆」が「木」に属します。
    春の時期には「肝」「胆」が衰えやすくなるので、ケアが必要だということです。
  • エネルギーの解放
    冬に溜めこんだ余分な脂肪や老廃物などをどんどん排出していくときです。
    それを担う役割が「肝」
    「肝」は様々な解毒酵素を作り出す人体の工場的役割なのです。
    血液を貯蔵する器官でもあります。
  • 「肝」を助ける
    春の解毒に「肝」が働き過ぎてダメージを受けやすくなります。
    さらに、肝が働き過ぎると本来貯蔵される血液がおさまらずに、活発になり血の流れが乱れやすくなります。
    『頭痛・鼻つまり・のどの痛み・めまい・ふらつき・眼精疲労』など体の上部分に症状が現れるようなるのです。

動き出そう

冬に溜め込んだいらないものを開放していくときです。
冬の間に立てた計画や、やってきたことを世の中に少しずつアピールしていきましょう。

イライラの時期!解消必須

「肝」の機能がうまく働かないとイライラしたり、怒りっぽくなる感情面での変化も起こります。
そんな時は、「肝の経絡」のはじまりである親指をモミモミしましょう。

また、イライラしている人は足の親指が浮いていることが多いので、親指をしっかりと地面につけるように
心がけてみると良いでしょう。

※心がイライラ、ギスギスする時には「心の科学」の記事も参考にしてみてください。

花粉症ケア

花粉症の症状を改善していくためには、冬の養生が必須です。
冬の養生の仕方で症状の出方も違うと言われています。
冬の養生の仕方、食事や運動までをまとめた記事」を参考にしてみてください。

花粉症の鼻水が出てきたときには、腰や肩甲骨にカイロを貼る、肩甲骨周りの運動をするのが大事です。
水のような鼻水は冷えが原因でもあるので、「冷え性改善の為の食事や運動法まとめ」の記事を参考に冷え性改善もしていきましょう。

目のケア

春は目に不調が現れやすくなります
目のけいれんや眼精疲労など違和感を感じたら、目を休ませるようにしましょう。

目は子宮とも深い関連があります。
特に、妊婦さんや妊娠を希望する方は、目はあまり使い過ぎないように
気を付けて下さい!
目の周りのマッサージや眼精疲労を改善するヨガ、食事など取り入れましょう。

※目の疲れを感じた方は、「眼精疲労の改善方法や食事、ツボや運動などについてまとめた記事」もあわせてご覧ください。

オススメ動画

  • 目を癒すヨガ
  • マッサージには「目ヨガ」

食材

春にとりたい食材は、「苦味」「酸味」がキーワード。
苦味の食材は解毒作用に優れ、肝の働きを助けてくれます。
酸味は肝を補う食材です。
筋肉のこわばりや胃の不調がある場合は、甘味のあるものを取り入れて、体を緩めてあげるのも忘れずに!

ポイント

  • 苦味
    ふき
    たけのこ
    たらの芽
    うど
    ニラ
  • 酸味

    レモン
    はっさく
    イチゴ
    酢の物


2.体の整え方について

ここでは、東洋医学の観点から体の整え方をお伝えしていきます。

東洋医学では、陰と陽という重要な概念があり、そのバランスが崩れることで体調が崩れるとされています。
陰陽の関係は体だけでなく、女と男、お腹と背中、裏と表、月と太陽、水と火、夜と昼などあります。
互いに補い合うからこそ、バランスがとれて保っていけるのです。

東洋医学では、陰と陽のバランスを整えるために、ツボとツボを繋ぐ経絡を刺激します。
経絡は目に見えないけれど、重要なエネルギー(気)の通り道なのです。
体の表面だけではなく、内側の内臓器官とも関連しているので、経絡を刺激すれば体調不良を整えることもできると考えられています。

春は「肝」「胆」の働きが弱まったり、強くなりすぎることで「むくみ、頭痛・めまい・のぼせ・のどの痛み・疲れ目・筋肉のこり・首の痛み・イライラ」などの症状が出やすくなります。
体の上部分の症状酸っぱいものが食べたい、口が苦いなど症状があれば「胆」が弱っている可能性があるので、食事や運動など春のケアを取り入れましょう。

おすすめの運動

体全体を曲げたり伸ばしたりすることで、気の巡りを良くしていきます。
体側の筋肉や腱、靭帯をほぐし「肝」や「胆」の経絡の滞りを解消してきます。
体側(わき腹)を伸ばすことで、気持ちもスッキリしますよ。
また、脚の内側を刺激することで、ホルモンバランスを整え、春向きの体つくりをしていきます。
春の時期には目にも負担がかかるので、目の疲労を改善する動きも一緒におこないましょう。

オススメのポーズ

オススメの動画

  • 月礼拝
  • 燃焼系立ちポーズ三選

3.まとめ

春の経絡は足の親指から目までと全身に巡っています。
肩回りや肩甲骨周りを動かすのはもちろんのことですが、股関節や骨盤周り、体側伸ばしも積極的にとりいれて、
全身の気や血の流れを良くしてあげましょう。

全身をスッキリデトックスさせることで、新しい目標や環境に対して積極的に取り組める力が
高まるでしょう。
急に活動的になりすぎると疲労するので、じっくりと春の体にならしていきましょう。

Sumie☽.*·̩͙✩.*

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