アンケート

現在、水星逆行に関するアンケート調査を行っております。(アンケート期間:4/25~5/3)

2024年4月2日から逆行していた水星が4月25日に逆行終了し順行に戻りました。

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(影響がなかった方も、ご回答ください。)

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これまでのアンケート結果は、水星逆行の記事と、金星逆行の記事で公開しています。

季節の整え方

2023年版!冬の養生(立冬~立春まで) ~過ごし方、食べ物、運動、ヨガ、季節ならではの不調の整え方~

2023年版!冬の養生(立冬~立春まで) ~過ごし方、食べ物、運動、ヨガ、季節ならではの不調の整え方~

金木星の香が街を包み、吹く風も肌寒くなってきました。夜に空を見上げると星や月がとても輝いて見えて、いよいよ寒い冬が来るなという感じですね。

冬になると、寒さから体も縮こまり動かさなくなるので、肩こりや腰痛の症状を訴える方も多くなります。

特に、腎を司る冬ですので、冷えや泌尿器系、婦人科系の不調には気を付けていきたいところです。

この時期からは感染症も流行します。免疫力を高める過ごし方や食事を心がけて、ウイルスに負けない体つくりを行っていきましょう!

では、ここから冬の養生(不調の整え方や食事など)についてお伝えしていきます。

ここでは、古代中国から伝わった自然哲学の「陰陽五行思想」に基づいて整え方を紹介していきます。

自然界は木・火・土・金・水の5つの要素から成り立っていて、「春は木」「夏は火」「4つの季節の変わり目が土」「秋は金」「冬は水」の気(エネルギー)と考えられています。

「金」は熱を冷やして万物を凝固し、枯らし養分を地中へ内蔵させる秋を表しています。


1.冬の過ごし方のポイント

冬の期間は、暦上で
立冬(2023.11.08)~立春前日(2024.02.03)までです。

※文献によって冬は冬至(12/22)~春分前日(3/20)までとなっていることもあります。

エネルギーを貯蔵するとき

この時期は、エネルギーを外に発散させるよりも春に芽が出るようにエネルギーを温存するときです。

冬が司る臓器である「腎」は生命活動の源となる精力を貯蔵し、全身に活力を与える器官です。「腎」が弱ると、生命エネルギーが衰え、気力や体力も低下し、元気もやる気もなくなるのです。

無理に活動するのではなく、しっかりと自分の今の状態(生命エネルギー)と向き合いながら休むときはしっかりと休むことが大切です。

自分の体と心の声を聴き、コントロールしていきましょう。

むくみや冷え性に注意

「腎」は「膀胱」「骨」「耳」「骨髄」とも密接な関係にあります。その機能が衰えると、尿の出が悪くなり、体の中の余分な水分が滞りむくみや冷えに繋がります。

体が冷えるということは、死体に一歩近づくことと言われるように、たくさんの不調をもたらすことになります。

この期間は冷えやむくみを改善する食事や運動を取り入れて、ポカポカな体つくりを心がけていきましょう。その他に、この時期は貧血、膀胱炎、下痢、腰痛、神経痛、足腰の衰え、耳鳴りや難聴の症状も出やすいので、注意が必要です。

※冷え性でお悩みの方は「冷え性の原因と改善のための運動から食事までを描いた記事」も併せてご覧ください。

冬は恐れが出やすい!?

この時期は「恐れ」の感情が出やすいときだと言われています。

過去のトラウマや嫌な思い出がムクムクとどこからともなく現れるかもしれません。そんな時は、その「恐れ」を「感謝」にかえてしまうように切り替えていきましょう。

例えば
・その過去があるから今の自分がいること
・そのトラウマがあるから慎重に進んでいけること
・悲しみや痛みがあるから強さや優しさを持てること

その恐れは、もう過去のことだと認識し、その時の自分自身や相手を許すことが大切なのです。

そして、それによって魂が成長できたことに「感謝」を述べることができると、きっとその恐れを手放して進んで行くことが出来るようになるでしょう。

できるだけ太陽にあたる時間をつくる

太陽が顔を出す時間が短くなり、寒さで外にも出ないので、太陽の陽ざしを浴びる時間が極端に減っていきます。

太陽の陽ざしは、交感神経を働かせて気力をアップしてくれます。

日中に交感神経がしっかりと働くからこそ、夜に副交感神経が働いてリラックスできるのです。

足腰だけでも太陽の陽ざしに浴びることで、自律神経のバランスをとり睡眠の質も良くしてくれます。不眠気味の方は特に、意識して太陽の恵みを受けるようにすると良いでしょう。

※睡眠でお悩みの方は「良い眠りにするための基本的な食事や運動方法を書いた記事」を併せてご覧ください。


2.冬の体の整え方

ここでは、東洋医学の観点から体の整え方をお伝えしていきます。

東洋医学では、陰と陽のバランスを整えるために、ツボとツボを繋ぐ経絡を刺激します。経絡は目に見えないけれど、重要なエネルギー(気)の通り道なのです。

体の表面だけではなく、内側の内臓器官とも関連しているので、経絡を刺激すれば体調不良を整えることもできると考えられています。

股関節や骨盤周りをほぐそう

腎と膀胱の経絡は股関節や骨盤周りを通り、全身に渡ります。全身をゆっくりとほぐしながら、肩や腰、背中、お尻などの筋肉のこわばりをほぐしていきましょう。

冷えの改善には筋肉をつけることも大切です。たくさんの数はしなくても良いので、スクワットなどで、大きな筋肉である臀部や太ももを鍛えましょう


3.冬にオススメの食材

冬にとりたい食材は寒さから身を守るため、精をつけるために「黒い食材」「鹹味」がキーワードです。
冷えには人参やかぶ、かぼちゃ、鶏肉、にらなどの体を温めてくれる食材も積極的に取り入れるようにしましょう。

冬にオススメの食材

  • 昆布やわかめ、ひじき、黒ゴマ、きくらげなどの黒い食材
  • ごぼう、大根などの根菜類
  • りんごやみかんで潤いを
  • いわしや牡蠣で栄養補給

二十四節気についてまとめた記事の「冬」の項目」から、各節気の記事をご覧いただくと、この秋の期間を6つに分けて、それぞれにオススメの食材やメニューをもう少し詳しく紹介しています。併せてご覧ください


4.2023年の冬の養生まとめ

冬は、寒さで体がこわばって血流が悪くなります。
寒くてもしっかりと体を動かすように心がけていきましょう。

特に、肩甲骨周りがこわばると免疫力も落ちてくるので、肩甲骨回しは一日に何度も行うと良いでしょう。

風邪っぽいな…
なんだかだるさを感じるな…
という時には、肩甲骨の間にカイロをはったり、ドライヤーで温めたりすると楽になるのでオススメです。

YouTube動画にも燃焼系のプログラムの他に、肩甲骨をほぐすプログラムもあるので、参考にしてみてください。

  • 燃焼系プログラムの例
  • 肩甲骨をほぐすプログラム

風邪知らず、冷え知らずの体つくりを一緒にしていきましょう!!

Sumie☽.*·̩͙✩.*


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