
雑誌やテレビの占いでよく見る○○座に該当するのが太陽星座です。
一般に「獅子座」と呼ぶと、太陽が獅子座にある人という意味で、7月23日~8月22日生まれの方です。(生まれた年・時間や術式によって境界の日にちが異なる場合があります。)
西洋占星術の中でもメインとなる天体である太陽は、人生の目的を果たしているときの自分であるため、「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示します。
あなたの生まれた太陽星座の性質を理解することで、あなたが自分らしく輝く(生きる)ために、どのような個性や才能を発揮すべきなのか、どのように人生を切り開いていけばいいのかを知ることができます。
Sumie
この記事は私が書いています!プロフィール・実績はコチラです。
太陽星座が獅子座の人の性格・性質や特徴の概要をまとめると以下のようになります。
己を出し続けろ | 自らの命を燃やし、自らサンサンと輝くことが何よりも大切 |
王の貫録を身に付けよう | 堂々とした王様の貫録を身に付けている頼れる人に憧れ、自分自身もそうなりたいと願うことが多くなる |
目標は繰り返しから | 自分の情熱を保ち続けるという繰り返しの性質がもっとも発揮される |
やりたいことに携われ | 自分の意志や決定、志しやプライドを大切にする |
人生は自分だけのもの | 「人生を自分だけの舞台」として創り上げているときに自分らしさを感じ、いきいきと行動することができる |
裸の王様になるな | 薄っぺらではない本物の実力を備え、有言実行することが何よりも大事 |
この記事では、太陽星座が獅子座の人の性格・性質や特徴だけでなく、自分らしく輝く・生きるための方向性について詳しく解説していきます。
※ここでの性質や特徴は、アスペクトなどを考慮していないため、各星座の基本的な性質や特徴として捉えてください。(他の天体によるアスペクトによって、細かな性質や特徴は異なります)
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1. 【自信と大胆さが鍵】太陽獅子座の性質・性格や特徴
獅子座のキャッチフレーズは「I will(私は志す)」、不動宮で火のエレメントなので、どしっとした変わらぬ信念をもつサインです。
一つ前の蟹座の安全な仲間や家族ができたことで、「私」という個性が確立し、堂々と自分の内側に湧き上がるものを外に向けて表現しようとするサインです。
そんな獅子座に「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示す太陽が入っている「太陽星座が獅子座の人」は以下のように輝いていきましょう!
己を出し続けろ
太陽が獅子座にある人が自分らしく輝く・生きるために最も大事なことは「自分で輝く」ことです。
太陽系唯一の自分で光を発する恒星である太陽をルーラーにもつ獅子座。その獅子座に太陽をもつあなたが社会で自分らしくいきいきと活動するためには、何よりも己を出し続けなければなりません。
誰かに光を当ててもらい照らしてもらうのではなく、自らの命を燃やし、自らサンサンと輝くことが何よりも大切であり、だからこそ、獅子座は「カリスマ、圧倒的存在感、王者」として君臨できるのです。
何にも臆することなく、自分を堂々とこの世界に出していくこと、唯一の特別な存在になることが太陽獅子座生まれのあなたに求められる資質であり、獲得していく必要がある能力でもあります。
そのためには、己を知らなければいけません。自分は何が得意で、何が好きで、何が苦手で、どうなりたいのか。自分の個性や強みをしっかりプロデュースし、それらを使って社会に盛大にアピールしていくことで、あなたの太陽は誰にも真似できない輝きを放ち始めるでしょう。
王の貫録を身に付けよう
獅子と言えば動物界の百獣の王です。立派なたてがみにどっしりとした強い足、堂々とした佇まいで群れを率います。動物の獅子は雌が群れを作り、子育てをしていますが、縄張りを荒らされそうになったときやピンチときには群れのリーダーである雄に頼り守ってもらいます。
太陽が獅子座にある人は、太陽期である25歳から34歳の間に、そんな獅子のような堂々とした王様の貫録を身に付けている頼れる人に憧れ、自分自身もそうなりたいと願うことが多くなるでしょう。
今まで隅っこでいた人も自分に自信がなくてもじもじしていた人も、自分を堂々と社会に出すための新しい道へと進みたくなります。自信たっぷりな優雅な振る舞いで社会というジャングルを歩き、大切な仲間と場所を守り、最後の砦となることで、自分らしさや自分の輝きを発見していくのです。
最初は大きな自信なんて持てないかもしれません。
それでいいのです。
動物の獅子の雄も生まれながらに堂々としていたわけでも強いわけでもありません。子どものころから過酷な環境に耐え、孤独と戦いながら群れを形成し、自分の庭を荒らすものとは身を挺して戦い、周りの信頼を獲得していきます。
太陽が獅子座生まれのあなたがやるべきことは、自分に自信を少しずつ身に付けていくことです。
そのために、冒険心をもって社会と向き合い成功体験を積み重ねましょう。
小さなことでも周りにアピールして存在を認めてもらいましょう。
自分のことを必ず肯定して褒めてくれる人の存在を見つけ大切にしましょう。
周りを信頼し、誠実に関わりましょう。
全ての人が、自ら炎だけで己を最大限に輝かせることができる性質を備えているわけではありません。しかし、太陽が獅子座で生まれたあなたは、その誰もが羨むような輝きを開花させる素質をもって生まれてきたのです。
自分らしさが迷子になったときは、自分の魂の声に従えているか、自信を構築できるような行動をとれていたか、逃げ腰になっていなかったか、と振り返ってみるとよいでしょう。
王様のカリスマ力はちょっとやそっとでは培うことはできません。自分の中にある魂(情熱・スピリット)が熟成され、その熱い炎が外側に出ることで、人を強く惹きつけるような魅力となります。腐らずあきらめず、地道に自分の中の炎を強くしていきましょう。
目標は繰り返しから
獅子座は不動宮なので、変わらないことが得意なサインです。そのため、太陽が獅子座にあるあなたが人生の目的・目標(太陽)へ向かうための最善の方法は「繰り返す」ことです。
自分の心の中の情熱や意志に焦点を当て、その情熱や意志の炎が消えないように保ち続けることで、目標を目に見える成果へと変えていくことができるようになるでしょう。
獅子座がダンスや演劇、創作活動などクリエイティブな性質と結びつくのは、自分の情熱を保ち続けるという繰り返しの性質がもっとも発揮される分野だからです。ダンスもお芝居も、創作活動も同じ場面や同じ作業を繰り返して練習をする必要があり、同じ内容を同じクオリティで繰り返し外側に出していく必要があります。
自分の情熱や意志の炎を保ち続けるためには、外で吹く風(情報)にさらされないことも大事です。外の風に吹かれないということは、自分だけの殻に閉じこもるということであり、考え方もやり方も変わらないということです。
太陽が獅子座にあるあなたは、他者の意見に流されず自分の想いを大事にし、物事の判断も自分がどう感じるか、自分が納得できるかどうかを大事にしなければいけません。そして、その主観的な判断や行動を自分の責任で遂行し続けることで目的を果たし、自分らしくいきいきと生きていくことができるのです。
やりたいことに携われ
獅子座は焚火の火のようなサインです。自分の中でぱちぱちと楽し気に燃え上がり、その温かい火で周りの人に勇気や温かさを分け与えます。
不平不満が多くなり、自分の中にある炎が立たなくなると、周りの人たちを包み込むこともできなくなり、あなたの太陽(目的や自我)の炎は燻りどんどん消えていきます。
だからこそ太陽獅子座の人は、以下のようなことを人生を輝かす教訓として常に持ち続けなければいけません。
- 自分の中から湧き出る情熱を一番大切にすること
- 楽しいか楽しくないか、やりたいかやりたくないか、を大事にすること
- 他人や世間の意見に左右されない強さを持つこと
自分の意志や決定、志しやプライドを大切にするからこそ、経営者や起業家、舞台や芸術に関わる仕事、監督業やリーダー的な立場に従事する人も多いのかもしれません。
また、獅子座は憧れられる存在になることも大事です。あなたが、好きなことに夢中になりながら、あきらめず夢や理想に立ち向かうことで、周りの人たちを明るく照らし、あなたへの憧れと称賛の眼を作り上げることになるでしょう。
太陽が獅子座で生まれたからには、自分の好きなこと、自分のやりたいこと、自分が夢中になれることに目一杯、関わってくださいね。
人生は自分だけのもの
獅子座は「創造」と関わるサインです。創造とは、人まねではなく、新しいものを自分から作り上げることであり、作り手の創意工夫が必要なものを示します。
太陽は、人生の目的や目標に向かっているときの自分らしさを示すので、太陽が獅子座にある人は「人生を自分だけの舞台」として創り上げているときに自分らしさを感じ、いきいきと行動することができます。
よく啓発本やメンタルヘルス的な本などで「自分の人生は自分が主役」という言葉を目にしますが、これこそ太陽獅子座のあなたに与えられた言葉です。
他者と比較することなく、自分だけのオリジナルの人生を歩むこと、自分で自分の舞台の台本、主役、監督をすることが大事なのです。
あなたが主役であるということは、それに花を添える名わき役や照明さん、音響さん、衣装さんなどたくさんの人があなたの舞台に関わっています。常に主演を張り続けている役者は、ふんぞり返っているのではなく、誰に対しても丁寧で感謝の気持ちと尊敬を忘れないと言います。
自分の人生は自分のものだからこそ、その人生の舞台を支えてくれている人たちを大切にしましょう。そして、自分だけの人生の舞台の花道を堂々と千秋楽まで歩き続けられるように、努力を惜しまないようにしましょう。
裸の王様になるな
太陽が獅子座のあなたは、自分の人生の主役を張り、自分の信念に従い、プライドをもって社会に堂々と関わることで、太陽を輝き続けることができます。
その太陽の輝きはまぶしく、周りがその輝きに崇拝したり、褒めたたえたりすることもあるでしょう。
確かに、太陽の輝きは唯一無二です。しかし、それに胡坐をかいて傲慢になり、自己の承認欲求を満たすためだけにギラギラしているだけでは、誰からも求められなくなります。
獅子座に太陽がある人は、薄っぺらではない本物の実力を備え、有言実行することが何よりも大事です。かっこよくみられたい、周りに慕われたいという思いが強くなりすぎると、虚栄心が働きうわべだけの愚かな中身のない人になります。
童話の裸の王様のように、「見えない服が自分には見える」と見栄をはることで、本当の真実が何かが分からなくなるのです。また、王様の権威に従うものだけをそばにおいていては、修正する人もいなくなります。
大事なことは、自分の弱音や弱みを見せること、失敗やかっこ悪いことも認めること、知らないことは周りに聞くこと、自分のことを退屈させたり邪魔したりする人もそばに置いておくことです。
誰からも慕われる、誠実でごまかしがなく、まっすぐで正しい人を目指していきましょう。
2.獅子座にある太陽とハウスの関係性
西洋占星術では、サインや天体だけでなく、ハウスやアスペクトも重要になり、それぞれ以下のように関係しています。
- 天体
⇒なにが
- サイン
⇒どんなふうに
- ハウス
⇒どの場面で
- アスペクト(天体の組み合わせ)
⇒どうなる
ここからは、獅子座にある太陽がどのハウスに入っているかで、獅子座にある太陽の性質がどの場面で発揮されるか解説していきます。
獅子座の太陽が1ハウスにある
1ハウスは、「物事の始め方と動機、容姿、無意識に出てくる性格、外に出す自分」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の外見や顔立ち、体型、体質、出生時の状況、初対面の人やはじめての事柄にであったときに、無意識に出てくる性格がどのようなものであるかがわかります。
そんな1ハウスに獅子座の太陽がある人は、1ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。そのため、太陽のように輝くために、自分の中から湧き出てくる情熱を大切にすることが最も大事になります。
Ascのサインの性質のほかに、「堂々としている人」「オーラがある人」「頼りになる人」という第一印象をもたれやすくなります。
太陽は「人生の目的を果たしているときの私らしさ」です。獅子座は「自己表現すること」がテーマなので、自分のやりたいことや好きなことをそのままストレートに取り組むことで、自分らしさを感じることができるでしょう。
どのようなことも、他者や社会に合わせるのではなく、自分がやりたりかやりたくないか、楽しいか楽しくないかで判断することを意識して活動すると、晴天の太陽のようにサンサンと輝くことができます。
獅子座の太陽が2ハウスにある
2ハウスは、「自分で使える物質や体、価値観、スキルや才能」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の経済状況や収入の得方、資産管理の方法、何にどのような価値を置くのか、どのような才能やスキルがあるのかがわかります。
そんな2ハウスに獅子座の太陽がある人は、2ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、エンターテインメント業界やレジャー業界、広告業界などの華やかな仕事を通して財を生み出すことで、人生を輝かせていくことになるでしょう。
2ハウスは才能やスキルの部屋なので、ここに獅子座の太陽がある人は、「自分」というスキルをそのまま生かすことが大事です。楽しくなるような派手なものや豪華なものと関わるのもよいかもしれません。
質素な生活や身なりをしているよりも、派手で豪華な方が、魅力がアップするタイプなので、「私です」と主張できる物や身なりを意識して取り入れると、さらに輝きが増して、あなたに惹かれる人が増えるでしょう。
獅子座の太陽が3ハウスにある
3ハウスは、「知能や好奇心、学習、身近な外との交流、短期の旅行、日常会話、発信、メディア、交通、義務教育」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような好奇心をもち、どのように他者とコミュニケーションをとるのか、どのような知識を得るのか、日常的に何に興味をもち行動するのかがわかります。
そんな3ハウスに獅子座の太陽がある人は、3ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、インパクトのある言葉や表現方法で、自分の考えに自信をもって自己主張していくことで太陽の輝きが増していきます。言葉でなくても芸術やダンスなど、自己表現できる場が大事です。
理論的な言葉よりも情熱重視タイプなので、自分の好きなことや自分が信頼できるものを熱く語るような仕事や事柄に関わるとよいでしょう。
大事なことは湧き出る情熱です。学習や交流も、必ず自分が情熱を注げるものを重視して選ぶようにすると、もともと持っている持続力も発揮され、楽しんで活動することができるでしょう。
獅子座の太陽が4ハウスにある
4ハウスは、「家、家庭環境、拠り所、晩年、ルーツ、土地、地元、活動拠点、農業」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の土台となるもの、家や家庭環境、休息方法、先祖や過去からのつながり、などがわかります。
そんな4ハウスに獅子座の太陽がある人は、4ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、クリエイティブな家業や家系や親の意志を継ぎ、なりたい自分像を構築させる、明るく前向きで、自己を承認してくれるような家庭環境や職場環境で、自分らしさを発揮させることができるでしょう。
自分がちやほやされ、大切にされていることが土台となるので、自分のことを否定しない家族や環境を構築するのが大事になります。
獅子座は「志し」を大切にするサインなので、その家族や仲間の中で「ある特定の目標や目的」「同じ方向性」「信念」を構築すると、より仲間意識もアップし、その中で自信をもって活動することができるでしょう。
獅子座の太陽が5ハウスにある
5ハウスは、「愛するものへの態度、恋愛、創造、自己表現、子ども、あそび、趣味、レジャー施設、スポーツ」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人がどのような創造性を持ち自分自身を表現していくのか、どのように他者を愛するのか、自分の思いこみをどのくらい人生に投影できるのかな、などがわかります。
そんな5ハウスに獅子座の太陽がある人は、5ハウスの場面でやりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、自分で何かを創り出し、世の中に出すことで人生を楽しむことの大切さを見出していくことになります。
獅子座は自己表現が大事なサインであるため、芝居をする、脚本を書く、ダンスをする、キャストになるなど、エンタメ業界と積極的に携わることでも、いきいきと自分らしく輝くことができるでしょう。
自分が“愛するもの”に全力を注げるタイプなので、自分自身、子ども、趣味など、自分の愛するものをしっかりと把握しておくことが、いきいきと活動できるヒントになります。自分が「好き」と思えるものに対して、情熱的でドラマチックに関わることができる姿勢を培っていくとよいでしょう。
獅子座の太陽が6ハウスにある
6ハウスは、「雇用、病気、雑務、修行、訓練、下積み、ペット、奉仕、義務、日々の家事、医療衛生」などのハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が日々生活していく上で必要な労働や職務が何なのか、どのような役割を担うのか、どのような病気や疾患になりやすいか、などがわかります。
そんな6ハウスに獅子座の太陽がある人は、6ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、自分を承認してくれる職場環境、自分のアイデアを生かして創造できる職種、人前に立つ仕事を通して、自分らしさを模索していくことになります。
獅子座は「承認されること」が大事なので、お客さんの笑顔や喜ぶ顔を直接見ることができる、感謝や喜びを直接受けることができる場所の方が、力が発揮しやすいでしょう。
芸術、芸能関係などのエンタメ業界などの派手な業種に適性がありますが、手順がマニュアル化されたルーティーンワークにも適性があるので、同じ作業や根気強く続けられる作業をするような職種でも、自分らしく取り組めます。
どの分野でも「自分がやりたい」を大事にすると、より情熱を注いで活動することができるので、誰かにやらされている環境は避ける方がよいかもしれません。
健康維持に積極的に取り組むタイプですが、ストレスや疲れがたまると、心臓や動脈、背中に負担がかかってくるので、ルーティーンワークが得意な部分を生かして、運動の習慣を生活の中に取り入れるようにしておきましょう。
獅子座の太陽が7ハウスにある
7ハウスは、「他者、パートナーシップ、結婚、契約、ライバル、人間関係、協同」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、無意識に惹かれる相手、他者とどのように関わっていくのか、パートナーシップを組む相手の特徴、事業や商売での共同関係や取引相手、などがわかります。
そんな7ハウスに獅子座の太陽がある人は、7ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、華やかで存在感のある人やプライドの高い人、アーティステックな人などの存在を通して、自分らしさを見出していく、なりたい自分像に近づいていくことになるでしょう。
経営者、リーダー的な存在の人、監督、自分語りが多い人、承認欲求が強い人との出会いも多く、その人たちと信頼関係を作り、お互いの特別な個性を尊重する中で、自分との違いを認識し、私らしさを確立させていきます。
身近な人たちとの関わりを大切にし、自分を輝かせることや自分だけの舞台(人生)を楽しむことを学ぶことで、太陽は輝きを増し、他者とも関わりやすくなるでしょう。
獅子座の太陽が8ハウスにある
8ハウスは、「継承、共有、相続、死、性、損失、悲しみ、マニアックなもの、大企業、税金、保険」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、共有するものを通じて、どのように他者と深い関りを持っていくのか、本人の性行為に対する意識やありよう、どのような専門的な分野と関わるのか、などがわかります。
そんな8ハウスに獅子座の太陽がある人は、8ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、先祖代々のお店や事業、一企業やグループの代々の強い意志や信念を引き継いでいくこと、深い関わりがある人とお互いに尊敬し合えるような関係を作ること、お互いの尊厳(自分らしさ)を守ることで、人生が輝いていきます。
創造性の高い企業や組織のノウハウを受け継いだり、主体性や独自性がある人と関わったりする中で、自分の才能や価値を見出していく人もいるでしょう。
8ハウスは「死・性・保険・税金」なども示すため、金融業や保険関係、葬儀場や解剖、医療など生と死が身近にあるような仕事や、それらを自分らしく表現する分野に携わる可能性もあるかもしれません。
獅子座の太陽が9ハウスにある
9ハウスは、「遠い場所、海外、冒険、旅、専門知識、高等教育、出版、司法、宗教、哲学、予言、占い」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が未知なものとどのように関わるのか、どのような旅をするのか、どのような専門知識を学ぶのか、宗教や予言、お告げなどとの関わり方、などがわかります。
そんな9ハウスに獅子座の太陽がある人は、9ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、自分らしさや創造力を掻き立てられるような思想や知識、場所と関わることで、なりたい自分像を確立させていくことになります。
獅子座は不動宮なので、自分の情熱が向けば長く続けることができるため、探求や研究にも向いています。未知の場所への適性も高いので、まだ見ぬ場所へ行くことや知的な探求をすることが、自分らしさや自分自身の価値を確信するきっかけになる可能性もあるでしょう。
9ハウスの旅や海外に関わることも多く、その国の首都や観光地との縁が多いかもしれません。こぢんまりと人生をまとめるのではなく、慣れ親しんだ場所から飛び出るワイルドさを持つことが大きな鍵となります。
獅子座の太陽が10ハウスにある
10ハウスは、「社会的肩書、社会的な役割、天職、社会的目標の達成、名誉、地位」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、社会的にどのような顔を持つのか、社会の中でどのような役割や地位を獲得するのか、人生で目指すべきものは何か、天職は何か、などがわかります。
そんな10ハウスに獅子座の太陽がある人は、10ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、自分らしさが発揮でき、楽しいと思える社会活動を行う中で社会的地位や肩書を得て、人生を輝かせていくことになるでしょう。
人生の目的(太陽)が、社会的に活躍することや名誉を得ることに向きますが、「楽しいか、楽しくないか」「やりたいか、やりたくないか」が人生の充実感に欠かせない要素なので、自分にしかできない仕事やいきいきと楽しめる活動を選ぶことが大事です。社会活動の中では「頼りになる人」「自己アピールが強い人」「目立つ人」という印象を持たれやすくなります。
エンタメ業界、レジャー産業、イベント業界、クリエイティブな仕事、リーダー職、子どもに関わる仕事、宣伝や広報など華やかな仕事や目立つ立場、リーダーシップを発揮できるような立場を獲得することで、充実感を得やすいでしょう。
獅子座の太陽が11ハウスにある
11ハウスは、「友人、サークル、コミュニティ、未来計画、人生の希望、副業、社会貢献、支援者、資源」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのようにネットワークに参加していくのか、その人が集団や組織にどのような役割を果たすのか、どのようなサポーターや理解者を得るのか、などがわかります。
そんな11ハウスに獅子座の太陽がある人は、11ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、遊び心のあるコミュニティやグループに所属する中で、自分らしさを確立させ、その中でリーダー的な役割を担っていくことになるでしょう。
それぞれの個人が輝き、自分らしく創造性を発揮できる場所で信頼できる仲間と協力しながら共に輝けるような活動をすることで、自信を身に着け自分らしさを獲得していくことになります。
支援者やサポーターにも恵まれやすいので、一人で活動するよりも団体や組織などに所属する、クリエイティブな人たちと活動するといきいきと過ごせるでしょう。クリエイティブな人たちをあなたの強い太陽の光で照らす役になることもあるかもしれません。
獅子座の太陽が12ハウスにある
12ハウスは、「見えないもの、隠されたもの、秘密、見えない敵、潜在意識、病院、福祉施設、あの世、疎外感、不安、恐怖、解放、隠遁、犠牲」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような潜在意識が眠っているのか、何を犠牲にするのか、どのような心理的願望や恐怖、不安があるのか、などがわかります。
そんな12ハウスに獅子座の太陽がある人は、12ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、奉仕活動や慈善活動を率先してやっていくこと、名前や顔を出さない方法(インターネットの世界、芸やメディア、芸術や音楽の世界など)で感動や癒しを与えるような活動を意識することで、人生の目的を達成していくことができます。
自己主張が表に出しづらい配置ではありますが、内省の時間がクリエイティブな発想を生み出すヒントになります。そのヒントをもとに、承認を求めすぎず奉仕する意識で創造的な活動をすることで、少しずつ自分らしさを獲得していくことになるでしょう。
獅子座は目立ってなんぼ!というイメージがありますが、閉鎖的な場所やあまり人目につかないような場所、自分自身を前面に出さない活動が逆に、自分らしさを輝かせることになるでしょう。
3.太陽獅子座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツまとめ
太陽獅子座の性質・性格や特徴のポイントは以下の6つでした。
- 己を出し続けろ
- 王の貫録を身に付けよう
- 目標は繰り返しから
- やりたいことに携われ
- 人生は自分だけのもの
- 裸の王様になるな
獅子座は黄道十二宮の五番目のサインであり、自分だけや身内だけに完結することなく、その外側に勇気を出して関わっていくサインです。
まだ幼く、その関りは主体的で自分勝手ではありますが、外を意識して自分を押しだしていく必要があるのです。
そのような勇気と行動力が自信を作り上げ、唯一無二の存在になっていくのでしょう。
西洋占星術では、12サイン、10天体、12ハウス、アスペクトなど、様々な観点があります。太陽星座だけですべての性質を知ることは難しく、「この部分はあるけど、ここは違うな…」というところは、他の天体が関係しているのかもしれません。これらも一緒に調べてみてください。
本サイトでは、太陽星座以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
獅子座の前後の乙女座、蟹座や他の星座も気になる方は、以下もご覧ください。
星座別の特徴
【自信と大胆さが鍵】太陽獅子座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツ
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【星読みウェビナー】土星先生と手を繋ごう!厳しい課題をチャンスに変えるコツ
第一部:動画視聴
第二部:5月10日(土)、18日(日)、23日(金)
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雑誌やテレビの占いでよく見る○○座に該当するのが太陽星座です。
一般に「獅子座」と呼ぶと、太陽が獅子座にある人という意味で、7月23日~8月22日生まれの方です。(生まれた年・時間や術式によって境界の日にちが異なる場合があります。)
西洋占星術の中でもメインとなる天体である太陽は、人生の目的を果たしているときの自分であるため、「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示します。
あなたの生まれた太陽星座の性質を理解することで、あなたが自分らしく輝く(生きる)ために、どのような個性や才能を発揮すべきなのか、どのように人生を切り開いていけばいいのかを知ることができます。
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太陽星座が獅子座の人の性格・性質や特徴の概要をまとめると以下のようになります。
この記事では、太陽星座が獅子座の人の性格・性質や特徴だけでなく、自分らしく輝く・生きるための方向性について詳しく解説していきます。
※ここでの性質や特徴は、アスペクトなどを考慮していないため、各星座の基本的な性質や特徴として捉えてください。(他の天体によるアスペクトによって、細かな性質や特徴は異なります)
もくじ
本題に入る前にお知らせです。
あなたも星占いを勉強してみませんか?
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1. 【自信と大胆さが鍵】太陽獅子座の性質・性格や特徴
獅子座のキャッチフレーズは「I will(私は志す)」、不動宮で火のエレメントなので、どしっとした変わらぬ信念をもつサインです。
一つ前の蟹座の安全な仲間や家族ができたことで、「私」という個性が確立し、堂々と自分の内側に湧き上がるものを外に向けて表現しようとするサインです。
そんな獅子座に「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示す太陽が入っている「太陽星座が獅子座の人」は以下のように輝いていきましょう!
己を出し続けろ
太陽が獅子座にある人が自分らしく輝く・生きるために最も大事なことは「自分で輝く」ことです。
太陽系唯一の自分で光を発する恒星である太陽をルーラーにもつ獅子座。その獅子座に太陽をもつあなたが社会で自分らしくいきいきと活動するためには、何よりも己を出し続けなければなりません。
誰かに光を当ててもらい照らしてもらうのではなく、自らの命を燃やし、自らサンサンと輝くことが何よりも大切であり、だからこそ、獅子座は「カリスマ、圧倒的存在感、王者」として君臨できるのです。
何にも臆することなく、自分を堂々とこの世界に出していくこと、唯一の特別な存在になることが太陽獅子座生まれのあなたに求められる資質であり、獲得していく必要がある能力でもあります。
そのためには、己を知らなければいけません。自分は何が得意で、何が好きで、何が苦手で、どうなりたいのか。自分の個性や強みをしっかりプロデュースし、それらを使って社会に盛大にアピールしていくことで、あなたの太陽は誰にも真似できない輝きを放ち始めるでしょう。
王の貫録を身に付けよう
獅子と言えば動物界の百獣の王です。立派なたてがみにどっしりとした強い足、堂々とした佇まいで群れを率います。動物の獅子は雌が群れを作り、子育てをしていますが、縄張りを荒らされそうになったときやピンチときには群れのリーダーである雄に頼り守ってもらいます。
太陽が獅子座にある人は、太陽期である25歳から34歳の間に、そんな獅子のような堂々とした王様の貫録を身に付けている頼れる人に憧れ、自分自身もそうなりたいと願うことが多くなるでしょう。
今まで隅っこでいた人も自分に自信がなくてもじもじしていた人も、自分を堂々と社会に出すための新しい道へと進みたくなります。自信たっぷりな優雅な振る舞いで社会というジャングルを歩き、大切な仲間と場所を守り、最後の砦となることで、自分らしさや自分の輝きを発見していくのです。
最初は大きな自信なんて持てないかもしれません。
それでいいのです。
動物の獅子の雄も生まれながらに堂々としていたわけでも強いわけでもありません。子どものころから過酷な環境に耐え、孤独と戦いながら群れを形成し、自分の庭を荒らすものとは身を挺して戦い、周りの信頼を獲得していきます。
太陽が獅子座生まれのあなたがやるべきことは、自分に自信を少しずつ身に付けていくことです。
そのために、冒険心をもって社会と向き合い成功体験を積み重ねましょう。
小さなことでも周りにアピールして存在を認めてもらいましょう。
自分のことを必ず肯定して褒めてくれる人の存在を見つけ大切にしましょう。
周りを信頼し、誠実に関わりましょう。
全ての人が、自ら炎だけで己を最大限に輝かせることができる性質を備えているわけではありません。しかし、太陽が獅子座で生まれたあなたは、その誰もが羨むような輝きを開花させる素質をもって生まれてきたのです。
自分らしさが迷子になったときは、自分の魂の声に従えているか、自信を構築できるような行動をとれていたか、逃げ腰になっていなかったか、と振り返ってみるとよいでしょう。
王様のカリスマ力はちょっとやそっとでは培うことはできません。自分の中にある魂(情熱・スピリット)が熟成され、その熱い炎が外側に出ることで、人を強く惹きつけるような魅力となります。腐らずあきらめず、地道に自分の中の炎を強くしていきましょう。
目標は繰り返しから
獅子座は不動宮なので、変わらないことが得意なサインです。そのため、太陽が獅子座にあるあなたが人生の目的・目標(太陽)へ向かうための最善の方法は「繰り返す」ことです。
自分の心の中の情熱や意志に焦点を当て、その情熱や意志の炎が消えないように保ち続けることで、目標を目に見える成果へと変えていくことができるようになるでしょう。
獅子座がダンスや演劇、創作活動などクリエイティブな性質と結びつくのは、自分の情熱を保ち続けるという繰り返しの性質がもっとも発揮される分野だからです。ダンスもお芝居も、創作活動も同じ場面や同じ作業を繰り返して練習をする必要があり、同じ内容を同じクオリティで繰り返し外側に出していく必要があります。
自分の情熱や意志の炎を保ち続けるためには、外で吹く風(情報)にさらされないことも大事です。外の風に吹かれないということは、自分だけの殻に閉じこもるということであり、考え方もやり方も変わらないということです。
太陽が獅子座にあるあなたは、他者の意見に流されず自分の想いを大事にし、物事の判断も自分がどう感じるか、自分が納得できるかどうかを大事にしなければいけません。そして、その主観的な判断や行動を自分の責任で遂行し続けることで目的を果たし、自分らしくいきいきと生きていくことができるのです。
やりたいことに携われ
獅子座は焚火の火のようなサインです。自分の中でぱちぱちと楽し気に燃え上がり、その温かい火で周りの人に勇気や温かさを分け与えます。
不平不満が多くなり、自分の中にある炎が立たなくなると、周りの人たちを包み込むこともできなくなり、あなたの太陽(目的や自我)の炎は燻りどんどん消えていきます。
だからこそ太陽獅子座の人は、以下のようなことを人生を輝かす教訓として常に持ち続けなければいけません。
自分の意志や決定、志しやプライドを大切にするからこそ、経営者や起業家、舞台や芸術に関わる仕事、監督業やリーダー的な立場に従事する人も多いのかもしれません。
また、獅子座は憧れられる存在になることも大事です。あなたが、好きなことに夢中になりながら、あきらめず夢や理想に立ち向かうことで、周りの人たちを明るく照らし、あなたへの憧れと称賛の眼を作り上げることになるでしょう。
太陽が獅子座で生まれたからには、自分の好きなこと、自分のやりたいこと、自分が夢中になれることに目一杯、関わってくださいね。
人生は自分だけのもの
獅子座は「創造」と関わるサインです。創造とは、人まねではなく、新しいものを自分から作り上げることであり、作り手の創意工夫が必要なものを示します。
太陽は、人生の目的や目標に向かっているときの自分らしさを示すので、太陽が獅子座にある人は「人生を自分だけの舞台」として創り上げているときに自分らしさを感じ、いきいきと行動することができます。
よく啓発本やメンタルヘルス的な本などで「自分の人生は自分が主役」という言葉を目にしますが、これこそ太陽獅子座のあなたに与えられた言葉です。
他者と比較することなく、自分だけのオリジナルの人生を歩むこと、自分で自分の舞台の台本、主役、監督をすることが大事なのです。
あなたが主役であるということは、それに花を添える名わき役や照明さん、音響さん、衣装さんなどたくさんの人があなたの舞台に関わっています。常に主演を張り続けている役者は、ふんぞり返っているのではなく、誰に対しても丁寧で感謝の気持ちと尊敬を忘れないと言います。
自分の人生は自分のものだからこそ、その人生の舞台を支えてくれている人たちを大切にしましょう。そして、自分だけの人生の舞台の花道を堂々と千秋楽まで歩き続けられるように、努力を惜しまないようにしましょう。
裸の王様になるな
太陽が獅子座のあなたは、自分の人生の主役を張り、自分の信念に従い、プライドをもって社会に堂々と関わることで、太陽を輝き続けることができます。
その太陽の輝きはまぶしく、周りがその輝きに崇拝したり、褒めたたえたりすることもあるでしょう。
確かに、太陽の輝きは唯一無二です。しかし、それに胡坐をかいて傲慢になり、自己の承認欲求を満たすためだけにギラギラしているだけでは、誰からも求められなくなります。
獅子座に太陽がある人は、薄っぺらではない本物の実力を備え、有言実行することが何よりも大事です。かっこよくみられたい、周りに慕われたいという思いが強くなりすぎると、虚栄心が働きうわべだけの愚かな中身のない人になります。
童話の裸の王様のように、「見えない服が自分には見える」と見栄をはることで、本当の真実が何かが分からなくなるのです。また、王様の権威に従うものだけをそばにおいていては、修正する人もいなくなります。
大事なことは、自分の弱音や弱みを見せること、失敗やかっこ悪いことも認めること、知らないことは周りに聞くこと、自分のことを退屈させたり邪魔したりする人もそばに置いておくことです。
誰からも慕われる、誠実でごまかしがなく、まっすぐで正しい人を目指していきましょう。
2.獅子座にある太陽とハウスの関係性
西洋占星術では、サインや天体だけでなく、ハウスやアスペクトも重要になり、それぞれ以下のように関係しています。
⇒なにが
⇒どんなふうに
⇒どの場面で
⇒どうなる
ここからは、獅子座にある太陽がどのハウスに入っているかで、獅子座にある太陽の性質がどの場面で発揮されるか解説していきます。
獅子座の太陽が1ハウスにある
1ハウスは、「物事の始め方と動機、容姿、無意識に出てくる性格、外に出す自分」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の外見や顔立ち、体型、体質、出生時の状況、初対面の人やはじめての事柄にであったときに、無意識に出てくる性格がどのようなものであるかがわかります。
そんな1ハウスに獅子座の太陽がある人は、1ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。そのため、太陽のように輝くために、自分の中から湧き出てくる情熱を大切にすることが最も大事になります。
Ascのサインの性質のほかに、「堂々としている人」「オーラがある人」「頼りになる人」という第一印象をもたれやすくなります。
太陽は「人生の目的を果たしているときの私らしさ」です。獅子座は「自己表現すること」がテーマなので、自分のやりたいことや好きなことをそのままストレートに取り組むことで、自分らしさを感じることができるでしょう。
どのようなことも、他者や社会に合わせるのではなく、自分がやりたりかやりたくないか、楽しいか楽しくないかで判断することを意識して活動すると、晴天の太陽のようにサンサンと輝くことができます。
獅子座の太陽が2ハウスにある
2ハウスは、「自分で使える物質や体、価値観、スキルや才能」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の経済状況や収入の得方、資産管理の方法、何にどのような価値を置くのか、どのような才能やスキルがあるのかがわかります。
そんな2ハウスに獅子座の太陽がある人は、2ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、エンターテインメント業界やレジャー業界、広告業界などの華やかな仕事を通して財を生み出すことで、人生を輝かせていくことになるでしょう。
2ハウスは才能やスキルの部屋なので、ここに獅子座の太陽がある人は、「自分」というスキルをそのまま生かすことが大事です。楽しくなるような派手なものや豪華なものと関わるのもよいかもしれません。
質素な生活や身なりをしているよりも、派手で豪華な方が、魅力がアップするタイプなので、「私です」と主張できる物や身なりを意識して取り入れると、さらに輝きが増して、あなたに惹かれる人が増えるでしょう。
獅子座の太陽が3ハウスにある
3ハウスは、「知能や好奇心、学習、身近な外との交流、短期の旅行、日常会話、発信、メディア、交通、義務教育」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような好奇心をもち、どのように他者とコミュニケーションをとるのか、どのような知識を得るのか、日常的に何に興味をもち行動するのかがわかります。
そんな3ハウスに獅子座の太陽がある人は、3ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、インパクトのある言葉や表現方法で、自分の考えに自信をもって自己主張していくことで太陽の輝きが増していきます。言葉でなくても芸術やダンスなど、自己表現できる場が大事です。
理論的な言葉よりも情熱重視タイプなので、自分の好きなことや自分が信頼できるものを熱く語るような仕事や事柄に関わるとよいでしょう。
大事なことは湧き出る情熱です。学習や交流も、必ず自分が情熱を注げるものを重視して選ぶようにすると、もともと持っている持続力も発揮され、楽しんで活動することができるでしょう。
獅子座の太陽が4ハウスにある
4ハウスは、「家、家庭環境、拠り所、晩年、ルーツ、土地、地元、活動拠点、農業」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の土台となるもの、家や家庭環境、休息方法、先祖や過去からのつながり、などがわかります。
そんな4ハウスに獅子座の太陽がある人は、4ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、クリエイティブな家業や家系や親の意志を継ぎ、なりたい自分像を構築させる、明るく前向きで、自己を承認してくれるような家庭環境や職場環境で、自分らしさを発揮させることができるでしょう。
自分がちやほやされ、大切にされていることが土台となるので、自分のことを否定しない家族や環境を構築するのが大事になります。
獅子座は「志し」を大切にするサインなので、その家族や仲間の中で「ある特定の目標や目的」「同じ方向性」「信念」を構築すると、より仲間意識もアップし、その中で自信をもって活動することができるでしょう。
獅子座の太陽が5ハウスにある
5ハウスは、「愛するものへの態度、恋愛、創造、自己表現、子ども、あそび、趣味、レジャー施設、スポーツ」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人がどのような創造性を持ち自分自身を表現していくのか、どのように他者を愛するのか、自分の思いこみをどのくらい人生に投影できるのかな、などがわかります。
そんな5ハウスに獅子座の太陽がある人は、5ハウスの場面でやりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、自分で何かを創り出し、世の中に出すことで人生を楽しむことの大切さを見出していくことになります。
獅子座は自己表現が大事なサインであるため、芝居をする、脚本を書く、ダンスをする、キャストになるなど、エンタメ業界と積極的に携わることでも、いきいきと自分らしく輝くことができるでしょう。
自分が“愛するもの”に全力を注げるタイプなので、自分自身、子ども、趣味など、自分の愛するものをしっかりと把握しておくことが、いきいきと活動できるヒントになります。自分が「好き」と思えるものに対して、情熱的でドラマチックに関わることができる姿勢を培っていくとよいでしょう。
獅子座の太陽が6ハウスにある
6ハウスは、「雇用、病気、雑務、修行、訓練、下積み、ペット、奉仕、義務、日々の家事、医療衛生」などのハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が日々生活していく上で必要な労働や職務が何なのか、どのような役割を担うのか、どのような病気や疾患になりやすいか、などがわかります。
そんな6ハウスに獅子座の太陽がある人は、6ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、自分を承認してくれる職場環境、自分のアイデアを生かして創造できる職種、人前に立つ仕事を通して、自分らしさを模索していくことになります。
獅子座は「承認されること」が大事なので、お客さんの笑顔や喜ぶ顔を直接見ることができる、感謝や喜びを直接受けることができる場所の方が、力が発揮しやすいでしょう。
芸術、芸能関係などのエンタメ業界などの派手な業種に適性がありますが、手順がマニュアル化されたルーティーンワークにも適性があるので、同じ作業や根気強く続けられる作業をするような職種でも、自分らしく取り組めます。
どの分野でも「自分がやりたい」を大事にすると、より情熱を注いで活動することができるので、誰かにやらされている環境は避ける方がよいかもしれません。
健康維持に積極的に取り組むタイプですが、ストレスや疲れがたまると、心臓や動脈、背中に負担がかかってくるので、ルーティーンワークが得意な部分を生かして、運動の習慣を生活の中に取り入れるようにしておきましょう。
獅子座の太陽が7ハウスにある
7ハウスは、「他者、パートナーシップ、結婚、契約、ライバル、人間関係、協同」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、無意識に惹かれる相手、他者とどのように関わっていくのか、パートナーシップを組む相手の特徴、事業や商売での共同関係や取引相手、などがわかります。
そんな7ハウスに獅子座の太陽がある人は、7ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、華やかで存在感のある人やプライドの高い人、アーティステックな人などの存在を通して、自分らしさを見出していく、なりたい自分像に近づいていくことになるでしょう。
経営者、リーダー的な存在の人、監督、自分語りが多い人、承認欲求が強い人との出会いも多く、その人たちと信頼関係を作り、お互いの特別な個性を尊重する中で、自分との違いを認識し、私らしさを確立させていきます。
身近な人たちとの関わりを大切にし、自分を輝かせることや自分だけの舞台(人生)を楽しむことを学ぶことで、太陽は輝きを増し、他者とも関わりやすくなるでしょう。
獅子座の太陽が8ハウスにある
8ハウスは、「継承、共有、相続、死、性、損失、悲しみ、マニアックなもの、大企業、税金、保険」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、共有するものを通じて、どのように他者と深い関りを持っていくのか、本人の性行為に対する意識やありよう、どのような専門的な分野と関わるのか、などがわかります。
そんな8ハウスに獅子座の太陽がある人は、8ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、先祖代々のお店や事業、一企業やグループの代々の強い意志や信念を引き継いでいくこと、深い関わりがある人とお互いに尊敬し合えるような関係を作ること、お互いの尊厳(自分らしさ)を守ることで、人生が輝いていきます。
創造性の高い企業や組織のノウハウを受け継いだり、主体性や独自性がある人と関わったりする中で、自分の才能や価値を見出していく人もいるでしょう。
8ハウスは「死・性・保険・税金」なども示すため、金融業や保険関係、葬儀場や解剖、医療など生と死が身近にあるような仕事や、それらを自分らしく表現する分野に携わる可能性もあるかもしれません。
獅子座の太陽が9ハウスにある
9ハウスは、「遠い場所、海外、冒険、旅、専門知識、高等教育、出版、司法、宗教、哲学、予言、占い」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が未知なものとどのように関わるのか、どのような旅をするのか、どのような専門知識を学ぶのか、宗教や予言、お告げなどとの関わり方、などがわかります。
そんな9ハウスに獅子座の太陽がある人は、9ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、自分らしさや創造力を掻き立てられるような思想や知識、場所と関わることで、なりたい自分像を確立させていくことになります。
獅子座は不動宮なので、自分の情熱が向けば長く続けることができるため、探求や研究にも向いています。未知の場所への適性も高いので、まだ見ぬ場所へ行くことや知的な探求をすることが、自分らしさや自分自身の価値を確信するきっかけになる可能性もあるでしょう。
9ハウスの旅や海外に関わることも多く、その国の首都や観光地との縁が多いかもしれません。こぢんまりと人生をまとめるのではなく、慣れ親しんだ場所から飛び出るワイルドさを持つことが大きな鍵となります。
獅子座の太陽が10ハウスにある
10ハウスは、「社会的肩書、社会的な役割、天職、社会的目標の達成、名誉、地位」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、社会的にどのような顔を持つのか、社会の中でどのような役割や地位を獲得するのか、人生で目指すべきものは何か、天職は何か、などがわかります。
そんな10ハウスに獅子座の太陽がある人は、10ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、自分らしさが発揮でき、楽しいと思える社会活動を行う中で社会的地位や肩書を得て、人生を輝かせていくことになるでしょう。
人生の目的(太陽)が、社会的に活躍することや名誉を得ることに向きますが、「楽しいか、楽しくないか」「やりたいか、やりたくないか」が人生の充実感に欠かせない要素なので、自分にしかできない仕事やいきいきと楽しめる活動を選ぶことが大事です。社会活動の中では「頼りになる人」「自己アピールが強い人」「目立つ人」という印象を持たれやすくなります。
エンタメ業界、レジャー産業、イベント業界、クリエイティブな仕事、リーダー職、子どもに関わる仕事、宣伝や広報など華やかな仕事や目立つ立場、リーダーシップを発揮できるような立場を獲得することで、充実感を得やすいでしょう。
獅子座の太陽が11ハウスにある
11ハウスは、「友人、サークル、コミュニティ、未来計画、人生の希望、副業、社会貢献、支援者、資源」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのようにネットワークに参加していくのか、その人が集団や組織にどのような役割を果たすのか、どのようなサポーターや理解者を得るのか、などがわかります。
そんな11ハウスに獅子座の太陽がある人は、11ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、遊び心のあるコミュニティやグループに所属する中で、自分らしさを確立させ、その中でリーダー的な役割を担っていくことになるでしょう。
それぞれの個人が輝き、自分らしく創造性を発揮できる場所で信頼できる仲間と協力しながら共に輝けるような活動をすることで、自信を身に着け自分らしさを獲得していくことになります。
支援者やサポーターにも恵まれやすいので、一人で活動するよりも団体や組織などに所属する、クリエイティブな人たちと活動するといきいきと過ごせるでしょう。クリエイティブな人たちをあなたの強い太陽の光で照らす役になることもあるかもしれません。
獅子座の太陽が12ハウスにある
12ハウスは、「見えないもの、隠されたもの、秘密、見えない敵、潜在意識、病院、福祉施設、あの世、疎外感、不安、恐怖、解放、隠遁、犠牲」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような潜在意識が眠っているのか、何を犠牲にするのか、どのような心理的願望や恐怖、不安があるのか、などがわかります。
そんな12ハウスに獅子座の太陽がある人は、12ハウスの場面で、やりたいことをやり、自分自身を表現していくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、奉仕活動や慈善活動を率先してやっていくこと、名前や顔を出さない方法(インターネットの世界、芸やメディア、芸術や音楽の世界など)で感動や癒しを与えるような活動を意識することで、人生の目的を達成していくことができます。
自己主張が表に出しづらい配置ではありますが、内省の時間がクリエイティブな発想を生み出すヒントになります。そのヒントをもとに、承認を求めすぎず奉仕する意識で創造的な活動をすることで、少しずつ自分らしさを獲得していくことになるでしょう。
獅子座は目立ってなんぼ!というイメージがありますが、閉鎖的な場所やあまり人目につかないような場所、自分自身を前面に出さない活動が逆に、自分らしさを輝かせることになるでしょう。
3.太陽獅子座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツまとめ
太陽獅子座の性質・性格や特徴のポイントは以下の6つでした。
獅子座は黄道十二宮の五番目のサインであり、自分だけや身内だけに完結することなく、その外側に勇気を出して関わっていくサインです。
まだ幼く、その関りは主体的で自分勝手ではありますが、外を意識して自分を押しだしていく必要があるのです。
そのような勇気と行動力が自信を作り上げ、唯一無二の存在になっていくのでしょう。
西洋占星術では、12サイン、10天体、12ハウス、アスペクトなど、様々な観点があります。太陽星座だけですべての性質を知ることは難しく、「この部分はあるけど、ここは違うな…」というところは、他の天体が関係しているのかもしれません。これらも一緒に調べてみてください。
本サイトでは、太陽星座以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
【月星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【アセンダント】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【水星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【金星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【火星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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12星座の神話をまとめた記事
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獅子座の前後の乙女座、蟹座や他の星座も気になる方は、以下もご覧ください。
太陽乙女座の性格・特徴を書いた記事
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太陽蟹座の性格・特徴を書いた記事
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【太陽星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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-星座別の特徴
-太陽, 獅子座, 紹介・解説