季節の整え方

2023年度版!立冬の期間の過ごし方【いつ?旬の食べ物は?健康面で気を付けることは?】

2021年度版!立冬の期間の過ごし方【いつ?旬の食べ物は?健康面で気を付けることは?】

2023年の立冬は【11月8日】です。

いよいよ冬の始まりですね。
とはいえ、まだ日中はポカポカと暖かい日もあり、凍えるような寒さをイメージする冬はまだ先ですね。

しかし、朝晩は冷え込み日中も木枯らしが吹き始め、街行く人を見ても少しずつ冬の装いになってきました。

冬の気配を感じ始める立冬。冬の始まりにしておくべき養生やオススメの食べ物、旬の食べ物を紹介していきます。

この時期の過ごし方や旬の食材を上手に取り入れて、快適に過ごしていきましょう!


1.立冬の期間の過ごし方やポイント

ここでは立冬の期間(立冬~小雪まで)
2023年11月8日~2023年11月21日
の過ごし方についてお伝えしていきます。

秋の養生の見直しの時期

冬に風を引きやすい、体調不良になりやすい、疲れがとりにくいなどの不調が出ている時には、秋の養生の見直しが必要です。

心身は過去に食べたものや感じたことで作られています。
秋の過ごし方が冬の状態を作るのです。

立冬は冬に入ったばかりなので、まだ間に合います!
秋の養生のおさらいをし、秋の食材など取り入れて整えていきましょう。

お休みが大事

冬には腎が弱ります。
腎臓はアンチエイジングとも深い関わりがあり、腎が弱ると老化が進みだすのです。

老化防止をするためには、腎経を整え、黒い食材を取り入れるのはもちろんのことですが、「休む」ことも大事です。
日中疲れを感じたら、休むことや仮眠をとることなどを心がけて過ごしましょう。

早寝遅起きがポイント

必要な睡眠時間は人によって違いますが、やはり太陽と共に過ごすのが体のサイクルには良いです。
冬は早寝をして、朝は少しゆっくりと起きてくるくらいがいいでしょう。

なかなか寝付きにくい方は、睡眠の質をよくするためのヨガの動きや呼吸法、タイプ別の食事ケアも載せている「不眠症や睡眠障害の改善について書いた記事」をご覧ください。

「首」に注意

この時期は冷えに注意が必要です。
まださほど寒くないなと感じていても、冷え性の方や夜間にトイレに起きてしまうという方は、今から冷え対策をしていきましょう。

首には脳に繋がる流れ、手足首には大切なツボがたくさんあります。
全身を巡る六臓六腑の経脈(気血の流れ)すべてが通るので、ここを冷やすと流れが悪くなり、冷え性や婦人科の不調、肩こりなどの様々な不調が起きやすくなるのです。
「首」と名前の付くところは、いつも温かくしておきましょう

※冷え性でお困りの方に向けた運動や食事法などは「冷え性の原因や改善について書いた記事」もご覧ください。

骨盤周りを動かそう

この時期は、女性なら婦人科系、男性なら泌尿器や生殖器系を整えるのが大事なポイントになります。
滋養強壮に良い食材を取り入れ、子宮を丈夫にするためにかぼちゃや人参などをしっかりと食べて貧血をなくしましょう。

そして、何よりも大事なのが気血の流れを良くするために適度な運動を取り入れることです!
骨盤周り、股関節周りをしっかりと動かして動きや働きを整えてあげましょう


2.立冬の期間にオススメの食材・オススメメニュー

冬には腎の働きが衰えやすくなります。
腎が弱ると生命エネルギーが衰えて、気力、体力、活動量も低下し、元気もやる気もなくなります
腎は膀胱や骨、骨髄、耳とも密接な関係にあるので、尿の出が悪くなったり、冷えやむくみ、貧血や膀胱炎、腰痛、足腰の衰え、耳鳴りなどの症状も出てきます。

腎の低下を避けるためにも、腎を補う鹹味(かんみ)の食材をとっていきましょう
腎は冷えるとその働きが弱まるため、体を温める旬の食材も忘れないように心がけると良いでしょう。
今は、冬の暦がはじまったばかりなので、前回の秋の養生や食材も共に取り入れることで、肺や大腸へのアプローチもしていくと良いです。

オススメの食材

  • いわし ~鹹味で温性~
    血液循環を良くして五臓を強化し、邪気を払います。
    一物全体を味わえるので、カルシウムも豊富にとれます。
  • れんこん ~甘味で寒性~
    粘膜を保護して咳や痰を止める食材。
    血液の浄化や解毒、利尿、腫物を改善する。
  • 春菊 ~甘味・辛味で平性~
    心機能を安定させ、胃腸の働きを整えます。
    ビタミンやカリウム、食物繊維などの栄養も豊富です。
    便秘や風邪、貧血、高血圧の予防、美肌つくりやアンチエイジングにもオススメです。
  • そば ~甘味で寒性~
    生活習慣病の予防に最適!胃腸の働きを整え元気にし、腸内の残さを取り除く。
    そばは寒性で体を冷やします。冷えの人や慢性の下痢の人は控えましょう。
    わさびやねぎなどの薬味を必ず添えて、胃腸を保護するようにしましょう。
  • ぶどう ~甘味で平性~
    ぶどうには腎の働きを高める「補腎」という作用があり、アンチエイジングにピッタリの食材。
    むくみのケアや疲れを癒す効能もあります。
    皮ごと食べると肌や髪に栄養を与えられるのでオススメです。

旬の食材といっても、選ぶのもなかなか大変ですよね・・・

私は、有機栽培低農薬野菜無添加食材などを宅配してくれる「らでぃっしゅぼーや」を利用しています。 旬の野菜お好みの数量(最低7種~最高14種)チョイスして送ってくれる「ぱれっと」に加えて、品質のいいお肉やお魚、加工食品などを選んで購入できるので、非常に便利です! 気になる方は、私(主にマネージャー)が運用している別サイト「らでぃっしゅライフ」をご覧ください。

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オススメメニュー

※作り方は、それぞれのご家庭の味もしくは調べてください😁

  • いわしの塩焼き
    いわし×すだち+大根おろしで食すのがオススメです。
    いわしの良質なたんぱく質に、肝臓を守る酸味、たんぱく質の腐敗を防ぐ辛味の理想形でしょう。
  • れんこんとさつまいも、豚肉の甘辛炒め
    れんこんは加熱することで腎機能を高めます。
    寒性で体を冷やす食材なので、唐辛子などの辛味をいれるようにしましょう。
    さつまいもは胃を整え、大腸にもアプローチし排便を促し、体の土台をつくるのにおすすめの秋冬食材です!
    豚肉と共に甘辛く炒めることで、肌の乾燥や喉の乾燥も防いでいきましょう。
  • 春菊とナッツのサラダ
    どちらも肌荒れや肌トラブル改善にもオススメ。
    春菊は生でも美味しく食べられます。
  • あんかけそば
    新そばの季節です!ざるでそのまま食べるのもよし!
    生姜やきのこ類をたっぷり入れてあんかけにすると、さらに保温効果を高めてくれて冷えるそばもへっちゃらです。

れんこんとさつまいもの豚肉炒め
れんこんとさつまいもの豚肉炒め

上手にこの時期の過ごし方や旬の食材を取り入れて、快適に過ごしていきましょう!



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