
雑誌やテレビの占いでよく見る○○座に該当するのが太陽星座です。
一般に「天秤座」と呼ぶと、太陽が天秤座にある人という意味で、9月23日~10月23日生まれの方ですね。(生まれた年・時間や術式によって境界の日にちが異なる場合があります。)
西洋占星術の中でもメインとなる天体である太陽は、人生の目的を果たしているときの自分であるため、「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示します。
あなたの生まれた太陽星座の性質を理解することで、あなたが自分らしく輝く(生きる)ために、どのような個性や才能を発揮すべきなのか、どのように人生を切り開いていけばいいのかを知ることができます。
Sumie
この記事は私が書いています!プロフィール・実績はコチラです。
太陽星座が天秤座の人の性格・性質や特徴の概要をまとめると以下のようになります。
社会の中でのバランサー | んな人とでも穏和な関係を築くことができる性質をもって生まれたことが強み |
スマートになろう | おしゃれでスマートな人に憧れ、自分自身もそうなりたいと願う |
目標達成には人脈を使え | 八方美人になることこそが、太陽天秤座に欠かせない要素 |
不変の均衡や調和に携われ | 世の中の不均衡をできるだけ均衡にすることこそがテーマ |
人生は白鳥のように | できることに愚直にジタバタすることも忘れないようにすると人生も大きく開けていく |
たまには自己中心的でもいい | 自分って何だろう。自分らしさって何だろう。と迷ったときには、自分の欲求に目を向けよう |
この記事では、太陽星座が天秤座の人の性格・性質や特徴だけでなく、自分らしく輝く・生きるための方向性について詳しく解説していきます。
※ここでの性質や特徴は、アスペクトなどを考慮していないため、各星座の基本的な性質や特徴として捉えてください。(他の天体によるアスペクトによって、細かな性質や特徴は異なります)
本題に入る前にお知らせです。
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1.【社交術とバランスが輝く鍵】太陽天秤座の性質・性格や特徴
天秤座のキャッチフレーズは「I balance(私は調和する)」、活動宮で風のエレメントなので、行動力と知性を併せ持つサインです。
12サインの7番目ということもあり、牡羊座から乙女座までで完成させた自分自身で社会デビューを果たす段階になります。
選り好みせず、たくさんの人と関わり、さまざまな価値観に触れて世界を広げていくのです。
そんな天秤座に「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示す太陽が入っている「太陽星座が天秤座の人」は以下のように輝いていきましょう!
社会の中でのバランサー
太陽が天秤座にある人が自分らしく輝く・生きるために最も大事なことは「バランスをとる」ことです。
自分の意見や信念を曲げずに突き進むのではなく、相手の意見や信念にも耳を傾け、自分と相手の間の中立性を重んじることが大切です。常に二者間の間に立ち、客観的に物事を眺める視点をもって行動することで、あなたの太陽は美しく輝きを放つでしょう。
それは、太陽の自我(自分だけの輝き)を極力薄くしている行為に感じるかもしれませんが、天秤座の太陽にとっての自我は、他者と自分との間をとることで光を増していきます。
人間関係も生活の好みも偏りなくバランスを保ち、どんな人とでも穏和な関係を築くことができる性質をもって生まれたことが、太陽天秤座のあなたの強みです。社会に触れる中で、たくさんの考えや、さまざまな人がいることを学び、すべての人が美しいハーモニーを奏でられるような理想を掲げて社会と関わっていきましょう。
スマートになろう
太陽が天秤座にある人は太陽期である25歳から34歳の間に、おしゃれでスマートな人に憧れ、自分自身もそうなりたいと願うことが多くなります。
今まで周りの目を気にしていなかった人も情熱的に猪突猛進していた人も、ややブレーキをかけて周りを見渡す道へと進んでいくことになるでしょう。
周りから見て美しいか、バランスがとれているか、TPOやマナーから外れていないか、今までとは違う大人な自分を意識していくことで、自分の輝きを発見していくことになります。
全ての人が、大人の気配りや美意識を備えているわけではありません。しかし、太陽が天秤座で生まれたあなたは、誰から見てもかっこいい大人になる素質をもって生まれてきたのです。
自分らしさが迷子になったときは、スマートに対応できているかな?感情的になっていないかな?節度を守れているかな?と自分を客観的に見て、己のことを振り返ってみるとよいでしょう。そして、心の中で燃えたぎる炎を隠し、冷静に飄々と行動してみてください。
あなたの品性がピカピカに磨かれたとき、あなたの太陽は誰よりもかっこよく輝くでしょう。
目標達成には人脈を使え
社会の中でのバランスと調和を重んじる天秤座は、自我意識が薄くなりがちな面がありますが、他者目線を獲得すると強い力を発揮するサインです。
そのため、太陽が天秤座にあるあなたが人生の目的・目標(太陽)へ向かうための最善の方法は「他者を使う」ことです。
自我や本音を封印し、目の前の相手に対するアンテナをたて、相手の要求をくみ取る力を身に着けることが大事になります。ときに、八方美人と陰口をたたかれることもあるかもしれませんが、太陽天秤座のあなたにとって「八方美人」は誉め言葉です。むしろ、八方美人になることこそが、太陽天秤座に欠かせない要素でもあります。
どのような人とも選り好みをせず、深く関わりすぎず、よい塩梅でいること、
誰とでも協力し合える要領のよさを持つこと、
誰もとりこぼしがないように気を配ること、
これを身に着けることで人脈が広がり、その人脈があなたの目的を達成させる要素となります。
天秤は片方だけではバランスがとれません。自分の向かい側に必ず相手が必要です。孤立や孤独は天秤座の太陽の光を奪っていく要因となるため、プライベートでは一人の時間を大切にするタイプであっても、社会の中ではたくさんの人と関わるようにしてください。
不変の均衡や調和に携われ
天秤座の最大の魅力は「均衡を保つセンス」と、人間関係に留まらない「調和を保つ術をもつ」ことです。
太陽が天秤座にある人は、そのセンスと術を社会で身に着けていくことで、太陽の光に磨きをかけていくことになります。
太陽天秤座の人は、以下のようなことが大事です。
- 誰が見ても美しいものを生み出す
- 品行方正を目指す
- 最高度の客観性を身に着ける
美容やファッション業界、正義や公平さが重んじられる法律の分野、交渉が必要な分野、TPOが重んじられるマナー講師、人と人、人と何かをつなぐ役割、社会が平等になるような活動を通して、天秤座の資質を強化させていく人も多くいます。
自分が表に立つ存在やリーダー的な存在になるよりも、誰かや何かを美しくさせること、社会を平和や調和に導くことが充足感を得る鍵になるでしょう。
天秤座は、自分の意見や本音は表に出さず、他者の意見を聞きながら進めていくことを善とする一方、自分が前に出なければならないと察知したときには、リーダー的な役割を率先して果たすことや最初に意見を発言することができるのも大きな特徴です。
最高度の客観性とは、自分が「したい、したくない」「できる、できない」などの、自分の感情や意見、評価や判断基準を排除し、今のその状況を冷静に見て、その場がスマートに進むように動くことができる能力のことです。天秤座に太陽があるあなたは、その能力が備わっているので、その能力を発揮させ、社会の中で存分に生かしていきましょう。
この世界は、常に不均衡です。その世の中の不均衡をできるだけ均衡にすることこそが、太陽天秤座の人たちに課せられたテーマなので、自分が関わる世界で揺るがない均衡を求めて全力を尽くすことを目標にして、進み続けてください。
人生は白鳥のように
冷静で客観的、知性で物事を捉えて動く性質をもつのが天秤座です。そのため、人生の目的やテーマを示す太陽が天秤座にあるあなたは、この人生で自分らしくあるためには「スマートさ・穏やかさ・冷静さ」が大事ということになります。
どのようなことにも上品で優雅に対応することで自分らしさを保つため、急な変化や変更、行き当たりばったりな事柄、自分に決定権があるような責任が重い役は苦手かもしれません。責任から逃れたいあまり、決断を先延ばしにし、優柔不断と思われることもあるでしょう。しかし、それは自我を滅し「相手を尊重している」証拠でもあります。
大人の優雅さや気品とは、ガツガツと自分を出すことではありません。他者を大事にし、相手やその場に合わせた行動をとることです。
太陽が天秤座にある人は、常に見られている自分を意識することや、周りに気配りや心配りをしながら、大人の洗練された姿勢を身に着けていくことが美的センスにもつながり、他にない太陽の輝きを放つ鍵になります。
そのセンスは一朝一夕で身につくものではありませんが、影の努力ができるのも天秤座の性質です。表では涼しく美しい顔をして優雅に見せて、湖の下では必死に足を動かす白鳥のように、ただスマートなだけでなく、できることに愚直にジタバタすることも忘れないようにすると、人生も大きく開けていくでしょう。
また、白鳥はどちらかがその生を全うするまで同じパートナーと生きる生き物です。天秤座の人にも白鳥と同じように、ベストパートナーを見つけることが、自分をさらに輝かせる鍵となるので、この人生の中で自分の片割れを探していくとよいでしょう。
たまには自己中心的でもいい
天秤座に太陽がある人は、他者の視点を持ち、平等と公平さを重んじ、周りのバランスや調和を保つことで、太陽を輝かせ続けることができます。
天秤座の太陽がかっこよく輝いているときは、他者へ意識が向き、平等や公平さを大事にし、常に均衡であること、完璧であることを求めるため、バランスが崩れないように自分を犠牲にした行動をとってしまうかもしれません。その行動が相手から見ると優柔不断さや不決断さとして見えてしまうこともあります。
全てが公平できれいにバランスが保てていることは理想的ではありますが、この世の中は不完全なのです。また、不完全だからこそ美しく輝くものがあるのも事実です。
自分って何だろう。自分らしさって何だろう。と迷ったときには、自分の欲求に目を向けてみてください。天秤はバランスが大事です。そのバランスは他者にばかり目が向いていると偏っていきます。均衡や調和を保つためには、自分が必要なのです。
自分の発言や行動が均衡を崩すことになるかもしれないという恐れや不安を受け入れ、自分の発言や行動に責任をもち、目の前の相手と一対一の関係でしっかり向き合うことを大事にすることで、本当の意味のバランスや調和とは何かに気づくことができるでしょう。
2.天秤座にある太陽とハウスの関係性
西洋占星術では、サインや天体だけでなく、ハウスやアスペクトも重要になり、それぞれ以下のように関係しています。
- 天体
⇒なにが
- サイン
⇒どんなふうに
- ハウス
⇒どの場面で
- アスペクト(天体の組み合わせ)
⇒どうなる
ここからは、天秤座にある太陽がどのハウスに入っているかで、獅子座にある太陽の性質がどの場面で発揮されるか解説していきます。
天秤座の太陽が1ハウスにある
1ハウスは、「物事の始め方と動機、容姿、無意識に出てくる性格、外に出す自分」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の外見や顔立ち、体型、体質、出生時の状況、初対面の人やはじめての事柄にであったときに、無意識に出てくる性格がどのようなものであるかがわかります。
そんな1ハウスに天秤座の太陽がある人は、1ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、太陽のように輝くために、周りにどう見られているかという視点を大切にすることが最も大事になります。
Ascのサインの性質のほかに、「穏やかな人」「スマートな人」「品がある人」という第一印象をもたれやすくなります。
太陽は「人生の目的を果たしているときの私らしさ」です。天秤座は「バランスと調和」がテーマなので、人と人、人の物のバランスを保つ役割を担うことで、自分らしさを感じることができるでしょう。
どのようなことも、冷静さと客観性をもって活動することで、人生の目的をスムーズに達成することができるようになります。
自分だけでなく相手がいることで、より自分らしさを出せるので、他者と関わる仕事や美的センスをいかせる活動をしていくのがおすすめです。
天秤座の太陽が2ハウスにある
2ハウスは、「自分で使える物質や体、価値観、スキルや才能」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の経済状況や収入の得方、資産管理の方法、何にどのような価値を置くのか、どのような才能やスキルがあるのかがわかります。
そんな2ハウスに天秤座の太陽がある人は、2ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、接客業やサービス業、営業など交渉事に関する仕事、人脈や社交術を活かすことで人生を輝かせていくことになるでしょう。
2ハウスは才能やスキルの部屋なので、ここに天秤座の太陽がある人は、「もって生まれた美的センス」というスキルを使うことも大事です。美を扱う仕事や芸術関係、アパレル関係、ポスターや広告、サイトなどのデザイン関係でも力を発揮できるかもしれません。
天秤座の太陽が3ハウスにある
3ハウスは、「知能や好奇心、学習、身近な外との交流、短期の旅行、日常会話、発信、メディア、交通、義務教育」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような好奇心をもち、どのように他者とコミュニケーションをとるのか、どのような知識を得るのか、日常的に何に興味をもち行動するのかがわかります。
そんな3ハウスに天秤座の太陽がある人は、3ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、相手に合わせながら会話を進めていく分野、仲介役などで、太陽の輝きが増していきます。どのような活動であっても、“他者との交流”を心がけることが大事です。
違うやり方や考え方の間をとり、うまく取り持つような分野に適性があるので、自分が発言するよりも他者の意見を聞くような職種や活動がよいでしょう。
大事なことは公平さを保つことです。どのようなことも冷静にとらえ、複雑で繊細なバランスをうまく保つような配慮する意識が、あなたの太陽を美しく輝かせる鍵となるでしょう。
天秤座の太陽が4ハウスにある
4ハウスは、「家、家庭環境、拠り所、晩年、ルーツ、土地、地元、活動拠点、農業」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の土台となるもの、家や家庭環境、休息方法、先祖や過去からのつながり、などがわかります。
そんな4ハウスに天秤座の太陽がある人は、4ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、家業や家系や親の仕事と別の仕事の交渉役になることで、なりたい自分像を構築させます。また、公平で平和的な家庭環境や職場環境、インテリアなど美しく保たれた環境で、自分らしさを発揮させていくことになります。
天秤座は一人でいると力を発揮できないので、仲間や家族など心地よく過ごせる相手を大事にするとよいでしょう。おしゃれな家や暮らしを構築するような生活や活動もおすすめです。
天秤座は「バランス」を大切にするサインなので、その家族や仲間の中で「バランサーになる」ことが大事です。家族や職場の仲間などの身近な関係の中で、橋渡し役や穏やかなムードを作る役をすることで、自分らしさを身に着けていくことができるでしょう。
天秤座の太陽が5ハウスにある
5ハウスは、「愛するものへの態度、恋愛、創造、自己表現、子ども、あそび、趣味、レジャー施設、スポーツ」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人がどのような創造性を持ち自分自身を表現していくのか、どのように他者を愛するのか、自分の思いこみをどのくらい人生に投影できるのかな、などがわかります。
そんな5ハウスに天秤座の太陽がある人は、5ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、ファッションやメイクなど美的センスを表現すること、洗練された関係や場所を創ることで、人生を楽しむことの大切さを見出していくことになります。自分がやりたいことよりも、相手の要求ややりたいことを優先させる視点を持って活動をすることで、より自分らしさが出せるようになります。
愛するものに関して美しさや完璧さを求めるので、そのストイックさを創造的な事柄へ発展させていくと、自分にしか出せない美しさが構築されていきます。天秤座は比較検討するサインなので、一つのデザインや美しさにこだわらず、常に対比できるものを置いておくと、よりセンスが磨かれていくでしょう。
天秤座の太陽が6ハウスにある
6ハウスは、「雇用、病気、雑務、修行、訓練、下積み、ペット、奉仕、義務、日々の家事、医療衛生」などのハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が日々生活していく上で必要な労働や職務が何なのか、どのような役割を担うのか、どのような病気や疾患になりやすいか、などがわかります。
そんな6ハウスに天秤座の太陽がある人は、6ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、一人で仕事をするよりも誰かと共同で作業をするような職種、サービス業、ファッションやコスメ、美容師やデザイナーなど美容関係の仕事を通して、自分らしさを模索していくことになります。
平等意識や正義感が強く働くため、派閥がある職場や対立関係が目立つ環境では落ち着いて活動できない可能性があるので、調和的な環境に身を置くことが大事です。
どの分野でも「バランス」を大事にすると、あなたの社交術や協調性が発揮され、円滑に周りとコミュニケーションをとることができ、その人脈をもって目的を遂行することができるでしょう。
健康維持に積極的に取り組むタイプですが、ストレスや疲れがたまると、腰痛や膀胱炎、肌あれなどの原因になる可能性があります。
交流や社交は大事なことですが、自分の体と共に、ときどき職場の人間関係もデトックス作業をしてあげると、再び心地よいバランスが保てるようになるでしょう。
天秤座の太陽が7ハウスにある
7ハウスは、「他者、パートナーシップ、結婚、契約、ライバル、人間関係、協同」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、無意識に惹かれる相手、他者とどのように関わっていくのか、パートナーシップを組む相手の特徴、事業や商売での共同関係や取引相手、などがわかります。
そんな7ハウスに天秤座の太陽がある人は、7ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、美意識が高い人、平和的で社交性が高い人、優柔不断な人などの存在を通して、自分らしさを見出していく、なりたい自分像に近づいていくことになるでしょう。
経営者、リーダー的な存在の人、監督、美しい人、完璧主義な人、八方美人な人との出会いも多く、その人たちと穏やかな関係を築き、相手の声に耳を傾け、相手の要望に合わせていく中で、自分との違いを認識し、私らしさを確立させていきます。
目の前の人たちの関わりを大切にし、自分の主張だけを通そうとしないことや公平な人間関係を築く術を学ぶことで、太陽は輝きを増し、他者とも関わりやすくなるでしょう。
天秤座の太陽が8ハウスにある
8ハウスは、「継承、共有、相続、死、性、損失、悲しみ、マニアックなもの、大企業、税金、保険」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、共有するものを通じて、どのように他者と深い関りを持っていくのか、本人の性行為に対する意識やありよう、どのような専門的な分野と関わるのか、などがわかります。
そんな8ハウスに天秤座の太陽がある人は、8ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、先祖代々のお店や事業、一企業やグループの代々の知識や人脈を引き継いでいくこと、深い関わりがある人と公平な関係を築くことで、人生が輝いていきます。遺産や財産の公平性を保つことで、自分の価値を見出していく人もいるでしょう。
8ハウスは「死・性・保険・税金」なども示すため、金融業や保険関係、葬儀場や解剖、医療など生と死が身近にあるような仕事に携わる可能性もあるかもしれません。その世界で平等や公平性、正義やバランスを重んじるような業務や活動で才能が発揮されるでしょう。
天秤座の太陽が9ハウスにある
9ハウスは、「遠い場所、海外、冒険、旅、専門知識、高等教育、出版、司法、宗教、哲学、予言、占い」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が未知なものとどのように関わるのか、どのような旅をするのか、どのような専門知識を学ぶのか、宗教や予言、お告げなどとの関わり方、などがわかります。
そんな9ハウスに天秤座の太陽がある人は、9ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、哲学や思想などの精神的な探求、専門的な分野でも比較検討をすることで、なりたい自分像を確立させていくことになります。また、精神的な探求だけではなく、体の美しさやファッションなど、目で見える部分での探求を行うのもおすすめです。
天秤座は社交することがテーマなので、哲学や精神的な探求、海外の美を扱う分野などを通して、人と交流していくと太陽の輝きが増していくことになるでしょう。
9ハウスの旅や海外に関わるので、海外のファッションや美術品、音楽、芸術、デザインなどを扱うのもおすすめです。それらの研究をしていくと、もともと持っているセンスがさらに洗練されていくでしょう。
天秤座の太陽が10ハウスにある
10ハウスは、「社会的肩書、社会的な役割、天職、社会的目標の達成、名誉、地位」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、社会的にどのような顔を持つのか、社会の中でどのような役割や地位を獲得するのか、人生で目指すべきものは何か、天職は何か、などがわかります。
そんな10ハウスに天秤座の太陽がある人は、10ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、社交術や交渉術、美的感覚を必要とする仕事を行う中で社会的地位や肩書を得て、人生を輝かせていくことになるでしょう。
人生の目的(太陽)が、社会的に活躍することや名誉を得ることに向きますが、「調和的であること」「公平であること」が人生の充実感に欠かせない要素なので、差別や不公平さの強い職種や職場を公平にしていくことで、社会的名誉や地位を得ていくこともあるかもしれません。社会活動の中では「バランサーの人」「完璧主義な人」「平和主義な人」という印象を持たれやすくなります。
汗水たらして働く仕事や汚れる仕事ではあまり能力が発揮できないため、オシャレな職場や綺麗さや美しさが保てる職種に就くのも大事です。
共同事業、対人関係が必要な分野、サービス業、営業、交渉関係、接客業、販売員、仲介業、人材コーディネーター、美容師、ファッションやメイク関係、デザインなど、社交術と美意識を発揮できる分野に携わると人生の充実感も得やすくなります。
天秤座の太陽が11ハウスにある
11ハウスは、「友人、サークル、コミュニティ、未来計画、人生の希望、副業、社会貢献、支援者、資源」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのようにネットワークに参加していくのか、その人が集団や組織にどのような役割を果たすのか、どのようなサポーターや理解者を得るのか、などがわかります。
そんな11ハウスに天秤座の太陽がある人は、11ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、社交的で大人なコミュニティやグループに所属する中で、自分らしさを確立させ、その中でバランスをとる役割を担っていくことになります。
自主性や対等な関係を保てる関係やグループなどで活動することで、本来の能力が発揮できるでしょう。
支援者やサポーターにも恵まれやすいので、一人で活動するよりも団体や組織などに所属する、客観的な視点をもち冷静に話し合いができる人たちと共に活動することが大事です。そのグループや組織、ともに活動するメンバーの中で、調整役に徹すると自分自身も所属する場所も円滑に目的を達成することができるでしょう。
天秤座の太陽が12ハウスにある
12ハウスは、「見えないもの、隠されたもの、秘密、見えない敵、潜在意識、病院、福祉施設、あの世、疎外感、不安、恐怖、解放、隠遁、犠牲」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような潜在意識が眠っているのか、何を犠牲にするのか、どのような心理的願望や恐怖、不安があるのか、などがわかります。
そんな12ハウスに天秤座の太陽がある人は、12ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、奉仕活動や慈善活動を率先してやっていくことや名前や顔を出さない方法(インターネットの世界、芸やメディア、芸術や音楽の世界など)で活動をする中で、究極の平和や調和を保つことを意識して活動することで、人生の目的を達成していくことができます。
閉鎖的な場所やあまり人目につかないような場所、福祉施設や病院などでの実際的なサポートや細かな作業が必要な事柄に関わることで、自分らしいバランスを見出していく人もいるでしょう。
大事なことは、知性や外見だけでなく、目に見えないものや心にも目を向けることです。
3.太陽天秤座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツまとめ
太陽天秤座の性質・性格や特徴のポイントは以下の6つでした。
- 社会の中でのバランサー
- スマートになろう
- 目標達成には人脈を使え
- 不変の均衡や調和に携われ
- 人生は白鳥のように
- たまには自己中心的でもいい
天秤座は黄道十二宮の七番目のサインということもあり、こどもの段階から成長し、社会へ出ていく段階を表すサインです。
天秤座にある太陽は「フォール(転落の座)」と呼ばれ、その天体にとって居心地が悪い場所になります。太陽は自ら輝きを放ち、周りを照らす天体であるため、自我をできるだけ薄めることが美徳という天秤座では、太陽は輝きにくく感じます。
そのため、自己中心的な自分を封印し、世渡りしてくための術を身に着けていくことで、社会で出会うさまざまな人たちと触れ、世界を広げていきます。優柔不断や八方美人と言われがちな天秤座ですが、それは大人になる一歩を踏み出したということです。
大人の振る舞いと、まだ少し子どもな自分とのバランスをうまくこなすことで、太陽の光はかっこよく輝き出すでしょう。
西洋占星術では、12サイン、10天体、12ハウス、アスペクトなど、様々な観点があります。太陽星座だけですべての性質を知ることは難しく、「この部分はあるけど、ここは違うな…」というところは、他の天体が関係しているのかもしれません。これらも一緒に調べてみてください!
本サイトでは、太陽星座以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
天秤座の前後の蠍座、乙女座や他の星座も気になる方は、以下もご覧ください。
星座別の特徴
【社交術とバランスが輝く鍵】太陽天秤座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツ
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雑誌やテレビの占いでよく見る○○座に該当するのが太陽星座です。
一般に「天秤座」と呼ぶと、太陽が天秤座にある人という意味で、9月23日~10月23日生まれの方ですね。(生まれた年・時間や術式によって境界の日にちが異なる場合があります。)
西洋占星術の中でもメインとなる天体である太陽は、人生の目的を果たしているときの自分であるため、「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示します。
あなたの生まれた太陽星座の性質を理解することで、あなたが自分らしく輝く(生きる)ために、どのような個性や才能を発揮すべきなのか、どのように人生を切り開いていけばいいのかを知ることができます。
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太陽星座が天秤座の人の性格・性質や特徴の概要をまとめると以下のようになります。
この記事では、太陽星座が天秤座の人の性格・性質や特徴だけでなく、自分らしく輝く・生きるための方向性について詳しく解説していきます。
※ここでの性質や特徴は、アスペクトなどを考慮していないため、各星座の基本的な性質や特徴として捉えてください。(他の天体によるアスペクトによって、細かな性質や特徴は異なります)
もくじ
本題に入る前にお知らせです。
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1.【社交術とバランスが輝く鍵】太陽天秤座の性質・性格や特徴
天秤座のキャッチフレーズは「I balance(私は調和する)」、活動宮で風のエレメントなので、行動力と知性を併せ持つサインです。
12サインの7番目ということもあり、牡羊座から乙女座までで完成させた自分自身で社会デビューを果たす段階になります。
選り好みせず、たくさんの人と関わり、さまざまな価値観に触れて世界を広げていくのです。
そんな天秤座に「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示す太陽が入っている「太陽星座が天秤座の人」は以下のように輝いていきましょう!
社会の中でのバランサー
太陽が天秤座にある人が自分らしく輝く・生きるために最も大事なことは「バランスをとる」ことです。
自分の意見や信念を曲げずに突き進むのではなく、相手の意見や信念にも耳を傾け、自分と相手の間の中立性を重んじることが大切です。常に二者間の間に立ち、客観的に物事を眺める視点をもって行動することで、あなたの太陽は美しく輝きを放つでしょう。
それは、太陽の自我(自分だけの輝き)を極力薄くしている行為に感じるかもしれませんが、天秤座の太陽にとっての自我は、他者と自分との間をとることで光を増していきます。
人間関係も生活の好みも偏りなくバランスを保ち、どんな人とでも穏和な関係を築くことができる性質をもって生まれたことが、太陽天秤座のあなたの強みです。社会に触れる中で、たくさんの考えや、さまざまな人がいることを学び、すべての人が美しいハーモニーを奏でられるような理想を掲げて社会と関わっていきましょう。
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自分らしさが迷子になったときは、スマートに対応できているかな?感情的になっていないかな?節度を守れているかな?と自分を客観的に見て、己のことを振り返ってみるとよいでしょう。そして、心の中で燃えたぎる炎を隠し、冷静に飄々と行動してみてください。
あなたの品性がピカピカに磨かれたとき、あなたの太陽は誰よりもかっこよく輝くでしょう。
目標達成には人脈を使え
社会の中でのバランスと調和を重んじる天秤座は、自我意識が薄くなりがちな面がありますが、他者目線を獲得すると強い力を発揮するサインです。
そのため、太陽が天秤座にあるあなたが人生の目的・目標(太陽)へ向かうための最善の方法は「他者を使う」ことです。
自我や本音を封印し、目の前の相手に対するアンテナをたて、相手の要求をくみ取る力を身に着けることが大事になります。ときに、八方美人と陰口をたたかれることもあるかもしれませんが、太陽天秤座のあなたにとって「八方美人」は誉め言葉です。むしろ、八方美人になることこそが、太陽天秤座に欠かせない要素でもあります。
どのような人とも選り好みをせず、深く関わりすぎず、よい塩梅でいること、
誰とでも協力し合える要領のよさを持つこと、
誰もとりこぼしがないように気を配ること、
これを身に着けることで人脈が広がり、その人脈があなたの目的を達成させる要素となります。
天秤は片方だけではバランスがとれません。自分の向かい側に必ず相手が必要です。孤立や孤独は天秤座の太陽の光を奪っていく要因となるため、プライベートでは一人の時間を大切にするタイプであっても、社会の中ではたくさんの人と関わるようにしてください。
不変の均衡や調和に携われ
天秤座の最大の魅力は「均衡を保つセンス」と、人間関係に留まらない「調和を保つ術をもつ」ことです。
太陽が天秤座にある人は、そのセンスと術を社会で身に着けていくことで、太陽の光に磨きをかけていくことになります。
太陽天秤座の人は、以下のようなことが大事です。
美容やファッション業界、正義や公平さが重んじられる法律の分野、交渉が必要な分野、TPOが重んじられるマナー講師、人と人、人と何かをつなぐ役割、社会が平等になるような活動を通して、天秤座の資質を強化させていく人も多くいます。
自分が表に立つ存在やリーダー的な存在になるよりも、誰かや何かを美しくさせること、社会を平和や調和に導くことが充足感を得る鍵になるでしょう。
天秤座は、自分の意見や本音は表に出さず、他者の意見を聞きながら進めていくことを善とする一方、自分が前に出なければならないと察知したときには、リーダー的な役割を率先して果たすことや最初に意見を発言することができるのも大きな特徴です。
最高度の客観性とは、自分が「したい、したくない」「できる、できない」などの、自分の感情や意見、評価や判断基準を排除し、今のその状況を冷静に見て、その場がスマートに進むように動くことができる能力のことです。天秤座に太陽があるあなたは、その能力が備わっているので、その能力を発揮させ、社会の中で存分に生かしていきましょう。
この世界は、常に不均衡です。その世の中の不均衡をできるだけ均衡にすることこそが、太陽天秤座の人たちに課せられたテーマなので、自分が関わる世界で揺るがない均衡を求めて全力を尽くすことを目標にして、進み続けてください。
人生は白鳥のように
冷静で客観的、知性で物事を捉えて動く性質をもつのが天秤座です。そのため、人生の目的やテーマを示す太陽が天秤座にあるあなたは、この人生で自分らしくあるためには「スマートさ・穏やかさ・冷静さ」が大事ということになります。
どのようなことにも上品で優雅に対応することで自分らしさを保つため、急な変化や変更、行き当たりばったりな事柄、自分に決定権があるような責任が重い役は苦手かもしれません。責任から逃れたいあまり、決断を先延ばしにし、優柔不断と思われることもあるでしょう。しかし、それは自我を滅し「相手を尊重している」証拠でもあります。
大人の優雅さや気品とは、ガツガツと自分を出すことではありません。他者を大事にし、相手やその場に合わせた行動をとることです。
太陽が天秤座にある人は、常に見られている自分を意識することや、周りに気配りや心配りをしながら、大人の洗練された姿勢を身に着けていくことが美的センスにもつながり、他にない太陽の輝きを放つ鍵になります。
そのセンスは一朝一夕で身につくものではありませんが、影の努力ができるのも天秤座の性質です。表では涼しく美しい顔をして優雅に見せて、湖の下では必死に足を動かす白鳥のように、ただスマートなだけでなく、できることに愚直にジタバタすることも忘れないようにすると、人生も大きく開けていくでしょう。
また、白鳥はどちらかがその生を全うするまで同じパートナーと生きる生き物です。天秤座の人にも白鳥と同じように、ベストパートナーを見つけることが、自分をさらに輝かせる鍵となるので、この人生の中で自分の片割れを探していくとよいでしょう。
たまには自己中心的でもいい
天秤座に太陽がある人は、他者の視点を持ち、平等と公平さを重んじ、周りのバランスや調和を保つことで、太陽を輝かせ続けることができます。
天秤座の太陽がかっこよく輝いているときは、他者へ意識が向き、平等や公平さを大事にし、常に均衡であること、完璧であることを求めるため、バランスが崩れないように自分を犠牲にした行動をとってしまうかもしれません。その行動が相手から見ると優柔不断さや不決断さとして見えてしまうこともあります。
全てが公平できれいにバランスが保てていることは理想的ではありますが、この世の中は不完全なのです。また、不完全だからこそ美しく輝くものがあるのも事実です。
自分って何だろう。自分らしさって何だろう。と迷ったときには、自分の欲求に目を向けてみてください。天秤はバランスが大事です。そのバランスは他者にばかり目が向いていると偏っていきます。均衡や調和を保つためには、自分が必要なのです。
自分の発言や行動が均衡を崩すことになるかもしれないという恐れや不安を受け入れ、自分の発言や行動に責任をもち、目の前の相手と一対一の関係でしっかり向き合うことを大事にすることで、本当の意味のバランスや調和とは何かに気づくことができるでしょう。
2.天秤座にある太陽とハウスの関係性
西洋占星術では、サインや天体だけでなく、ハウスやアスペクトも重要になり、それぞれ以下のように関係しています。
⇒なにが
⇒どんなふうに
⇒どの場面で
⇒どうなる
ここからは、天秤座にある太陽がどのハウスに入っているかで、獅子座にある太陽の性質がどの場面で発揮されるか解説していきます。
天秤座の太陽が1ハウスにある
1ハウスは、「物事の始め方と動機、容姿、無意識に出てくる性格、外に出す自分」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の外見や顔立ち、体型、体質、出生時の状況、初対面の人やはじめての事柄にであったときに、無意識に出てくる性格がどのようなものであるかがわかります。
そんな1ハウスに天秤座の太陽がある人は、1ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、太陽のように輝くために、周りにどう見られているかという視点を大切にすることが最も大事になります。
Ascのサインの性質のほかに、「穏やかな人」「スマートな人」「品がある人」という第一印象をもたれやすくなります。
太陽は「人生の目的を果たしているときの私らしさ」です。天秤座は「バランスと調和」がテーマなので、人と人、人の物のバランスを保つ役割を担うことで、自分らしさを感じることができるでしょう。
どのようなことも、冷静さと客観性をもって活動することで、人生の目的をスムーズに達成することができるようになります。
自分だけでなく相手がいることで、より自分らしさを出せるので、他者と関わる仕事や美的センスをいかせる活動をしていくのがおすすめです。
天秤座の太陽が2ハウスにある
2ハウスは、「自分で使える物質や体、価値観、スキルや才能」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の経済状況や収入の得方、資産管理の方法、何にどのような価値を置くのか、どのような才能やスキルがあるのかがわかります。
そんな2ハウスに天秤座の太陽がある人は、2ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、接客業やサービス業、営業など交渉事に関する仕事、人脈や社交術を活かすことで人生を輝かせていくことになるでしょう。
2ハウスは才能やスキルの部屋なので、ここに天秤座の太陽がある人は、「もって生まれた美的センス」というスキルを使うことも大事です。美を扱う仕事や芸術関係、アパレル関係、ポスターや広告、サイトなどのデザイン関係でも力を発揮できるかもしれません。
天秤座の太陽が3ハウスにある
3ハウスは、「知能や好奇心、学習、身近な外との交流、短期の旅行、日常会話、発信、メディア、交通、義務教育」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような好奇心をもち、どのように他者とコミュニケーションをとるのか、どのような知識を得るのか、日常的に何に興味をもち行動するのかがわかります。
そんな3ハウスに天秤座の太陽がある人は、3ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、相手に合わせながら会話を進めていく分野、仲介役などで、太陽の輝きが増していきます。どのような活動であっても、“他者との交流”を心がけることが大事です。
違うやり方や考え方の間をとり、うまく取り持つような分野に適性があるので、自分が発言するよりも他者の意見を聞くような職種や活動がよいでしょう。
大事なことは公平さを保つことです。どのようなことも冷静にとらえ、複雑で繊細なバランスをうまく保つような配慮する意識が、あなたの太陽を美しく輝かせる鍵となるでしょう。
天秤座の太陽が4ハウスにある
4ハウスは、「家、家庭環境、拠り所、晩年、ルーツ、土地、地元、活動拠点、農業」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の土台となるもの、家や家庭環境、休息方法、先祖や過去からのつながり、などがわかります。
そんな4ハウスに天秤座の太陽がある人は、4ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、家業や家系や親の仕事と別の仕事の交渉役になることで、なりたい自分像を構築させます。また、公平で平和的な家庭環境や職場環境、インテリアなど美しく保たれた環境で、自分らしさを発揮させていくことになります。
天秤座は一人でいると力を発揮できないので、仲間や家族など心地よく過ごせる相手を大事にするとよいでしょう。おしゃれな家や暮らしを構築するような生活や活動もおすすめです。
天秤座は「バランス」を大切にするサインなので、その家族や仲間の中で「バランサーになる」ことが大事です。家族や職場の仲間などの身近な関係の中で、橋渡し役や穏やかなムードを作る役をすることで、自分らしさを身に着けていくことができるでしょう。
天秤座の太陽が5ハウスにある
5ハウスは、「愛するものへの態度、恋愛、創造、自己表現、子ども、あそび、趣味、レジャー施設、スポーツ」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人がどのような創造性を持ち自分自身を表現していくのか、どのように他者を愛するのか、自分の思いこみをどのくらい人生に投影できるのかな、などがわかります。
そんな5ハウスに天秤座の太陽がある人は、5ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、ファッションやメイクなど美的センスを表現すること、洗練された関係や場所を創ることで、人生を楽しむことの大切さを見出していくことになります。自分がやりたいことよりも、相手の要求ややりたいことを優先させる視点を持って活動をすることで、より自分らしさが出せるようになります。
愛するものに関して美しさや完璧さを求めるので、そのストイックさを創造的な事柄へ発展させていくと、自分にしか出せない美しさが構築されていきます。天秤座は比較検討するサインなので、一つのデザインや美しさにこだわらず、常に対比できるものを置いておくと、よりセンスが磨かれていくでしょう。
天秤座の太陽が6ハウスにある
6ハウスは、「雇用、病気、雑務、修行、訓練、下積み、ペット、奉仕、義務、日々の家事、医療衛生」などのハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が日々生活していく上で必要な労働や職務が何なのか、どのような役割を担うのか、どのような病気や疾患になりやすいか、などがわかります。
そんな6ハウスに天秤座の太陽がある人は、6ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、一人で仕事をするよりも誰かと共同で作業をするような職種、サービス業、ファッションやコスメ、美容師やデザイナーなど美容関係の仕事を通して、自分らしさを模索していくことになります。
平等意識や正義感が強く働くため、派閥がある職場や対立関係が目立つ環境では落ち着いて活動できない可能性があるので、調和的な環境に身を置くことが大事です。
どの分野でも「バランス」を大事にすると、あなたの社交術や協調性が発揮され、円滑に周りとコミュニケーションをとることができ、その人脈をもって目的を遂行することができるでしょう。
健康維持に積極的に取り組むタイプですが、ストレスや疲れがたまると、腰痛や膀胱炎、肌あれなどの原因になる可能性があります。
交流や社交は大事なことですが、自分の体と共に、ときどき職場の人間関係もデトックス作業をしてあげると、再び心地よいバランスが保てるようになるでしょう。
天秤座の太陽が7ハウスにある
7ハウスは、「他者、パートナーシップ、結婚、契約、ライバル、人間関係、協同」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、無意識に惹かれる相手、他者とどのように関わっていくのか、パートナーシップを組む相手の特徴、事業や商売での共同関係や取引相手、などがわかります。
そんな7ハウスに天秤座の太陽がある人は、7ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、美意識が高い人、平和的で社交性が高い人、優柔不断な人などの存在を通して、自分らしさを見出していく、なりたい自分像に近づいていくことになるでしょう。
経営者、リーダー的な存在の人、監督、美しい人、完璧主義な人、八方美人な人との出会いも多く、その人たちと穏やかな関係を築き、相手の声に耳を傾け、相手の要望に合わせていく中で、自分との違いを認識し、私らしさを確立させていきます。
目の前の人たちの関わりを大切にし、自分の主張だけを通そうとしないことや公平な人間関係を築く術を学ぶことで、太陽は輝きを増し、他者とも関わりやすくなるでしょう。
天秤座の太陽が8ハウスにある
8ハウスは、「継承、共有、相続、死、性、損失、悲しみ、マニアックなもの、大企業、税金、保険」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、共有するものを通じて、どのように他者と深い関りを持っていくのか、本人の性行為に対する意識やありよう、どのような専門的な分野と関わるのか、などがわかります。
そんな8ハウスに天秤座の太陽がある人は、8ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、先祖代々のお店や事業、一企業やグループの代々の知識や人脈を引き継いでいくこと、深い関わりがある人と公平な関係を築くことで、人生が輝いていきます。遺産や財産の公平性を保つことで、自分の価値を見出していく人もいるでしょう。
8ハウスは「死・性・保険・税金」なども示すため、金融業や保険関係、葬儀場や解剖、医療など生と死が身近にあるような仕事に携わる可能性もあるかもしれません。その世界で平等や公平性、正義やバランスを重んじるような業務や活動で才能が発揮されるでしょう。
天秤座の太陽が9ハウスにある
9ハウスは、「遠い場所、海外、冒険、旅、専門知識、高等教育、出版、司法、宗教、哲学、予言、占い」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が未知なものとどのように関わるのか、どのような旅をするのか、どのような専門知識を学ぶのか、宗教や予言、お告げなどとの関わり方、などがわかります。
そんな9ハウスに天秤座の太陽がある人は、9ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、哲学や思想などの精神的な探求、専門的な分野でも比較検討をすることで、なりたい自分像を確立させていくことになります。また、精神的な探求だけではなく、体の美しさやファッションなど、目で見える部分での探求を行うのもおすすめです。
天秤座は社交することがテーマなので、哲学や精神的な探求、海外の美を扱う分野などを通して、人と交流していくと太陽の輝きが増していくことになるでしょう。
9ハウスの旅や海外に関わるので、海外のファッションや美術品、音楽、芸術、デザインなどを扱うのもおすすめです。それらの研究をしていくと、もともと持っているセンスがさらに洗練されていくでしょう。
天秤座の太陽が10ハウスにある
10ハウスは、「社会的肩書、社会的な役割、天職、社会的目標の達成、名誉、地位」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、社会的にどのような顔を持つのか、社会の中でどのような役割や地位を獲得するのか、人生で目指すべきものは何か、天職は何か、などがわかります。
そんな10ハウスに天秤座の太陽がある人は、10ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、社交術や交渉術、美的感覚を必要とする仕事を行う中で社会的地位や肩書を得て、人生を輝かせていくことになるでしょう。
人生の目的(太陽)が、社会的に活躍することや名誉を得ることに向きますが、「調和的であること」「公平であること」が人生の充実感に欠かせない要素なので、差別や不公平さの強い職種や職場を公平にしていくことで、社会的名誉や地位を得ていくこともあるかもしれません。社会活動の中では「バランサーの人」「完璧主義な人」「平和主義な人」という印象を持たれやすくなります。
汗水たらして働く仕事や汚れる仕事ではあまり能力が発揮できないため、オシャレな職場や綺麗さや美しさが保てる職種に就くのも大事です。
共同事業、対人関係が必要な分野、サービス業、営業、交渉関係、接客業、販売員、仲介業、人材コーディネーター、美容師、ファッションやメイク関係、デザインなど、社交術と美意識を発揮できる分野に携わると人生の充実感も得やすくなります。
天秤座の太陽が11ハウスにある
11ハウスは、「友人、サークル、コミュニティ、未来計画、人生の希望、副業、社会貢献、支援者、資源」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのようにネットワークに参加していくのか、その人が集団や組織にどのような役割を果たすのか、どのようなサポーターや理解者を得るのか、などがわかります。
そんな11ハウスに天秤座の太陽がある人は、11ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、社交的で大人なコミュニティやグループに所属する中で、自分らしさを確立させ、その中でバランスをとる役割を担っていくことになります。
自主性や対等な関係を保てる関係やグループなどで活動することで、本来の能力が発揮できるでしょう。
支援者やサポーターにも恵まれやすいので、一人で活動するよりも団体や組織などに所属する、客観的な視点をもち冷静に話し合いができる人たちと共に活動することが大事です。そのグループや組織、ともに活動するメンバーの中で、調整役に徹すると自分自身も所属する場所も円滑に目的を達成することができるでしょう。
天秤座の太陽が12ハウスにある
12ハウスは、「見えないもの、隠されたもの、秘密、見えない敵、潜在意識、病院、福祉施設、あの世、疎外感、不安、恐怖、解放、隠遁、犠牲」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような潜在意識が眠っているのか、何を犠牲にするのか、どのような心理的願望や恐怖、不安があるのか、などがわかります。
そんな12ハウスに天秤座の太陽がある人は、12ハウスの場面で他者と調和的にバランスをとっていくことが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、奉仕活動や慈善活動を率先してやっていくことや名前や顔を出さない方法(インターネットの世界、芸やメディア、芸術や音楽の世界など)で活動をする中で、究極の平和や調和を保つことを意識して活動することで、人生の目的を達成していくことができます。
閉鎖的な場所やあまり人目につかないような場所、福祉施設や病院などでの実際的なサポートや細かな作業が必要な事柄に関わることで、自分らしいバランスを見出していく人もいるでしょう。
大事なことは、知性や外見だけでなく、目に見えないものや心にも目を向けることです。
3.太陽天秤座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツまとめ
太陽天秤座の性質・性格や特徴のポイントは以下の6つでした。
天秤座は黄道十二宮の七番目のサインということもあり、こどもの段階から成長し、社会へ出ていく段階を表すサインです。
天秤座にある太陽は「フォール(転落の座)」と呼ばれ、その天体にとって居心地が悪い場所になります。太陽は自ら輝きを放ち、周りを照らす天体であるため、自我をできるだけ薄めることが美徳という天秤座では、太陽は輝きにくく感じます。
そのため、自己中心的な自分を封印し、世渡りしてくための術を身に着けていくことで、社会で出会うさまざまな人たちと触れ、世界を広げていきます。優柔不断や八方美人と言われがちな天秤座ですが、それは大人になる一歩を踏み出したということです。
大人の振る舞いと、まだ少し子どもな自分とのバランスをうまくこなすことで、太陽の光はかっこよく輝き出すでしょう。
西洋占星術では、12サイン、10天体、12ハウス、アスペクトなど、様々な観点があります。太陽星座だけですべての性質を知ることは難しく、「この部分はあるけど、ここは違うな…」というところは、他の天体が関係しているのかもしれません。これらも一緒に調べてみてください!
本サイトでは、太陽星座以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
【月星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【アセンダント】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【水星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【金星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【火星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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12星座の神話をまとめた記事
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天秤座の前後の蠍座、乙女座や他の星座も気になる方は、以下もご覧ください。
太陽蠍座の性格・特徴を書いた記事
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太陽乙女座の性格・特徴を書いた記事
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【太陽星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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-星座別の特徴
-天秤座, 太陽, 紹介・解説