
雑誌やテレビの占いでよく見る○○座に該当するのが太陽星座です。
一般に「山羊座」と呼ぶと、太陽が山羊座にある人という意味で、12月22日~1月19日生まれの方ですね。(生まれた年・時間や術式によって境界の日にちが異なる場合があります。)
西洋占星術の中でもメインとなる天体である太陽は、人生の目的を果たしているときの自分であるため、「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示します。
あなたの生まれた太陽星座の性質を理解することで、あなたが自分らしく輝く(生きる)ために、どのような個性や才能を発揮すべきなのか、どのように人生を切り開いていけばいいのかを知ることができます。
Sumie
この記事は私が書いています!プロフィール・実績はコチラです。
太陽星座が山羊座の人の性格・性質や特徴の概要をまとめると以下のようになります。
刻印せよ | 必ずこの社会に根付かせるという目的意識をしっかり持って最後までやり遂げる |
責任感を身に付けよう | 自分を律すること、周りへの忠誠心と誠実さを忘れず進み続けることで社会で結果を出すことができる |
目標はじっくり確実に | 長期決戦になると誰にも負けない粘り強さを発揮する |
計画管理に携われ | 合理的に物事を進める力や無駄を省く力、忍耐力や継続力、不屈の精神が養われ、それが最大の武器となる |
人生の統治者になれ | 自分らしくあるためには「努力・時間・責任・社会貢献」が大事 |
無用の用を忘れずに | 無駄と決めて棄て去るような単純な態度にならないように心がけましょう |
太陽山羊座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツの概要
この記事では、太陽星座が山羊座の人の性格・性質や特徴だけでなく、自分らしく輝く・生きるための方向性について詳しく解説していきます。
※ここでの性質や特徴は、アスペクトなどを考慮していないため、各星座の基本的な性質や特徴として捉えてください。(他の天体によるアスペクトによって、細かな性質や特徴は異なります)
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1.【社会への刻印と駆使する力が輝く鍵】太陽山羊座の性質・性格や特徴
山羊座のキャッチフレーズは「I use(私は使役する・利用する)」、活動宮で地のエレメントなので、行動力と現実思考を併せ持つサインです。
山羊座は12サインの10番目のサインであり、精神の自由の旅に出ていた射手座で生きる意味や自分の使命を自分なりに考え、そこから現実社会に戻り、社会の中で自分の役割を果たし、自分の人生の目標を完遂する段階になります。
そんな山羊座に「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示す太陽が入っている「太陽星座が山羊座の人」は以下のように輝いていきましょう!
刻印せよ
太陽が山羊座にある人が自分らしく輝く・生きるために最も大事なことは「必ず達成する」ことです。
山羊座の大きなテーマの一つに「目的や目標を完遂すること」があります。山羊座は活動宮で地のエレメントなので、常に動き続けながら現実に形を残していくサインです。
夢のような活動を夢で終わらせず、必ずこの社会に根付かせるという目的意識をしっかり持って最後までやり遂げることで、あなたの太陽は輝いていきます。
どれだけ時間がかかったとしても、どれだけ困難な道であっても、必ず現実化させるという強い意識が“あなたらしさ”を創り上げていくでしょう。
そのために、夢や理想を空想の世界で終わらせないために、知識や技術の獲得をしていきましょう。積み重ねてきた経験や実績は、あなたを裏切ることはありません。その確かなものを積み上げ、山のてっぺんにあなたの人生を刻み込んでください。
“自分の生きた証をこの世界に刻印する”ために活動しているときが、太陽山羊座がもっとも光輝くときです。
責任感を身に付けよう
太陽が山羊座にある人は太陽期である25歳から34歳の間に、自分を律し責任感を持った人に憧れ、自分自身もそうなりたいと願うことが多くなります。
それまでは他力本願だった人も、責任から逃れてのらりくらりとやってきた人も、本当にこれでいいのかなと感じ、自ら厳しい道へ進みたくなるでしょう。
「責任、義務、社会的自己実現、忍耐、実行力、ルール、礼儀」と、山羊座のキーワードには固い言葉が並びますが、それを身に着けていくことで、自分らしさや自分の輝きを発見していくことになります。
ときどき、自ら課したその重圧に負けそうになることもあるかもしれませんが、それを身に付けるからこそ、他者に信頼され尊敬される人になることができます。
社会的自己実現とは、他者との関わりの中で自分の能力を最大限にいかし、社会貢献をすることです。そのためには他者から信頼され、尊敬される自分になる必要があります。
全ての人が責任や義務、厳しい立場に耐えられるわけではありません。しかし、太陽が山羊座で生まれたあなたは、自律性と社会性を開花させる素質をもって生まれてきたのです。自分らしさが迷子になったときは、重圧から逃げていないか、社会に少しでも貢献できているか、諦めずに立ち向かえているか、他者に誠実な自分であるか、振り返ってみるとよいでしょう。
自分を律すること、そして、周りへの忠誠心と誠実さを忘れず進み続けることで必ず、社会で結果を出すことができるでしょう。
目標はじっくり確実に
山羊座は疑い深く怖がりなサインで、石橋をたたいて渡る性質が強く、短期決戦や素早さが必要な場面では尻込みしがちですが、長期決戦になると誰にも負けない粘り強さを発揮するサインです。
そのため、太陽が山羊座にあるあなたが人生の目的・目標(太陽)へ向かうための最善の方法は「じっくり時間をかけて確実に進む」ことです。
山羊座には長期目標や大きな目標が必要と言われますが、その目標から逆算して現在の行動や計画を立て、一つずつ確実に突破していくことで、自信をつけていきます。太陽が山羊座にあるあなたが身に付けるべき資質は、計画のルートがどれだけ変わろうとも、特定の大きな目標や目的から目を離さず、時間をかけてコツコツ進む姿勢、内なる力強さなのです。
リスクを恐れる気持ちから、短期的な計画や確実性がない事柄に携わるのは不安が付きまとうでしょう。また、現実的でない理想論や精神論が飛び交うだけの状況にイライラしてしまうかもしれません。
仕事などで、どうしてもそのような場面で取り組まなければならなくなった場合は、その中で自分の役割を見つけ、その役割にあった目標や目的を定め、確実にこなしていくと、いきいきと自分らしく取り組むことができるでしょう。
計画管理に携われ
山羊座の最大の魅力は「逆算能力」があること、「トータル力がある」ことです。
太陽が山羊座にある人は、長期的な目標を逆算する力で確実にこなすこと、物事をトータルで考えて適材適所で利用できるものを使うことで、太陽の光に磨きをかけていくことができます。
太陽山羊座の人は、以下のようなことがテーマです。
- 組織活動を管理すること
- 自律性を養うこと
- いつもゴールを見据えること
そのため、企画から開発までトータルプロデュースする仕事、研修やセミナーなど教育の分野で自律性を養う仕事、ルールやマニュアルが決められた職種、農業など管理力や長期的目線が必要な仕事を通して、山羊座の資質を強化していく人もいます。
山羊座は「I use(私は使役する、利用する)」がキャッチフレーズですが、自分や他者の持っている才能、スキル、人脈などなんでも使い、確実に目的を完遂させる資質を表します。
その資質を発揮するためには、計画管理する能力が必須になります。組織や人脈、スキルなどのメリットデメリットをしっかり把握し、あらゆる事柄を想定し、どのようなパターンでも応じられるように、計画立てとさまざまなことを管理する術を社会の中で身に付けていきましょう。
管理する側が一つの出来事で一喜一憂していては、なかなか前に進まないので、トータルで物事を考える力や最終的に帳尻合わせをする力も必要になるでしょう。
太陽が山羊座で生まれたあなたは、社会の中で必ず目標を達成させるという役割を担っていく中で、合理的に物事を進める力や無駄を省く力、忍耐力や継続力、不屈の精神が養われ、それがあなたの最大の武器となっていくでしょう。
人生の統治者になれ
現実社会に根付きながら、確実に結果を出すのが山羊座です。そのため、人生の目的やテーマを示す太陽が山羊座にあるあなたは、この人生で自分らしくあるためには「努力・時間・責任・社会貢献」が大事ということになります。
人生の最後のときに自分の努力の成果を示すための証拠を持っていることが、山羊座にとって大事な要素なので、その証拠を確立させるために並々ならぬ時間と努力をかけることもあります。それは周りから見ると“こわい”“厳しい”と映ることもあるかもしれません。
また、その大きな目標や目的が周りからみると“欲深い”“野心がある人”とみなされ、ときに野心のために何でもする人、結果だけを求めて冷たい人と揶揄されることもあるでしょう。
しかし、どのようなときでも自分の目標と人生に責任を持ち、社会と真摯に関わっていく姿勢を持つことが、あなたの太陽を輝かせる鍵となるので、周りの評価やステイタスにこだわりすぎず、自分を信じてコツコツと一歩一歩、自分の城(人生)の統治者になっていきましょう。
山羊座は地のエレメントの最終段階です。牡牛座は自分を律し目的を遂行し、乙女座は自分を律して周りの役に立ち、山羊座は自分と他者を律することで社会や全体に貢献する役割です。
自分だけでなく、他者をも律することは難しく、ときに嫌われ役になることもあります。
しかし、城も人も一日にして成らず。ゆっくり時間をかけて周りの人たちや自分自身を穏やかに受容し、深い関与と献身をもって貢献していきましょう。
投げ出さずに進めば、年齢を重ねる度にあなたの魅力と実力が増していくでしょう。
無用の用を忘れずに
山羊座に太陽がある人は、真の実力者であり、管理者であり、統治者です。山羊座の太陽がじっくりと輝いているときは、目的に向かって確実に一歩一歩、取り組むことができます。
しかし、どのようなときでも“目的”と“結果”を大事にすることを養っていく半面、必要な人脈だけ、結果だけ、無駄な時間や計画は省くなど、人付き合いや組織作りにゆとりがなくなっていくこともあります。
世の中には「無用の用(一見、役に立たないと思われるものが実は、非常に大切な役割を果たすこと)」という言葉がありますが、人や物には使い方に適材適所があること、無駄と決めて棄て去るような単純な態度にならないように心がけましょう。
また、目的を遂行するためには、効率化を図ることや結果を重視する姿勢を持つことは必要です。しかし、結果を生み出さなかった努力であったとしても、そのプロセスを大事にすることも忘れないようにしましょう。
相手や自分のやってきたプロセスも認め、どのような結果であっても受け止める懐を身に着けることで、さらにリーダーとして頼られる存在になることができるでしょう。
2.山羊座にある太陽とハウスの関係性
西洋占星術では、サインや天体だけでなく、ハウスやアスペクトも重要になり、それぞれ以下のように関係しています。
- 天体
⇒なにが
- サイン
⇒どんなふうに
- ハウス
⇒どの場面で
- アスペクト(天体の組み合わせ)
⇒どうなる
ここからは、山羊座にある太陽がどのハウスに入っているかで、山羊座にある太陽の性質がどの場面で発揮されるか解説していきます。
山羊座の太陽が1ハウスにある
1ハウスは、「物事の始め方と動機、容姿、無意識に出てくる性格、外に出す自分」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の外見や顔立ち、体型、体質、出生時の状況、初対面の人やはじめての事柄にであったときに、無意識に出てくる性格がどのようなものであるかがわかります。
そんな1ハウスに山羊座の太陽がある人は、1ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、太陽のように輝くために、何事も事前に計画を立て、それを遂行することが最も大事になります。
Ascのサインの性質のほかに、「真面目な人」「責任感が強い人」「厳しい人」という第一印象をもたれやすくなります。
太陽は「人生の目的を果たしているときの私らしさ」です。山羊座は「自律と責任」がテーマなので、自分ルールや自分の中にある常識を大切にすることで、自分らしさを感じることができるでしょう。
目標に向かって努力し続けることが自然とできるので、逆算力を使いながら大きな目的のための小さな目標を一つ一つ突破していってください。
人に笑われることや指摘されることは苦手かもしれませんが、それを避けて縮こまっていては、せっかくの山羊座の資質がいかせません。多少の恥をかいてでも、自分の目的に向かって努力し続けると、気づいたときには自分の人生の山のてっぺんに立っているでしょう。
山羊座の太陽が2ハウスにある
2ハウスは、「自分で使える物質や体、価値観、スキルや才能」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の経済状況や収入の得方、資産管理の方法、何にどのような価値を置くのか、どのような才能やスキルがあるのかがわかります。
そんな2ハウスに山羊座の太陽がある人は、2ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、定職に就きコツコツと稼ぐ、大きな責任が圧し掛かるような仕事、長期間の努力が必要な仕事を通して結果を出していくことで、人生を輝かせていきます。
2ハウスはその人が何に価値を置くのかを読むハウスでもあるので、所有する物やスキルに対する思い入れや手に入れた過程よりも「使えるか使えないか」などメリット/デメリット重視で判断する姿勢を身に付けていくと、自分の持って生まれたもので刻印を刻むことができるでしょう。
山羊座の太陽が3ハウスにある
3ハウスは、「知能や好奇心、学習、身近な外との交流、短期の旅行、日常会話、発信、メディア、交通、義務教育」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような好奇心をもち、どのように他者とコミュニケーションをとるのか、どのような知識を得るのか、日常的に何に興味をもち行動するのかがわかります。
そんな3ハウスに山羊座の太陽がある人は、3ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
実際に使える学問や知識を、計画を立てて習得し、それを使用して実績を上げていくことで太陽の輝きが増していきます。伝統文化や伝統芸術にも興味をひかれやすい可能性があるので、伝統や古きよきものに触れるような趣味や旅行などが何かのヒントになることもあるでしょう。
3ハウスは発信や交流のハウスでもあるので、簡潔にまとめられた文章や無駄のない会話形式をいかしたコミュニケーションをとっていくと、太陽を輝かせていけるでしょう。教育やマナー講師、旅行のプランニングなどにも向いています。
山羊座の太陽が4ハウスにある
4ハウスは、「家、家庭環境、拠り所、晩年、ルーツ、土地、地元、活動拠点、農業」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の土台となるもの、家や家庭環境、休息方法、先祖や過去からのつながり、などがわかります。
そんな4ハウスに山羊座の太陽がある人は、4ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、家業や家系や親の仕事、土地の歴史や伝統文化と関わることで、なりたい自分像を構築させます。また、しきたりやルールを重んじるような環境や職種、ちいさな空間での活動、しっかりした基盤があることで、自分らしさを発揮させていくこともできるでしょう。
身近な人たちとの秩序を守った関わりの中で、人生の目的やなりたい自分像を明確にしていくタイプなので、整った環境や人間関係の構築が大事です。“親しき中にも礼儀あり”が当たり前にできる環境でこそ、自分らしく過ごすことができるでしょう。
4ハウスは晩年も表すため、人生の終わり際や死についてのルールや環境作りに携わることもあるかもしれません。住居や土地、神聖な場所と実際的な関わりを通して、その土地の概念や価値観、歴史的な背景や文化から、自分らしさや人生の目的を見出していくこともあるでしょう。
山羊座の太陽が5ハウスにある
5ハウスは、「愛するものへの態度、恋愛、創造、自己表現、子ども、あそび、趣味、レジャー施設、スポーツ」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人がどのような創造性を持ち自分自身を表現していくのか、どのように他者を愛するのか、自分の思いこみをどのくらい人生に投影できるのかな、などがわかります。
そんな5ハウスに山羊座の太陽がある人は、5ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、ルールがある趣味や遊び、確実に形となるもの、じっくりと時間をかけて楽しめるものを通して、人生を楽しむことの大切さを見出していくことになります。どのようなことにも「目標設定」を忘れずに取り組むことで自分らしさが出せるようになっていきます。
好きなものに関して慌てずじっくり、時間をかけながら確実に形として生み出していくことがポイントです。短期的な作品を何個も生み出すよりも、長期的な視野を入れた作品を生み出す方が自分らしさを感じることができるでしょう。
レジャー施設や子どもに関わる分野で、ルールを作る役割や施設の建設をする役割を担うこともあるかもしれません。
山羊座の太陽が6ハウスにある
6ハウスは、「雇用、病気、雑務、修行、訓練、下積み、ペット、奉仕、義務、日々の家事、医療衛生」などのハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が日々生活していく上で必要な労働や職務が何なのか、どのような役割を担うのか、どのような病気や疾患になりやすいか、などがわかります。
そんな6ハウスに山羊座の太陽がある人は、6ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、社会的に立派とされる職場や大企業、管理能力が活かせる職場を通して、自分らしさを模索していくことになります。
ルールや段取りがしっかりした環境で安心して能力を発揮できるので、無法地帯のような環境や自由意志が強い職種では、どうすべきか分からず、自分ルールに入り込み、周りとの交流を避けてしまう可能性がありそうです。
どの分野でも「着実にこなす」ことを大事にすると、自分の実力で確実にステップアップしていけるでしょう。
結果主義になりすぎると、後輩や部下、同僚からの信頼や尊敬が獲得しづらいので、相手の感情やプロセスにも目を向けてあげるとよいでしょう。
健康維持に積極的に取り組むタイプですが、仕事人間になる可能性が高く、過度なストレスが「骨・歯・膝・関節・皮膚」などの不調として現れやすいかもしれません。山羊座は均衡感覚を表すため、正しい姿勢を保つこと、着実に目標に近づいているという手ごたえを得ることで、体と心の健康が保たれるでしょう。
山羊座の太陽が7ハウスにある
7ハウスは、「他者、パートナーシップ、結婚、契約、ライバル、人間関係、協同」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、無意識に惹かれる相手、他者とどのように関わっていくのか、パートナーシップを組む相手の特徴、事業や商売での共同関係や取引相手、などがわかります。
そんな7ハウスに山羊座の太陽がある人は、7ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、真面目で責任感の強い人、保守的な考えの人、野心があり社会的地位がある人などの存在を通して、自分らしさを見出していく、なりたい自分像に近づいていくことになるでしょう。
経営者、リーダー的な存在の人、監督、厳しい人、ルールを大事にする人、結果主義な人との出会いも多く、目の前の人たちとの少しずつ関係の土台を固めていく中で自分を確立させていくことになります。
感情に流されない強さや自分と相手との境界線を引くクールさを学ぶことで、他者と長期的な関係を築くことができるようになるでしょう。
山羊座の太陽が8ハウスにある
8ハウスは、「継承、共有、相続、死、性、損失、悲しみ、マニアックなもの、大企業、税金、保険」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、共有するものを通じて、どのように他者と深い関りを持っていくのか、本人の性行為に対する意識やありよう、どのような専門的な分野と関わるのか、などがわかります。
そんな8ハウスに山羊座の太陽がある人は、8ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、先祖代々のお店や事業、一企業やグループの代々のルールや伝統を引き継いでいくこと、深い関わりの人たちと長期的な関係を結ぶことで、人生が輝いていきます。大きな組織で深い関りを持ち、その組織内で特別な仕事や大きな仕事を任せられることも多いかもしれません。
8ハウスは「死・性・保険・税金」なども示すため、金融業や保険関係、葬儀場や解剖、医療など生と死が身近にあるような仕事に携わる可能性もあります。長期的な目線をもちながら、逆算的に今必要なものを考える能力を養うことで、その業界で確実な地位や何らかの形を得ることができるでしょう。
山羊座の太陽が9ハウスにある
9ハウスは、「遠い場所、海外、冒険、旅、専門知識、高等教育、出版、司法、宗教、哲学、予言、占い」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が未知なものとどのように関わるのか、どのような旅をするのか、どのような専門知識を学ぶのか、宗教や予言、お告げなどとの関わり方、などがわかります。
そんな9ハウスに山羊座の太陽がある人は、9ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、自分の目的に必要な学問を実直に学んでいく中で、なりたい自分像を確立させていくことになります。その学んだことを使って教える側にもなりやすいタイプです。
不確かなものよりも、基礎や学問体系があるものをじっくりと習得していくことが、あなたの太陽を輝かすヒントになります。
9ハウスの旅や海外に関わりますが、旅行よりも長期的な出張や仕事で行くことが多くなる傾向があるでしょう。旅の目的を明確にし、その目的をもって遠くの土地や文化と関わることで大きな収穫を得ることができそうです。
山羊座の太陽が10ハウスにある
10ハウスは、「社会的肩書、社会的な役割、天職、社会的目標の達成、名誉、地位」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、社会的にどのような顔を持つのか、社会の中でどのような役割や地位を獲得するのか、人生で目指すべきものは何か、天職は何か、などがわかります。
そんな10ハウスに山羊座の太陽がある人は、10ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、成果主義や結果主義の職種や職場、責任が必要な仕事の中で、社会的地位や肩書を得て、人生を輝かせていくことになるでしょう。
人生の目的(太陽)が、社会的に活躍することや名誉を得ることに向き、「結果を出すこと」が大事です。長期的な計画を立てながら、無駄の削減や作業効率を大事にすることで、確実に階段を上っていくことができるタイプでしょう。
社会活動の中では「真面目な人」「仕事ができる人」「責任感が強い人」という印象を持たれやすくなります。
実際に社会に実利や使えるものをもたらすことが充実感を得る鍵になるので、社会の役に立てるものや社会貢献できるものを実際に目に見える形で構築していくことに携わっていくとよいでしょう。その中で、自然と組織や集団の管理をする役割を担っていくことになるかもしれません。
伝統分野、大企業、起業、経営者、管理職、マネージャー、公務員、農業、教育、経理、事務、専門職、楽器演奏者、指揮者、骨や骨格に関わる仕事、歯科医、皮膚科医など、時間をかけながら確実に実力を培っていくような職種で充実感を得ていくタイプです。
山羊座の太陽が11ハウスにある
11ハウスは、「友人、サークル、コミュニティ、未来計画、人生の希望、副業、社会貢献、支援者、資源」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのようにネットワークに参加していくのか、その人が集団や組織にどのような役割を果たすのか、どのようなサポーターや理解者を得るのか、などがわかります。
そんな11ハウスに山羊座の太陽がある人は、11ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、ルールや礼儀が重んじられるコミュニティやグループに所属する中で、自分らしさを確立させ、その中でグループの中心になって動かしていくような役割を担っていくことになります。
社会に貢献したいという強い野望をもつことで、太陽の輝きを増していくので、地域の活性化や被災地などへの支援、人的援助や資金援助など目に見える形でおこなえるグループやコミュニティ活動をしていくとよいでしょう。
支援者やサポーターにも恵まれやすいので、一人で活動するよりも団体や組織などに所属する、それぞれのスキルを実際にいかせる仲間と共に活動することが大事です。
そのグループや組織、ともに活動するメンバーの中で、長期的な目標設定をつくり、そこから今の課題を挙げ、一つ一つ確実にクリアしていくことで、自分自身も所属する場所も円滑に目的を達成することができるでしょう。
山羊座の太陽が12ハウスにある
12ハウスは、「見えないもの、隠されたもの、秘密、見えない敵、潜在意識、病院、福祉施設、あの世、疎外感、不安、恐怖、解放、隠遁、犠牲」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような潜在意識が眠っているのか、何を犠牲にするのか、どのような心理的願望や恐怖、不安があるのか、などがわかります。
そんな12ハウスに山羊座の太陽がある人は、12ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、奉仕活動や慈善活動を率先してやっていくこと、名前や顔を出さない方法(インターネットの世界、芸やメディア、芸術や音楽の世界など)で活動をすること、目に見えないものを確かな形にすることで、人生の目的を達成していくことができます。
閉鎖的な場所やあまり人目につかないような場所、福祉施設や病院などで、管理者や責任者になることもあるでしょう。また、精神性を高めていくことや魂の成長を目標にして活動する人もいるかもしれません。
大事なことは、知性や外見だけでなく、目に見えないものや心にも目を向けることです。
3.太陽山羊座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツまとめ
太陽山羊座の性質・性格や特徴のポイントは以下の6つでした。
- 刻印せよ
- 責任感を身に着けよう
- 目標はじっくり確実に
- 計画管理に携われ
- 人生の統治者になれ
- 無用の用を忘れずに
山羊座は黄道十二宮の十番目のサインということもあり、この社会で確実に根を張り、結果を出すことで自分を見出していくサインです。
大きな野望や目標があることで、それに向かって山を登り続けることができるので、周りに発表しなくてもいいので、自分の中で人生の大きな目標(刻みたいもの)を明確にしておくと道に迷うことなく進んでいくことができるでしょう。
西洋占星術では、12サイン、10天体、12ハウス、アスペクトなど、様々な観点があります。太陽星座だけですべての性質を知ることは難しく、「この部分はあるけど、ここは違うな…」というところは、他の天体が関係しているのかもしれません。これらも一緒に調べてみてください!
本サイトでは、太陽星座以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
山羊座の前後の水瓶座、射手座や他の星座も気になる方は、以下もご覧ください。
星座別の特徴
【社会への刻印と駆使する力が輝く鍵】太陽山羊座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツ
雑誌やテレビの占いでよく見る○○座に該当するのが太陽星座です。
一般に「山羊座」と呼ぶと、太陽が山羊座にある人という意味で、12月22日~1月19日生まれの方ですね。(生まれた年・時間や術式によって境界の日にちが異なる場合があります。)
西洋占星術の中でもメインとなる天体である太陽は、人生の目的を果たしているときの自分であるため、「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示します。
あなたの生まれた太陽星座の性質を理解することで、あなたが自分らしく輝く(生きる)ために、どのような個性や才能を発揮すべきなのか、どのように人生を切り開いていけばいいのかを知ることができます。
この記事は私が書いています!プロフィール・実績はコチラです。
太陽星座が山羊座の人の性格・性質や特徴の概要をまとめると以下のようになります。
この記事では、太陽星座が山羊座の人の性格・性質や特徴だけでなく、自分らしく輝く・生きるための方向性について詳しく解説していきます。
※ここでの性質や特徴は、アスペクトなどを考慮していないため、各星座の基本的な性質や特徴として捉えてください。(他の天体によるアスペクトによって、細かな性質や特徴は異なります)
もくじ
本題に入る前にお知らせです。
あなたも星占いを勉強してみませんか?
クラゲでもわかる星読み講座は、通勤しながら、家事をしながら、スマホ1台で見放題の動画講座です。太陽星座だけでなく、西洋占星術の基礎からホロスコープの読み方まで学べます。
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※クラゲでもわかる星読み講座は、本Webサイトを運営している「Smjuk」が製作・運営・販売しており、この記事の筆者「Sumie」が講師です。
1.【社会への刻印と駆使する力が輝く鍵】太陽山羊座の性質・性格や特徴
山羊座のキャッチフレーズは「I use(私は使役する・利用する)」、活動宮で地のエレメントなので、行動力と現実思考を併せ持つサインです。
山羊座は12サインの10番目のサインであり、精神の自由の旅に出ていた射手座で生きる意味や自分の使命を自分なりに考え、そこから現実社会に戻り、社会の中で自分の役割を果たし、自分の人生の目標を完遂する段階になります。
そんな山羊座に「なりたい自分像・自我」「意識的にとっている行動・表の顔」を示す太陽が入っている「太陽星座が山羊座の人」は以下のように輝いていきましょう!
刻印せよ
太陽が山羊座にある人が自分らしく輝く・生きるために最も大事なことは「必ず達成する」ことです。
山羊座の大きなテーマの一つに「目的や目標を完遂すること」があります。山羊座は活動宮で地のエレメントなので、常に動き続けながら現実に形を残していくサインです。
夢のような活動を夢で終わらせず、必ずこの社会に根付かせるという目的意識をしっかり持って最後までやり遂げることで、あなたの太陽は輝いていきます。
どれだけ時間がかかったとしても、どれだけ困難な道であっても、必ず現実化させるという強い意識が“あなたらしさ”を創り上げていくでしょう。
そのために、夢や理想を空想の世界で終わらせないために、知識や技術の獲得をしていきましょう。積み重ねてきた経験や実績は、あなたを裏切ることはありません。その確かなものを積み上げ、山のてっぺんにあなたの人生を刻み込んでください。
“自分の生きた証をこの世界に刻印する”ために活動しているときが、太陽山羊座がもっとも光輝くときです。
責任感を身に付けよう
太陽が山羊座にある人は太陽期である25歳から34歳の間に、自分を律し責任感を持った人に憧れ、自分自身もそうなりたいと願うことが多くなります。
それまでは他力本願だった人も、責任から逃れてのらりくらりとやってきた人も、本当にこれでいいのかなと感じ、自ら厳しい道へ進みたくなるでしょう。
「責任、義務、社会的自己実現、忍耐、実行力、ルール、礼儀」と、山羊座のキーワードには固い言葉が並びますが、それを身に着けていくことで、自分らしさや自分の輝きを発見していくことになります。
ときどき、自ら課したその重圧に負けそうになることもあるかもしれませんが、それを身に付けるからこそ、他者に信頼され尊敬される人になることができます。
社会的自己実現とは、他者との関わりの中で自分の能力を最大限にいかし、社会貢献をすることです。そのためには他者から信頼され、尊敬される自分になる必要があります。
全ての人が責任や義務、厳しい立場に耐えられるわけではありません。しかし、太陽が山羊座で生まれたあなたは、自律性と社会性を開花させる素質をもって生まれてきたのです。自分らしさが迷子になったときは、重圧から逃げていないか、社会に少しでも貢献できているか、諦めずに立ち向かえているか、他者に誠実な自分であるか、振り返ってみるとよいでしょう。
自分を律すること、そして、周りへの忠誠心と誠実さを忘れず進み続けることで必ず、社会で結果を出すことができるでしょう。
目標はじっくり確実に
山羊座は疑い深く怖がりなサインで、石橋をたたいて渡る性質が強く、短期決戦や素早さが必要な場面では尻込みしがちですが、長期決戦になると誰にも負けない粘り強さを発揮するサインです。
そのため、太陽が山羊座にあるあなたが人生の目的・目標(太陽)へ向かうための最善の方法は「じっくり時間をかけて確実に進む」ことです。
山羊座には長期目標や大きな目標が必要と言われますが、その目標から逆算して現在の行動や計画を立て、一つずつ確実に突破していくことで、自信をつけていきます。太陽が山羊座にあるあなたが身に付けるべき資質は、計画のルートがどれだけ変わろうとも、特定の大きな目標や目的から目を離さず、時間をかけてコツコツ進む姿勢、内なる力強さなのです。
リスクを恐れる気持ちから、短期的な計画や確実性がない事柄に携わるのは不安が付きまとうでしょう。また、現実的でない理想論や精神論が飛び交うだけの状況にイライラしてしまうかもしれません。
仕事などで、どうしてもそのような場面で取り組まなければならなくなった場合は、その中で自分の役割を見つけ、その役割にあった目標や目的を定め、確実にこなしていくと、いきいきと自分らしく取り組むことができるでしょう。
計画管理に携われ
山羊座の最大の魅力は「逆算能力」があること、「トータル力がある」ことです。
太陽が山羊座にある人は、長期的な目標を逆算する力で確実にこなすこと、物事をトータルで考えて適材適所で利用できるものを使うことで、太陽の光に磨きをかけていくことができます。
太陽山羊座の人は、以下のようなことがテーマです。
そのため、企画から開発までトータルプロデュースする仕事、研修やセミナーなど教育の分野で自律性を養う仕事、ルールやマニュアルが決められた職種、農業など管理力や長期的目線が必要な仕事を通して、山羊座の資質を強化していく人もいます。
山羊座は「I use(私は使役する、利用する)」がキャッチフレーズですが、自分や他者の持っている才能、スキル、人脈などなんでも使い、確実に目的を完遂させる資質を表します。
その資質を発揮するためには、計画管理する能力が必須になります。組織や人脈、スキルなどのメリットデメリットをしっかり把握し、あらゆる事柄を想定し、どのようなパターンでも応じられるように、計画立てとさまざまなことを管理する術を社会の中で身に付けていきましょう。
管理する側が一つの出来事で一喜一憂していては、なかなか前に進まないので、トータルで物事を考える力や最終的に帳尻合わせをする力も必要になるでしょう。
太陽が山羊座で生まれたあなたは、社会の中で必ず目標を達成させるという役割を担っていく中で、合理的に物事を進める力や無駄を省く力、忍耐力や継続力、不屈の精神が養われ、それがあなたの最大の武器となっていくでしょう。
人生の統治者になれ
現実社会に根付きながら、確実に結果を出すのが山羊座です。そのため、人生の目的やテーマを示す太陽が山羊座にあるあなたは、この人生で自分らしくあるためには「努力・時間・責任・社会貢献」が大事ということになります。
人生の最後のときに自分の努力の成果を示すための証拠を持っていることが、山羊座にとって大事な要素なので、その証拠を確立させるために並々ならぬ時間と努力をかけることもあります。それは周りから見ると“こわい”“厳しい”と映ることもあるかもしれません。
また、その大きな目標や目的が周りからみると“欲深い”“野心がある人”とみなされ、ときに野心のために何でもする人、結果だけを求めて冷たい人と揶揄されることもあるでしょう。
しかし、どのようなときでも自分の目標と人生に責任を持ち、社会と真摯に関わっていく姿勢を持つことが、あなたの太陽を輝かせる鍵となるので、周りの評価やステイタスにこだわりすぎず、自分を信じてコツコツと一歩一歩、自分の城(人生)の統治者になっていきましょう。
山羊座は地のエレメントの最終段階です。牡牛座は自分を律し目的を遂行し、乙女座は自分を律して周りの役に立ち、山羊座は自分と他者を律することで社会や全体に貢献する役割です。
自分だけでなく、他者をも律することは難しく、ときに嫌われ役になることもあります。
しかし、城も人も一日にして成らず。ゆっくり時間をかけて周りの人たちや自分自身を穏やかに受容し、深い関与と献身をもって貢献していきましょう。
投げ出さずに進めば、年齢を重ねる度にあなたの魅力と実力が増していくでしょう。
無用の用を忘れずに
山羊座に太陽がある人は、真の実力者であり、管理者であり、統治者です。山羊座の太陽がじっくりと輝いているときは、目的に向かって確実に一歩一歩、取り組むことができます。
しかし、どのようなときでも“目的”と“結果”を大事にすることを養っていく半面、必要な人脈だけ、結果だけ、無駄な時間や計画は省くなど、人付き合いや組織作りにゆとりがなくなっていくこともあります。
世の中には「無用の用(一見、役に立たないと思われるものが実は、非常に大切な役割を果たすこと)」という言葉がありますが、人や物には使い方に適材適所があること、無駄と決めて棄て去るような単純な態度にならないように心がけましょう。
また、目的を遂行するためには、効率化を図ることや結果を重視する姿勢を持つことは必要です。しかし、結果を生み出さなかった努力であったとしても、そのプロセスを大事にすることも忘れないようにしましょう。
相手や自分のやってきたプロセスも認め、どのような結果であっても受け止める懐を身に着けることで、さらにリーダーとして頼られる存在になることができるでしょう。
2.山羊座にある太陽とハウスの関係性
西洋占星術では、サインや天体だけでなく、ハウスやアスペクトも重要になり、それぞれ以下のように関係しています。
⇒なにが
⇒どんなふうに
⇒どの場面で
⇒どうなる
ここからは、山羊座にある太陽がどのハウスに入っているかで、山羊座にある太陽の性質がどの場面で発揮されるか解説していきます。
山羊座の太陽が1ハウスにある
1ハウスは、「物事の始め方と動機、容姿、無意識に出てくる性格、外に出す自分」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の外見や顔立ち、体型、体質、出生時の状況、初対面の人やはじめての事柄にであったときに、無意識に出てくる性格がどのようなものであるかがわかります。
そんな1ハウスに山羊座の太陽がある人は、1ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、太陽のように輝くために、何事も事前に計画を立て、それを遂行することが最も大事になります。
Ascのサインの性質のほかに、「真面目な人」「責任感が強い人」「厳しい人」という第一印象をもたれやすくなります。
太陽は「人生の目的を果たしているときの私らしさ」です。山羊座は「自律と責任」がテーマなので、自分ルールや自分の中にある常識を大切にすることで、自分らしさを感じることができるでしょう。
目標に向かって努力し続けることが自然とできるので、逆算力を使いながら大きな目的のための小さな目標を一つ一つ突破していってください。
人に笑われることや指摘されることは苦手かもしれませんが、それを避けて縮こまっていては、せっかくの山羊座の資質がいかせません。多少の恥をかいてでも、自分の目的に向かって努力し続けると、気づいたときには自分の人生の山のてっぺんに立っているでしょう。
山羊座の太陽が2ハウスにある
2ハウスは、「自分で使える物質や体、価値観、スキルや才能」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の経済状況や収入の得方、資産管理の方法、何にどのような価値を置くのか、どのような才能やスキルがあるのかがわかります。
そんな2ハウスに山羊座の太陽がある人は、2ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、定職に就きコツコツと稼ぐ、大きな責任が圧し掛かるような仕事、長期間の努力が必要な仕事を通して結果を出していくことで、人生を輝かせていきます。
2ハウスはその人が何に価値を置くのかを読むハウスでもあるので、所有する物やスキルに対する思い入れや手に入れた過程よりも「使えるか使えないか」などメリット/デメリット重視で判断する姿勢を身に付けていくと、自分の持って生まれたもので刻印を刻むことができるでしょう。
山羊座の太陽が3ハウスにある
3ハウスは、「知能や好奇心、学習、身近な外との交流、短期の旅行、日常会話、発信、メディア、交通、義務教育」を表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような好奇心をもち、どのように他者とコミュニケーションをとるのか、どのような知識を得るのか、日常的に何に興味をもち行動するのかがわかります。
そんな3ハウスに山羊座の太陽がある人は、3ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
実際に使える学問や知識を、計画を立てて習得し、それを使用して実績を上げていくことで太陽の輝きが増していきます。伝統文化や伝統芸術にも興味をひかれやすい可能性があるので、伝統や古きよきものに触れるような趣味や旅行などが何かのヒントになることもあるでしょう。
3ハウスは発信や交流のハウスでもあるので、簡潔にまとめられた文章や無駄のない会話形式をいかしたコミュニケーションをとっていくと、太陽を輝かせていけるでしょう。教育やマナー講師、旅行のプランニングなどにも向いています。
山羊座の太陽が4ハウスにある
4ハウスは、「家、家庭環境、拠り所、晩年、ルーツ、土地、地元、活動拠点、農業」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人の土台となるもの、家や家庭環境、休息方法、先祖や過去からのつながり、などがわかります。
そんな4ハウスに山羊座の太陽がある人は、4ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、家業や家系や親の仕事、土地の歴史や伝統文化と関わることで、なりたい自分像を構築させます。また、しきたりやルールを重んじるような環境や職種、ちいさな空間での活動、しっかりした基盤があることで、自分らしさを発揮させていくこともできるでしょう。
身近な人たちとの秩序を守った関わりの中で、人生の目的やなりたい自分像を明確にしていくタイプなので、整った環境や人間関係の構築が大事です。“親しき中にも礼儀あり”が当たり前にできる環境でこそ、自分らしく過ごすことができるでしょう。
4ハウスは晩年も表すため、人生の終わり際や死についてのルールや環境作りに携わることもあるかもしれません。住居や土地、神聖な場所と実際的な関わりを通して、その土地の概念や価値観、歴史的な背景や文化から、自分らしさや人生の目的を見出していくこともあるでしょう。
山羊座の太陽が5ハウスにある
5ハウスは、「愛するものへの態度、恋愛、創造、自己表現、子ども、あそび、趣味、レジャー施設、スポーツ」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人がどのような創造性を持ち自分自身を表現していくのか、どのように他者を愛するのか、自分の思いこみをどのくらい人生に投影できるのかな、などがわかります。
そんな5ハウスに山羊座の太陽がある人は、5ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、ルールがある趣味や遊び、確実に形となるもの、じっくりと時間をかけて楽しめるものを通して、人生を楽しむことの大切さを見出していくことになります。どのようなことにも「目標設定」を忘れずに取り組むことで自分らしさが出せるようになっていきます。
好きなものに関して慌てずじっくり、時間をかけながら確実に形として生み出していくことがポイントです。短期的な作品を何個も生み出すよりも、長期的な視野を入れた作品を生み出す方が自分らしさを感じることができるでしょう。
レジャー施設や子どもに関わる分野で、ルールを作る役割や施設の建設をする役割を担うこともあるかもしれません。
山羊座の太陽が6ハウスにある
6ハウスは、「雇用、病気、雑務、修行、訓練、下積み、ペット、奉仕、義務、日々の家事、医療衛生」などのハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が日々生活していく上で必要な労働や職務が何なのか、どのような役割を担うのか、どのような病気や疾患になりやすいか、などがわかります。
そんな6ハウスに山羊座の太陽がある人は、6ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、社会的に立派とされる職場や大企業、管理能力が活かせる職場を通して、自分らしさを模索していくことになります。
ルールや段取りがしっかりした環境で安心して能力を発揮できるので、無法地帯のような環境や自由意志が強い職種では、どうすべきか分からず、自分ルールに入り込み、周りとの交流を避けてしまう可能性がありそうです。
どの分野でも「着実にこなす」ことを大事にすると、自分の実力で確実にステップアップしていけるでしょう。
結果主義になりすぎると、後輩や部下、同僚からの信頼や尊敬が獲得しづらいので、相手の感情やプロセスにも目を向けてあげるとよいでしょう。
健康維持に積極的に取り組むタイプですが、仕事人間になる可能性が高く、過度なストレスが「骨・歯・膝・関節・皮膚」などの不調として現れやすいかもしれません。山羊座は均衡感覚を表すため、正しい姿勢を保つこと、着実に目標に近づいているという手ごたえを得ることで、体と心の健康が保たれるでしょう。
山羊座の太陽が7ハウスにある
7ハウスは、「他者、パートナーシップ、結婚、契約、ライバル、人間関係、協同」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、無意識に惹かれる相手、他者とどのように関わっていくのか、パートナーシップを組む相手の特徴、事業や商売での共同関係や取引相手、などがわかります。
そんな7ハウスに山羊座の太陽がある人は、7ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、真面目で責任感の強い人、保守的な考えの人、野心があり社会的地位がある人などの存在を通して、自分らしさを見出していく、なりたい自分像に近づいていくことになるでしょう。
経営者、リーダー的な存在の人、監督、厳しい人、ルールを大事にする人、結果主義な人との出会いも多く、目の前の人たちとの少しずつ関係の土台を固めていく中で自分を確立させていくことになります。
感情に流されない強さや自分と相手との境界線を引くクールさを学ぶことで、他者と長期的な関係を築くことができるようになるでしょう。
山羊座の太陽が8ハウスにある
8ハウスは、「継承、共有、相続、死、性、損失、悲しみ、マニアックなもの、大企業、税金、保険」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、共有するものを通じて、どのように他者と深い関りを持っていくのか、本人の性行為に対する意識やありよう、どのような専門的な分野と関わるのか、などがわかります。
そんな8ハウスに山羊座の太陽がある人は、8ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、先祖代々のお店や事業、一企業やグループの代々のルールや伝統を引き継いでいくこと、深い関わりの人たちと長期的な関係を結ぶことで、人生が輝いていきます。大きな組織で深い関りを持ち、その組織内で特別な仕事や大きな仕事を任せられることも多いかもしれません。
8ハウスは「死・性・保険・税金」なども示すため、金融業や保険関係、葬儀場や解剖、医療など生と死が身近にあるような仕事に携わる可能性もあります。長期的な目線をもちながら、逆算的に今必要なものを考える能力を養うことで、その業界で確実な地位や何らかの形を得ることができるでしょう。
山羊座の太陽が9ハウスにある
9ハウスは、「遠い場所、海外、冒険、旅、専門知識、高等教育、出版、司法、宗教、哲学、予言、占い」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、その人が未知なものとどのように関わるのか、どのような旅をするのか、どのような専門知識を学ぶのか、宗教や予言、お告げなどとの関わり方、などがわかります。
そんな9ハウスに山羊座の太陽がある人は、9ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、自分の目的に必要な学問を実直に学んでいく中で、なりたい自分像を確立させていくことになります。その学んだことを使って教える側にもなりやすいタイプです。
不確かなものよりも、基礎や学問体系があるものをじっくりと習得していくことが、あなたの太陽を輝かすヒントになります。
9ハウスの旅や海外に関わりますが、旅行よりも長期的な出張や仕事で行くことが多くなる傾向があるでしょう。旅の目的を明確にし、その目的をもって遠くの土地や文化と関わることで大きな収穫を得ることができそうです。
山羊座の太陽が10ハウスにある
10ハウスは、「社会的肩書、社会的な役割、天職、社会的目標の達成、名誉、地位」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、社会的にどのような顔を持つのか、社会の中でどのような役割や地位を獲得するのか、人生で目指すべきものは何か、天職は何か、などがわかります。
そんな10ハウスに山羊座の太陽がある人は、10ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、成果主義や結果主義の職種や職場、責任が必要な仕事の中で、社会的地位や肩書を得て、人生を輝かせていくことになるでしょう。
人生の目的(太陽)が、社会的に活躍することや名誉を得ることに向き、「結果を出すこと」が大事です。長期的な計画を立てながら、無駄の削減や作業効率を大事にすることで、確実に階段を上っていくことができるタイプでしょう。
社会活動の中では「真面目な人」「仕事ができる人」「責任感が強い人」という印象を持たれやすくなります。
実際に社会に実利や使えるものをもたらすことが充実感を得る鍵になるので、社会の役に立てるものや社会貢献できるものを実際に目に見える形で構築していくことに携わっていくとよいでしょう。その中で、自然と組織や集団の管理をする役割を担っていくことになるかもしれません。
伝統分野、大企業、起業、経営者、管理職、マネージャー、公務員、農業、教育、経理、事務、専門職、楽器演奏者、指揮者、骨や骨格に関わる仕事、歯科医、皮膚科医など、時間をかけながら確実に実力を培っていくような職種で充実感を得ていくタイプです。
山羊座の太陽が11ハウスにある
11ハウスは、「友人、サークル、コミュニティ、未来計画、人生の希望、副業、社会貢献、支援者、資源」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのようにネットワークに参加していくのか、その人が集団や組織にどのような役割を果たすのか、どのようなサポーターや理解者を得るのか、などがわかります。
そんな11ハウスに山羊座の太陽がある人は、11ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、ルールや礼儀が重んじられるコミュニティやグループに所属する中で、自分らしさを確立させ、その中でグループの中心になって動かしていくような役割を担っていくことになります。
社会に貢献したいという強い野望をもつことで、太陽の輝きを増していくので、地域の活性化や被災地などへの支援、人的援助や資金援助など目に見える形でおこなえるグループやコミュニティ活動をしていくとよいでしょう。
支援者やサポーターにも恵まれやすいので、一人で活動するよりも団体や組織などに所属する、それぞれのスキルを実際にいかせる仲間と共に活動することが大事です。
そのグループや組織、ともに活動するメンバーの中で、長期的な目標設定をつくり、そこから今の課題を挙げ、一つ一つ確実にクリアしていくことで、自分自身も所属する場所も円滑に目的を達成することができるでしょう。
山羊座の太陽が12ハウスにある
12ハウスは、「見えないもの、隠されたもの、秘密、見えない敵、潜在意識、病院、福祉施設、あの世、疎外感、不安、恐怖、解放、隠遁、犠牲」などを表すハウスであり、天体やサインを読むことで、どのような潜在意識が眠っているのか、何を犠牲にするのか、どのような心理的願望や恐怖、不安があるのか、などがわかります。
そんな12ハウスに山羊座の太陽がある人は、12ハウスの場面で目的をもって行動し、刻印することが太陽を輝かす鍵になります。
そのため、奉仕活動や慈善活動を率先してやっていくこと、名前や顔を出さない方法(インターネットの世界、芸やメディア、芸術や音楽の世界など)で活動をすること、目に見えないものを確かな形にすることで、人生の目的を達成していくことができます。
閉鎖的な場所やあまり人目につかないような場所、福祉施設や病院などで、管理者や責任者になることもあるでしょう。また、精神性を高めていくことや魂の成長を目標にして活動する人もいるかもしれません。
大事なことは、知性や外見だけでなく、目に見えないものや心にも目を向けることです。
3.太陽山羊座の性質・性格や特徴、自分らしく輝く・生きるコツまとめ
太陽山羊座の性質・性格や特徴のポイントは以下の6つでした。
山羊座は黄道十二宮の十番目のサインということもあり、この社会で確実に根を張り、結果を出すことで自分を見出していくサインです。
大きな野望や目標があることで、それに向かって山を登り続けることができるので、周りに発表しなくてもいいので、自分の中で人生の大きな目標(刻みたいもの)を明確にしておくと道に迷うことなく進んでいくことができるでしょう。
西洋占星術では、12サイン、10天体、12ハウス、アスペクトなど、様々な観点があります。太陽星座だけですべての性質を知ることは難しく、「この部分はあるけど、ここは違うな…」というところは、他の天体が関係しているのかもしれません。これらも一緒に調べてみてください!
本サイトでは、太陽星座以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
【月星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【アセンダント】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【水星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【金星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【火星星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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12星座の神話をまとめた記事
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山羊座の前後の水瓶座、射手座や他の星座も気になる方は、以下もご覧ください。
太陽水瓶座の性格・特徴を書いた記事
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太陽射手座の性格・特徴を書いた記事
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【太陽星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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-星座別の特徴
-太陽, 山羊座, 紹介・解説