季節の整え方

2024年版!春分の期間の過ごし方【いつ?旬の食材・食べ物は?】

2022年版!春分の期間の過ごし方【いつ?旬の食べ物は?健康面で気を付けることは?】

2024年の春分は【3月20日】です。

春分と聞くと「春が来たな~」という感じがしますね。梅の花も咲き、虫たちや動物たちが顔を出し、世界が色づき始め賑やかになってきました。

春分の終わりの頃には桜も咲き始め、卒業や入学など生活もごろっと変わる頃です。

そんな春分の期間の過ごし方や健康面で気を付けること、とると良い旬の食材などお伝えしていきます。

この時期の過ごし方や旬の食材を上手に取り入れて、快適に過ごしていきましょう!


1.春分の期間の過ごし方やポイント

ここでは春分の期間(春分~清明の前日まで)
2024.03.20~2024.04.03
の過ごし方についてお伝えしていきます。

春のお彼岸

春分の日は、昼夜ほぼ同じ長さになり、寒い冬から脱出しここから夏至にむけて日が長くなっていきます。

春分の前後3日を含めた7日間が春のお彼岸で、先祖の霊を供養する仏事が行われます。お墓参りや仏壇の掃除、先祖の話を家族でするなどして、供養する日にすると良いでしょう。

また、春分には農事始神祭などもあり、「自然に感謝し、この世界を愛する日」でもあります。自然をたたえ、生物を愛しむ心を持って、人間のエゴだけでなくこの大きな自然と共存していきたいですね。

ぼた餅を食べよう

ぼた餅はもち米とあんこを使用したもので、春はこしあんで秋は粒あんが一般的!これは収穫時期の違いによるもので、収穫したばかりの秋の小豆は皮ごと食べられるので粒あんになったそうです。

小豆には「邪気を祓う」「魔除けの効果がある」とされ、ご先祖様への供物として使われています。

また、小豆には体の中の水分代謝や尿の出を良くし、むくみや下痢などにも良い食材です。

充血を改善するなど目にも良く、ストレス軽減にもおすすめ!

怒りをコントロールしよう

春は「肝」の機能が過剰になり、怒りのパワーが強くなる時期です。怒りのパワーは、行動力や今の現状を打破する力強いパワーにもなりますが、その怒りに自分自身が飲み込まれてしまっては、そのパワーも暴走してしまいます。

この時期は、上手に怒りやストレスを発散させる方法を取り入れていきましょう。

怒りが増大しているときには、筋肉も固くなってしまっています。甘いものを取り入れることで、心や筋肉も緩むので美味しいスイーツを食べるのもおすすめですよ。

それでも心が晴れないときには、考え方からチェンジしていきましょう。以下の記事も参考にしてみてください。

肝機能のケアをしよう

この時期は肝機能が疲れやすくなります

朝起きた時や歯磨きのときに吐き気や口に苦味を感じる人は要注意です!肝機能が弱ると全身の倦怠感、食欲不振、嘔吐吐き気、足がつる、体の痒さなどの症状が出ます。

そのような症状が現れたときは
・緑黄色野菜をとる
・苦味のある葉野菜をとる
・アルコールを控える
など食生活の改善をおこないましょう。

また、脇腹を伸ばすこともおすすめです。

以下の動きもオススメですので、参考にしてみてください。


2.春分の期間にオススメの食材・オススメメニュー

春には「肝」「胆」が働き過ぎて疲労し、ダメージを受けやすくなります。肝や胆にダメージがあると、頭痛や目の疲れ、めまい、筋肉のこわばり、イライラなどの症状が出てきます。

そんな症状には「苦味」そして「酸味」の食材がおすすめです。

昔から「春には苦味を盛れ」と言われるほど、苦味は冬から春の体へと切り替えるのに大事な食材です。

「酸味」も肝の働きを補ってくれるので、積極的に取り入れたいところですね。酸味をとり過ぎると、胃に負担がかかるので、「甘味」も忘れずに入れていきましょう!

オススメの食材

  • イカ ~甘味で平性~
    顔色を良くして、めまいを改善してくれる食材。生理不順や貧血など、女性特有の不調にもオススメ。脂質が少ないのでダイエットにも!
  • しそ ~辛味で温性~
    解毒、発汗、ストレスを軽減させる効果がある。呼吸機能を強化し、胃腸を強めてくれる。風邪やアレルギーにもおすすめ
  • 菊の花 ~苦味で寒性~
    肝機能を強化して目の疲れをとる。腫物をなおす、風邪の予防にも良い。
  • エンドウ豆 ~甘味で平性~
    豆類と緑黄色野菜の両方を兼ね備える食材。血行をよくし、気を補う。消化促進にも良い。
  • にら ~辛味で温性~
    体を温める作用がある。血行をよくし、余分な水分をデトックスする。胃腸に働きかけ、便通の改善にも良い。

オススメのメニュー

※作り方は、それぞれのご家庭の味もしくは調べてください😁

  • しそ入り春巻き
    梅干しなど酸味を加えると胃腸の働きをよくし、疲れも癒してくれる効果も期待できます。
  • えんどう豆と牛肉の炒め物
    肉は豚肉や鶏肉でもOK。オイスター炒めやカレー味にしても楽しめます。
  • 葉野菜と食用菊のおひたし
    小松菜やほうれん草のおひたしにちょい足し!

上手にこの時期の過ごし方や旬の食材を取り入れて、快適に過ごしていきましょう!



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