昨今の占いブームで、西洋占星術に興味を持ち、自分もやってみたいなと思うけれど、何から始めたらいいのか分からない。
ホロスコープを読むには、どんな知識が必要なの?コツはあるの?
こんな風に感じている方もいるのではないでしょうか。
- 西洋占星術を用いた鑑定を4年以上実施
- 西洋占星術の講座を製作
- 西洋占星術の勉強会を実施
- 独自の哲学「心の科学」に関する書籍を出版
こんな経験から、今回は、ホロスコープを読むために必要な5つの知識を紹介していきます。
実際は、色々なことを覚えるだけでは、ホロスコープが読めるようになりません。
ホロスコープを読むときの順番やどこを重視して読むか、何に着目するかなど知る必要があります。
現在占術をされている人に自分のホロスコープを読んでもらったり、講座で教えてもらったりと、ノウハウを学ばないと書籍やネットの情報だけでは難しいと思います。
ここをご理解いただいたうえで、ホロスコープを読むコツを掴むきっかけとなるよう、必要な5つの知識を解説していきます。
本題に入る前にお知らせです。
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1.ホロスコープを読むために必要な5つの知識
西洋占星術では、星の羅針盤とも言われる「ホロスコープ」を使用して読み解いていきます。
このホロスコープの中に膨大なデータが詰まっていて、その中にある星座や天体、天体同士の繋がりなどを細かく読んで、その人となりやその状況を見ていきます。
ここからは、ホロスコープを読み解くには、まずどんなことを理解すればいいか、順を追って解説していきます。
① 区分を知る
西洋占星術の12星座は、その性質や傾向によって「ポラリティ(2区分)」「クオリティ(3区分)」「エレメント(4区分)」に分類できます。
この分類により、おおまかな星座の性質や傾向を読み解いていけます。
また、ホロスコープを読むときに、どの区分にたくさん天体が入っているのか、どの区分には天体が少ないのかを出すと、そのホロスコープの持ち主の大まかな性格や傾向も読み解いていくことができます。
各区分の解説や、12星座の分類については「西洋占星術における区分を解説した記事」をご覧ください。
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西洋占星術における区分を解説した記事
続きを見る
ここから、12星座、10天体、12ハウス、アスペクトと続きますが、それぞれ以下のように捉えるとわかりやすいです。
- 何が(10天体)
- どんなふうに(12星座)
- どの場面で(12ハウス)
- どうなる(アスペクト:天体の組み合わせ)
② 12星座を知る
12星座は12種類の性格や心理傾向を表します。
普段目にする雑誌やテレビの星座占いで、みなさんがよく知ってる星座は「太陽星座」と呼ばれるものです。
ホロスコープ上で、太陽が○○座に入っている。という意味で、他にも月や水星などあり、各天体の星座も読む必要があります。
また、各星座に各天体がどの度数に存在しているかを見る必要があります。
12星座について詳しくは「12星座の特徴を解説した記事」を参考にしてください。
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12星座の特徴を解説した記事
続きを見る
初心者の方は、神話を読むところから入ってみるのもいいでしょう。
「12星座の神話をイラスト付きで簡単にまとめた記事」もあります。こちらも併せてご覧ください。
③ 10天体を知る
小学校のときに習ったことのある「すいきんちかもくどってんかいめい」という宇宙に存在する天体たちがホロスコープに現れます。
「太陽」と「月」、「地球を除いた8つの太陽系の惑星」の意味やマークを覚えて星座と組み合わせていくことで、対象者の活動欲求を読んでいきます。
活動欲求とは、例えば「恋愛が」や「コミュニケーションが」といったことです。
10の天体について詳しくは「10天体の意味を解説した記事」を参考にしてください。
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10天体の意味を解説した記事
続きを見る
④ 12ハウスを知る
ホロスコープには12個の部屋(12ハウス)があり、この一つ一つに意味があります。
そのお部屋にどの天体や星座が入っているのかで、どんな場面でその事象が起こるのかを読み解くので、12ハウスの意味を覚えるのも大切です。
12のお部屋については「12ハウスについて解説した記事」を参考にしてください。
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12ハウスについて解説した記事
続きを見る
⑤ アスペクトを知る
西洋占星術の知識の中で一番難しいとされているのが、このアスペクトです。
ホロスコープにおけるアスペクトは、複数の天体などの間にできる関係性のことで、10天体、12星座、12ハウスが連動した心理や活動欲求を表します。
ポイントは、天体は、公転周期が遅い天体から早い天体に影響する。ということです。
(アセンダントやMCなどは常に受ける側となります。)
各天体の中では、やはり太陽と月は一番重要となってきます。
また、個人のホロスコープを読む場合は、個人天体を中心に読むといいでしょう。
また、「メジャーアスペクト」と「マイナーアスペクト」に分類でき、それぞれに「ハードアスペクト」と「ソフトアスペクト」があります。
まとめると、以下のようになります。
メジャーアスペクト | マイナーアスペクト | |
---|---|---|
どちらでもない | ・コンジャンクション(0度) | ・クインデチレ(165度) |
ソフトアスペクト | ・トライン(120度) ・セクスタイル(60度) | ・セミセクスタイル(30度) ・クインタイル’(72度) ・バイクインタイル(144度) |
ハードアスペクト | ・オポジション(180度) ・スクエア(90度) ・インコンジャンクト(150度) | ・セミスクエア(45度) ・セスキコードレート(135度) |
このアスペクトは良い/悪いと捉える方もおおくいますが、そのアスペクトをどう使うか、その影響をどのように捉えるかが大事です。
アスペクトについて詳しくは「アスペクトについて解説した記事」を参考にしてください。
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アスペクトについて解説した記事
続きを見る
2.ホロスコープを読むのに資格は必要ない
西洋占星術をするにあたって資格っているの?と疑問になりますよね。
答えは「必要ありません」
実際に私は、先ほども記載した通り、独学+講座を受講して学んできました。特に資格もありません。
独学については「西洋占星術の独学方法について書いた記事」をご覧ください。
講座を開講しているところでは、独自で修了書のようなものを出しているところもありますが、基本的には必要ないです。
知識を身につければ誰でも占星術師になれます。
西洋占星術を使って副業を始めたい、本業として本格的に始めたいという方は「西洋占星術を使って副業を始める・仕事にする2つのポイントについて書いた記事」をご覧ください。
3.【まとめ】ホロスコープを読むために必要な5つの知識
ホロスコープを読むために必要な5つの知識として、以下の5つを紹介してきました。
- 区分を知る
- 12星座を知る
- 10天体を知る
- 12ハウスを知る
- アスペクトを知る
この5つは基礎の基礎で、深く読もうと思うと、知ることはたくさんあります。
ですが、まずはこの5つから順番に始めてみるといいでしょう。
西洋占星術は覚えることも多く、覚えてもそれを上手に組み合わせていかなければ読むことができません。
なので、知識を詰め込むと頭がパンクしてしまいます。
西洋占星術を身に着けるにあたって大事なのは「楽しむこと」「興味を持つこと」です。
どれだけ星座や天体たちに興味を持ち、楽しんで学んでいけるかがポイントとなるでしょう。
今回あげた知識は基礎だけです。
西洋占星術の知識が10あるとしたら3くらいって感じかもしれません。
あと7は星を読みながら取得していくと良いでしょう。
どの分野でも同じですが、西洋占星術も覚えたら終わりではないです。
そこからどれだけ探求していけるか、どれだけ学んでいけるかが大事なのです。
私もまだまだ探求の身!一緒に楽しんで学んでいきましょうね☆
最後にもう一度お知らせです。
今回紹介した内容は、私が製作した「クラゲでもわかる星読み講座」で全て網羅しています。動画で、音声とアニメーションを使って、文章では説明できない部分も全て解説しています。
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詳しくは講座の詳細ページをご覧ください。
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※クラゲでもわかる星読み講座は、本Webサイトを運営している「Smjuk」が製作・運営・販売しており、この記事の筆者「Sumie」が講師です。
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- 執筆:Sumie
- 編集:Sumieのマネージャー