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ホロスコープのケレス(セレス)は養育を表す|12星座別の西洋占星術的な意味も解説

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ホロスコープでの小惑星ケレス(セレス)は養育を表す|12星座別の意味も解説

ホロスコープの小惑星を読むときに、真っ先に注目するのが四大小惑星である「ケレス(セレス)」「パラス」「ジュノー」「ヴェスタ」です。

この中で、ホロスコープ上のケレス(セレス)は「内なる地上の母」としての役割を担い、そのチャートの持ち主が、「どのように他者を育てるのか」、「どのように愛するのか」がわかるとされています。

養育や母性的な愛を表す脇役であるケレス(セレス)に注目することで、あなたの中に隠されていた愛情の性質について知ることができるでしょう。

Sumie
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この記事では、小惑星の中でも「養育」や「母親」の役割があるとされているケレス(セレス)について詳しく解説していきます。


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1.【養育を表す】西洋占星術におけるホロスコープのケレス(せレス)の意味

ケレス(セレス)は、1801年1月1日にイタリアのシシリー島の天文台で発見された、小惑星第一号です。火星と木星の間に位置します。小惑星帯最大の天体ではありますが、現在では準惑星に分類されています。

  • Ceres
    ケレス・セレス
  • 記号
  • 公転周期
    1682日(約4年6か月)
  • 由来の女神
    豊穣の女神デーメテール

ケレス(セレス)の神話「豊穣の女神:デーメテール」

ケレス(セレス)の神話は、乙女座の神話に出てくる女神と同じです。

大地と収穫を表す豊穣の女神デーメテールと、神々の王ゼウスの子であるペルセポネという娘がいました。

ペルセポネが花摘みをしていると、冥界からペルセポネに一目ぼれした冥界の王ハデスが現れて、ペルセポネを突然冥界へさらってしまいます。それを知らずにデーメテールは娘を探し回ります。

その後、ゼウスの助けもありペルセポネは地上へ戻ってくるのですが、冥界のザクロの実を食べていたことから、地上で2/3、冥界で1/3暮らすことになりました。

ペルセポネと過ごせる期間は、豊かさと命が芽吹く季節に、冥界にいる期間は、母親であるデーメテールが悲しみ、草木も枯れて作物もできない冬となります。

この親子の愛が四季を作ったとされている神話です。

ケレス(セレス)は「養育」を表す

西洋占星術におけるケレス(セレス)は「養育」「母性」を表す小惑星です。

ケレス(セレス)は、ホロスコープ上で「内なる地上の母」としての役割を担っています。ペルセポネを愛してやまない母親デーメテールのように、母として愛する喜び、育まれることの喜びを味わう場所としてケレス(セレス)があります。

ケレス(セレス)が示すのは、スキルアップや能力を高めるような「育成」ではなく、そっと包み、守り、必要なケアを施す「養育」のまなざしです。

そのため、ケレス(セレス)のサインやハウスを読むことで、そのチャートの持ち主が、「どのように他者を育てるのか」、「どのように愛するのか」がわかるとされています。

愛を与え守り育てる対象は、子どもやパートナーだけではありません。仕事、企画、部下、創作物、植物、食べものなど、自分の手で育て、守り、愛を注ぐすべてが、ケレス(セレス)の領域です。

ケレス(セレス)が重要な位置にある人(Ascや太陽、月とタイトコンジャンクションなど)は、ケレス(セレス)の「母としての愛」「保護して育てる人」を表現するような存在となりやすいでしょう。

しかし、デーメテールがペルセポネと突然引きはがされた運命をたどったように、他の天体とのアスペクトによっては、愛情をもって育てたものとの「別離の痛み」も表すとされています。


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2.【12星座別】ホロスコープのケレス(セレス)で読む「養育方法」

ケレス(セレス)がある星座(サイン)によって、育てる方法や愛する方法は変わります。

ここからは、ケレス(セレス)がそれぞれのサインにあるときの意味や養育方法をみていきましょう。

牡羊座♈にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が牡羊座にある人は、手取り足取り育てるよりも、本人の「やってみたい!」という気持ちを尊重して育てようとするタイプです。

「あれしたい」「これしたい」という意思や行動を大切にし、失敗する体験も大切にして育てていくでしょう。

育てる対象が自ら冒険に出ようとするとき、他の天体の配置によっては、心配性であったり、細かく口出ししたりしたくなるかもしれません。しかし、ケレス(セレス)が牡羊座にある人は「元気が一番」が大切なキーワードなのです。

火のエレメントらしく、「そっと背中を押すように「励ます」「鼓舞する」ことで愛を伝えます。包み込むような母性とは少し違うかもしれませんが、自分自身が身に着けてきた「勇気」や「行動力」を見せていく形で、育てる対象にエネルギーを分け与えていくのです。

牡牛座♉にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が牡牛座にある人は、育てる対象に不足がないように、物質的な豊かさを惜しみなく与えることを大切にして育てるタイプです。

育てる対象の「安心安全」である環境作りを、何よりも大切にするでしょう。日々の食事、健康管理、心地よい空間などを通して、たっぷりの愛情を注ぎ、対象者が自ら「豊かさ」を構築できるように見守っていきます。

他の天体との配置によっては、物質の豊かさだけに注視して、ふれあいや心のつながりをないがしろにしてしまうこともあるかもしれません。

牡牛座は「五感」をテーマとするサインです。直接ふれあうことを忘れることなく、自分自身もマイペースに心地よく関わることが大切です。「ないもの」ではなく、「あるもの」に目を向けて、今ここにある豊かさを、静かに、丁寧に育てていきましょう。

双子座♊にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が双子座にある人は、絵本の読み聞かせや、普段の何気ない会話など、「言葉」を通して、育てていくタイプです。

話すこと、聞くこと、学ぶこと、伝えることを何よりも大切にし、対象者(物)とのコミュニケーションを楽しみながら、やさしい愛を織り込んでいくでしょう。

他の天体との配置によっては、こちらの要求を伝えるだけ、一方的に話す・聞くだけになることもあるかもしれません。

だからこそ、ケレス(セレス)が双子座にある人は、「言葉ってこんなに楽しいんだ」という経験を大切することがポイントです。相手の言葉に耳を澄ませ、言葉のキャッチボールを丁寧に重ねていくことで、きっと、繊細な愛を伝えたり、受け取ったりできるはず。

蟹座♋にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が蟹座にある人は、見えない絆や、心の安心感を大切にしながら、育てていくタイプです。

心配しながらも、どっしり構えて、対象者(物)に対して惜しみない愛情を注ぎ、献身的に世話を焼くでしょう。蟹座は「育成」や「保護」をテーマとするサインであるため、そこに「養育」を表すケレスがある人は、愛を注ぐことが最大の喜びになる可能性もあります。

他の天体との配置によっては、自立しようとする“子”に対し寂しさから、自分の甲羅から出したくないと独占欲が強くなり、対象者(物)に固執してしまうこともあるかもしれません。

ケレス(セレス)が蟹座にある人は、大きな愛に溢れた人です。その愛を待っている人(物)は、他にもたくさんいます。

だからこそ、「独立」や「別れ」を見守ることも、愛のかたちだということを忘れずにいてください。そして、再び誰かがあなたを頼ってきたときには、たっぷりの愛を注げる体制を整えておきましょう。

獅子座♌にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が獅子座にある人は、自分に自信を持つことや、自己表現をすることを大切にしながら育てていくタイプです。

育てている対象の「熱い想い」や「自己決定」「意思」を尊重し、「やってみなさい」と背中を押しながら、何かあったときには全力でサポートするでしょう。

また、獅子座は「楽しさ」を大切にするサインなので、対象者に対して「楽しさ」を提供することも忘れません。

天体との配置によっては、対象者(物)を自己承認の欲求へつなげてしまうこともあるかもしれません。しかし、ケレス(セレス)が獅子座にある人は、対象者(物)の「アイデンティティ」を大切にしながら、その相手が人生の主役として生きる術を伝えることができる人です。

相手を褒めることを惜しまず、自分自身も育てることや、人生そのものを「楽しむ」ことを忘れないようにしていきましょう。

乙女座♍にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が乙女座にある人は、自分が持つ知識や技術を活かして、静かに、丁寧に、育てていくタイプです。

乙女座は「役に立つこと」がテーマであるため、心を寄せるなどの感情的なアプローチは苦手ですが、実務的なサポートをして愛を伝えていきます。食事や体の管理、スケジュールの管理、衛生面のケアなど、その愛は伝わりづらいかもしれませんが、対象者(物)がつつがなく日々を送れることが大切なのです。

天体の配置によっては、完璧主義になりすぎて、対象者(物)を縛ってしまうことや、厳しい目線になりすぎてしまうこともあるかもしれません。

この世の中に「完璧」なものは、きっと存在しません。失敗するからこその学びがあり、不足するからこその輝きがあります。

もし、完璧に縛られそうになったときは、対象者(物)から少し離れ、俯瞰して今の状況を見てみましょう。きっと、今まで見えていなかったものが見えてくるはずですよ。

天秤座♎にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が天秤座にある人は、他者との調和やバランスを大切にしながら育てていくタイプです。

対象者(物)に対して、常に「フェアであること」「バランスがとれていること」を大切にするため、相手の話を聞いたり、物事を比較検討したりしながら育てていくでしょう。

また、マナーやTPOも大切にし、それをしっかり伝えることも愛であると認識している可能性もあります。

天体の配置によっては、周りにどう思われているのか、どのように見られているのかを心配しすぎて、自分や対象者(物)の個性をないがしろにしてしまうこともあるかもしれません。

周りの評価や声に耳を傾けることは大切ですが、それに反応しすぎて、自分や相手を見失わないようにしましょう。ケレスが天秤座にある人が愛を与えるときには、自分や対象者(物)の声も聞いてあげることが大切なポイントになります。

蠍座♏にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が蠍座にある人は、深海のように深い愛と濃厚なつながりをもって育てていくタイプです。

対象者(物)に対して、一体化していくことが「愛」だと認識しており、すべてのことに対して徹底的に向き合っていきます。

蠍座は「信頼」を大切にするため、嘘やごまかしを嫌い、それを排除する方向へ力を注ぐこともあるかもしれません。

天体との配置によっては、対象者(物)が自分から離れることを「裏切り」と感じて、支配的になってしまったり、相手をコントロールしてしまったりするかもしれません。

注いだ愛は消えることなく、必ずその対象者(物)に引き継がれていきます。対象者(物)の自立や独立、自分らしさを受け入れながら、その深い愛を「自分」にも向けてあげると、よい塩梅の距離感を見つけることができるでしょう。

射手座♐にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が射手座にある人は、「未知なものへ向かっていく冒険心」を大切にしながら大らかに育てていくタイプです。

愛や養育の中にも大きな理想を掲げ、対象者(物)が自ら冒険心をもって、物事に取り組んでいけるようにサポートしていくでしょう。

また、知恵を得ることを大切にするので、学習の機会を与え、世の中を広くとらえられるように導いていくのも特徴です。

天体との配置によっては、大らかさや楽観性が前面に出すぎて、自ら考えることを放棄し、「まぁいいか」と流されるだけになることもあるかもしれません。

射手座が大切にしていることは「高い目標に向かっていくこと」です。対象者(物)と共に、自らもたくさんの物事と関わりながら成長していけるよう、人生の学びを大切にしていきましょう。

山羊座♑にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が山羊座にある人は、「責任」と「自立」をモットーにして、育てていくタイプです。

実際に長期的な課題を与え、確実に成果や結果を得る方法を教えるかもしれませんし、合理的に社会で歩んでいく方法を後ろ姿で見せることもあるかもしれません。

その愛は、厳しく冷たいものに感じられることもあるでしょう。しかし、ケレスが山羊座にある人は、対象者(物)の未来を常に見据えているのです。

天体との配置によっては、「結果」を求めすぎて、対象者(物)の自由な精神や行動を否定してしまうことがあるかもしれません。

世の中は、無駄だと思えることに価値があることも多々あります。失敗しても、遠回りしても、成功しなくても、「行動したこと」を大切にしていきましょう

水瓶座♒にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が水瓶座にある人は、「自由」と「独創性」を大切にして育てていくタイプです。

対象者(物)の個性を尊重し、それを伸ばしていくことを大切にするでしょう。

また、他の人とは違う育て方、愛情のかけ方をする可能性もあります。例えば、誰かに対象者(物)を預ける、誰かと共に育てるといった行動にでることもあるかもしれません。

天体との配置によっては、個性をはき違え、周りから孤立することや悪目立ちすることがあるかもしれません。

自分スタイルを貫くことは大切ですが、水瓶座は「横につながる」ことをモットーとするサインです。それぞれの個性を尊重しながら、つながることができる場を見つけていきましょう

そのつながりが、ご自身と対象者(物)の成長や学びとなっていくはずです。

魚座♓にあるケレス(せレス)

ケレス(セレス)が魚座にある人は、「信じること」をなによりも大切にしながら、相手にそっと心を寄せて、育てていくタイプです。

対象者(物)との境界線をゆるやかに溶かし、まるで海のように、すべてを包み込む愛で接していくでしょう。

魚座は「I believe(私は信じる)」をテーマとするサインです。無条件に相手を信じ、すべてを受け入れ、その存在をまるごと救済することが、最大の「愛」なのです。

天体との配置によっては、自己犠牲的になりすぎてしまったり、相手を「弱者」として扱い、過剰に尽くしてしまったりすることもあるかもしれません。

対象者(物)を無条件に信じることも大切ですが、まずは自分自身を無条件に「信じて」あげましょう。そして、自分自身に惜しみない愛を注いであげましょう

そうすることで、あなたの海から巣立つ対象者(物)を、もっと自由に、大らかな愛で受け止めることができるようになるはずです。


まとめに入る前にお知らせです。

ホロスコープを読めるようになることで、あなたやあなたの周りの方の性格や才能を知って、良好な人間関係を築くきっかけにしてみませんか?

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ホロスコープの脇役である小惑星についても例題を使って、主役である太陽や月などの天体との違い、どのようなときに小惑星を使うのか、なにがわかるのかなど、詳しくわかりやすく解説しています。

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3.西洋占星術におけるホロスコープのケレス(セレス)まとめ

小惑星は、ホロスコープの主役にはなれません。しかし、物語を深める名脇役になることはできます。

ケレス(セレス)は、養育や母性的な愛を表す脇役です。小惑星は心理的な要因を示すので、ケレス(セレス)に注目することで、あなたの中に隠されていた愛情の性質について知ることができるでしょう。

特に、Ascや太陽、月とのタイトコンジャンクションオポジションスクエアがある人は、ケレス(セレス)にも注目してみると、ケレス(セレス)の名脇役ぶりに感動するかもしれませんよ。


この記事は、Smjukのミッションステートメントメディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。

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