
その人の「習慣」や「心の癖」、「無意識の行動パターン」など心の欲求を表す月星座、西洋占星術では、太陽と共にとても重要視される天体です。
月星座を読むことで、その人の普段の性格や特徴、心を癒す方法、本能の欲求などがわかります。
また、月は0歳~7歳までに培われる性質なので、幼少期は太陽星座よりも月星座の影響が強く表れます。そのため、お子さんとの関わりを知る上でも月は欠かせません。
ご自身やパートナー、お子さんの月星座を知ることで、よりよい人間関係を築くことができるでしょう。
Sumie
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月星座が蟹座の人の性格・特徴、心を癒やす方法、本能的な欲求のポイントをまとめると以下のようになります。
心は流れる川のように | 泣いたり、笑ったり、怒ったり…感情の波がコロコロと変わりやすい |
フィーリングが羅針盤 | フィーリングが人との関わりや物事を判断する大きな材料になる |
安心できる巣づくり本能 | 心が落ち着ける場所や人間関係を守ることが、心の安心材料になる |
共感が心の習慣 | 他者の感情を無意識に感じ取り、それに合わせていく性質が強くなる |
育てることで心を癒す | 自分の「好き」に忠実になることで、心の矢印は「快」へ向かう |
胃の不調は心のサイン | 食事のメニューや食生活のリズムも変えてみるのもおすすめ |
月星座蟹座の性格・特徴、心を癒やす方法、本能的な欲求のポイント
この記事では、月星座が蟹座の人の性格や特徴、心を癒やす方法、本能的な欲求について、月星座蟹座のお子さんとの関わり方のポイントも含めて解説していきます。
また、月星座はプライベートでの心地よさや相性を見ることができますので、後半では月星座蟹座と12サイン別の月星座の相性も解説していきます。
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1.【ぬくもりで包む】月星座蟹座の性格・特徴、心を癒やす方法、本能的な欲求
蟹座のキャッチフレーズは「I feel(私は感じる)」、活動宮で水のエレメントなので、自分の気持ちに沿って行動していくサインです。
12星座の4番目のサインであり、3番目の双子座で外と関わりをもったら、心が安心できる住処に帰ってきて、自分の居場所つくりをしながら協調性を学ぶ段階に入ります。それは、幼児が自分の好きなように動いて楽しんでいた段階から、小学生が仲良しグループを作って少しずつ周りも見ながら自分の居場所を確保していくイメージです。
また、月のサインは心がリラックスしているときや日常生活、普段の生活、心を許している相手と過ごしているとき、幼少期に特徴が出やすくなります。
そんな蟹座に、「日常の習慣や心の癖」「感情」「本能的な欲求」を示す月が入っている「月星座が蟹座の人」は以下のような特徴があります。
心は流れる川のように
月が蟹座の人の感情は、流れる川のようです。
蟹座は「感情」や「共感」を大切にする水のエレメントです。そして、月は蟹座の支配星でもあり、月にとって蟹座の場所は自然体で月の要素を発揮できるホームのような場所です。
そのため、月が蟹座にある人は、象徴する「感情」や「本能的な欲求」がストレートに表に出やすくなります。泣いたり、笑ったり、怒ったり…感情の波がコロコロと変わりやすく、その様子はまるで、上流・中流・下流で流れの速さや形を変える川のようです。
日々の出来事に感情が敏感に反応するので、それが魅力でもあり、本人にとっては扱いづらい部分でもあるかもしれません。その「扱いづらさ」をコントロールし過ぎようとして、わざと冷たい態度をとってしまったり、感情表現がうまくできずに引きこもったり、人見知りが強くなったりすることもあります。
実際の川も、流れが止まると水質が悪化し、腐敗したり、生態系に影響がでたり、洪水のリスクが高まったりしますが、月が蟹座の人の感情も同じで、自分の中に湧き出てきた感情に蓋をして見て見ぬふりをすると、内側から腐敗してしまうのです。
大切なのは、感情の川を止めずに流し続けることです。怒ること、泣くこと、笑うこと、どんな感情も我慢せず、素直に表現していくことで、月(感情、日常生活)がスムーズに流れていくでしょう。
フィーリングが羅針盤
月のサインは、意識しなくても自然とにじみ出る“心の癖”のようなものです。月が蟹座にある人は、蟹座の持つ「喜怒哀楽」「共感力」「巣づくり本能」「身内意識」「仲間意識」などが、考えるより先に自然と表に出てきます。
「好き・嫌い」「合う・合わない」「嬉しい・腹が立つ」など自分の内的なことが言葉や態度に出やすいのも特徴です。それは、何かの根拠があるとか、実際に〇〇したとかではなく、そのときのフィーリングによるものが多く、そのフィーリングが人との関わりや物事を判断する大きな材料になります。
ただし、月は“パジャマ姿”のようなもの。その性質が外の世界(社会)にそのまま出ることは少なく、心を許した相手、つまり「パジャマ姿を見せても平気」な関係の中でこそ、本来の自分が現れます。
蟹座は「心の安心や安全」第一主義です。月が蟹座の人は、私生活において自分の心が落ち着ける場所や人を自然と選ぶので、フィーリングが合う人をそばに置き、それ以外の人にはあまり心を開かない傾向もあるでしょう。
自然と自分の心が安心できる場所を守ろうとするため、仲間意識や身内意識が強くなり、周りからは「人見知り」「排他的」と見られることも多々あります。
月のサインの性質は子どもの頃に育まれるので、大人からするとおとなしく、ときに周りの子に意地悪しているように見える場面もあるかもしれません。防衛心が働くのは月の癖が出ているだけなので、ゆっくりと見守り、その不安に寄り添ってあげるとよいでしょう。
物事を客観的に見る力や感情をコントロールする力も大切ですが、月が蟹座の人は「自分の心に素直になること」が何より大切です。
小さな頃から「自分の心」に寄り添うことができる環境や体験を大事にしてあげるとよいでしょう。その体験は、大人になってからも、自分や他人の心に寄り添う力として活きてくるはずです。
安心できる巣づくり本能
蟹座は「心の安全第一」と「守ること」を大切にするサインであり、月は本能的な欲求を表すので、月が蟹座にある人は自分の居場所を持つことにこだわりを持ちます。
心が落ち着く場所や人、仲間や友人に常に囲まれて慕われ、頼られること。そして、心が落ち着ける場所や人間関係を守ることが、心の安心材料になります。
そのため、自分の心の城が壊されそうになると大きなハサミで攻撃して守ろうとすることもありますし、自分の甲羅に仲間を入れて守ろうとすることもあります。その攻撃力や守備力は、血のつながった関係や、これまで築いてきた仲間・友人に向くこともあるでしょう。
また、心の居場所がないと感じたときには、自ら「巣作り行動」をするのも特徴です。蟹座は活動宮なので、自分の心の居場所を確保するために、新しい人間関係を築こうと積極的に動くこともあります。
月は満たされていることが大切なので、「日々の生活で心が落ち着ける環境」をつくること「心から安心できる環境」を築くことに妥協しないようにしましょう。また、仕事でも、大規模で希薄な人間関係よりも、小規模でもアットホームな関係性が保てる場所を選ぶことが、心の安定につながります。
子どもの頃から、仲良しグループや家族など、心を許すことができる環境で安心して過ごすことで、大人になってからプロジェクトのグループ作りや自分の家庭や仲間を持つうえで力になることもあるでしょう。
月蟹座の人は、孤独であることに恐れを感じやすいので、その恐れから敵を作って排除しようとしてしまうこともあるかもしれませんが、その行動は自分の中にある不安や恐れからきていることを認識し、“自分の中にいる敵”をハサミで切って、身近にいる人たちを大切にしてください。
共感が心の習慣
月はしみついた習慣や心の癖を映し出す天体です。そのため、月が蟹座にある人は「共感」が心の習慣となり、無意識に他者の感情を感じ取り、それに寄り添う性質が強くなります。
蟹座は「I feel(私は感じる)」というキャッチフレーズをもつサインです。人との触れ合いを通して自分や相手の喜怒哀楽を知り、その“感じ取ったもの”をもとに判断していきます。
月は無意識的な性質や本能的な部分を示すので、月が蟹座の人は他者の感情を無意識に感じ取り、それに合わせていく性質が強くなります。月蟹座の人は、自然と相手の心に寄り添うことができるため、相手は「自分のことをわかってくれた」と安心感や仲間意識を覚えることも多くなり、気づけば相談役になっていることもあるでしょう。
この「寄り添うこと・共感すること」が当たり前の心の癖であるため、理論ベースで物事を捉える人や、共感よりもアドバイスを重視する人に対しては、違和感を覚えることもあります。
見えない“心”をくみ取り、寄り添うことができるのは月が蟹座にある人の大きな魅力ですが、時にそれが「同調」や「思い込み」となり、現実や事実を見失ってしまうこともあります。
仲間の結束力を高めるために同調することは必要な場面もありますが、それが事実を歪めてしまうこともあるため、相手の気持ちに寄り添いながらも「もう片方の意見はどうか」「違う視点だとどう見えるか」という意識を心のどこかに持っておくとよいでしょう。
子どもの頃には、蟹座特有の共感性が強く出すぎて、自分自身を見失ってしまうこともあります。同調することは、他者の行動や考え方に合わせることであり、それは無意識のうちに他者の行動や考えを取り入れて同じように振舞ってしまうことでもあります。
この性質は、一方では「模倣」という形で現れ、真似っこをすることにより知識や技術を吸収できる力にもなりますが、もう一方では「同調圧力」という形で現れ、意図せず加害する側になってしまうこともあります。
特に月が蟹座の人は孤独を恐れる傾向があるため、無意識に仲間外れに加担してしまうこともあるかもしれません。周りの大人がその子を否定するのではなく、心に寄り添いながら「優しさ」へとつながる習慣や心の癖へと導いてあげてください。
育てることで心を癒す
月は本能的な欲求や快・不快、体を象徴する天体なので、常に満たされていることが大事です。月が満たされていないと不満や不安が大きくなり、それが日々の生活や仕事に影響してきます。
そのため、月が蟹座にある人はストレスが溜まったり、心が不安定になったりしたときは、心が安心できる人たちと時間を過ごす、心がホッとできる場所でゆっくりする、涙を流して心を動かすといった方法で心を癒すことが大切です。
さらに、もうひとつ大切なのが「育てる体験」です。子どもを育てる、植物や農作物を育てる、ペットを育てる、プロジェクトを育てるなど、世話をする対象を見つけ、愛情を注ぐことで、「自分は必要とされている」と感じることができ、それが自尊心を保ち、心の安定にもつながります。
また、蟹座は月が支配星なので、日常生活や家の空間を自分好みにすると、月(感情や日常生活)の安定に効果的です。心が弱ったときには、ちょっとした模様替えをしてみる、お気に入りの食器を使う、好きな料理やお菓子を作る、日用品を買いに行く、水回りの掃除をするなどの行動もおすすめです。
自分の「好き」に忠実になることで、心の矢印は「快」へ向かいます。逆に、自分の「嫌い」に忠実になりすぎると、心の矢印は「不快」へと向かい続けてしまいます。だからこそ、日常の中に「好き」を意識的に取り入れていくことが、心の安定につながるのです。
胃の不調は心のサイン
蟹座は「胃・乳房・子宮・聴覚」を司るサインです。
月が蟹座にある人は、幼少期からの癖や日常的な習慣によって、これらの部位に不調が現れやすくなる傾向があります。
たとえば、ストレスが溜まると胃が痛くなる、食欲不振や暴飲暴食に陥る、摂食障害を抱える、聴覚に異常が出るなど、心の状態が身体に影響を及ぼすことがあります。
月が蟹座の人は心配性な一面があり、自分のことだけでなく、子どもや家族、友人など身近な人の悩みや問題に気持ちが向きすぎてしまい、それを自分のことのように抱え込んでしまうことがあります。
それは愛情深く包容力のある性質の現れでもありますが、行き過ぎると過干渉になり、相手を困らせてしまうこともあり、結果的に自分自身の悩みを増やしてしまうことにもつながります。
胃の不調や食事の変化が現れたときには、
・他者の悩みを自分の悩みにして抱えていないか
・自分の感情をしっかりと出せているか
・自分の心の安全地帯を確保できているか
など、日常生活を振り返ってみるとよいでしょう。
また、同じ食事ばかりなることも心の滞りにつながるので、月が満ち欠けするように、食事のメニューや食生活のリズムも変えてみるのもおすすめです。
お子さんの場合は、胃や消化に負担がかからないような食事を心がけてあげること、間食が好きな子も多いので、栄養バランスを上手にとることができるように工夫してあげると、心と体の安定につながるでしょう。
2.月星座蟹座と12サイン別の月星座の相性
月は日常生活やプライベートで発揮されやすい天体です。
月星座同士の相性を見ることで、子どもやパートナー、家族、心を許せる相手との相性や心地よさを知ることができます。
また、相性の良さだけでなく、どうして合わないのか、どうすれば歩み寄ることができるのかも知ることができ、これからの相手との関わり方に活かすことができます。
ここからは、月星座双子座と12サイン別の月星座の相性を解説していきますので、身近な人の月星座の性質を知って、日常に活かしてみてください。
月星座蟹座×月星座牡羊座
お互いに活動宮であるため、どちらも「動き回る」性質を持っていますが、その動機はまったく異なります。
月が牡羊座の人はサッパリしていて、切り替えが早く、思ったことを素直にズバズバと口にしてしまうので、月蟹座の人からすると「気持ちをわかってくれない」「そばで寄り添ってくれない」と感じることもあるかもしれません。
また、月牡羊座の人は一人で行動することを好む傾向があるため、月蟹座の人からすると少し寂しさを感じてしまう場面もあるでしょう。
月が牡羊座の人の自由さや行動力を見習いつつ、月蟹座の人は自分がエネルギーを注げる対象を別に持つことで、心のバランスが取りやすくなるかもしれません。
お互いに違う性質を持つため、ぶつかり合うこともあるかもしれませんが、それぞれの足りない部分を補い合うこともできるので、それぞれ自分にない部分を吸収する意識で関わっていくと、関係性をより良いものにしていけるでしょう。
月星座蟹座×月星座牡牛座
月牡牛座の人はマイペースでのんびりしているため、月蟹座の人は甲斐甲斐しくお世話をしたくなるかもしれません。
リズムは違うものの、お互いに保守的で安定を好むタイプなので、自然と居心地の良さを感じられる関係です。長く穏やかに過ごせる相手として、安心感のある絆を築いていけるでしょう。
新しいものを取り入れるよりも、お互いに好きなものをじっくりと味わうようなタイプなので、それぞれの「好き」を大切にすることで、無理なく自然体で生活でき、やがて「なくてはならない存在」になっていくはずです。
また、生活のスタイルや質を大きく変えないことが、二人の心の安定を保つポイントになります。日常の中にある小さな幸せや心地よさを共有することで、穏やかで豊かな時間を育んでいけるでしょう。
月星座蟹座×月星座双子座
心の安定を大切にする月蟹座の人と、好奇心旺盛で何でも楽しみたい月双子座の人は、最初はお互いの性質の違いに戸惑うかもしれません。
しかし、月双子座の人は、月が蟹座の人がネガティブになっているときに、面白い話題をもってきてくれたり、外に連れ出してくれたりと、さりげなく心を軽くしてくれる存在になります。
月蟹座の人は、相手の気持ちをなんとなく察してしまうタイプですが、月双子座の人には言葉が何よりも大事です。大事に思っていること、直してほしいこと、やってほしいことなどは、態度ではなく言葉で伝えていけば、お互いに理解を深めることができ、距離も縮まるでしょう。
月星座蟹座×月星座蟹座
月星座が同じ蟹座の場合、日常生活のリズムや心の癖、本能的な欲求が似ているため、お互いのことが手に取るようにわかり、居心地のよい関係になりやすいです。
言葉にしなくても“なんとなく” 相手の気持ちがわかるため、安心感があり、心の距離も自然と近くなります。また、お互いに心配性な傾向があるため、連絡もこまめに取り合うことで不安なく過ごすことができるでしょう。
お互いの機嫌がよいときはハッピーですが、ストレスが溜まると愚痴が多くなるので、家での会話が愚痴だらけにならないよう、意識してポジティブな話題を取り入れることが大切です。
また、月蟹座の人は客観的に物事を捉えることが苦手な傾向があるため、お互いに思い込みでヒートアップしないように心がけましょう。
とはいえ、お互いが何よりも大きな力に、誰よりも味方になってくれる相手です。お互いの存在を大切にしながら、長く関係を続けることができるでしょう。
月星座蟹座×月星座獅子座
二人の性質はまったく異なりますが、月蟹座の人にとって、月獅子座の人はどこか“ほっておけない存在”になるかもしれません。
月獅子座の人は、信頼した相手に全力で甘えるタイプなので、面倒見のよい月蟹座の人にとっては、お世話しがいのある相手となり、自然と愛情を注ぎたくなるでしょう。
一方で、月獅子座の人も、一度信頼した相手には全力で尽くす傾向があるので、月蟹座の人が悩んでいるときには、ドンと力強く受け止めてくれる頼もしい存在になるはず。
お互いに殻を破るまでは時間がかかりますが、その殻が破られたとき、深い信頼で結ばれた親友のような関係になれる可能性を秘めています。
月星座蟹座×月星座乙女座
ほどよい気の使い合いで、ストレスフリーな関係性です。
月蟹座の人は、好きな人を気にかけて世話を焼くタイプであり、月乙女座の人も、相手の細かい部分を気にかけサポートするタイプなので、自然とお互いに持ちつ持たれつの関係で負担なく過ごすことができそうです。
月乙女座の人は「役に立っている」と感じることが安心感につながるので、相談に乗ってもらったときや手伝ってもらったときには、必ず“感謝”の言葉を伝えるようにすると、より良い関係が育まれます。
また、どちらも本音を言うのが苦手な傾向があるため、自分のしてほしいことや気になっていることは言葉にして相手に伝える努力をすると、さらに気を使わない楽な関係が築けるでしょう。
月星座蟹座×月星座天秤座
身内を大切にする月蟹座と、“誰とでも仲良く”をモットーにする月天秤座の相性は、ややチグハグ感があるかもしれません。月天秤座の人の社交性や人付き合いの広さに、月蟹座の人が嫉妬してしまう場面もあるでしょう。
蟹座は水のエレメントなので気持ちを大切にするため主観的なタイプですが、天秤座は風のエレメントなので思考や情報を大切にするため客観的なタイプです。この視点の違いがお互いの行き違いになることがあるかもしれませんが、それぞれ視点や価値観のズレを少しずつすり合わせることで、その違いが強みになるでしょう。
月蟹座の人は、自分の気持ちを前面に出したくなる場面でも、少しだけ冷静になって、月天秤座の人に“言葉で”気持ちを伝えてみるとよいでしょう。
月天秤座の人は意外に寂しがり屋なので、お気持ち表明ではなく「実際にどうしてほしいのか」を伝えれば、きっと優しくそばにいれてくれますよ。
月星座蟹座×月星座蠍座
月蟹座の人の懐の大きな愛に負けず劣らず、月蠍座の人は“深海のように深い愛”を持っています。そのため、太い糸で結ばれたような大きな愛を交換し合える相性です。お互いに察する力も優れているため、それぞれの考えていることが手に取るようにわかるかもしれません。
月蟹座の人の方がややアクティブで、お互いのテンポに多少違いはありますが、大切にしている価値観が似ているので、すぐに心からリラックスできる相手になるでしょう。月蠍座の人は口が堅く、揺るがない芯を持っているので、月蟹座の人にとっては、愚痴をこぼしたり、気持ちを受け止めてもらったりと、心から頼れる存在になるでしょう。
月蠍座の人は、好きな人と一体化することで心を安定させていくため、どんどん好きなものを共有していくのが仲良くなる秘訣です。月蠍座の人を月蟹座の人の「好き」なものに巻き込んでいくとよいでしょう。
月星座蟹座×月星座射手座
身近な人たちとゆったりと心穏やかに過ごしたい月蟹座の人と、いつも冒険心たっぷりで生活の中でもデンジャラスさを求める月射手座の相性は、違う星から来た宇宙人のような関係です。
完全にお互いを理解することは難しく、不満も多くなるかもしれません。よい関係を築くためには、“性質が全然違う部分を面白がることができるかどうか”です。
月射手座の人のヒヤヒヤするような冒険心に、たまに付き合ってみる。大らかさや“なんとかなる精神”を見習ってみると、月蟹座の人の中に眠っていた新しい一面が開花するかもしれません。
月射手座の人と仲良くやっていくためには、あまりグチグチ文句を言わないこと、自由な時間を確保してあげることです。月蟹座の人も、自分なりの“自由”を見つけてみると、より心が軽くなり、月射手座の人との関係も自然体で楽しめるようになるでしょう。
月星座蟹座×月星座山羊座
蟹座と山羊座はホロスコープ上で向かい合う位置にある“対極のサイン”であり、お互いのことがよく見えるので、気になる存在になりやすい相性です。
最初はお互いの性質の違いに戸惑うこともあるかもしれませんが、それぞれしっかり向き合う中で理解し合いながら成長し合える関係になっていきます。
月蟹座の人は今までのプロセスを、月山羊座の人は結果を重視するので、その衝突はあるかもしれませんが、相手が何を重視しているのかを把握し、認め合うことが仲を深める鍵になります。
また、月山羊座の人も心配性な部分は同じですが、月蟹座のように寄り添って話を聞くのではなく、「実際に解決すること」で相手を支えようとします。その不器用な優しさに目を向けてみると、大きな愛に包まれているとわかるかもしれませんね。
月星座蟹座×月星座水瓶座
愛情たっぷりで“おかん気質”な月蟹座の人と、フレンドリーだけどパーソナルスペースを守りたい月水瓶座の人の相性は、最初はお互いに合わないなと感じるかもしれません。
月蟹座の人が相手を思えば思うほど、月水瓶座の人は自由を求めて離れていくので、一定の距離を保つのが大切です。
また、月蟹座の人が「ただ話を聞いてほしい」と思って愚痴をこぼしても、月水瓶座の人はつい理論的に返してしまうため、月蟹座の人からすると「そうじゃないのに…」と不満に感じるかもしれません。
しかし、月水瓶座の人は、月蟹座の人にはない“ユニークな視点”をもたらしてくれる相手でもあるので、愚痴は他の人に聞いてもらって、月水瓶座の人の不思議な視点や話を聞く側になれば、面白い発見と新鮮さが続く間柄になることができるでしょう。
月星座蟹座×月星座魚座
同じ水のエレメント同士であるため、お互いに居心地がよく、ふわっとした優しい関係を保つことができる相性です。
お互いに心のつながりを大切にし、相手の気持ちに寄り添う癖があるので、ケンカも少なく温かく柔らかいムードで過ごすことができそうです。
月魚座の人は、月蟹座の人の気持ちに自然と寄り添い、ただそばにいて包み込んでくれるような存在です。その癒しの力は、月蟹座の人にとって大きな安心感となります。
ただし、ケンカをするとお互いに思い込みで暴走することがあるので、意見が食い違ったときほど、冷静さと客観性を忘れずに話し合いをするように心がけてください。
優しさと共感力を持ち合わせた二人だからこそ、丁寧に気持ちを伝え合うことで、さらに深く穏やかな絆を育んでいけるでしょう。
3.月星座蟹座の性格・特徴、心を癒やす方法、本能的な欲求まとめ
月星座蟹座の性格や特徴、心を安定させるポイントは以下の6つでした。
- 心は流れる川のように
- フィーリングが羅針盤
- 安心できる巣づくり本能
- 共感が心の習慣
- 育てることで心を癒す
- 胃の不調は心のサイン
月星座が蟹座の人は活動宮なだけあって、幼い頃からアクティブな人が多いかもしれません。自分のことよりも周りの事が気になり、お世話をしてしまうので自分の時間が無くなりがちです。自分のことをケアする時間もしっかりと取ってあげましょう。
人や環境に左右されやすいので、身を置く環境は気を付けて、いつでも愛溢れる心地よい場所に身を置くように動いていくと良いでしょう。
自分が注いだ愛や世話が受け取られないと愚痴っぽくなりやすいので、そんな時は深呼吸をして冷静になり、相手の事や自分のことを見つめ直すとよいでしょう。
心が不安定になった時は、安心できる仲間や家族のもとに帰ってみる、心の声を聞いてみるのがオススメです。
西洋占星術では、12サイン、10天体、12ハウス、アスペクトなど、様々な観点があります。月星座だけですべての性質を知ることは難しく、「この部分はあるけど、ここは違うな…」というところは、他の天体が関係しているのかもしれません。これらも一緒に調べてみてください!
本サイトでは、月星座以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。
蟹座の前後の獅子座、双子座や他の星座も気になる方は、以下もご覧ください。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
星座別の特徴
【ぬくもりで包む】月星座蟹座の性格・特徴、心を癒やす方法、本能的な欲求(12サイン別の相性あり!)
その人の「習慣」や「心の癖」、「無意識の行動パターン」など心の欲求を表す月星座、西洋占星術では、太陽と共にとても重要視される天体です。
月星座を読むことで、その人の普段の性格や特徴、心を癒す方法、本能の欲求などがわかります。
また、月は0歳~7歳までに培われる性質なので、幼少期は太陽星座よりも月星座の影響が強く表れます。そのため、お子さんとの関わりを知る上でも月は欠かせません。
ご自身やパートナー、お子さんの月星座を知ることで、よりよい人間関係を築くことができるでしょう。
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月星座が蟹座の人の性格・特徴、心を癒やす方法、本能的な欲求のポイントをまとめると以下のようになります。
この記事では、月星座が蟹座の人の性格や特徴、心を癒やす方法、本能的な欲求について、月星座蟹座のお子さんとの関わり方のポイントも含めて解説していきます。
また、月星座はプライベートでの心地よさや相性を見ることができますので、後半では月星座蟹座と12サイン別の月星座の相性も解説していきます。
もくじ
本題に入る前にお知らせです。
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1.【ぬくもりで包む】月星座蟹座の性格・特徴、心を癒やす方法、本能的な欲求
蟹座のキャッチフレーズは「I feel(私は感じる)」、活動宮で水のエレメントなので、自分の気持ちに沿って行動していくサインです。
12星座の4番目のサインであり、3番目の双子座で外と関わりをもったら、心が安心できる住処に帰ってきて、自分の居場所つくりをしながら協調性を学ぶ段階に入ります。それは、幼児が自分の好きなように動いて楽しんでいた段階から、小学生が仲良しグループを作って少しずつ周りも見ながら自分の居場所を確保していくイメージです。
また、月のサインは心がリラックスしているときや日常生活、普段の生活、心を許している相手と過ごしているとき、幼少期に特徴が出やすくなります。
そんな蟹座に、「日常の習慣や心の癖」「感情」「本能的な欲求」を示す月が入っている「月星座が蟹座の人」は以下のような特徴があります。
心は流れる川のように
月が蟹座の人の感情は、流れる川のようです。
蟹座は「感情」や「共感」を大切にする水のエレメントです。そして、月は蟹座の支配星でもあり、月にとって蟹座の場所は自然体で月の要素を発揮できるホームのような場所です。
そのため、月が蟹座にある人は、象徴する「感情」や「本能的な欲求」がストレートに表に出やすくなります。泣いたり、笑ったり、怒ったり…感情の波がコロコロと変わりやすく、その様子はまるで、上流・中流・下流で流れの速さや形を変える川のようです。
日々の出来事に感情が敏感に反応するので、それが魅力でもあり、本人にとっては扱いづらい部分でもあるかもしれません。その「扱いづらさ」をコントロールし過ぎようとして、わざと冷たい態度をとってしまったり、感情表現がうまくできずに引きこもったり、人見知りが強くなったりすることもあります。
実際の川も、流れが止まると水質が悪化し、腐敗したり、生態系に影響がでたり、洪水のリスクが高まったりしますが、月が蟹座の人の感情も同じで、自分の中に湧き出てきた感情に蓋をして見て見ぬふりをすると、内側から腐敗してしまうのです。
大切なのは、感情の川を止めずに流し続けることです。怒ること、泣くこと、笑うこと、どんな感情も我慢せず、素直に表現していくことで、月(感情、日常生活)がスムーズに流れていくでしょう。
フィーリングが羅針盤
月のサインは、意識しなくても自然とにじみ出る“心の癖”のようなものです。月が蟹座にある人は、蟹座の持つ「喜怒哀楽」「共感力」「巣づくり本能」「身内意識」「仲間意識」などが、考えるより先に自然と表に出てきます。
「好き・嫌い」「合う・合わない」「嬉しい・腹が立つ」など自分の内的なことが言葉や態度に出やすいのも特徴です。それは、何かの根拠があるとか、実際に〇〇したとかではなく、そのときのフィーリングによるものが多く、そのフィーリングが人との関わりや物事を判断する大きな材料になります。
ただし、月は“パジャマ姿”のようなもの。その性質が外の世界(社会)にそのまま出ることは少なく、心を許した相手、つまり「パジャマ姿を見せても平気」な関係の中でこそ、本来の自分が現れます。
蟹座は「心の安心や安全」第一主義です。月が蟹座の人は、私生活において自分の心が落ち着ける場所や人を自然と選ぶので、フィーリングが合う人をそばに置き、それ以外の人にはあまり心を開かない傾向もあるでしょう。
自然と自分の心が安心できる場所を守ろうとするため、仲間意識や身内意識が強くなり、周りからは「人見知り」「排他的」と見られることも多々あります。
月のサインの性質は子どもの頃に育まれるので、大人からするとおとなしく、ときに周りの子に意地悪しているように見える場面もあるかもしれません。防衛心が働くのは月の癖が出ているだけなので、ゆっくりと見守り、その不安に寄り添ってあげるとよいでしょう。
物事を客観的に見る力や感情をコントロールする力も大切ですが、月が蟹座の人は「自分の心に素直になること」が何より大切です。
小さな頃から「自分の心」に寄り添うことができる環境や体験を大事にしてあげるとよいでしょう。その体験は、大人になってからも、自分や他人の心に寄り添う力として活きてくるはずです。
安心できる巣づくり本能
蟹座は「心の安全第一」と「守ること」を大切にするサインであり、月は本能的な欲求を表すので、月が蟹座にある人は自分の居場所を持つことにこだわりを持ちます。
心が落ち着く場所や人、仲間や友人に常に囲まれて慕われ、頼られること。そして、心が落ち着ける場所や人間関係を守ることが、心の安心材料になります。
そのため、自分の心の城が壊されそうになると大きなハサミで攻撃して守ろうとすることもありますし、自分の甲羅に仲間を入れて守ろうとすることもあります。その攻撃力や守備力は、血のつながった関係や、これまで築いてきた仲間・友人に向くこともあるでしょう。
また、心の居場所がないと感じたときには、自ら「巣作り行動」をするのも特徴です。蟹座は活動宮なので、自分の心の居場所を確保するために、新しい人間関係を築こうと積極的に動くこともあります。
月は満たされていることが大切なので、「日々の生活で心が落ち着ける環境」をつくること「心から安心できる環境」を築くことに妥協しないようにしましょう。また、仕事でも、大規模で希薄な人間関係よりも、小規模でもアットホームな関係性が保てる場所を選ぶことが、心の安定につながります。
子どもの頃から、仲良しグループや家族など、心を許すことができる環境で安心して過ごすことで、大人になってからプロジェクトのグループ作りや自分の家庭や仲間を持つうえで力になることもあるでしょう。
月蟹座の人は、孤独であることに恐れを感じやすいので、その恐れから敵を作って排除しようとしてしまうこともあるかもしれませんが、その行動は自分の中にある不安や恐れからきていることを認識し、“自分の中にいる敵”をハサミで切って、身近にいる人たちを大切にしてください。
共感が心の習慣
月はしみついた習慣や心の癖を映し出す天体です。そのため、月が蟹座にある人は「共感」が心の習慣となり、無意識に他者の感情を感じ取り、それに寄り添う性質が強くなります。
蟹座は「I feel(私は感じる)」というキャッチフレーズをもつサインです。人との触れ合いを通して自分や相手の喜怒哀楽を知り、その“感じ取ったもの”をもとに判断していきます。
月は無意識的な性質や本能的な部分を示すので、月が蟹座の人は他者の感情を無意識に感じ取り、それに合わせていく性質が強くなります。月蟹座の人は、自然と相手の心に寄り添うことができるため、相手は「自分のことをわかってくれた」と安心感や仲間意識を覚えることも多くなり、気づけば相談役になっていることもあるでしょう。
この「寄り添うこと・共感すること」が当たり前の心の癖であるため、理論ベースで物事を捉える人や、共感よりもアドバイスを重視する人に対しては、違和感を覚えることもあります。
見えない“心”をくみ取り、寄り添うことができるのは月が蟹座にある人の大きな魅力ですが、時にそれが「同調」や「思い込み」となり、現実や事実を見失ってしまうこともあります。
仲間の結束力を高めるために同調することは必要な場面もありますが、それが事実を歪めてしまうこともあるため、相手の気持ちに寄り添いながらも「もう片方の意見はどうか」「違う視点だとどう見えるか」という意識を心のどこかに持っておくとよいでしょう。
子どもの頃には、蟹座特有の共感性が強く出すぎて、自分自身を見失ってしまうこともあります。同調することは、他者の行動や考え方に合わせることであり、それは無意識のうちに他者の行動や考えを取り入れて同じように振舞ってしまうことでもあります。
この性質は、一方では「模倣」という形で現れ、真似っこをすることにより知識や技術を吸収できる力にもなりますが、もう一方では「同調圧力」という形で現れ、意図せず加害する側になってしまうこともあります。
特に月が蟹座の人は孤独を恐れる傾向があるため、無意識に仲間外れに加担してしまうこともあるかもしれません。周りの大人がその子を否定するのではなく、心に寄り添いながら「優しさ」へとつながる習慣や心の癖へと導いてあげてください。
育てることで心を癒す
月は本能的な欲求や快・不快、体を象徴する天体なので、常に満たされていることが大事です。月が満たされていないと不満や不安が大きくなり、それが日々の生活や仕事に影響してきます。
そのため、月が蟹座にある人はストレスが溜まったり、心が不安定になったりしたときは、心が安心できる人たちと時間を過ごす、心がホッとできる場所でゆっくりする、涙を流して心を動かすといった方法で心を癒すことが大切です。
さらに、もうひとつ大切なのが「育てる体験」です。子どもを育てる、植物や農作物を育てる、ペットを育てる、プロジェクトを育てるなど、世話をする対象を見つけ、愛情を注ぐことで、「自分は必要とされている」と感じることができ、それが自尊心を保ち、心の安定にもつながります。
また、蟹座は月が支配星なので、日常生活や家の空間を自分好みにすると、月(感情や日常生活)の安定に効果的です。心が弱ったときには、ちょっとした模様替えをしてみる、お気に入りの食器を使う、好きな料理やお菓子を作る、日用品を買いに行く、水回りの掃除をするなどの行動もおすすめです。
自分の「好き」に忠実になることで、心の矢印は「快」へ向かいます。逆に、自分の「嫌い」に忠実になりすぎると、心の矢印は「不快」へと向かい続けてしまいます。だからこそ、日常の中に「好き」を意識的に取り入れていくことが、心の安定につながるのです。
胃の不調は心のサイン
蟹座は「胃・乳房・子宮・聴覚」を司るサインです。
月が蟹座にある人は、幼少期からの癖や日常的な習慣によって、これらの部位に不調が現れやすくなる傾向があります。
たとえば、ストレスが溜まると胃が痛くなる、食欲不振や暴飲暴食に陥る、摂食障害を抱える、聴覚に異常が出るなど、心の状態が身体に影響を及ぼすことがあります。
月が蟹座の人は心配性な一面があり、自分のことだけでなく、子どもや家族、友人など身近な人の悩みや問題に気持ちが向きすぎてしまい、それを自分のことのように抱え込んでしまうことがあります。
それは愛情深く包容力のある性質の現れでもありますが、行き過ぎると過干渉になり、相手を困らせてしまうこともあり、結果的に自分自身の悩みを増やしてしまうことにもつながります。
胃の不調や食事の変化が現れたときには、
・他者の悩みを自分の悩みにして抱えていないか
・自分の感情をしっかりと出せているか
・自分の心の安全地帯を確保できているか
など、日常生活を振り返ってみるとよいでしょう。
また、同じ食事ばかりなることも心の滞りにつながるので、月が満ち欠けするように、食事のメニューや食生活のリズムも変えてみるのもおすすめです。
お子さんの場合は、胃や消化に負担がかからないような食事を心がけてあげること、間食が好きな子も多いので、栄養バランスを上手にとることができるように工夫してあげると、心と体の安定につながるでしょう。
2.月星座蟹座と12サイン別の月星座の相性
月は日常生活やプライベートで発揮されやすい天体です。
月星座同士の相性を見ることで、子どもやパートナー、家族、心を許せる相手との相性や心地よさを知ることができます。
また、相性の良さだけでなく、どうして合わないのか、どうすれば歩み寄ることができるのかも知ることができ、これからの相手との関わり方に活かすことができます。
ここからは、月星座双子座と12サイン別の月星座の相性を解説していきますので、身近な人の月星座の性質を知って、日常に活かしてみてください。
月星座蟹座×月星座牡羊座
お互いに活動宮であるため、どちらも「動き回る」性質を持っていますが、その動機はまったく異なります。
月が牡羊座の人はサッパリしていて、切り替えが早く、思ったことを素直にズバズバと口にしてしまうので、月蟹座の人からすると「気持ちをわかってくれない」「そばで寄り添ってくれない」と感じることもあるかもしれません。
また、月牡羊座の人は一人で行動することを好む傾向があるため、月蟹座の人からすると少し寂しさを感じてしまう場面もあるでしょう。
月が牡羊座の人の自由さや行動力を見習いつつ、月蟹座の人は自分がエネルギーを注げる対象を別に持つことで、心のバランスが取りやすくなるかもしれません。
お互いに違う性質を持つため、ぶつかり合うこともあるかもしれませんが、それぞれの足りない部分を補い合うこともできるので、それぞれ自分にない部分を吸収する意識で関わっていくと、関係性をより良いものにしていけるでしょう。
月星座蟹座×月星座牡牛座
月牡牛座の人はマイペースでのんびりしているため、月蟹座の人は甲斐甲斐しくお世話をしたくなるかもしれません。
リズムは違うものの、お互いに保守的で安定を好むタイプなので、自然と居心地の良さを感じられる関係です。長く穏やかに過ごせる相手として、安心感のある絆を築いていけるでしょう。
新しいものを取り入れるよりも、お互いに好きなものをじっくりと味わうようなタイプなので、それぞれの「好き」を大切にすることで、無理なく自然体で生活でき、やがて「なくてはならない存在」になっていくはずです。
また、生活のスタイルや質を大きく変えないことが、二人の心の安定を保つポイントになります。日常の中にある小さな幸せや心地よさを共有することで、穏やかで豊かな時間を育んでいけるでしょう。
月星座蟹座×月星座双子座
心の安定を大切にする月蟹座の人と、好奇心旺盛で何でも楽しみたい月双子座の人は、最初はお互いの性質の違いに戸惑うかもしれません。
しかし、月双子座の人は、月が蟹座の人がネガティブになっているときに、面白い話題をもってきてくれたり、外に連れ出してくれたりと、さりげなく心を軽くしてくれる存在になります。
月蟹座の人は、相手の気持ちをなんとなく察してしまうタイプですが、月双子座の人には言葉が何よりも大事です。大事に思っていること、直してほしいこと、やってほしいことなどは、態度ではなく言葉で伝えていけば、お互いに理解を深めることができ、距離も縮まるでしょう。
月星座蟹座×月星座蟹座
月星座が同じ蟹座の場合、日常生活のリズムや心の癖、本能的な欲求が似ているため、お互いのことが手に取るようにわかり、居心地のよい関係になりやすいです。
言葉にしなくても“なんとなく” 相手の気持ちがわかるため、安心感があり、心の距離も自然と近くなります。また、お互いに心配性な傾向があるため、連絡もこまめに取り合うことで不安なく過ごすことができるでしょう。
お互いの機嫌がよいときはハッピーですが、ストレスが溜まると愚痴が多くなるので、家での会話が愚痴だらけにならないよう、意識してポジティブな話題を取り入れることが大切です。
また、月蟹座の人は客観的に物事を捉えることが苦手な傾向があるため、お互いに思い込みでヒートアップしないように心がけましょう。
とはいえ、お互いが何よりも大きな力に、誰よりも味方になってくれる相手です。お互いの存在を大切にしながら、長く関係を続けることができるでしょう。
月星座蟹座×月星座獅子座
二人の性質はまったく異なりますが、月蟹座の人にとって、月獅子座の人はどこか“ほっておけない存在”になるかもしれません。
月獅子座の人は、信頼した相手に全力で甘えるタイプなので、面倒見のよい月蟹座の人にとっては、お世話しがいのある相手となり、自然と愛情を注ぎたくなるでしょう。
一方で、月獅子座の人も、一度信頼した相手には全力で尽くす傾向があるので、月蟹座の人が悩んでいるときには、ドンと力強く受け止めてくれる頼もしい存在になるはず。
お互いに殻を破るまでは時間がかかりますが、その殻が破られたとき、深い信頼で結ばれた親友のような関係になれる可能性を秘めています。
月星座蟹座×月星座乙女座
ほどよい気の使い合いで、ストレスフリーな関係性です。
月蟹座の人は、好きな人を気にかけて世話を焼くタイプであり、月乙女座の人も、相手の細かい部分を気にかけサポートするタイプなので、自然とお互いに持ちつ持たれつの関係で負担なく過ごすことができそうです。
月乙女座の人は「役に立っている」と感じることが安心感につながるので、相談に乗ってもらったときや手伝ってもらったときには、必ず“感謝”の言葉を伝えるようにすると、より良い関係が育まれます。
また、どちらも本音を言うのが苦手な傾向があるため、自分のしてほしいことや気になっていることは言葉にして相手に伝える努力をすると、さらに気を使わない楽な関係が築けるでしょう。
月星座蟹座×月星座天秤座
身内を大切にする月蟹座と、“誰とでも仲良く”をモットーにする月天秤座の相性は、ややチグハグ感があるかもしれません。月天秤座の人の社交性や人付き合いの広さに、月蟹座の人が嫉妬してしまう場面もあるでしょう。
蟹座は水のエレメントなので気持ちを大切にするため主観的なタイプですが、天秤座は風のエレメントなので思考や情報を大切にするため客観的なタイプです。この視点の違いがお互いの行き違いになることがあるかもしれませんが、それぞれ視点や価値観のズレを少しずつすり合わせることで、その違いが強みになるでしょう。
月蟹座の人は、自分の気持ちを前面に出したくなる場面でも、少しだけ冷静になって、月天秤座の人に“言葉で”気持ちを伝えてみるとよいでしょう。
月天秤座の人は意外に寂しがり屋なので、お気持ち表明ではなく「実際にどうしてほしいのか」を伝えれば、きっと優しくそばにいれてくれますよ。
月星座蟹座×月星座蠍座
月蟹座の人の懐の大きな愛に負けず劣らず、月蠍座の人は“深海のように深い愛”を持っています。そのため、太い糸で結ばれたような大きな愛を交換し合える相性です。お互いに察する力も優れているため、それぞれの考えていることが手に取るようにわかるかもしれません。
月蟹座の人の方がややアクティブで、お互いのテンポに多少違いはありますが、大切にしている価値観が似ているので、すぐに心からリラックスできる相手になるでしょう。月蠍座の人は口が堅く、揺るがない芯を持っているので、月蟹座の人にとっては、愚痴をこぼしたり、気持ちを受け止めてもらったりと、心から頼れる存在になるでしょう。
月蠍座の人は、好きな人と一体化することで心を安定させていくため、どんどん好きなものを共有していくのが仲良くなる秘訣です。月蠍座の人を月蟹座の人の「好き」なものに巻き込んでいくとよいでしょう。
月星座蟹座×月星座射手座
身近な人たちとゆったりと心穏やかに過ごしたい月蟹座の人と、いつも冒険心たっぷりで生活の中でもデンジャラスさを求める月射手座の相性は、違う星から来た宇宙人のような関係です。
完全にお互いを理解することは難しく、不満も多くなるかもしれません。よい関係を築くためには、“性質が全然違う部分を面白がることができるかどうか”です。
月射手座の人のヒヤヒヤするような冒険心に、たまに付き合ってみる。大らかさや“なんとかなる精神”を見習ってみると、月蟹座の人の中に眠っていた新しい一面が開花するかもしれません。
月射手座の人と仲良くやっていくためには、あまりグチグチ文句を言わないこと、自由な時間を確保してあげることです。月蟹座の人も、自分なりの“自由”を見つけてみると、より心が軽くなり、月射手座の人との関係も自然体で楽しめるようになるでしょう。
月星座蟹座×月星座山羊座
蟹座と山羊座はホロスコープ上で向かい合う位置にある“対極のサイン”であり、お互いのことがよく見えるので、気になる存在になりやすい相性です。
最初はお互いの性質の違いに戸惑うこともあるかもしれませんが、それぞれしっかり向き合う中で理解し合いながら成長し合える関係になっていきます。
月蟹座の人は今までのプロセスを、月山羊座の人は結果を重視するので、その衝突はあるかもしれませんが、相手が何を重視しているのかを把握し、認め合うことが仲を深める鍵になります。
また、月山羊座の人も心配性な部分は同じですが、月蟹座のように寄り添って話を聞くのではなく、「実際に解決すること」で相手を支えようとします。その不器用な優しさに目を向けてみると、大きな愛に包まれているとわかるかもしれませんね。
月星座蟹座×月星座水瓶座
愛情たっぷりで“おかん気質”な月蟹座の人と、フレンドリーだけどパーソナルスペースを守りたい月水瓶座の人の相性は、最初はお互いに合わないなと感じるかもしれません。
月蟹座の人が相手を思えば思うほど、月水瓶座の人は自由を求めて離れていくので、一定の距離を保つのが大切です。
また、月蟹座の人が「ただ話を聞いてほしい」と思って愚痴をこぼしても、月水瓶座の人はつい理論的に返してしまうため、月蟹座の人からすると「そうじゃないのに…」と不満に感じるかもしれません。
しかし、月水瓶座の人は、月蟹座の人にはない“ユニークな視点”をもたらしてくれる相手でもあるので、愚痴は他の人に聞いてもらって、月水瓶座の人の不思議な視点や話を聞く側になれば、面白い発見と新鮮さが続く間柄になることができるでしょう。
月星座蟹座×月星座魚座
同じ水のエレメント同士であるため、お互いに居心地がよく、ふわっとした優しい関係を保つことができる相性です。
お互いに心のつながりを大切にし、相手の気持ちに寄り添う癖があるので、ケンカも少なく温かく柔らかいムードで過ごすことができそうです。
月魚座の人は、月蟹座の人の気持ちに自然と寄り添い、ただそばにいて包み込んでくれるような存在です。その癒しの力は、月蟹座の人にとって大きな安心感となります。
ただし、ケンカをするとお互いに思い込みで暴走することがあるので、意見が食い違ったときほど、冷静さと客観性を忘れずに話し合いをするように心がけてください。
優しさと共感力を持ち合わせた二人だからこそ、丁寧に気持ちを伝え合うことで、さらに深く穏やかな絆を育んでいけるでしょう。
3.月星座蟹座の性格・特徴、心を癒やす方法、本能的な欲求まとめ
月星座蟹座の性格や特徴、心を安定させるポイントは以下の6つでした。
月星座が蟹座の人は活動宮なだけあって、幼い頃からアクティブな人が多いかもしれません。自分のことよりも周りの事が気になり、お世話をしてしまうので自分の時間が無くなりがちです。自分のことをケアする時間もしっかりと取ってあげましょう。
人や環境に左右されやすいので、身を置く環境は気を付けて、いつでも愛溢れる心地よい場所に身を置くように動いていくと良いでしょう。
自分が注いだ愛や世話が受け取られないと愚痴っぽくなりやすいので、そんな時は深呼吸をして冷静になり、相手の事や自分のことを見つめ直すとよいでしょう。
心が不安定になった時は、安心できる仲間や家族のもとに帰ってみる、心の声を聞いてみるのがオススメです。
西洋占星術では、12サイン、10天体、12ハウス、アスペクトなど、様々な観点があります。月星座だけですべての性質を知ることは難しく、「この部分はあるけど、ここは違うな…」というところは、他の天体が関係しているのかもしれません。これらも一緒に調べてみてください!
本サイトでは、月星座以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。
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