2023年12月22日 12:27頃
太陽が山羊座にイングレスし、冬至を迎えます。
西洋占星術では、春分図は1年の流れを夏至図、秋分図、冬至図は3ヶ月間の世の中の流れを読んでいきます。
冬至図を読み、冬至から春分までの流れを知り、遊びや仕事に活かしていきましょう。
私は、このWebサイトやSNSで主な天体の動きの影響を3年以上発信しています。他にも、以下のような経験があります。
- 西洋占星術を用いた鑑定を3年以上実施
- 西洋占星術の講座を製作
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- 独自の哲学「心の科学」に関する書籍を出版
2023年の冬至から3か月間のポイントは以下の5つです。
宗教、法律問題がピックアップされる | 法律の見直しや、宗教や司法などで注目されるような争いごとが起こる |
国民に喜びがやってくる | 芸術や食などの分野での流行りのもの、国からの具体的な公共サービスや医療衛生、日常的な支援のサポートに期待 |
新しい時代への準備 | 語学学習や専門的な学び、教養など向上心を持ってグレードアップの準備をするのもよい |
経済は予測不能 | 突発的な金融政策が出たり、急に変更になったりすることもある |
挑戦してみよう | 値段や内容が明瞭な講座や手段を見つけるように注意 |
この記事では、2023年の冬至図を読んで、冬至から3か月間の社会の流れや我々への影響について解説していきます。
この記事の内容は動画でも解説しています。
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1.【2023年の冬至図】冬至のホロスコープからの3か月間のメッセージ
2023年の冬至(太陽が山羊座にイングレスする日)は12月22日 12:27頃です。
以下が、2023年の冬至を迎えるとき(太陽が天秤座にイングレスするとき)のホロスコープです。これを冬至図と呼び、冬至から3か月間の流れを読んでいきます。冬至図はその国の3か月の流れを読むため、日本の首都「東京」で、ハウスシステムはプラシーダス法を使用してホロスコープを作成しています。
2023年の冬至図の特徴は以下の通りです。
宗教、法律問題がピックアップされる
今回の冬至図では、国を示す太陽、逆行中の水星、チャートルーラーの火星が9ハウスにあります。9ハウスは「法律・貿易・海外・高等教育・哲学・宗教・出版・研究」などを表すハウスです。ここに天体が集中しているということは、ここから3か月間で注目ポイントは9ハウスの表す事柄と読めます。
法律の見直しがあるかもしれませんし、争いを示す火星があるため、宗教や司法などで注目されるような争いごとが起こるのかもしれません。
火星は12ハウスにある魚座の海王星とスクエアを形成しているため、サイバーテロやインターネット上での争いごと、薬やお酒、好色などのトラブルも多くなる可能性があります。
海王星も宗教と関わる天体なので、某宗教団体の解散命令の裁判が注目されるでしょう。そこで、現行の法的措置の在り方の見直しが必要になってくるのかもしれません。
国民に喜びがやってくる
国民を示す1ハウスで、一般大衆や子ども、女性、食物を示す月と、拡大と発展をもたらす木星がコンジャンクションしています。月のアスペクトは国民に対する影響を読みますが、魚座の土星や山羊座の太陽ともソフトアスペクトを形成しています。
この3か月、我々にとって喜ばしいことが起こる可能性がありそうです。
芸術や食などの分野で流行りのものが出てくる、国からの具体的な公共サービスや医療衛生、日常的な支援のサポートが発表されるのかもしれません。
最近は物価高や他国の戦争など、気持ちが殺伐とすることが多いですが、少しホッとする出来事がやってきてくれることを期待したいですね。
新しい時代への準備
今回の冬至図では、10ハウスにある山羊座の冥王星と、我々国民を示す月がスクエアを形成しています。しかし、冥王星はまだ山羊座にあり、牡牛座の月とは、本来のスクエアの角度とは言えません。
冬至図から3か月後の2024年の春分図では、獅子座の月と水瓶座の冥王星がオポジションを形成します。今回の冬至図では、直接的に冥王星の破壊と再生の影響はありませんが、チラチラとその影響は見えていて、備えておけよという合図のようです。
2024年は今まで通りにいかなくなることも多くなりますし、海外からの影響も強くなりそうです。
また、個々の力や創造性、輝く力、挑戦もポイントとなりますので、この冬至からの3か月で、語学学習や専門的な学び、教養など向上心を持ってグレードアップの準備をするのもよいかもしれませんね。
2024年~2026年にかけては、トランスサタニアンである冥王星、海王星、天王星のサイン移動があるので、新しい時代へ少しずつ動いていきます。依存や執着が強い人は、少しずつ手放すことに慣れていく準備をしましょう。
経済は予測不能
この3か月の経済面は予測不能です。金銭や経済を示す金星に、ハプニングや変革を示す天王星がオポジションしているので、突発的な金融の変化はありそうですが、金星は海王星とトラインなので、社会保障の救済や支援もあるといった感じでしょうか。もしくは、目に見えない曖昧な財政や海外支援に税金が使われるのかもしれません。
2023年は値上げばかりの年でしたが、2024年には物流関係の「2024年問題」も迫っています。これは運送業だけでなく、ネット宅配サービスを使う一般の我々にも大きな影響があります。
2ハウスの天王星側からのオポジションなので、突発的な金融政策が出たり、急に変更になったりすることもあるのかもしれません。
金星は経済以外にも芸術や娯楽、ファッションなどにも関係しますし、天王星はITや電波関係、放送事業関係も司るので、新しい娯楽の在り方が変化したり、最新のテクノロジーの発表で芸術や音楽の在り方が変わることがあるのかもしれませんね。
挑戦してみよう
この3か月間は、海外に目を向ける人や企業も多くなるでしょう。また、ビビビっと来たものを取り入れて探求してみるとよさそうです。
冬至図では海外や専門的な学びを示す9ハウスが強調されています。ちょっと自分では難しいかなと感じるような学問や資格取得、語学学習にチャレンジしてみるのもよいでしょう。
探求する際は、大人数で学ぶよりも少人数で学べるようなサークルやグループに入るのがおすすめです。チャートルーラーの火星が海王星とスクエアを形成しているため、怪しい講座や詐欺的なものに引っかからないように、値段や内容が明瞭な講座や手段を見つけるように注意しておくとよさそうです。
2.2023年の冬至図まとめ
今回の冬至図のポイントは以下の5つでした。
- 宗教、法律問題がピックアップされる
- 国民に喜びがやってくる
- 新しい時代への準備
- 経済は予測不能
- 挑戦してみよう
今回の冬至図では、太陽も月も穏やかな配置なので、殺伐した状況が少しでも緩和されてホッとできる期間となればいいなと思います。
2024年1月には、冥王星が水瓶座に入ります。再び、これからの時代に向けて動いて事柄が増えていくでしょう。
今年の春分図、夏至図、冬至図はAscがはじまりやチャレンジを表す牡羊座です。この1年のチャレンジしてきたことの集大成となるような3か月にしていきましょう。
チャレンジできていなかった人は、何か一つ新しいことに取り組んでみてください。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆:Sumie
- 編集:Sumieのマネージャー