本ページはプロモーションが含まれています。
ヨガを始めると、八支則(はっしそく)という言葉を耳にしたり目にしたりするようになります。
これは、聖者パタンジャリのヨガスートラ(ヨガの聖典)にて定義されている、ヨガを習得するための8つの段階・行法を示したものです。ヨガ哲学の基本的な教えです。
また、沖ヨガでは、この八支則に追加して、10段階(10支則)として基本的な教えを定義しています。
今回は、その10段階をザクっとまとめてみたいと思います。
沖ヨガについては「沖ヨガについて解説した記事」をご覧ください。
1.10段階を実践するとどうなるの?
ヨガはポーズだけでなく、10段階の教え全てでヨガです。
この10段階は、大きく二つに分けられます。
- スポーツや武道のように体を動かし鍛える(体育):「ハタ・ヨガ」
- 哲学的に真理を求める(知育)、宗教的に悟りを求める(徳育):「ラジャ・ヨガ」
そして、この「体育」「知育」「徳育」の三つを総合したものがヨガになります。
ヨガとは、体の為だけの訓練ではなく、心の為の体の修行法なのです。
なので、沖正弘先生は、ヨガのアーサナ(ポーズ)をしている時にも、身体だけではなく、精神的訓練をすること。
「ラジャ・ヨガ的にハタ・ヨガを行い、ハタ・ヨガ的にラジャ・ヨガをせよ」と著書である(ヨガの喜び)でも書かれているのです。
沖正弘著「ヨガの喜び」より抜粋
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ヨガの哲学とその行法は
- 不自然を作らない方法
- 不自然を取り除く方法
- 自然を保つ方法
- 回復する方法
を説くものなのです。
ヨガは、すべてを自然に帰そうという教えで、この10段階を実践することで、自分で自分を救えるのだと沖先生は説いているのです。
2.10段階って何があるの?
では早速、10段階の教えについてザクっと紹介したいと思います。
一つ一つがとても大切なものなので、ここでは詳しく解説せずに、まずは10段階ってなにがあるの?
ということに触れてもらえたらと思います。
第一段階目
精神修養法(ヤマ・ニヤマ)
ヨガをはじめるための“心がまえ”
ヨガの最終的な結論はここだ!とも言われているほど大事な教えです。
日々の社会的・個人的行動の規範となり、基本的なことになるのですが、実践がもっとも難しいと言われています。
ヤマ:もってはいけない心・日常生活で行ってはいけないこと
ニヤマ:もたなければならない心・日常生活で実践すべきおこない)
第二段階
動禅(アーサナ)
ヨガの“身がまえ”
体の外側からの訓練の仕方。ヨガのアーサナ(ポーズ)や修正法など行法の実践
静的ポーズと動的ポーズの二つがあり、陰と陽(ハ・タ)で体本来のバランスを取り戻し、維持する。
詳しくはコチラ↓↓
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動禅沖ヨガ10段階(八支則)アーサナについて~ヨガの身がまえ 本来のバランスを取り戻し維持する
第三段階
生気活用法(プラナヤマ)
“心がまえ”と“身がまえ”のバランスをとり、その基本となる力を養う方法。
体の中からの訓練法。
呼吸法、食事法、学習法
詳しくはコチラ↓↓
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生気活用法沖ヨガ10段階(八支則)生気活用法(プラナヤマ)について~心と体のバランスをとり、その基本となる力を養う
第四段階
制感自律行法(プラティヤハラ)
自分の意志で、生理的に心理的に自分をコントロールする方法。
ここまでの体と心の訓練で覚えたことを、普段でも常にできるように身につける段階。
詳しくはコチラ↓↓
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制感自律行法沖ヨガ10段階(八支則)~制感自律行法(プラティヤハラ)について~
第五段階
統一行法(ダラーナ)
心・体・生活・環境を統一して自然にする行法。
丹田力と注意集中力と意識力を鍛える
詳しくはコチラ↓↓
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統一行法沖ヨガ10段階(八支則)~統一行法(ダラーナ)について~瞑想のはじまり、集中力を身に着ける
第六段階
禅定行法(ディアナ)
心と体が最高にやすらぐ状態を瞑想行法で体得する
詳しくはコチラ↓↓
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禅定行法沖ヨガ10段階(八支則)~禅定行法(ディアナ)について~体が最高にやすらぐ状態を体得する
第七段階
法下行法(バクティ)
心を無にする訓練。無意識に自己中心、利己主義になる自分を捨て、囚われずにこだわらずに、無の心になること。
詳しくはコチラ↓↓
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法下行法沖ヨガ10段階 ~法下行法(バクティ)について~ 心を無にしてやすらぐ状態を体得する~
第八段階
三昧行法(サマーディ)
自他がひとつになり、他と最高に和合協力、生かし合う訓練法。
相手の心になって考えてみる。
詳しくはコチラ↓↓
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三昧行法沖ヨガ10段階 ~三昧行法(サマーディ)について~客観と主観を一つにする。相手と自分がひとつになるための訓練法~
第九段階
仏性啓発行法(ブッディ)
人や自然すべてを尊ぶ心を持つこと
詳しくはコチラ↓↓
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仏性啓発行法沖ヨガ10段階 ~仏性啓発行法(ブッディ)について~人や自然すべてを尊ぶ心。すべての中に神を観る~
第十段階
法悦行法(プラサード)
本当の喜びと心と体で観じる練習。
詳しくはコチラ↓↓
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法悦行法沖ヨガ10段階~法悦行法(プラサード)について~本当の喜びを観じる練習
3.まとめ
ヨガは、柔軟性やすごいポーズを重視されていて、ダイエットや体つくりのために始める方も多いと思います。
はじめの取っ掛かりはそれで良いのではないかと私は思っています。
しかし、ヨガはポーズだけではないことを少し頭に入れていてもらえたら、さらにヨガの良さに意識が向くと思います。
10段階をザクっと見ても、難しい言葉が並んでいるし、結局どういうこと?と今はなっている方もいるかもしれません。
でも、今はそれでいいのです。
まずは、“ヨガはポーズだけではない“ということを知っていてください。
一つ一つの解説はヨガのレッスンでも行っていますが、ここでも一つずつ詳しく書いていければと思います。
ヨガはとても深い古来からの教えです。
私たちの心身のバランス。私たちのこの世界とのバランス。私とあなたとのバランス。
そして、つながりや結びつきを自然にしてくれるものです。
あなたがヨガで心身ともに幸福になりますように。
Sumie☽.*·̩͙✩.*
Smjuk のヨガ
ヨガはポーズだけではない!?沖ヨガ10段階について(八支則について)
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ヨガを始めると、八支則(はっしそく)という言葉を耳にしたり目にしたりするようになります。
これは、聖者パタンジャリのヨガスートラ(ヨガの聖典)にて定義されている、ヨガを習得するための8つの段階・行法を示したものです。ヨガ哲学の基本的な教えです。
また、沖ヨガでは、この八支則に追加して、10段階(10支則)として基本的な教えを定義しています。
今回は、その10段階をザクっとまとめてみたいと思います。
目次
1.沖ヨガの10段階を実践するとどうなるの?
2.沖ヨガの10段階って何があるの?
3.まとめ
沖ヨガについては「沖ヨガについて解説した記事」をご覧ください。
1.10段階を実践するとどうなるの?
ヨガはポーズだけでなく、10段階の教え全てでヨガです。
この10段階は、大きく二つに分けられます。
そして、この「体育」「知育」「徳育」の三つを総合したものがヨガになります。
ヨガとは、体の為だけの訓練ではなく、心の為の体の修行法なのです。
なので、沖正弘先生は、ヨガのアーサナ(ポーズ)をしている時にも、身体だけではなく、精神的訓練をすること。
「ラジャ・ヨガ的にハタ・ヨガを行い、ハタ・ヨガ的にラジャ・ヨガをせよ」と著書である(ヨガの喜び)でも書かれているのです。
沖正弘著「ヨガの喜び」より抜粋
ヨガの哲学とその行法は
を説くものなのです。
ヨガは、すべてを自然に帰そうという教えで、この10段階を実践することで、自分で自分を救えるのだと沖先生は説いているのです。
2.10段階って何があるの?
では早速、10段階の教えについてザクっと紹介したいと思います。
一つ一つがとても大切なものなので、ここでは詳しく解説せずに、まずは10段階ってなにがあるの?
ということに触れてもらえたらと思います。
第一段階目
精神修養法(ヤマ・ニヤマ)
ヨガをはじめるための“心がまえ”
ヨガの最終的な結論はここだ!とも言われているほど大事な教えです。
日々の社会的・個人的行動の規範となり、基本的なことになるのですが、実践がもっとも難しいと言われています。
ヤマ:もってはいけない心・日常生活で行ってはいけないこと
詳しくはコチラ↓↓
アヒムサヨガの教え~ヨガの心構え!ヤマ~【アヒムサ:非暴力】
詳しくはコチラ↓↓
サティヤヨガの教え~ヨガの心構え!ヤマ~【サティヤ:嘘をつかないこと】
詳しくはコチラ↓↓
アスティヤヨガの教え~ヨガの心構え!ヤマ~【アスティヤ:盗まない】
詳しくはコチラ↓↓
ブラフマチャリヤヨガの教え~ヨガの心構え!ヤマ~【ブラフマチャリヤ:禁欲・邪欲を持つな】
詳しくはコチラ↓↓
アパリグラハヨガの教え~ヨガの心構え!ヤマ~【アパリグラハ:不貪・所有するな】
ニヤマ:もたなければならない心・日常生活で実践すべきおこない)
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シャウチャヨガの教え~ヨガの心構え!ニヤマ~【シャウチャ:清浄・心身を清らかにしろ】
詳しくはコチラ↓↓
サント―シャヨガの教え~ヨガの心構え!ニヤマ~【サントーシャ:満足知足】
詳しくはコチラ↓↓
タパスヨガの教え~ヨガの心構え!ニヤマ~【タパス:苦行・自制・けじめをつけよ】
詳しくはコチラ↓↓
スヴァディアーヤヨガの教え~ヨガの心構え!ニヤマ~【スヴァディアーヤ:学習、向上心・訓練せよ】
詳しくはコチラ↓↓
イーシュワラ・プラニダーナヨガの教え~ヨガの心構え!ニヤマ~【イーシュワラ・プラニダーナ:自在神記念、信仰・神に祈る】
第二段階
動禅(アーサナ)
ヨガの“身がまえ”
体の外側からの訓練の仕方。ヨガのアーサナ(ポーズ)や修正法など行法の実践
静的ポーズと動的ポーズの二つがあり、陰と陽(ハ・タ)で体本来のバランスを取り戻し、維持する。
詳しくはコチラ↓↓
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動禅沖ヨガ10段階(八支則)アーサナについて~ヨガの身がまえ 本来のバランスを取り戻し維持する
第三段階
生気活用法(プラナヤマ)
“心がまえ”と“身がまえ”のバランスをとり、その基本となる力を養う方法。
体の中からの訓練法。
呼吸法、食事法、学習法
詳しくはコチラ↓↓
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生気活用法沖ヨガ10段階(八支則)生気活用法(プラナヤマ)について~心と体のバランスをとり、その基本となる力を養う
第四段階
制感自律行法(プラティヤハラ)
自分の意志で、生理的に心理的に自分をコントロールする方法。
ここまでの体と心の訓練で覚えたことを、普段でも常にできるように身につける段階。
詳しくはコチラ↓↓
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制感自律行法沖ヨガ10段階(八支則)~制感自律行法(プラティヤハラ)について~
第五段階
統一行法(ダラーナ)
心・体・生活・環境を統一して自然にする行法。
丹田力と注意集中力と意識力を鍛える
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統一行法沖ヨガ10段階(八支則)~統一行法(ダラーナ)について~瞑想のはじまり、集中力を身に着ける
第六段階
禅定行法(ディアナ)
心と体が最高にやすらぐ状態を瞑想行法で体得する
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禅定行法沖ヨガ10段階(八支則)~禅定行法(ディアナ)について~体が最高にやすらぐ状態を体得する
第七段階
法下行法(バクティ)
心を無にする訓練。無意識に自己中心、利己主義になる自分を捨て、囚われずにこだわらずに、無の心になること。
詳しくはコチラ↓↓
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法下行法沖ヨガ10段階 ~法下行法(バクティ)について~ 心を無にしてやすらぐ状態を体得する~
第八段階
三昧行法(サマーディ)
自他がひとつになり、他と最高に和合協力、生かし合う訓練法。
相手の心になって考えてみる。
詳しくはコチラ↓↓
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三昧行法沖ヨガ10段階 ~三昧行法(サマーディ)について~客観と主観を一つにする。相手と自分がひとつになるための訓練法~
第九段階
仏性啓発行法(ブッディ)
人や自然すべてを尊ぶ心を持つこと
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仏性啓発行法沖ヨガ10段階 ~仏性啓発行法(ブッディ)について~人や自然すべてを尊ぶ心。すべての中に神を観る~
第十段階
法悦行法(プラサード)
本当の喜びと心と体で観じる練習。
詳しくはコチラ↓↓
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法悦行法沖ヨガ10段階~法悦行法(プラサード)について~本当の喜びを観じる練習
3.まとめ
ヨガは、柔軟性やすごいポーズを重視されていて、ダイエットや体つくりのために始める方も多いと思います。
はじめの取っ掛かりはそれで良いのではないかと私は思っています。
しかし、ヨガはポーズだけではないことを少し頭に入れていてもらえたら、さらにヨガの良さに意識が向くと思います。
10段階をザクっと見ても、難しい言葉が並んでいるし、結局どういうこと?と今はなっている方もいるかもしれません。
でも、今はそれでいいのです。
まずは、“ヨガはポーズだけではない“ということを知っていてください。
一つ一つの解説はヨガのレッスンでも行っていますが、ここでも一つずつ詳しく書いていければと思います。
ヨガはとても深い古来からの教えです。
私たちの心身のバランス。私たちのこの世界とのバランス。私とあなたとのバランス。
そして、つながりや結びつきを自然にしてくれるものです。
あなたがヨガで心身ともに幸福になりますように。
Sumie☽.*·̩͙✩.*
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