生きていく中で“あぁ、もう何もしたくないや”そんな日が時々やってきます。
そんな時私たちは、少なからずそんな自分に罪悪感を抱いたり、嫌気がさし、自己嫌悪に陥ったりします。
それはなぜなのでしょうか。
きっと、私たちの中に「ボーっとする=悪」という固定観念があるからでしょう。
これは、働き者の日本人らしいと言えばそうかもしれません。
では、なぜ“あぁ。もう何もしたくないや”と感じる日があるのでしょうか?
人生はバランスで出来ている
あなた自身を褒めてあげよう
それは、近い過去や長い年月の間、とても頑張っていた自分がいたからなのです。
体や心が、頑張っているあなたに「お休み」をするように言っているからなのです。
しかし、私たちはその状態に罪悪感を抱き、嫌気がさし、自己嫌悪に陥ります。
それはなぜだと思いますか?
それは、“とても頑張っていた自分と今の自分に落差を感じる”からなのです。
毎日ボーっとする環境や楽な環境ならそのように感じることはないでしょう。
あなたが今、“何もしたくないな”と感じているのなら、それはあなたが今までとっても頑張ってきた証拠なのです。
- “何もしたくない”“何もできなかったな” ⇒ 一日無駄にしたな。自分はダメだ。
ではなく
- “何もしたくない”“何もできなかったな” ⇒ 昨日の自分は頑張っていたのだな。今までの自分は頑張っていたからだな。自分偉いぞ。
そんな風に思考を変換して、あなた自身のことをいっぱい褒めてあげてください。
あなたに必要なのは「お休み」
この人生はバランスで出来ています。
たくさん頑張ってきたあなたは、バランスをとるために、今“お休み”が必要なのです。
だから、体や心がボーっとするのです。
しかし、ここでバランスをとらずに、無理矢理また頑張ったらどうなると思いますか?
今度は、強制的にバランスをとらされることになるでしょう。
それは、体や心の“病気”という形で現れるかもしれません。
短ければ数日の発熱で済むかもしれません。
しかし、バランスが崩れすぎているときには、長期入院や長期療養に入るなんてことになるかもしれません。
だから、“あぁ。何もしたくないな”そんな日は、何もしなくていいのです。
知らず知らずのうちに、頑張り過ぎていたのだな…
今日はバランスをとる日だな。と自ら体や心のバランスをとってあげてください。
そして、いつも頑張っている体や心に気づいて労わってあげてください。
あなたの体や心の声は、あなたにしかわからないのです。他の人には聞こえないのです。
あなたしか、応えてあげる人はいないから、無視しないで、その“助けて”の声に素直になってあげてください。
“何もしたくない”そんな日は…
たくさんご褒美をあげよう
“何もしたくない”そんな日は、たくさんご褒美をあげてください。
- 一日中ボーっとするのも良し!
- 寝て過ごすのも良し!
一日の最後には、バランスをとった自分をたくさん褒めてあげてください。
バランスが取れれば、また頑張ることが出来るのです。
それもバランスですから。
たくさんぼーっとしたらまた、たくさん頑張る時が来るのです。
ぼーっとしている時には、周りが頑張って見えて、自分だけこれでいいのだろうか…
そう思うこともあるでしょう。
いいのです。
だって、あなたの見ているその人たちと、あなたのバランスのグラフは別々なのですから。
あなたが、頑張っている時に、その人はお休みのバランスをとっているかもしれません。
あなただけではないのです。
この世界のみんなそうやってバランスをとっているのです。
だから、あなたが「お休み」の時にはその時間を大切にして、周りの人が「お休み」の時には、その人のその時間を大切にしてあげてください。
あなたがあなたの体と心の声に素直になって、バランスを自ら取ることができた時、きっと周りのそれに気づくことが出来るでしょう。
人は、自らが行ってきた経験や行動、得てきた思考でしか判断できません。
人に優しくできる人や、寄り添うことができる人は、自分自身に上手に寄り添い、自分に優しくできる人なのです。
あなたがあなたに優しく寄り添うことで、あなたは、あなたの大切な人や周りの人に寄り添い、優しさを与え、救うことができるのです。
優しさを学ぼう
“何もしたくない”そんな日は、優しさを学ぶチャンスです。
まずは、あなた自身に優しさを。
そして、たくさんの優しさで自分自身を満たしたら、あなたの周りの大切な人をその学んだ優しさで満たしてあげてください。
いつもたくさん頑張っているね。
本当にお疲れ様。
そして、ありがとう♡と声をかけて
Sumie 🌙.*·̩͙✩.*