アーサナ(ポーズ)

【写真付きで解説】『三日月のポーズ(アンジャネーヤ・アーサナ)』そのやり方と効果、できない場合のポイント

三日月のポーズ

三日月のポーズはレッスンでもよく出てきます。
サンスクリット語で「アンジャネーヤ・アーサナ」と言い、アンジャネーヤは猿人の神「ハヌマーン」の別名なので、三日月のポーズは「猿のポーズ」とも言われています。
見た目は三日月の方がしっくりくる感じしますよね。

このポーズは、婦人科系(生理不順・生理痛・不妊症・冷え性)の改善にも良いので、女性はとくにおすすめのポーズです!
今回はそんな三日月のポーズの効果ややり方、三日月のポーズに入るまでの準備の動きをお伝えしていきます。

ここでやり方を学んだら、YouTube動画で他のヨガのポーズにも挑戦してみてくださいね♪

三日月のポーズ(Anjaneyasana:アンジャネーヤ・アーサナ)】

目次

1.三日月のポーズの効果
2.三日月のポーズのやり方
3.三日月のポーズの前に行うと良い動き


ヨガウェア

1.三日月のポーズの効果

  • 血行促進
  • 坐骨神経痛を楽にし、こむらがえりの改善に良い
  • 骨盤のねじれを整え、生理不順や婦人科系のトラブルに良い
  • 便秘、むくみ、肩こりなどに効果がある
  • 食欲不振、消化不良に良い
  • 肩、背中、腰の贅肉をとり、スッキリさせる
  • 気力を充実させ、倦怠感を取り除く

ボルスター

2.三日月のポーズのやり方

  • 四つん這いになり、両手の間に右足を入れます。
    反対側の足は少し後ろに引いて、足の甲を床につけます。
    三日月のポーズ
  • 骨盤をまっすぐと正面に向けて、上体を起こします。(手は太ももの上)
    ※膝がつま先よりも前に出ないように注意!
    ※膝が内側や外側に傾かないようにつま先と同じ方向に向ける
    三日月のポーズ
  • 余裕があれば、両手を伸ばして耳の横に。(手を離すと辛い場合は、手は床や膝の上)
    吸う呼吸で胸を開き引き上げ、目線を少し上にして、吐く呼吸で骨盤を下へ落とす。(3呼吸ほど繰り返す)
    三日月のポーズ
  • 数呼吸繰り返したら、吐く呼吸で両手を床について、前の足を後ろに引いてチャイルドポーズで腰を休めましょう。
    反対側の足も同じように繰り返します。
    チャイルドポーズ

ヨガマット

3.三日月のポーズの前に行うと良い動き

  • 腰を伸ばす
    仰向けで寝て、片膝を抱えて吐く呼吸で膝を胸に引き寄せる(3呼吸ほど)
    反対側も同様に行う。
    腰を伸ばす
  • 股関節の柔軟
    仰向けになり、両膝を揃えて立てて、片足を吐く呼吸で外側へ倒す(10回)
    股関節の柔軟足の幅を大きく開き、片足を吐く呼吸で内側へ倒す(10回)
    股関節の柔軟
  • ラクダのポーズ(橋のポーズに写真あり)
    ※①②とも、数回呼吸を繰り返したら、ゆっくりと戻し、チャイルドポーズを必ず行いましょう。
    ① 膝立ちになり、骨盤に手を当てて、太もも→鼠径部→胸の順番で反らせる
    片ラクダのポーズ② 片手を足首または骨盤に当てて、①と同じように反らしていき、反対側の手を耳の横にしてキープ。目線は下側の手を見る
    片ラクダのポーズ
  • コブラのポーズ

出来ない時のチェック項目

  • 膝が痛いときには後ろの膝の下にクッションやタオルを敷く
  • 前の膝はかかとの上でキープ
  • 後ろの膝を引き過ぎていないか確認する
  • 腰を反るのではなく、お腹を引き上げるイメージ

このポーズは沖ヨガの月礼拝行法や、一般的によく行われている月礼拝でも使われています。
(リンクはYouTubeの動画に飛びます。)

単体で行っても効果は得られますが、他のアーサナと組み合わせることで、より良い効果が発揮できます。
連続でアーサナを行ってみたい方や、お家で気軽にヨガをしたい方は、YouTube動画を参考にしてみてください!
一緒にヨガを楽しんでいきましょう(^^)/

Sumie☽.*·̩͙✩.*

-アーサナ(ポーズ)
-