突然ですが、みなさん、ご自身の星座をなんとなく知っていて、「テレビや雑誌の星座占いで、〇〇座の人は1位ですよ!」と見たことがあると思います。
そのくらい、星座というものは、身近にあるものですよね。
そんな身近にある星座のこと、もっと知りたくないですか?
- 星占いに使われる12星座について、もっと知りたい
- ホロスコープを読む際の12星座について知りたい
- それぞれの意味、読み方、キーワードは?
- 12パターン以上あるって本当?
12星座は、実は12星座占いで出てくる12パターンだけではありません。
そして、これから「西洋占星術を勉強したい」「ホロスコープを読みたい」という方は、12星座についての理解が重要になります。
Sumie
このような経験を基に、この記事では、西洋占星術における12星座の概念や読み方、12星座別の意味やキーワードを解説していきます。
12星座について理解を深め、「星占い」について少しずつ理解していきましょう。
そもそも、西洋占星術とは?ホロスコープとは?という方は、「西洋占星術やホロスコープについて解説した記事」をご覧ください。
ホロスコープを読めるようになることで、あなたやあなたの周りの方の性格や才能を知って、良好な人間関係を築くきっかけにしてみませんか?
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1.地球から見える12星座と、ホロスコープにある12星座は違う
西洋占星術における12星座の意味や読み方を解説する前に、「そもそも西洋占星術における12星座とは?」について解説していきます。
そもそも12星座とは、地球から見て黄道上に存在する星座を示しています。
※黄道:地球から見た太陽の見かけ上の通り道
つまり、地球から見ると、黄道上に牡羊座~魚座が存在していることになります。
しかし、ホロスコープで示される12星座は、実際に空にある12星座と概念が違い、以下のようになっています。
- 春分点を、白羊宮0度と定義
- 白羊宮から30度ずつ、12星座を順番・均等に配置
実際に空を見た時の12星座の配置と、ホロスコープ上の12星座の配置は違うということを覚えておきましょう。
西洋占星術における12星座は「黄道12宮」と呼ばれる
と思った方もいるでしょう。
まず、春分点とは、「黄道と赤道の2つの交点のうち黄道が赤道を南から北に交わる点」のことです。
難しいので、ここではこういうものと捉えておけばいいでしょう。
また、白羊宮とは、ホロスコープで使われる牡羊座の正式名称です。
西洋占星術における12星座は、正確には「黄道12宮」と呼ばれています。
とはいえ、12星座、牡羊座、牡牛座、双子座、・・・といった呼ばれ方が一般化されており、ここでもこの呼び方を使っていきます。
Sumie
実際「白羊宮」などと読んでいるのを聞いたことはありません。
また、実際の星座を「星座」、ホロスコープ上の星座を「サイン」と呼び分ける場合もあります。ここでは、聞き慣れている「星座」に統一します。
【参考】今は13星座?
「12星座」と解説してきましたが、現代では射手座とさそり座の間に「へびつかい座」があり、黄道上の星座は13星座と言われています。
しかし、西洋占星術の起源である紀元前2000年頃は、黄道上には現在よく知られている12星座のみが存在していました。
これは地球の地軸が歳差運動によって周期的にズレているからと言われています。
※歳差運動:地軸は地球の公転軸に対して約23.4度傾いていますが、約4.1万年周期で約21.5度から24.5度の間を定期的に変動していると言われています。
ちなみに、地震や気候変動(北極の氷が解けて水の配分が変わったとか)でも変わるようです。
これにより、へびつかい座は数百~数千年単位で黄道上に出たり入ったりしているようです。
準レギュラーみたいな感じですね。
ただ、西洋占星術は、その起源である12星座を、ずっと使っています。
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2.西洋占星術における12星座は、12種類の性格や心理傾向を表す
ホロスコープを読む際は、一般に星座や天体を以下のようにして読みます。
- 何が(10天体)
- どんなふうに(12星座)
- どの場面で(12ハウス)
- どうなる(アスペクト:天体の組み合わせ)
今回解説している12星座は、「どんなふうに」を表しており、
具体的には12星座は12種類の性格や心理傾向を表します。
12星座×10天体の組み合わせで読んでいく
じゃあ、性格や心理傾向は12パターンにしか分けられないの?
と疑問に思った方もいるかもしれません。
結論からご説明すると、大きく分けると、12星座×10天体の120パターンあります。
12星座は、10天体(太陽、月、水星など)が各星座の服を着ている状態と捉えるとわかりやすいです。
例えば、以下のようなイメージです。
太陽が牡羊座に入っている
⇒ 太陽が牡羊座の衣装を着ている
⇒ 太陽が牡羊座の性格
⇒ 人生の目標(太陽)は、チャレンジしていくこと(牡羊座)を重視する。
みなさんがよく知っているTVや雑誌の星占いに出てくる12星座は、「太陽星座」と呼ばれるもので、例えば「山羊座の方は太陽が山羊座に入っている」ということです。
同じように、月星座、水星星座など、各天体がどの星座に入っているかで性格や心理傾向を読んでいきます。
もちろん、天体と星座だけの関係ではなく、最終的には天体がどのハウスに入っているか、どのようなアスペクトを取っているかなどを総合してホロスコープを読んでいきます。
天体やハウスについてについて詳しく知りたい方は「西洋占星術における10天体について解説した記事」「西洋占星術における12ハウスについて解説した記事」をご覧ください。
【ディグニティ】12星座と10天体の相性
12星座と10天体にはそれぞれ相性があり、の相性により天体が「居心地が良い星座」と「居心地が悪い星座」が決まっています。
- 居心地が良い場所(サイン)は天体のもつ力が発揮しやすい
- 居心地が悪い場所(サイン)は天体のもつ力が発揮しにくい
ホロスコープ上で、天体が良いとされるアスペクトをとっていたり、その事柄に良いとされるハウスに入っていても、品位が良くないと力を発揮するのが難しいとされているのです。
詳しくは、「ディグニティについて解説した記事」ご覧ください。
度数で分割して読む
ホロスコープを読む際には、天体がその星座のどの位置に存在しているかを見ていく必要があります。
その位置は、0度~29度までの30度に分けられます。
例えば、太陽星座が牡牛座であれば、大まかに以下の3パターンに分けられます。
- 牡牛座の前半
0~9度
- 牡牛座の真ん中
10~19度
- 牡牛座の後半
20~29度
慣れてくるとさらに細かく、1度ずつに分けて読むこともできますが、最初は上記の3パターンから始めるといいでしょう。
また、度数は、サビアンシンボルを読む際にも使います。
実際のホロスコープで読んでみる
これは私の出生の時のホロスコープです。
(読める人がみたら、私がどんな人なのか分かってしまいます(;’∀’))
まず、太陽は山羊座に入っているので、太陽星座(TVや雑誌の星座占いでお馴染みの星座)は山羊座です。
他の天体(月や水星など)がどの星座に入っているかを一覧表にすると、以下のようになります。
星座 | 入っている天体 |
---|
牡羊座♈ | なし |
牡牛座♉ | なし |
双子座♊ | なし |
蟹座♋ | なし |
獅子座♌ | 月☽ |
乙女座♍ | なし |
天秤座♎ | なし |
さそり座♏ | 火星♂、冥王星♇ |
射手座♐ | 水星☿、土星♄、天王星♅・ |
山羊座♑ | 太陽☉、金星♀、海王星♆ |
水瓶座♒ | 木星♃ |
魚座♓ | なし |
このように、一つの星座に複数の天体が入っている場合も、何も入っていない場合もあります。
ホロスコープが読めるようになりたい!という方は各星座と各天体の持つ意味やキーワードをシッカリを覚えておき、組み合わせる必要があります。
また、ルーラーや司る体の部位、ラッキーカラーなども必要です。
このHP内では、太陽星座、月星座など、各天体の12星座別の性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
ここまで、12星座の概念や覚えるべきことを解説してきましたが、なかなか難しい・・・と思った方も多いと思います。
「クラゲでもわかる星読み講座」では、度数の読み方やルーラーなど、12星座の基礎からホロスコープの読み方までアニメーションや図を使って解説しています。
それだけでなく、冒頭解説したような「春分点」「黄道12星座」など、「こんな基礎から教えるの!?」というほど丁寧な内容になっています。
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3.ホロスコープにおける12星座のキーワード(12星座別の性格・特徴あり)
西洋占星術における12星座の特徴は、人間の誕生から死までを表しているとも言われています。
1番目の星座の牡羊座♈さんから12番目の星座の魚座♓さんまでをザクっとご紹介しましょう。
♈牡羊座🐑
キャッチフレーズは【「I am」 私は存在する】
生まれたばかりの赤ちゃん星座と言われており、生まれたばかりなので「過去」がなく、「未来への希望」しかありません。
区分や司る体の部位などをまとめると以下の通りです。
- ポラリティ:奇数星座
- クオリティ:活動宮
- エレメント:火
- 司る体の部位:頭部・目
- ラッキーナンバー:①
本能・衝動に従って前進あるのみ!!
とにかく目についたもの気になったものに手を出す。トライ&エラーを繰り返して成長していきます。
キーワード
- チャレンジ精神
- トライ&エラー
- 負けず嫌い
- 猪突猛進
- 直観力
など
12星座の中で一番初めの星座さんで、死生観では「生まれたばかりの赤ちゃん」
生まれたばかり=過去がない・未来の希望しかないという、希望に溢れてこの世に生まれてきた星座さんです。
♉牡牛座🐮
キャッチフレーズは【「I have」 私は所有する】
赤ちゃんのように何でも気になるものを片っ端から口にいれていた牡羊座♈さんから牡牛座♉さんに変化すると、美味しい/美味しくない・好き/嫌いが出てきます。
目で見て、耳で聴いて、鼻で嗅いで、舌で味わって、手で触って、じっくりと五感を使って味わうようになります。
一つ一つ吟味して、いるもの/いらないものに仕分けをし、気に入ったものだけを手元にコレクションしていきます。
♊双子座👩❤️👩
キャッチフレーズは【「I think」 私は考える】
次の双子座♊さんに変化すると、赤ちゃんが幼児になって言葉を話すようになるように、「言葉」を司るようになります。
ここで、初めて“外の世界”を認識するようになり、好奇心旺盛に外の世界へと飛び出していき、たくさんの人と出会い、コミュニケーションをとっていくのです。
あらゆる知識や情報を集め、浅く広くまんべんなく、知識を増やすことに力を注ぎます。
そして、仕入れた知識や情報を周囲の人たちに言葉で伝えていくのです。
キーワード
- 知的好奇心旺盛
- 多芸多才
- フットワークが軽い
- 飽き性
- 臨機応変
など
♋蟹座🦀
キャッチフレーズは【「I feel」 私は感じる】
牡羊座♈さんから双子座♊さんまで、ずっと一人で行動してきた“わたし”は蟹座♋でふと、孤独”を感じます。
一人きりで生きていくのではなく、自分の居場所(家族や仲間、友達)をつくろうとし、その触れ合いを通して喜怒哀楽の感情機能や協調性を発達させていくのです。
♌獅子座🦁
キャッチフレーズは【「I will」 私は志す】
牡羊座で誕生し牡牛座で五感を、双子座で知性を、蟹座で仲間や感受性を手に入れて、獅子座の段階で“わたし”の個性や自我が確立します。
それをみんなに知ってもらいたいと強くアピールするようになるのです。
歌・絵・ダンス・文章で自分の個性を表現し、外の世界にアピールする!自己表現力や創造力が発達する段階です。
キーワード
- 自己表現
- カリスマ性
- エンターテイナー
- 勇気・大胆
- 自己中心的
など
♍乙女座💕
キャッチフレーズは【「I analyze」 私は分析する】
乙女座に変化し、ここで“個人として完成”します。
獅子座で創り上げた自分の世界を外の世界でどう表現するのか、“全体の中の個”という現実的で客観的な視点で厳しく最終チェックをします。
自己分析や内省をして改善したり、リハーサルを行ったり、ストイックに完璧を目指して個人を完成させていくのです。
♎天秤座⚖
キャッチフレーズは【「I balance」 私は調和する】
牡羊座♈から乙女座♍までで完成させた自分自身で社会デビューをします。
とにかく、みんなと公平にバランスよくを重視し、好きでもない人や興味がないことでも笑ってお話をしていきます。
浅く広くたくさんの人と交流し、たくさんの価値観に触れて、自分だけの世界から大きな世界へと広げて、社交性を身に着けていくのです。
キーワード
- バランス感覚
- 社交的
- 公平・中立
- 客観性
- 八方美人
など
♏さそり座🦂
キャッチフレーズは【「I desire」 私は情欲する】
天秤座♎で浅く広く関わって、輪を広げたあとは、蠍座♏さんで狭く深く対象を絞り込んでいきます。
好きな人・好きなモノ・好きなこと、「コレだ」と思うものに一点集中して、その対象の人やモノと一体化してしまうくらいに、全身全霊でエネルギーを注ぎこんでいきます。
そして、対象が人である場合は、相手にも同じ熱量を求めるのです。
キーワード
- 一点集中
- 同化する
- 不言実行
- 0か100か
- 執着・嫉妬・束縛
など
♐射手座🏹
キャッチフレーズは【「I understand」 私は理解する】
天秤座♎で社会人としてデビューし、蠍座♏で最愛の仕事や好きな人に出会い、バタバタと過ごす中で、ふと空を見上げるのが射手座♐さんです。
人間とは…この世界とは…生きるとは…と考えるようになり、自分探しの旅へと旅立っていきます。
いつもここにいても、意識はここではないどこかへ旅立っていて、物質・肉体・人間関係に束縛されない精神の自由を追求していくのです。
♑山羊座🐐
キャッチフレーズは【「I use」 私は使う、利用する】
リフレッシュするために旅に出ていた射手座♐さんで、生きる意味やこの世界の意味を自分なりに答えを出したうえで現実世界に舞い降りてくるのが山羊座♑さんです。
牡羊座から射手座まで長年にわたって積み重ねてきた知識や経験、人間関係を管理し、活用します。
山羊座さんで一人の人間が完成形を迎えるのです。
社会の中で、自分の役割を果たして、生きてきた証をしっかりと刻み込もうとします。
自分の人生の目標を達成することが山羊座♑さんの使命であり、責任でもあります。
♒水瓶座🏺
キャッチフレーズは【「I know」 私は知る】
山羊座で完成された社会的役割をぶっ壊す革命を起こすのが水瓶座♒さんです。
自由になれよ~!と全ての人に自由と平等を叫びます。
あなたもわたしも自由!あなたはあなた、私は私。これが水瓶座さんのモットーです。
これまで積み重ねてきた、知識、経験、人脈、肩書、社会的価値観、理念、ルール、常識、国籍、年齢、性別からも解放されたい!
真の意味での自分らしさや自由・独立を宣言していくのです。
キーワード
- 自由・平等
- グローバル
- 反骨精神
- 未来志向
- クール
など
♓魚座🐟
キャッチフレーズは【「I believe」 私は信じる】
牡羊座で誕生した生命は、魚座を最後に死を迎えるのです。
命の終わりを間近に控えた人間に、もはや我欲や執着はなくなります。
すべてを受容し、自分のことも相手のことも許し、魂を浄化させていくのです。そして、また新しい生命の誕生に繋げていきます。
キーワード
- 許し・癒し
- 受容・共感
- 想像力
- 優柔不断
- 現実逃避
など
これは、12星座を人間の一生を通してみたときのまとめです。
ここから、一つ一つの天体による星座の特徴など、もっと細かく見ていくことで、個人の性質を細かく読み取っていくことが出来ます。
また、12星座の神話を知ることで、12星座の特徴がもっとわかりやすくなるかもしれません。
「12星座の神話について書いた記事」も併せてご覧ください。
12星座だけでなく、ホロスコープについてもっと学びたい!と思った方は以下もご覧ください。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
星読みを学ぶ
【西洋占星術における12星座(サイン)】ホロスコープ上での読み方・意味・キーワードを解説
突然ですが、みなさん、ご自身の星座をなんとなく知っていて、「テレビや雑誌の星座占いで、〇〇座の人は1位ですよ!」と見たことがあると思います。
そのくらい、星座というものは、身近にあるものですよね。
そんな身近にある星座のこと、もっと知りたくないですか?
12星座は、実は12星座占いで出てくる12パターンだけではありません。
そして、これから「西洋占星術を勉強したい」「ホロスコープを読みたい」という方は、12星座についての理解が重要になります。
このような経験を基に、この記事では、西洋占星術における12星座の概念や読み方、12星座別の意味やキーワードを解説していきます。
12星座について理解を深め、「星占い」について少しずつ理解していきましょう。
もくじ
そもそも、西洋占星術とは?ホロスコープとは?という方は、「西洋占星術やホロスコープについて解説した記事」をご覧ください。
ホロスコープを読めるようになることで、あなたやあなたの周りの方の性格や才能を知って、良好な人間関係を築くきっかけにしてみませんか?
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1.地球から見える12星座と、ホロスコープにある12星座は違う
西洋占星術における12星座の意味や読み方を解説する前に、「そもそも西洋占星術における12星座とは?」について解説していきます。
そもそも12星座とは、地球から見て黄道上に存在する星座を示しています。
※黄道:地球から見た太陽の見かけ上の通り道
つまり、地球から見ると、黄道上に牡羊座~魚座が存在していることになります。
しかし、ホロスコープで示される12星座は、実際に空にある12星座と概念が違い、以下のようになっています。
実際に空を見た時の12星座の配置と、ホロスコープ上の12星座の配置は違うということを覚えておきましょう。
西洋占星術における12星座は「黄道12宮」と呼ばれる
白羊宮ってなに?
と思った方もいるでしょう。
まず、春分点とは、「黄道と赤道の2つの交点のうち黄道が赤道を南から北に交わる点」のことです。
難しいので、ここではこういうものと捉えておけばいいでしょう。
また、白羊宮とは、ホロスコープで使われる牡羊座の正式名称です。
西洋占星術における12星座は、正確には「黄道12宮」と呼ばれています。
とはいえ、12星座、牡羊座、牡牛座、双子座、・・・といった呼ばれ方が一般化されており、ここでもこの呼び方を使っていきます。
また、実際の星座を「星座」、ホロスコープ上の星座を「サイン」と呼び分ける場合もあります。ここでは、聞き慣れている「星座」に統一します。
【参考】今は13星座?
「12星座」と解説してきましたが、現代では射手座とさそり座の間に「へびつかい座」があり、黄道上の星座は13星座と言われています。
しかし、西洋占星術の起源である紀元前2000年頃は、黄道上には現在よく知られている12星座のみが存在していました。
これは地球の地軸が歳差運動によって周期的にズレているからと言われています。
※歳差運動:地軸は地球の公転軸に対して約23.4度傾いていますが、約4.1万年周期で約21.5度から24.5度の間を定期的に変動していると言われています。
ちなみに、地震や気候変動(北極の氷が解けて水の配分が変わったとか)でも変わるようです。
これにより、へびつかい座は数百~数千年単位で黄道上に出たり入ったりしているようです。
準レギュラーみたいな感じですね。
ただ、西洋占星術は、その起源である12星座を、ずっと使っています。
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2.西洋占星術における12星座は、12種類の性格や心理傾向を表す
ホロスコープを読む際は、一般に星座や天体を以下のようにして読みます。
今回解説している12星座は、「どんなふうに」を表しており、
具体的には12星座は12種類の性格や心理傾向を表します。
12星座×10天体の組み合わせで読んでいく
と疑問に思った方もいるかもしれません。
結論からご説明すると、大きく分けると、12星座×10天体の120パターンあります。
12星座は、10天体(太陽、月、水星など)が各星座の服を着ている状態と捉えるとわかりやすいです。
例えば、以下のようなイメージです。
太陽が牡羊座に入っている
⇒ 太陽が牡羊座の衣装を着ている
⇒ 太陽が牡羊座の性格
⇒ 人生の目標(太陽)は、チャレンジしていくこと(牡羊座)を重視する。
みなさんがよく知っているTVや雑誌の星占いに出てくる12星座は、「太陽星座」と呼ばれるもので、例えば「山羊座の方は太陽が山羊座に入っている」ということです。
同じように、月星座、水星星座など、各天体がどの星座に入っているかで性格や心理傾向を読んでいきます。
もちろん、天体と星座だけの関係ではなく、最終的には天体がどのハウスに入っているか、どのようなアスペクトを取っているかなどを総合してホロスコープを読んでいきます。
天体やハウスについてについて詳しく知りたい方は「西洋占星術における10天体について解説した記事」「西洋占星術における12ハウスについて解説した記事」をご覧ください。
【ディグニティ】12星座と10天体の相性
12星座と10天体にはそれぞれ相性があり、の相性により天体が「居心地が良い星座」と「居心地が悪い星座」が決まっています。
ホロスコープ上で、天体が良いとされるアスペクトをとっていたり、その事柄に良いとされるハウスに入っていても、品位が良くないと力を発揮するのが難しいとされているのです。
詳しくは、「ディグニティについて解説した記事」ご覧ください。
度数で分割して読む
ホロスコープを読む際には、天体がその星座のどの位置に存在しているかを見ていく必要があります。
その位置は、0度~29度までの30度に分けられます。
例えば、太陽星座が牡牛座であれば、大まかに以下の3パターンに分けられます。
0~9度
10~19度
20~29度
慣れてくるとさらに細かく、1度ずつに分けて読むこともできますが、最初は上記の3パターンから始めるといいでしょう。
また、度数は、サビアンシンボルを読む際にも使います。
実際のホロスコープで読んでみる
これは私の出生の時のホロスコープです。
(読める人がみたら、私がどんな人なのか分かってしまいます(;’∀’))
まず、太陽は山羊座に入っているので、太陽星座(TVや雑誌の星座占いでお馴染みの星座)は山羊座です。
他の天体(月や水星など)がどの星座に入っているかを一覧表にすると、以下のようになります。
このように、一つの星座に複数の天体が入っている場合も、何も入っていない場合もあります。
ホロスコープが読めるようになりたい!という方は各星座と各天体の持つ意味やキーワードをシッカリを覚えておき、組み合わせる必要があります。
また、ルーラーや司る体の部位、ラッキーカラーなども必要です。
このHP内では、太陽星座、月星座など、各天体の12星座別の性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
【太陽星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【月星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【アセンダント】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【水星】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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ここまで、12星座の概念や覚えるべきことを解説してきましたが、なかなか難しい・・・と思った方も多いと思います。
「クラゲでもわかる星読み講座」では、度数の読み方やルーラーなど、12星座の基礎からホロスコープの読み方までアニメーションや図を使って解説しています。
それだけでなく、冒頭解説したような「春分点」「黄道12星座」など、「こんな基礎から教えるの!?」というほど丁寧な内容になっています。
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3.ホロスコープにおける12星座のキーワード(12星座別の性格・特徴あり)
西洋占星術における12星座の特徴は、人間の誕生から死までを表しているとも言われています。
1番目の星座の牡羊座♈さんから12番目の星座の魚座♓さんまでをザクっとご紹介しましょう。
♈牡羊座🐑
キャッチフレーズは【「I am」 私は存在する】
生まれたばかりの赤ちゃん星座と言われており、生まれたばかりなので「過去」がなく、「未来への希望」しかありません。
区分や司る体の部位などをまとめると以下の通りです。
本能・衝動に従って前進あるのみ!!
とにかく目についたもの気になったものに手を出す。トライ&エラーを繰り返して成長していきます。
キーワード
など
12星座の中で一番初めの星座さんで、死生観では「生まれたばかりの赤ちゃん」
生まれたばかり=過去がない・未来の希望しかないという、希望に溢れてこの世に生まれてきた星座さんです。
♉牡牛座🐮
キャッチフレーズは【「I have」 私は所有する】
赤ちゃんのように何でも気になるものを片っ端から口にいれていた牡羊座♈さんから牡牛座♉さんに変化すると、美味しい/美味しくない・好き/嫌いが出てきます。
目で見て、耳で聴いて、鼻で嗅いで、舌で味わって、手で触って、じっくりと五感を使って味わうようになります。
一つ一つ吟味して、いるもの/いらないものに仕分けをし、気に入ったものだけを手元にコレクションしていきます。
キーワード
など
♊双子座👩❤️👩
キャッチフレーズは【「I think」 私は考える】
次の双子座♊さんに変化すると、赤ちゃんが幼児になって言葉を話すようになるように、「言葉」を司るようになります。
ここで、初めて“外の世界”を認識するようになり、好奇心旺盛に外の世界へと飛び出していき、たくさんの人と出会い、コミュニケーションをとっていくのです。
あらゆる知識や情報を集め、浅く広くまんべんなく、知識を増やすことに力を注ぎます。
そして、仕入れた知識や情報を周囲の人たちに言葉で伝えていくのです。
キーワード
など
♋蟹座🦀
キャッチフレーズは【「I feel」 私は感じる】
牡羊座♈さんから双子座♊さんまで、ずっと一人で行動してきた“わたし”は蟹座♋でふと、孤独”を感じます。
一人きりで生きていくのではなく、自分の居場所(家族や仲間、友達)をつくろうとし、その触れ合いを通して喜怒哀楽の感情機能や協調性を発達させていくのです。
キーワード
など
♌獅子座🦁
キャッチフレーズは【「I will」 私は志す】
牡羊座で誕生し牡牛座で五感を、双子座で知性を、蟹座で仲間や感受性を手に入れて、獅子座の段階で“わたし”の個性や自我が確立します。
それをみんなに知ってもらいたいと強くアピールするようになるのです。
歌・絵・ダンス・文章で自分の個性を表現し、外の世界にアピールする!自己表現力や創造力が発達する段階です。
キーワード
など
♍乙女座💕
キャッチフレーズは【「I analyze」 私は分析する】
乙女座に変化し、ここで“個人として完成”します。
獅子座で創り上げた自分の世界を外の世界でどう表現するのか、“全体の中の個”という現実的で客観的な視点で厳しく最終チェックをします。
自己分析や内省をして改善したり、リハーサルを行ったり、ストイックに完璧を目指して個人を完成させていくのです。
キーワード
など
♎天秤座⚖
キャッチフレーズは【「I balance」 私は調和する】
牡羊座♈から乙女座♍までで完成させた自分自身で社会デビューをします。
とにかく、みんなと公平にバランスよくを重視し、好きでもない人や興味がないことでも笑ってお話をしていきます。
浅く広くたくさんの人と交流し、たくさんの価値観に触れて、自分だけの世界から大きな世界へと広げて、社交性を身に着けていくのです。
キーワード
など
♏さそり座🦂
キャッチフレーズは【「I desire」 私は情欲する】
天秤座♎で浅く広く関わって、輪を広げたあとは、蠍座♏さんで狭く深く対象を絞り込んでいきます。
好きな人・好きなモノ・好きなこと、「コレだ」と思うものに一点集中して、その対象の人やモノと一体化してしまうくらいに、全身全霊でエネルギーを注ぎこんでいきます。
そして、対象が人である場合は、相手にも同じ熱量を求めるのです。
キーワード
など
♐射手座🏹
キャッチフレーズは【「I understand」 私は理解する】
天秤座♎で社会人としてデビューし、蠍座♏で最愛の仕事や好きな人に出会い、バタバタと過ごす中で、ふと空を見上げるのが射手座♐さんです。
人間とは…この世界とは…生きるとは…と考えるようになり、自分探しの旅へと旅立っていきます。
いつもここにいても、意識はここではないどこかへ旅立っていて、物質・肉体・人間関係に束縛されない精神の自由を追求していくのです。
キーワード
など
♑山羊座🐐
キャッチフレーズは【「I use」 私は使う、利用する】
リフレッシュするために旅に出ていた射手座♐さんで、生きる意味やこの世界の意味を自分なりに答えを出したうえで現実世界に舞い降りてくるのが山羊座♑さんです。
牡羊座から射手座まで長年にわたって積み重ねてきた知識や経験、人間関係を管理し、活用します。
山羊座さんで一人の人間が完成形を迎えるのです。
社会の中で、自分の役割を果たして、生きてきた証をしっかりと刻み込もうとします。
自分の人生の目標を達成することが山羊座♑さんの使命であり、責任でもあります。
キーワード
など
♒水瓶座🏺
キャッチフレーズは【「I know」 私は知る】
山羊座で完成された社会的役割をぶっ壊す革命を起こすのが水瓶座♒さんです。
自由になれよ~!と全ての人に自由と平等を叫びます。
あなたもわたしも自由!あなたはあなた、私は私。これが水瓶座さんのモットーです。
これまで積み重ねてきた、知識、経験、人脈、肩書、社会的価値観、理念、ルール、常識、国籍、年齢、性別からも解放されたい!
真の意味での自分らしさや自由・独立を宣言していくのです。
キーワード
など
♓魚座🐟
キャッチフレーズは【「I believe」 私は信じる】
牡羊座で誕生した生命は、魚座を最後に死を迎えるのです。
命の終わりを間近に控えた人間に、もはや我欲や執着はなくなります。
すべてを受容し、自分のことも相手のことも許し、魂を浄化させていくのです。そして、また新しい生命の誕生に繋げていきます。
キーワード
など
これは、12星座を人間の一生を通してみたときのまとめです。
ここから、一つ一つの天体による星座の特徴など、もっと細かく見ていくことで、個人の性質を細かく読み取っていくことが出来ます。
また、12星座の神話を知ることで、12星座の特徴がもっとわかりやすくなるかもしれません。
「12星座の神話について書いた記事」も併せてご覧ください。
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