2024年の霜降は【10月23日】です。
霜降(そうこう)とは「早朝に霜(しも)が降り始める時期」という意味です。
秋の土用シーズンでもあるので、秋から冬へと季節が変わっていく時でもあります。
気温もぐっと下がり空気も乾燥してくるので、体調管理には十分に気を付けていかなければなりません。
健康に気を付けながら、紅葉や秋の食べ物など楽しんでいきましょう。
この時期の過ごし方や旬の食材を上手に取り入れて、快適に過ごしていきましょう!
1.霜降の期間の過ごし方やポイント
ここでは霜降の期間(霜降~立冬まで)
【2024年10月23日~11月6日】
の過ごし方についてお話していきます。
くよくよする時は歌おう🎵
この時期は、なんだか物悲しくなり、いつも悩まないことでも深く悩んでしまう時です。
悩みはただの妄想なので、ずっと悩んでいても妄想から抜け出せるわけではありません。
くよくよしている自分に気づいたら、悩みに集中しないで、やるべき作業に集中したり、歌を歌ったり大きな声をだして楽しい気分を取り戻しましょう。
思い切って秋の紅葉を見に、お出かけするのもオススメですよ!
音楽や自然、芸術に触れて感性を豊かにしていきましょう。
悩みから抜け出せないときにオススメの記事
自己免疫力を上げよう
気温の寒暖差も激しく、風邪を引きやすい時期になってきます。
免疫力を上げるために、ビタミンCを取り入れた食事や体を冷やさない工夫をしていきましょう。
肩甲骨が固まると、肩甲骨の間にある風門というツボから邪気が入ってくるので、肩甲骨はいつも動かすようにしておくのがオススメです!
少し、熱っぽい。風邪っぽい。と思ったときは、肩甲骨の間にカイロを貼るなどして、温めると少し楽になります。
お薬を飲む前に試してみてください。
自然に身を任せて過ごそう
この時期は秋の土用でもあります。
頑張り過ぎず、自然の流れに身を任せて過ごすのが良いです。
今までやってきたことへの報酬を受け取ることもあるでしょう。
そんな時は遠慮せずに受け取っていきましょう!
夏や秋に頑張った体や心が疲れてくる時期でもあるので、体や心がHELPを出していたらその声にしっかりとしたがってお休みをとるようにしましょう。
2.霜降の期間にオススメの食材・オススメメニュー
風邪を引きやすくなる時期にも入るので、そのために予防が大事です。
手足首を冷やさないようにしたり、ねぎや生姜などの薬味をたくさん取り入れて、体の内側から温めましょう。
野菜や発酵食品も取り入れて便通を良くしていくのがポイントです!
オススメの食材
精をつけようと肉ばかり食べるのも、大腸に良くありません。
大腸が弱ると気分の落ち込み、便秘になります。
土用の時期は、胃腸に負担がかかりやすくなります。
胃腸の調子がおかしいなと感じた時は、食べずに胃をお休みさせることも大事です。
胃腸に優しい食材を取り入れてケアしていきましょう。
- 鶏肉 ~甘味で温性~
消化吸収が良く、胃腸に優しいです。
お腹を温め気を補ってくれるので、食欲がないときや下痢の改善にも良いです。
虚弱体質の改善や産後の体力回復にもオススメ - じゃがいも ~甘味で涼性(平性に近い)
胃腸の調子を整えて、潰瘍や便秘にも良い食材です。
むくみをとる効果もあり。 - さつまいも ~甘味で平性~
胃腸を丈夫にし、精力を養う働きがあります。
疲労回復や便秘解消にもオススメです。 - 春菊 ~甘味・辛味で平性~
心機能を安定させて、胃腸の働きを整えます。
咳を止め、痰を取り除き、胃もたれの解消にも良いです。 - 大根 ~甘味・辛味で涼性~
胃もたれ、嘔吐、お腹のはり、便秘にオススメの食材です。
免疫力アップ効果もあり、風邪の予防にも良いです。 - りんご ~甘味・酸味で涼性~
体の余分な熱を冷まし、潤す働きがあるので、咳を止め、胃や胸のむかつきや不快感を解消するのに良いです。
お腹のはりや便秘解消にも効果的です。
オススメメニュー
※作り方は、それぞれのご家庭の味もしくは調べてください😁
- じゃがいもと鶏肉のチーズタッカルビ
チーズは、肺を補い、腸を潤してくれます。
じゃがいもと共にとることで、腸を整え便秘の解消にも良いでしょう。
この時期は胃の負担が大きくなり過ぎないように、辛味は控えめで味付けがポイントです! - 鶏肉と生姜のポカポカスープ
風邪予防に生姜をたっぷり入れるのがポイント!私はこれにブロッコリースプラウトを入れますが、カイワレ大根やネギでも良いです。
※ブロッコリースプラウトの効能やおすすめメニューは「ブロッコリースプラウトの効能について書いた記事」も併せてご覧ください - さつまいも入り豚汁
この時期は冷え対策、大腸や胃腸を整える食事が大事です。
味噌などの発酵食品は大腸を整え、便秘の解消にもなります。
さつまいもや豚肉、野菜をたくさん入れた豚汁で温まりましょう。 - 春菊のおひたし
春菊は生のサラダで食べるのも美味しいですが、茹でることでβカロテンが濃縮されさらに効果が増します。
ごま油など油と一緒にとることで、βカロテンの吸収率を上げましょう。 - 切り干し大根
大根の消化酵素は熱に弱いのが特徴です。
生で食べるのがオススメですが、生は体を冷やすので、体が冷えやすいこの時期には切り干し大根がオススメ!
煮たり干したりすると平性に変わります。
じゃがいもと鶏肉のチーズタッカルビ
鶏肉と生姜のポカポカスープ
さつまいも入り豚汁
切り干し大根のサラダ
上手にこの時期の過ごし方や旬の食材を取り入れて、快適に過ごしていきましょう!
時期の変わり目には、前後の時期の過ごし方も取り入れながら体調を整えていきましょう。
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- 執筆:Sumie
- 編集:Sumieのマネージャー