2023年8月29日
改革や独創性、発明、オリジナリティなどを司る天王星が逆行を開始します。
天王星は凶星と呼ばれる天体なので、逆行中はその影響力が弱くなるとも言われています。天王星が個人に強く影響することはありませんが、社会的影響が個人へダイレクトに影響してくることもあるでしょう。
私は、このHPで主な天体の動きを2年以上発信しています。
他にも、以下のような経験があります。
今回の天王星逆行の期間は以下の通りです。
逆行開始 | 2023年8月29日 | 牡牛座23度 |
逆行終了 | 2024年1月27日 | 牡牛座19度 |
また、今回の天王星逆行のポイントは以下の5つです。
- 労働賃金の見直し
- 働き方の見直し
- 食糧問題の見直し
- 介護ロボットなどの開発が進む
- 国が見直すのは「自国への支援」
この記事では、今回、天王星が逆行を開始すると我々にどのような影響があるのか、またどのように過ごすとよいのか解説していきます。
この内容は動画でも解説しています。
天王星については「西洋占星術における10天体の意味を解説した記事」を、逆行については「天体の逆行について解説した記事をご覧ください。
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1.2022年の天王星逆行の意味や影響
2023年の天王星逆行期間は、2023年8月29日(牡牛座23度)~2024年1月27日(牡牛座19度)です。
(天王星は2018年から牡牛座に滞在しています。)
ここから、今回の天王星逆行の5つのポイントについて解説していきます。
- 労働賃金の見直し
- 働き方の見直し
- 食糧問題の見直し
- 介護ロボットなどの開発が進む
- 国が見直すのは「自国への支援」
労働賃金の見直し
今回の天王星逆行は6ハウスからです。その天王星に10ハウスにある乙女座の水星がトラインを形成しています。
天王星が滞在するサインである牡牛座は地のエレメントであり、物質の豊かさを象徴します。6ハウスは「労働・雇用」の部屋でもあるので、この天王星逆行期間中に、労働賃金に関する見直しや働き方に関する見直しがなされるでしょう。
現に、2023年7月末に最低賃金の目安を全国加重平均で1002円にすることが決定されました。ここから10月頃まで各都道府県の審議会で上げ幅が確定します。
労働賃金が変われば、店側や会社側も雇われる側も働き方を見直さなければならなくなります。それを受けて、社会的な働き方の基盤や価値観も変わっていく局面に差し掛かるでしょう。
働き方の見直し
逆行を開始する天王星が10ハウスの乙女座の水星とトラインになることもあり、ここから「働き方」に関する見直しがされるでしょう。
天王星は「改革・変化・独創性・ハプニング」を司る天体なので、既存の働き方の価値観の変化や労働環境や時間の変化など未来に向けての見直しがなされます。
2023年8月には、人事院が国家公務員向けに「週休3日」を認めるように、内閣と国会に勧告した話題も出てきました。その議論が進むと、フレックス制など多様な働き方が浸透していくほか、収入が減る、一日の労働時間が長くなるのではないかなどの問題も出てくるでしょう。
天王星は、牡牛座を順行と逆行を繰り返しながら、自分の体を大切にし、心地よく生活できるために我々人類がどうしていかなければならないかを問い、改革しています。
逆行期間中は、それが検討され順行に戻ったとき、もしくは天王星が次のサインである双子座に移動するときに本格的に改革している状態になるのかもしれません。
国や企業だけでなく、個人個人が自分自身の働き方や仕事と生活の在り方を考え直し、価値観の改革をすべきときがきたのかもしれませんね。
食糧問題の見直し
天王星が逆行を開始する6ハウスは「衛生や食糧生産、食糧問題」のお部屋でもあります。牡牛座も五感を司るサインなので、天王星が牡牛座にいる約7年間は「食事・食糧」に関しての改革がなされています。
近年だと「昆虫食」などが話題になりました。最近は少し落ち着いていますが、天王星逆行期間中に再びそれらの話題を目にすることや、政府によって何らかのアクションが見られる可能性もありそうです。
また、2023年の夏は全国で気温が40度越えのところもありました。このまま進むと2100年頃には地球の平均気温が3.2℃も上昇し、日本も各地で夏の最高気温が40℃~43℃になる可能性もあるようです。そうなると今まで育てていたお米や野菜も育ちにくくなり、南国のフルーツなどの栽培が主流になるかもしれません。
この牡牛座天王星期間の間に、日本だけでなく世界中で「食糧改革」を行うことになるでしょう。我々個人もできることから何か考えなくてはならないような局面に出くわすかもしれませんね。
介護ロボットなどの開発が進む
天王星逆行期間は、テクノロジーやIT系の停滞や見直しが起こるとされています。今回の逆行期間中では、我々の代わりに働いてくれるロボットたちの在り方やAIの在り方が見直される、修正される事柄があるかもしれません。
水星とはトラインであるので、具体的な社会での使い方について議論されるのかもしれません。
また、医療や介護などの分野に特化したロボットの導入検討などの話題も出る可能性があるかもしれませんね。
国が見直すのは「自国への支援」
この天王星逆行のイングレス図では、ホロスコープのてっぺんであるMCに太陽、底辺であるICに土星が位置し、オポジションを形成します。
国は労働や賃金の見直しの他に、社会的な活動と自国への活動を見直すことになるでしょう。
ICに土星などのマレフィック天体がコンジャンクションしているときは、暴風、地震や津波などの災害には要注意です。
国としては社会活動に貢献し、他国にアピールしたくても自国の立て直しに力を割かなければならないことが起こる可能性があります。
他国への支援や視察ではなく、自国へもっと目を向けなければならない出来事や風潮が出来、方向性を変えざるを得ないかもしれませんね。
2.2023年の天王星逆行まとめ
ここまで解説してきた2023年の天王星逆行についてまとめていきます。
労働賃金の見直し | 社会的な働き方の基盤や価値観も変わっていく局面に差し掛かる |
働き方の見直し | 既存の働き方の価値観の変化や労働環境や時間の変化など未来に向けての見直しがなされる |
食糧問題の見直し | 昆虫食などの話題を再び目にするかも |
介護ロボットなどの開発が進む | 我々の代わりに働いてくれるロボットたちの在り方やAIの在り方が見直される、修正される事柄がある |
国が見直すのは「自国への支援」 | 国は労働や賃金の見直しの他に、社会的な活動と自国への活動を見直す可能性 |
天王星の逆行が我々個人に大きな影響を及ぼすことはないかもしれませんが、通信障害やネットなどでのトラブルに巻き込まれるなど注意する点もあるでしょう。
今、世界がゴリゴリに改革に傾いている中、天王星が逆行することで大きな天体はすべて逆行期間に入りました。
少し改革の手も緩み、じっくりと自分のことや立ち位置を見直すことができるかと思いますので、これからどんな風に自分らしさを楽しんでいくのか考える期間にすると良いでしょう。
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