星読みを学ぶ

【生まれた時間がわからなくても大丈夫】ホロスコープ(ネイタルチャート・出生図)の出生時間が不明のときの作成方法/読み方

ホロスコープ(ネイタルチャート・出生図)を出す際に必要とされるのが、生まれた日、生まれた場所、そして生まれた時間です。

ホロスコープは設定する時間が4分変わるだけでまったく性質の異なるチャートになることもあるため、生まれた時間は正確である必要があります。

しかし、生まれた日と生まれた場所はわかっていても、生まれた時間まで把握している人は多くないのではないでしょうか。
私自身も、西洋占星術という存在を知ってから、母子手帳がないかと押し入れを探しましたが見つからず、最終的に子どもの頃のアルバムに書かれていた記述を発見し、かろうじて生まれた時間を知ることができました。

私のように、アルバムの記述や母子手帳、へその緒の箱などに残された情報から詳細を知ることができた人は幸運ですが、そのような手がかりがない人や、親や親戚から聞けたとしても「朝だったと思う」「夜のはず」といった曖昧な情報しか得られなかった人も多いはずです。

そうなると、生まれたがわからない場合は、ホロスコープで自分のことを知ることはできないのだろうか、と感じてしまうかもしれません。

Sumie
Sumie

この記事は私が書いています!プロフィール・実績はコチラです。

この記事では、生まれた時間がわからない場合のホロスコープの出し方と読み方を解説していきます。ここからは、生まれた時間を「出生時間」と表記していきます。


ホロスコープを読めるようになることで、あなたやあなたの周りの方の性格や才能を知って、良好な人間関係を築くきっかけにしてみませんか?

西洋占星術の基礎からホロスコープの読み方まで学べる「クラゲでもわかる星読み講座」の受講者を募集中です。

通勤しながら、家事をしながら、スマホ1台で見放題の動画講座です。受講者限定のオンライン質問会も開催しており受講後も安心です!

詳しくは講座の詳細ページをご覧ください。

クラゲでもわかる星読み講座(文字4)

\全カリキュラムのセット割引あり/

詳細はコチラ

アフターフォローも手厚く、初心者でも安心!

※クラゲでもわかる星読み講座は、本Webサイトを運営している「Smjuk」が製作・運営・販売しており、この記事の筆者「Sumie」が講師です。


1.生まれた時間(出生時間)がわからないときのホロスコープの読み方

出生時間がわからない場合のホロスコープの読み方は、基本的には出生時間がわかっている場合のホロスコープの読み方と同じです。

天体の意味サインの特徴アスペクトハウス(出生時間がわからない場合は、読まないことがほとんど)を組み合わせて読み解いていきます。

出生時間がわからなくても読めることはたくさんあります。読む順序としては、以下のようになります。

  1. 天体の配置・区分
  2. ディスポジター
  3. それぞれの天体がどのサインに入っているのか
  4. 天体同士のアスペクト
  5. 天体のサビアンシンボル

① 天体の配置・区分

まずは、その人の性質や行動パターン、価値観を大まかに読み解いていきます

天体の配置パターンには、「ボウルタイプ」「シーソータイプ」などがあり、天体がどのような配置になっているかを見ることで、その人の全体的な傾向を捉えることができます。

特に天体が偏っている場合は、お話を伺いながら配置パターンを見ていくことで、ホロスコープのどの位置に天体が多く集まるタイプなのかを絞りやすくなります。その後の読み解きにも役立つポイントです。

また、区分からは、その人の行動パターンや価値観の傾向がわかります。強く出ている性質や、バランスを取るために意識するとよい性質なども見えてきます。

② ディスポジター

ディスポジターとは、天体が入っているサインのルーラー(支配星)のことです。

ルーラーを順にたどっていくことで、ホロスコープ全体の行動指針や、人生のまとめ役となる重要な天体を見つけていきます。

ディスポジターを読むことで、その人の本質的な行動原理を読み解くことができます。

③ それぞれの天体がどのサインに入っているのか

太陽が牡羊座にある、水星が牡牛座にある、というように、月以外の天体がどのサインに入っているかを確認し、それぞれの性質を読み解いていきます。

例えば、太陽が牡羊座にある人であれば、「チャレンジすることを人生の目的にしやすい」といった基本的な性質が見えてきます。月や他の天体がサインの最初や最後の度数にある場合は、2つのサインを考慮して読むとよいでしょう。

④ 天体同士のアスペクト

それぞれの天体同士のアスペクトを読むことで、③で見た基本的な性質を、より個人レベルに落とし込んでいきます。

同じ太陽が牡羊座にある人であっても、どの天体とどのようなアスペクトを形成しているかによって、その表れ方は大きく変わります。アスペクトは個人の性質を色濃く表すため、ここを丁寧に読み解くことで出生時間がわからない場合でも、その人らしさをかなり深く読むことができます。

出生時間がわからない場合、移動速度の速い月のアスペクトについては、「可能性のひとつ」として読む程度にとどめておくのがよいでしょう。

⑤ 天体のサビアンシンボル

サビアンシンボルとは、12星座それぞれの1度ごとに、詩的なイメージ(シンボル)を割り当てた占星術の解釈体系です。チャネリングを通して生まれたもので、天体のイメージを象徴的に読み解く際に用いられます。①〜④の読み解きの補足として使うとよいでしょう。

出生時間がわからない場合、月のサビアンシンボルを読むことはできませんが、他の天体のシンボルは読むことができます。

太陽・水星・金星などの動きの速い天体については、前後の度数のシンボルもあわせて見てみるとよいでしょう。

読む際に意識しておきたいポイント

出生時間がわかっている場合にも共通しますが、出生時間がわからない場合は特に意識しておきたい点です。

  • 断定しすぎない
  • 複数の可能性を前提として読む
  • サインやアスペクトを重視する

出生時間がわからない場合、ハウスを読むことができないため、サインやアスペクトの読み解きがより重要になります。ハウスがなくても、サインやアスペクトを丁寧に読むことで、その人の性質や傾向を十分に深く理解することができます。

また、深く読み解いていく中で、おおよその出生時間の傾向が浮かび上がってくる場合もあるでしょう。


2.生まれた時間(出生時間)がわからないと読めない(判断できない)こと

出生時間がわからない場合でもホロスコープのすべてが読めなくなるわけではありません。ホロスコープ上で動きが早い天体や感受点など読めない、もしくは判断ができない要素もあります。具体的には以下の項目です。

  • 月の正確な位置
  • AscやMCなどのアングル
  • ハウス
  • バーテックスなどの感受点

月の正確な位置

月は移動速度の速い天体で、平均して約2時間で1度移動します。そのため、出生時間がわからず正午で作成したチャートの場合でも、前後6度ほどの幅を持たせて読む必要があります

月がサインの中央付近に位置している場合は、そのサインとして読むことができますが、サインの初めや終わりの度数にある場合は、前後のサインも考慮して読む必要があります。同じ理由から、月のアスペクトも「可能性があるもの」として捉えて読むことになります。

AscやMCなどのアングル

アセンダントはその人の基本的な姿勢や見た目、MCは社会的な活動や人生のテーマを示します。

これらは、出生時間が4分ずれるだけで1度ずれるため、正確な出生時間が必要です。

そのため、出生時間が不明な場合はアセンダントやMCなどのアングルを特定することはできません

ハウス

ハウスを読むことで、その人がどのような分野で力を発揮しやすいのか、どの天体がどの領域で作用するのかがわかります。

ハウスはアセンダントを起点としているため、アセンダントが定まらない場合、ハウスを確定することはできません

バーテックスなどの感受点

感受点とは、アセンダントやMCと同様に、計算によって求められるポイントのことです。出生地の緯度・経度に加え、正確な出生時間が必要になります。

なお、感受点の中でも、ドラゴンヘッドやドラゴンテイル、ブラックムーン・リリスなどについては、サインとして読むことは可能です。


3.生まれた時間(出生時間)がわからないときのホロスコープの作成方法

出生時間がわからなくても、天体のサインやアスペクトなど、生まれた日と場所がわかれば読める情報も多く存在します。

出生時間がわからない場合のホロスコープ作成方法はいくつかあり、ホロスコープを出すWebサイトや占星術師によって異なります。

出生時間を「正午」で設定する

出生時間を正午である「12:00」として、ホロスコープを作成する方法です。無料の占星術サイトで「出生時間不明」という選択肢がない場合は、この方法でホロスコープを作成します。

正午に設定する理由は、正午が一日の中間地点であるため、月の位置のズレが比較的少ないホロスコープを作成できるからです。

ハウスは読めませんが、正午に設定することで、他の天体についても、どのサイン(星座)にあるかを把握しやすくなり、大まかな性質の傾向をつかむことができます。

私の鑑定でも、お相手の出生時間がわからないというケースは多くありますが、その場合はこの方法でホロスコープを作成し、ご相談者との関係性を読み解いていきます。

天体の中で最も動きの速い月は、平均して約2時間で1度移動します。そのため、正午で作成したホロスコープで、月がサインの最初や最後に位置している場合は、どちらのサインの可能性も考慮して読むことになります。

また、他の天体についても、サインの切り替わり付近にある場合は、同様に2つのサインを考慮して読みます。

ソーラーサイン・ハウスシステムを使用する

ホロスコープを作成する際には、ハウスシステムを選ぶ必要があります。ハウスシステムにはさまざまな種類があり、出生時間がわかっている場合でも、使用するハウスシステムによって天体が入るハウスが変わることがあります。

その中のひとつに「ソーラーサイン・ハウスシステム」というものがあります。これは、生まれたときの太陽のサインを1ハウスとして、ホロスコープを作成する方法です。

例えば、生まれたときの太陽が牡羊座15度だった場合、ソーラーサイン・ハウスシステムでは、1ハウスの始まりは牡羊座0度となり、他のハウスもそれぞれ次のサインの0度から始まります。

ソーラーサイン・ハウスシステムは、ハウスを使って読むことはできませんが、出生時間や出生地を考慮しないため、個人の環境に左右されにくく、その日に生まれた人たちの潜在的な特性や本質として読むことができます。

このハウスシステムは、「太陽〇〇座さんの今月の運勢」などの時期読みや、未来予測でも使用されている方法です。

ソーラー・ハウスシステムを使用する

先ほどの、ソーラーサイン・ハウスシステムとほとんど同じですが、このシステムでは生まれたときの太陽の度数が1ハウスの始まりになります。

例えば、太陽が牡羊座15度のときに生まれた場合、ソーラー・ハウスシステムを使用すると、1ハウスの始まりが牡羊座15度、2ハウスは牡牛座15度となります。

ソーラーとは太陽のことです。西洋占星術において太陽は、「こうなりたい自分像」「人生の目的・目標」「自我」を象徴する天体です。

そのため、このシステムを使用すると、その人の「なりたい願望」や「何を目的に生まれてきたのか」といったテーマを読むことができるとされています。

太陽が牡羊座0度など初期度数にある場合は、ソーラーサイン・ハウスシステムとほとんど変わりませんが、サインの後半度数にある場合は、他の天体の位置も大きく変わってきます。両者を比較してみるのも、ひとつの見方として面白いでしょう。

ただし、水星や金星は太陽から大きく離れることがないため、配置されるハウスはおおむね11・12・1・2・3ハウスに集中します。そのため、ハウスについては細かく読みすぎず、大まかな傾向として捉えるのがよいでしょう。

レクティファイをする

レクティファイ(レクティフィケーション)とは「修正する」という意味を持つ言葉で、占星術では出生時刻の修正を行う際に用いられます。

不明、もしくは不正確な出生時間を過去の出来事から修正・絞り込んでいく技術です。結婚、離婚、妊娠・出産、就職、転職などの人生の大きな出来事のほか、両親の状態や家系のこと、その人の見た目や考え方などを考慮しながら、出生時間を推定していきます。

ただし、これは非常に高度で細かな技術が必要になるうえ、出来事が起きた時期の情報も正確でなければなりません。また、人生の中でのつらい出来事を思い出してもらい、それらを詳細に答えてもらう必要があるため、心理的な負担も大きくなります。

ご相談者と占星術師との信頼関係も不可欠であり、時間もかかることから、料金が高額になる場合もあります。

さらに、時刻修正が合っている可能性がある一方で、修正後のチャートを読んでもらった際に「しっくりこない」「自分と違う」と感じるケースもあるようです。


出生時間がわからない場合の読み方などを解説してきましたが、用語がわからない、ホロスコープは出せても読む知識がもっと欲しい、といった気付きもあったかもしれません。

クラゲでもわかる星読み講座」では、図やアニメーションを使いながら、西洋占星術の基礎からホロスコープの読み方まで勉強することができます。

通勤しながら、家事をしながら、スマホ1台で見放題の動画講座です。受講者限定のオンライン質問会も開催しており受講後も安心です

詳しくは講座の詳細ページをご覧ください。

クラゲでもわかる星読み講座(文字4)

\全カリキュラムのセット割引あり/

詳細はコチラ

アフターフォローも手厚く、初心者でも安心!

※クラゲでもわかる星読み講座は、本Webサイトを運営している「Smjuk」が製作・運営・販売しており、この記事の筆者「Sumie」が講師です。


4.生まれた時間(出生時間)がわからないときのホロスコープの作成方法/読み方まとめ

生まれた時間がわからない場合、ホロスコープを出しても自分の性質が読めないのではないかと、不安になったり、落ち込んでしまうこともあるでしょう。

しかし今回のように、出生時間がわからない場合に「読めること」「読めないこと」を整理してみると、実は読める情報が多いことにも気づかれたのではないでしょうか。

また、出生時間がわかっている場合であっても、産院の時計がずれていたり、「30分くらい」といった大まかな時間で記録されていることも少なくありません。本当に正確な出生時間を把握している人のほうが、むしろ少ないとも言えます。

私自身は、人生に起こる出来事には、その人にとっての意味が含まれていることもある、と感じています。だからこそ、出生時間がわからないという状況にも、いまの自分にとって必要な条件が含まれている場合があるのではないか、と思うことがあります。

出生時間を知るために、親や親戚に何度も尋ねたり、役所に行って調べたりする人もいるでしょう。それでもわからない場合もありますが、その過程がすべて無駄になるわけではありません。調べる中で新たな事実を知ったり、親との会話が生まれたりと、そこから得られるものもあるはずです。

私は、「クラゲでもわかる星読み講座」の中でも、ホロスコープと向き合うときには「余白」を大切にすることをお伝えしています。「わからない」という状態には、決めつけずに見ていける余地があり、自分で選べる可能性や自由さが残っている、と捉えることもできます。

また、出生時間がわからないからこそ、自分なりに読み解こうと学びを深めていく中で、天体やサイン、アスペクトに詳しくなっていく人もいるでしょう。出生時間がわからないからこそ開かれる、楽しみ方や世界も、確かに存在しているのです。


この記事は、Smjukのミッションステートメントメディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。

-星読みを学ぶ
-