星の動き

2025年版!海王星牡羊座入り【前回なにがあったか、これからの時代の流れを解説】

海王星牡羊座

2025年3月30日 20:38頃
夢や理想、曖昧さや混乱の星である海王星が13年ぶりに移動し、牡羊座に入ります。

海王星は2012年から魚座に入り、ゆっくりと我々の無意識の領域に語り掛け、社会に魚座的な「優しさ・慈愛・悟り・信じる・受容・共感・神秘・平和・信仰」のムードを作り上げてきました。

ここから海王星は順行と逆行を繰り返して牡羊座と魚座を行き来し、2026年1月27日に本格的に牡羊座へと突入していきます。

Sumie
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今回の海王星牡羊座時代のポイントは以下の7つです。

新しい夢や理想のスタート個人的欲求に従って新しい夢や理想を追いかける時代になる
リーダーを求めるムーブメント自分たちを救ってくれるようなヒーロー的存在を求めるようになる
戦いへの熱狂勝負することや戦いへの熱狂や陶酔が社会的に起こりやすくなる
開拓精神の浸透新しい制度の開拓、新しい土地の開拓、挑戦することへの称賛などが起こり始める
最新の芸術の台頭みんなが当たり前にAIやデジタルを使い楽しむ時代になる
妄信的な信者になるな精神的な先導者に陶酔し、よからぬ方向へ向かうことやお金を溶かしてしまわないように注意
理想と現実のギャップ個人や社会が物事をどのようにとらえ、どのように行動するのかの指針が変わるスタートになる

この記事では、過去の海王星牡羊座時代について紹介し、これからの海王星牡羊座時代がどのようなものになっていくのか、我々が何に理想や夢を思い描き、何に混乱するのかを解説していきます。

この記事の内容は動画でも解説しています。


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1.歴史から見る海王星牡羊座時代とは

海王星は1846年9月23日に発見されました。(ガリレオ・ガリレイが1612年と1613年に描いた図面には記載されていたが、発見とはみなされていない。)

公転周期は約165年(一つのサインに約14年)で、牡羊座に入るのは約165年ぶりということになります。

海王星はトランスサタニアンと呼ばれ、冥王星や天王星と同じく「世代・世相」を担う天体です。海王星は「神秘的なもの・目に見えないもの・無意識・幻想・夢・理想・陶酔・迷信・不透明さ・曖昧さ・薬物・感染・お酒・欺瞞・嘘・中毒・芸術・霊性・石油・地震や津波・インフレ」などを表します。

海王星牡羊座時代には、その海王星の象意が牡羊座カラー(生命力・本能・直感・衝動性・チャレンジ精神・開拓精神・勇敢さ・単純さ・勝負・戦い・スポーツ・勇気・元気)に染まることになります。

ここから、過去の海王星牡羊座時代の出来事について振り返ってみましょう。

1533年~1547年(493年前)

西洋占星術の概念として、その天体が観測されることでその象意を受けるとされています。海王星はまだ発見されていない時代ですので、「海王星が牡羊座にあったであろう時代」として解釈しています。

海外でも日本でも宗教的反乱や独立などが起こった時代です。

1543年に、ニコラウス・コペルニクスが『天球の回転について』を出版し、地動説を提唱し、ここから宗教改革も進んでいきました。

ヨーロッパでは占星術や錬金術が盛んで、日本では茶道の発展、武士道精神(戦国時代)が広まった時代でもあります。

1697年~1710年(328年前)

この時代も、海王星はまだ発見されていない時代ですので、「海王星が牡羊座にあったであろう時代」として解釈しています。

この時代は日本では元禄地震や宝永地震などの大規模な地震、富士山の噴火などがあった時代です。海外では宗教戦争の勃発や宗教団体が新しいコミュニティを形成し、宗教的自由を求めて移住などがありました。

バロック音楽の全盛期で、日本では三味線音楽や浄瑠璃が人気になり、伝統音楽が発展した時代です。

ヨーロッパでは薬草学の研究が進み、薬草学の基礎が築かれ、日本でも薬草を用いた治療が行われました。

また、占星術や錬金術などが盛んにおこなわれた時代でもあります。

1861年~1875年(164年前)

この時代では、海王星が発見されていますので、少し詳しく記載していきます。

世界の出来事日本の出来事
1861年アメリカ南北戦争、イタリア統一桜田門外の変
1863年奴隷解放宣言
1865年アメリカ南北戦争終結しアメリカ合衆国が再統一、奴隷制の廃止
1867年カナダ連邦成立(カナダがイギリスから独立)大政奉還
1868年明治維新、戊辰戦争
1871年ドイツ帝国成立(普仏戦争の結果、フランス敗北)、パリ・コミューン廃藩置県
1872年富岡製糸場設立(日本の産業革命の象徴)、鉄道開通
1873年徴兵令

時代の過渡期であったことから戦争も多く、独立や統一などが起こっています。フランスではパリ・コミューンといって短期間の自治政府が発足し、日本でも藩が廃止され県が設置されました。

日本では幕末の政治的な転換期にあたり、動乱が加速したことで明治維新が起こり、憲法が制定され、産業革命や教育革命、社会制度の変革など日本の近代化が始まった時代です。

この時代は、女性参政権運動も活発で、特にアメリカやイギリスで女性参政権を求める活動が行われ、日本でも自由民権運動が本格化しました。

海王星の象意に合わせた時代背景を見てみると、芸術界ではリヒャルト・ワーグナーがオペラを作曲し、彼の音楽劇が大きな影響を与えたり、印象派の先駆けの画家が出てきたり、日本でも西洋画の影響を受けた新しいスタイルが登場し、西洋音楽も導入されました。

また、写真技術の発達により、ポートレート写真が一般市民の間でも流行し、家族写真や記念写真が普及。イギリスではクリケットが、アメリカでは野球が人気のスポーツとして定着し、初のプロ野球チームが結成されています。

多くの国で薬学教育が整備され、薬剤師の養成が進み、薬学の基礎が確立された時期でもあります。また、石油産業が急速に発展し、世界各地で重要なインフラが整備されました。

海王星は目に見えないものや不確かなものを表すため、スピリチュアルや宗教とも関係しますが、この時代はスピリチュアルリズムの普及が行われ、神智学協会が設立されています。


2.2025年からの海王星牡羊座時代の影響や意味

海王星は、2012年2月4日から魚座に入っていました。そしてここから海王星が牡羊座を運行する期間は、2025年3月30日~2038年5月22日です。(逆行期間があるので、2038年5月22日に牡牛座へ移動し、2038年10月22日に逆行で牡羊座へ戻り、2039年3月24日に牡牛座へ移動します。)

今回、海王星が牡羊座に入る際も以下のように逆行で魚座に戻る期間があります。

サイン順行/逆行
2025年3月30日牡羊座入り順行
2025年7月5日牡羊座逆行開始
2025年10月22日魚座に戻る逆行
2025年12月10日魚座順行に戻る
2026年1月27日牡羊座入り順行

ここから、これから海王星が牡羊座へ移動することにより、社会や我々にどのような影響があるのか、どのような社会的ムーブが作られていくのかを解説していきます。

新しい夢や理想のスタート

牡羊座は12サインの1番目のサインです。各天体はそれぞれのスピードで牡羊座から魚座まで移動し、再び牡羊座に戻ってきます。そのとき、また0から牡羊座をスタートさせるのではなく、12サインは螺旋階段のようにつながっているので、次の階の牡羊座がはじまることになります。

海王星は約165年で12サインを一周するので、165年ぶりに次のステップへ移行する。新しい夢や理想を社会に広げていくスタートを切ることになります。

海王星は集合無意識に働きかける天体であるため、ここから社会は以下のような牡羊座の雰囲気に染まっていくことになります。

  • 結果は気にせずとりあえずやってみよう
  • 自分のやりたいことをやろう
  • 瞬発力や元気が一番だ

それぞれが個人的欲求に従って新しい夢や理想を追いかける時代になりますし、今よりも周りを気にせずガンガン突き進むのがよい!とされる時代がこれから始まるでしょう。

牡羊座は結果や成果を求めるサインではないので、海王星のその雰囲気に飲まれてチャレンジしてみたものの、充実感が得られない、失敗ばかり繰り返してしまう、という人も多くなるかもしれません。

海王星は夢や理想を与えますが、同時にその夢が覚めたときの失望や幻滅なども与える天体です。そうならないためには、ただ夢や理想を追いかけるのではなく、しっかりと地に足をつけて行動することや自分で考える力を養うことが必要になってくるでしょう。

リーダーを求めるムーブメント

海王星が牡羊座に入ると、社会で「リーダーを求めるムーブメント」が起こります。

新しく何かをやってくれる人、率先して自分たちを引っ張ってくれる人、戦いに強い人、など、自分たちを救ってくれるようなヒーロー的存在を求めるようになるでしょう。

そのムーブメントは、アメリカのトランプ氏が自国ファーストを掲げた選挙で勝ち、大統領に返り咲いたことからもその流れが来ているのがわかります。日本でも「日本ファーストの政治家が欲しい」「もっとリーダーシップのある人が政治家になってほしい」という声が高まっているのも事実です。

また、これから主流になっていくであろう仮想通貨の世界でも、率先して進めていくリーダーは必要なようです。仮想通貨のコミュニティ内でも、今のリーダーに託すか、新リーダーにこれからを任せるのかなどの議論も活発に行われているようです。

政治や通貨の世界だけでなく、企業や地域運営でも新しくチャレンジしてくれるようなリーダー的な存在が求められるようになるでしょう。

海王星は一種の陶酔のような状態を表すので、そのリーダーに陶酔するあまり、現状をおろそかにしたり、その人だけに任せたりすることで、海王星の霧から抜け出したときに「なぜ、我々はあの人に大事な日本を任せていたのだろう」という風になってしまう可能性もあります。

一人ひとりがしっかり社会や未来のことを考えて、見極める目をもって行動していきたいですね。

戦いへの熱狂

牡羊座のルーラーは火星であり、火星は「行動・衝動・戦い・攻撃・暴力・アクセル・武器・火・刃物・筋肉」などを表す天体なので、海王星も火星の雰囲気をまとうことになります。

そのため、ここからの海王星牡羊座時代は、勝負することや戦いへの熱狂や陶酔が社会的に起こりやすくなる可能性があるでしょう。

海王星牡羊座時代の歴史でも、奴隷制をめぐる対立や貿易に関する対立が主な原因でアメリカでは南北戦争が起こり、日本では、長く日本を統一していた江戸幕府が消滅し、天皇を中心とする中央集権国家の政治体制がスタートしています。日本政府は欧米の国々に対抗するため、経済を発展させ軍隊を強くする「富国強兵」を目指し、徴兵令なども発令されています。

現在の世界で同じように内乱や戦争が起こるかはわかりませんが、貿易戦争やサイバー戦争、情報戦争などが活発になる可能性はあるかもしれませんし。社会的な雰囲気も、今よりも「自国は自国で守るべき」「軍備を充実させておくべき」といった風潮が強くなるかもしれません。

また、165年前の歴史でも女性参政権運動や自由民権運動などの社会運動が活発化しましたが、女性の権利運動やLGBTQの権利運動、労働者の権利運動など世界でも社会運動が活発になるかもしれません。

現在アメリカでは、リベンジ退職が急増しているそうです。リベンジ退職とは、単なる転職や自己成長のための退職ではなく、職場に対する報復や抗議の意味が強く「怒りの退職」「怒りの応募」という現象が起こることのようです。パワハラや長時間労働、テレワークからオフィス復帰の義務化などから不満がたまるケースが多く、それに抗議する形で退職する。これも一種の戦いなのかもしれません。

この戦いへの熱狂は国同士だけでなく、スポーツ界をにぎわすムーブメントになる可能性もあります。歴史的には、海王星牡羊座時代にイギリスではクリケットが、アメリカでは野球が人気のスポーツとして定着し、初のプロ野球チームが結成されています。

今ではメタバースフィットネスなどの仮想空間でジムやエクササイズを行うスポーツ、YOU.FOというオランダ発祥のスポーツ、日本発祥のスポーツチャンバラなどが注目を集めているようですが、みんなが熱狂するような新しいスポーツのムーブメントが起こり、それがここから主流なスポーツへと発展していくかもしれません。

戦いへの熱狂を戦争やトラブルなどに向けるのではなく、よりよい未来にするための社会運動や皆が楽しめるスポーツなどに向けていくことができるような流れを作っていきたいですね。

開拓精神の浸透

牡羊座といえば開拓精神を表すサインです。開拓精神とは、新しいことに挑戦する心意気や未知の領域に挑戦する勇敢な心、積極的な活動を表す言葉です。

その牡羊座の開拓精神が海王星の境界線をなくし浸透させる作用で広がるため、ここから新しい制度の開拓、新しい土地の開拓、挑戦することへの称賛などが起こり始めるでしょう。

165年前の日本では、明治維新から学制の改革により日本全国に小学校が設立され、義務教育が提供されるようになり、兵制の改革により徴兵令が施行され兵役義務が課されました。また、土地への税が課されるようになるなど、税制の改革も進められ、その頃の新しい試みが今日の基礎になっています。

ここから海王星牡羊座時代の約14年の間に、また新たな制度の改革や挑戦的な試みがみられるようになりそうです。この試みは我々の無意識化で働くので、既存の権威ではなく個人の能力を評価する姿勢や挑戦的で意欲的な人材を確保しようという流れもできやすくなります。

また、新しい土地への開拓は165年前にペリーが来航するなどして行われていましたが、現在では地球から飛び出して宇宙への開拓として進んでいくでしょう。宇宙開発も現在では政府だけでなく多くの民間企業が参入していますし、月だけでなく火星探査も進んでいるようです。そのほかにも衛星インターネットサービスの提供や宇宙資源を利用する研究も盛んです。

海王星が牡羊座を運行する間に、どのくらい開拓が進んでいくのかわかりませんが、人類の新しい挑戦がここからさらに加速することは間違いないでしょう。

しかし、牡羊座は猪突猛進のサインです。どんどん開拓をしていくことは可能性を広げるのによいことですが、前ばかり見て進んでいると、振り返ったときには失敗の山の上で途方に暮れることになるかもしれません。たまには後ろを振り返り、過去から学ぶことも忘れないようにしたいですね。

最新の芸術の台頭

海王星は音楽や芸術、ダンス、写真、俳優など、イマジネーションやインスピレーションを必要とする分野も司っています。

海王星は我々の無意識化で浸透していくものなので、その時代の流行やファッションなどとも関係します。165年前の明治維新の頃には文明開化があり、伝統的な日本の暮らしから一変して、西洋の食生活やファッション、ヘアスタイルなども取り入れられるようになりました。

現在では、さまざま国の食文化やファッションにも触れられるようになりましたが、ここから少しずつ新しい文化や芸術が生まれるかもしれません。

もっと個人の自由を尊重し、個性的な芸術や音楽、映像なども出てくるでしょう。165年前に写真技術の向上により、一般市民の間でも家族写真や記念写真が流行したように、みんなが当たり前にAIやデジタルを使い楽しむ時代になると予想されます。

それにより、個人で音楽制作も簡単にできるようになるでしょうし、音楽ストリーミングサービスの向上により、レーベルに所属しない独立したアーティストが台頭するでしょう。また、仮想空間上でのファッションショーや絵画展で没入感を味わうことが一般的になるかもしれません。デジタルアートや音楽制作など芸術や音楽業界、芸能などの業界も大きく様変わりするのかもしれませんね。

妄信的な信者になるな

牡羊座は「I am(私はここにいる)」というキーワードを持ち、自分探しのサインとも言われています。そして、牡羊座は頭や目、顔を支配します。松村潔先生は、牡羊座はまだ物質的領域に着地していない“頭の上の空間”も入るのではないかとボディアストロロジーで書かれていました。また、「われ思うゆえにわれあり」と唱えた哲学者のルネ・デカルトが「精神の座・魂のありか」と考えた松果腺も牡羊座が司っています。

この牡羊座に海王星が入ることにより、ここから「自分探しをする」「自分とは何かを知る」「精神を高める」「脳の改革」といった理想を追いかける流れが訪れ、瞑想やマインドフルネスをすること、定期的な運動やヨガを取り入れること、創造的な活動をすること、自己啓発やポジティブマインドへの誘導などが盛んにおこなわれる可能性がありそうです。

健全にそれらを取り入れ、精神的な向上をしていくことはよいことですが、それらをうたったビジネスも盛んになり、精神的な先導者に陶酔し、よからぬ方向へ向かうことやお金を溶かしてしまう人も出てくるでしょう。

また、新しい宗教やスピリチュアルリズムなどを先導する人も出てきやすいので、妄信してしまわないように注意しておきましょう。

魚座に海王星があるときには、信じれば叶う、満月でお財布をふればお金が増えるなどのキラキラスピリチュアルと呼ばれるものが横行し、だまされる人や逮捕される人などもいました。

海王星牡羊座時代は魚座時代のときと違い、ただ妄信したり縋ったりするのではなく、自ら実践すること、むやみやたらにチャレンジすることをよいとする風潮が生まれやすいので、魚座のときの受容的な動きよりも能動的になりすぎるあまり、あとから振り返ったときに何も残らない感覚が強くなりそうです。

簡単で短絡的なものが流行るので、特に「すぐに〇〇できる」「あなたも数日で〇〇になれる」というようなものも増えそうですが、現実はそう簡単ではありません。どのようなことも一歩ずつ確実にやっていくことで身になるので、安易なものにはすぐに飛びつかず、周りの誰かに相談したり、自分で時間をかけて考えたりする癖をつけておくことが大事になってくるでしょう。

理想と現実のギャップ

海王星が牡羊座に入る2025年は5月に土星も牡羊座に入り、2026年2月ころにタイトに海王星と土星は牡羊座でコンジャンクションを形成することになります。

土星と海王星のコンジャンクションは約36年ごとに形成され、今までのコンジャンクションは以下の通りです。

  • 1917年に獅子座でコンジャンクション
    第一次世界大戦中。翌年にロシア革命が起こり、世界中の労働者運動や共産主義運動に大きな影響を与えた
  • 1952年に天秤座でコンジャンクション
    冷戦時代。サンフランシスコ平和条約が発効し、日本は連合国の占領下から独立し主権を回復
  • 1989年には山羊座でコンジャンクション
    ベルリンの壁が崩壊し、東欧諸国での民主化運動を加速によりソビエト連邦が崩壊。アメリカの一強時代のはじまり

今までの海王星と土星がコンジャンクションを形成するころには、大きな社会的な変革がもたらされてきました。現在でも資本主義の限界などが話題にあがり、ポスト資本主義が待望されるなど変革を見せ始めていますが、2026年のコンジャンクションをきっかけに、そのような〇〇主義などの個人や社会が物事をどのようにとらえ、どのように行動するのかの指針が変わるスタートになるかもしれません。

現在でも、経済成長を追求せず持続可能な社会を目指す脱成長主義、資源を再利用する経済モデルである循環経済や共有経済、企業が社会貢献を重視しながら持続可能なビジネスを目指すソーシャルキャピタリズム、市民に一定の収入を無条件で提供する制度であるベーシックインカムなどの議論も行われています。

これらが台頭するのかはわかりませんが、歴史を見ても社会的な変革がもたらされることは間違いないので、今の制度は廃れていくことになるでしょう。

海王星は境界をなくしてしまう天体で、土星は境界を設ける天体なので、海王星のイマジネーション力が土星によって形になるときでもあります。科学や文化、芸術などの分野でも「あったらいいな」が実現する可能性が高くなるでしょう。バーチャル空間が現実と同じようになるということもあるかもしれませんね。

夢や理想を求めてチャレンジすることを求められたり、新しい〇〇に向かって努力したりする人も多くなります。逆に海王星の理想や夢と土星の現実とのギャップの差が大きくなるので、そこのギャップに葛藤する人や心が折れてしまう人も多くなるかもしれません。この配置では、自分の限界値を知ることもあるので、妥協をすることを学ぶという人もいるでしょう。

土星の限界や制限を海王星があいまいにしていくので、現実感覚が揺らぎ、これまで確かだったものが揺れ動き、失望や疑念、幻滅などを起こすこともあります。このときは経済も不安定になりそうです。

このようなときに大事なことは、安易に海王星の「逃避」に進まないことです。

楽な方や不確かな方へ逃げるのではなく、不安定なときだからこそしっかりと社会や自分と向き合い、現実的に今できることを淡々とおこなっていきましょう。そうすれば必ず、海王星と土星の作用で、掲げた大きな夢や理想が現実になっていくでしょう。


まとめに入る前にもう一度お知らせです。

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3.2025年からの海王星牡羊座時代まとめ

これからの海王星牡羊座時代のポイントは以下の7つでした。

  • 新しい夢や理想のスタート
  • リーダーを求めるムーブメント
  • 戦いへの熱狂
  • 開拓精神の浸透
  • 最新の芸術の台頭
  • 妄信的な信者になるな
  • 理想と現実のギャップ

海王星は混乱や不安定さを表すので、カオスな状態に導かれることもありますが、新しい時代にはカオスはつきものです。

しかし、2026年~2027年くらいまではここから水瓶座にある冥王星、牡羊座にある海王星、双子座にある天王星が小三角を形成する時期が数年続くので、トランスサタニアンの規格外の影響で新しい時代も自然と構築されていくでしょう。

このトランスサタニアンが小三角を組むのはサビアンシンボルでは5度の「冒険と刺激」の度数です。現状維持ではなく面白いものをプラスしてよいもの(社会)を作り出すという方向へ進んでいくのだろうと予測ができそうです。

社会も個人もダイナミックに世界を楽しむ方向へ進んでいきたいですね。


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