2024年の立春は【2月4日】です。
いよいよ春の到来ですね。
春と聞くだけで、なんだか軽くなるようなほっこりするような気持ちになる方もいるのではないでしょうか。
しかし立春の2/4頃って日本ではまだまだ寒いですよね。
地域によっては雪が積もり、冬真っ盛り!と感じるところもあるのではないでしょうか。
この二十四節気の立春は、古代中国由来のものなので、日本とは季節感が少しずれています。
しかし、冬至から少しずつ日の長さも長くなり、陰のエネルギー外側に向かう陽へとなってきています。
小さな春の訪れを探してみると、あちこちで見つかるかもしれませんよ!
この時期の過ごし方や旬の食材を上手に取り入れて、快適に過ごしていきましょう!
1.立春の期間の過ごし方やポイント
ここでは立春の期間(立春~雨水まで)
【2024.02.04~2024.02.18】
の過ごし方についてお伝えしていきます。
青色を取り入れる
古代中国の「陰陽五行説」では、春は「青」というカラーが当てはまり、「青春」という字も陰陽五行説から来ています。
全ての生命の「芽生える(生まれる)=青」を表しているのです。
カラーセラピーでも青は「自由」「冒険」「独立」「平和」という意味合いがあるようです。
また、青は水をイメージさせ、水は生命の源でもあるので、冬から春になり、生命が芽吹く季節にピッタリな色な気がしますね。
この季節には「青」に関係する色を持ったり、身に着けたり、青物(緑の葉の野菜)などを取り入れてみてください!
はじまり
冬に溜め込んだ脂肪や老廃物を排出するのは、ここからです。
少しずつ体を動かして、全身のエネルギーを整えていきましょう。
また、冬に計画したことや蓄えた知識や技術を世の中に出していくときでもあります。
まだ春も始まったばかりの今は、トライ&エラーを繰り返しながら、チャレンジと軌道修正を繰り返し調整していくと良いでしょう。
ストレスを溜めないよう工夫しよう
春の時期は「怒り」が強く出ます。
できるだけ、ストレスのかからない環境を自ら選択して過ごしましょう。
心地が良いと思う場所や人を重視すること。
なかなか難しい場合は、休みの日などに青(緑)溢れる自然の中に身を置いて、リラックスする時間を作ってあげると良いでしょう。
マッサージをしよう
この時期は「目」「リンパ」がキーワードです。
ストレスや疲れで目がけいれんしやすく、眼精疲労がたまります。
目を定期的に休めること、目の周りのマッサージや目の体操を取り入れましょう。
また、気や血の流れを良くするために、リンパマッサージなどもおすすめです。
首や脇、足の付け根などリンパの通るところを揉んだり、なでたりすることで、ストレスやイライラも流れていきます。
※眼精疲労にお悩みの方は「眼精疲労を改善する運動や食事、過ごし方のまとめた記事」もあわせてご覧ください。
オススメのヨガ動画
- 目のマッサージ
- 目の疲労回復ヨガ
2.立春の期間にオススメの食材・オススメメニュー
春には「肝」「胆」が働き過ぎて疲労したり、ダメージを受けやすくなります。
肝や胆にダメージがあると、頭痛や目の疲れ、めまい、筋肉のこわばり、イライラなどの症状が出てきます。
そんな症状には「苦味」そして「酸味」の食材がおすすめです。
昔から「春には苦味を盛れ」と言われるほど、苦味は冬から春の体へと切り替えるのに大事な食材です。
「酸味」も肝の働きを補ってくれるので、積極的に取り入れたいところですね。
酸味をとり過ぎると、胃に負担がかかるので、「甘味」も忘れずに入れていきましょう!
オススメの食材
- 豆腐 ~涼性で甘味~
立春の日に食べる豆腐は邪気を祓い、幸福を呼び込むという意味がある。
体液を補い、口の渇きを潤す。 - チンゲン菜 ~涼性で甘味~
胃の熱をとり、むかつきや胸やけを改善する。
二日酔いの改善にもおすすめ。 - ニラ ~温性で辛味~
野菜の中でも体を温める作用が強い。
血行を良くし、余分な水分を発散させる。 - 昆布 ~寒性で鹹味~
腎に働きかけ、水分代謝を高め余分な水分を排出する。
腫れものやしこりなどの不要な塊を柔らかくする。 - 梅干し ~温性で酸味~
老廃物や毒素を取り除く食材。
口の渇きを潤し、胃腸を活性化させる
オススメのメニュー
※作り方は、それぞれのご家庭の味もしくは調べてください😁
- あんかけ豆腐ハンバーグ
こどもたちも大好きハンバーグに豆腐をin。あんかけには人参やきのこ類で胃腸を整えて、風邪の予防も! - チンゲン菜と海老のオイスター炒め
えびは体を温め血行を促進し、精力を高め、滋養強壮にとても優れた食材です。
毒素も排出してくれるので、まだ寒いこの時期に合わせるにはピッタリの食材です。 - 昆布だしの鍋
昆布は冷える食材なので、冷え性の人や妊婦、子どもはあまり多く取らない方が良い。
そんな昆布も鍋にして温性の食材といただけば、冷やす効能を抑えることができます。 - ニラ卵
実は一年中食べられている卵の旬は「春」。2月~4月の卵は栄養価も高く美味しいと言われているのだとか
豆腐ハンバーグ
ニラ玉炒め
上手にこの時期の過ごし方や旬の食材を取り入れて、快適に過ごしていきましょう!
Sumie☽.*·̩͙✩.*
時期の変わり目には、前後の時期の過ごし方も取り入れながら体調を整えていきましょう。
以下の記事も参考にしてみてください。
- 春全体の過ごし方について書いた「春の養生ついて書いた記事」
-
春の養生について書いた記事
続きを見る
- 立春の次「雨水の期間について書いた記事」
-
雨水の期間について書いた記事
続きを見る
- 立春の前「大寒の期間について書いた記事」
-
大寒の期間について書いた記事
続きを見る
- 二十四節気がまとまっている記事
-
二十四節気がまとまっている記事
続きを見る
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆:Sumie
- 編集:Sumieのマネージャー