近年は占いも当たり前に受け入れられてきて、雑誌やテレビで見る星座占いが「西洋占星術」だということも認知されるようになってきていますね。
占いというものが身近になってくると「私も占い師になってみたいかも」「自分で自分を占ってみたいかも」という方も多くなってきたように思います。
しかし、占いって「タロット占い・西洋占星術・四柱推命・数秘術」などたくさんあり過ぎて、どれがいいのかさっぱり分からない!
自分にはどの占術が合っているのか分からない!という方もいるでしょう。
今回は、占いの種類とそれぞれのザクっとした特徴、どんな人が合っているかを紹介していきます。
目次
1.占いとは
2.占術の種類とそれぞれの特徴&向いている人
3.まとめ
1.占いとは
占いとは、様々な方法で人の心の内側や運勢、過去や未来、国や世界情勢など予言することやその方法です。
卜占(ぼくせん)や占卜(せんぼく)とも言います。
占いの鑑定をする人のことを「占い師」「鑑定師」「卜者」「易者」などを呼ぶようです。
これまで占いの中には「統計」を位置づけるものもあるが、独自の理論や個人的経験で構成されていることも多く、科学との関係性が必ずしもあるとは言えません。
本来、占いと霊感は別ものであるが、どちらも運勢や未来を判断するという点が共通しているため、占い師が霊能者を名乗って営業することがあるようです。
2.占術の種類
占いは大きく3種類に分けられています。
命術(めいじゅつ)
生年月日や時間、名前などデータによって生まれた宿命や資質を読み解くもので、西洋占星術や四柱推命などが有名です。
生年月日などの変わることない情報のため、生まれ持った性質や才能、今後訪れる運命などを占うのに適しています。
時間とともに変わる人の気持ちや行動の吉凶に関しては判断しにくいでしょう。
読み解くデータも多いので、鑑定に時間がかかることと、学んでもすぐに始めにくいことが特徴です。
命術の種類
- 西洋占星術(星座占い)
ホロスコープというものを使い、国や個人の影響を解釈する
西洋占星術に興味がある方は「西洋占星術を学ぶ2つの方法をまとめた記事」をご覧ください。
- インド占星術
インドに伝わる独自の技法を用いる占星術
- 四柱推命
中国の陰陽五行説をもとにして人の運命を推察する
- 数秘術
固有の計算式に基づいて運勢傾向や宿命を占う
- 算命学
中国で発祥した干支暦をもとに生年月日と干支から運命を占う
- 紫微斗数(しびとすう)
太陰太陽暦をもとにした占術
など、その他にもたくさんの命術があります。
命術が向いている人
命術はどれも難しく、取得するのに時間がかかります。
また、覚えることも多く、私が行っている西洋占星術でもメインで覚えるものでも(12星座・12ハウス・10天体・アスペクト)などあり、これらを組み合わせて解釈をしていきます。
解釈も幅広く、一度覚えただけで完成されるものではないので、常に勉強をし続ける必要があります。
- 根気がある人
- 頭脳タイプの人
- 論理的な考えができる人
- 掘り下げていくのが好きな人
- 時間に余裕がある人
卜術(ぼくじゅつ)
「偶然」から答えを導き出す占術です。
資質や運命などという長期的なことではなく、直近で起こる出来事や行動の吉凶、人の気持ちについて占うのに優れています。
時期の特定や性格や資質などコロコロと変わらないものを占うのには向いていません。
卜術の種類
- タロットカード占い
大アルカナ22枚、小アルカナ56枚、計78枚のタロットと呼ばれるカードで占う
- オラクルカード占い
オラクル(神託)を受け取るためのカード
- ルノルマンカード占い
ナポレオン一世の時代に活躍した占い師マリー・アン・アデレード・ルノルマンにちなんで名づけられたカード。タロットカードなどより解釈がシンプルで各種展開方法が魅力
- 易
易経の原理にもとづき、算木(さんぎ)と筮竹(ぜいちく)で吉凶をうらなう術
- ルーン占い
ルーン文字を刻んだ石、木、金属、ガラスなどを使用して占う
- ダウジング
地下水や金属の鉱脈など隠れた物を棒や振り子などの動きによって発見する手法
- えんぴつ占い
6面あるえんぴつの側面を削り、そこに数字や文字を書いて転がして表に来た結果を占う
など、他にも花びら一枚ずつとっていく花びら占いなどあります。
卜術が向いている人
卜術は直感で読んだり絵柄を見て解釈したりするので、勉強する時間が命術よりは短期間で済みます。
タロットカードやルノルマンカード、ルーンなどは、意味を覚えないといけないので多少勉強は必要ですが、私が行っているオラクルカードなどは、その日に手に入れてその日から鑑定にも使えます。
- 直感力が優れている人(勘が鋭い)
- インスピレーション力がある人
- すぐに占いをはじめたい人
- シンプルが好きな人
相術(そうじゅつ)
姿や形など目に見える現象や環境から、対象となる人への影響や運勢を見る占いです。
姿や配置などを変えることで運の流れをよくするという特徴があります。
実際に見て占うので、その相手がいないと占えません。時期の特定などには不向きです。
相術の種類
- 姓名判断
人の姓名の画数などから、その人の性質や運勢を読み解く手法
- 手相
てのひらに現れる線や肉付きなど手の形態に着目して性格や資質、運勢の良否を判断する
- 人相
人相学とも呼ばれ、人体のつくりから性格や運勢を割り出す手法
- 風水
古代中国の思想で、気の流れをものの配置で制御するもの(現在の日本の風水は、古代から行われてきた風水と違い、家相術や九星気学などのアレンジ)
- 夢占い
夢に出てきたものや状況をもとに、現在の心理状態や近い未来に起こることを判断するもの
など、その他にも家相や墓相などもあります。
向いている人
こちらは、実際に顔や手相など見て判断するので、小さなことも見逃さない観察力が必要です。
あとは、どこに黒子があれば〇〇とか、この線は〇〇線であるとか覚える力は必要ですね。
- 観察力がある人
- 人間観察が好きな人
- 細かいころに気が付く人
- 暗記が得意な人
3.まとめ
どの占術もそれぞれの特徴があり、占う内容も向き不向きがあります。
私は西洋占星術、オラクルカード、ルノルマンカードを扱っていますが、どれも独学でやってきて今も学び続けています。
西洋占星術だけでは、今の相手のお気持ちや吉凶や具体的なアドバイスは難しいですし、カードだけでは時期、健康運や仕事運、適職などを見るのが難しいです。
まずは、
・自分が興味のある占術
・星座や宇宙が好きなら西洋占星術など趣味に合うもの
・どんな内容を占いたいか
などを考えて選ばれるのが良いと思います。
そのうち、他の占術も必ず必要になってきますので、最初は興味あるものから楽しく学ぶと取得しやすいですよ!
占術を選んだら、次は「どのように学ぶのか」です。
気になる方は、以下の記事もご覧ください。
「西洋占星術を学ぶ2つの方法をまとめた記事」
「西洋占星術に必要な5つの知識をまとめた記事」
「西洋占星術を独学する3つの方法をまとめた記事」
Sumie☽.*·̩͙✩.*
星読みを学ぶ
【占い師になりたい人必見!】占い師になるには?自分に向いている占術は?占いの種類と自分に合った占術を知ろう
近年は占いも当たり前に受け入れられてきて、雑誌やテレビで見る星座占いが「西洋占星術」だということも認知されるようになってきていますね。
占いというものが身近になってくると「私も占い師になってみたいかも」「自分で自分を占ってみたいかも」という方も多くなってきたように思います。
しかし、占いって「タロット占い・西洋占星術・四柱推命・数秘術」などたくさんあり過ぎて、どれがいいのかさっぱり分からない!
自分にはどの占術が合っているのか分からない!という方もいるでしょう。
今回は、占いの種類とそれぞれのザクっとした特徴、どんな人が合っているかを紹介していきます。
目次
1.占いとは
2.占術の種類とそれぞれの特徴&向いている人
3.まとめ
1.占いとは
占いとは、様々な方法で人の心の内側や運勢、過去や未来、国や世界情勢など予言することやその方法です。
卜占(ぼくせん)や占卜(せんぼく)とも言います。
占いの鑑定をする人のことを「占い師」「鑑定師」「卜者」「易者」などを呼ぶようです。
これまで占いの中には「統計」を位置づけるものもあるが、独自の理論や個人的経験で構成されていることも多く、科学との関係性が必ずしもあるとは言えません。
本来、占いと霊感は別ものであるが、どちらも運勢や未来を判断するという点が共通しているため、占い師が霊能者を名乗って営業することがあるようです。
2.占術の種類
占いは大きく3種類に分けられています。
命術(めいじゅつ)
生年月日や時間、名前などデータによって生まれた宿命や資質を読み解くもので、西洋占星術や四柱推命などが有名です。
生年月日などの変わることない情報のため、生まれ持った性質や才能、今後訪れる運命などを占うのに適しています。
時間とともに変わる人の気持ちや行動の吉凶に関しては判断しにくいでしょう。
読み解くデータも多いので、鑑定に時間がかかることと、学んでもすぐに始めにくいことが特徴です。
命術の種類
ホロスコープというものを使い、国や個人の影響を解釈する
西洋占星術に興味がある方は「西洋占星術を学ぶ2つの方法をまとめた記事」をご覧ください。
インドに伝わる独自の技法を用いる占星術
中国の陰陽五行説をもとにして人の運命を推察する
固有の計算式に基づいて運勢傾向や宿命を占う
中国で発祥した干支暦をもとに生年月日と干支から運命を占う
太陰太陽暦をもとにした占術
など、その他にもたくさんの命術があります。
命術が向いている人
命術はどれも難しく、取得するのに時間がかかります。
また、覚えることも多く、私が行っている西洋占星術でもメインで覚えるものでも(12星座・12ハウス・10天体・アスペクト)などあり、これらを組み合わせて解釈をしていきます。
解釈も幅広く、一度覚えただけで完成されるものではないので、常に勉強をし続ける必要があります。
卜術(ぼくじゅつ)
「偶然」から答えを導き出す占術です。
資質や運命などという長期的なことではなく、直近で起こる出来事や行動の吉凶、人の気持ちについて占うのに優れています。
時期の特定や性格や資質などコロコロと変わらないものを占うのには向いていません。
卜術の種類
大アルカナ22枚、小アルカナ56枚、計78枚のタロットと呼ばれるカードで占う
オラクル(神託)を受け取るためのカード
ナポレオン一世の時代に活躍した占い師マリー・アン・アデレード・ルノルマンにちなんで名づけられたカード。タロットカードなどより解釈がシンプルで各種展開方法が魅力
易経の原理にもとづき、算木(さんぎ)と筮竹(ぜいちく)で吉凶をうらなう術
ルーン文字を刻んだ石、木、金属、ガラスなどを使用して占う
地下水や金属の鉱脈など隠れた物を棒や振り子などの動きによって発見する手法
6面あるえんぴつの側面を削り、そこに数字や文字を書いて転がして表に来た結果を占う
など、他にも花びら一枚ずつとっていく花びら占いなどあります。
卜術が向いている人
卜術は直感で読んだり絵柄を見て解釈したりするので、勉強する時間が命術よりは短期間で済みます。
タロットカードやルノルマンカード、ルーンなどは、意味を覚えないといけないので多少勉強は必要ですが、私が行っているオラクルカードなどは、その日に手に入れてその日から鑑定にも使えます。
相術(そうじゅつ)
姿や形など目に見える現象や環境から、対象となる人への影響や運勢を見る占いです。
姿や配置などを変えることで運の流れをよくするという特徴があります。
実際に見て占うので、その相手がいないと占えません。時期の特定などには不向きです。
相術の種類
人の姓名の画数などから、その人の性質や運勢を読み解く手法
てのひらに現れる線や肉付きなど手の形態に着目して性格や資質、運勢の良否を判断する
人相学とも呼ばれ、人体のつくりから性格や運勢を割り出す手法
古代中国の思想で、気の流れをものの配置で制御するもの(現在の日本の風水は、古代から行われてきた風水と違い、家相術や九星気学などのアレンジ)
夢に出てきたものや状況をもとに、現在の心理状態や近い未来に起こることを判断するもの
など、その他にも家相や墓相などもあります。
向いている人
こちらは、実際に顔や手相など見て判断するので、小さなことも見逃さない観察力が必要です。
あとは、どこに黒子があれば〇〇とか、この線は〇〇線であるとか覚える力は必要ですね。
3.まとめ
どの占術もそれぞれの特徴があり、占う内容も向き不向きがあります。
私は西洋占星術、オラクルカード、ルノルマンカードを扱っていますが、どれも独学でやってきて今も学び続けています。
西洋占星術だけでは、今の相手のお気持ちや吉凶や具体的なアドバイスは難しいですし、カードだけでは時期、健康運や仕事運、適職などを見るのが難しいです。
まずは、
・自分が興味のある占術
・星座や宇宙が好きなら西洋占星術など趣味に合うもの
・どんな内容を占いたいか
などを考えて選ばれるのが良いと思います。
そのうち、他の占術も必ず必要になってきますので、最初は興味あるものから楽しく学ぶと取得しやすいですよ!
占術を選んだら、次は「どのように学ぶのか」です。
気になる方は、以下の記事もご覧ください。
「西洋占星術を学ぶ2つの方法をまとめた記事」
「西洋占星術に必要な5つの知識をまとめた記事」
「西洋占星術を独学する3つの方法をまとめた記事」
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