
2025年11月5日 22:20頃
牡牛座(金牛宮)で満月を迎えます。
今回の満月図は、一見地味に見えますが、静かに何かが変わる…。
そんな満月図です。
自分にとっての「ちょうどいい」を収穫しながら、次の新月に向けて、しがらみを解放していく期間にしていきましょう。
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今回の牡牛座満月のポイントは以下の4つです。
| 静かな歩みが光になるとき | 「自分にとっての充実とは何か?」を、もう一度見つめ直してみましょう |
| 「ちょうどいい」を見つけよう | あなたにとっての「よい塩梅」が見つかる |
| しがらみが切れる | 何かが吹っ切れて、仕事を辞める、関係を切る、趣味を変える、といった選択に向かう人もいる |
| 視点を変えると心がほどける | そのときの状況をさまざまな角度から見つめ直すことで、今まで見えてこなかった景色が、ふっと開けてくる |
この記事では、今回の牡牛座満月から2週間の影響について詳しくお伝えしていきます。
この記事の内容は動画でも解説しています。
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1.2025年の牡牛座満月の影響や意味
満月になる時のホロスコープが満月図です。満月図では世相を読むマンデン占星術を使って、社会の動きやテーマを読み解いていきます。ここでは、日本の首都である「東京」で、プラシーダス法を用いてホロスコープを出しています。
今回の満月は2025年11月5日 22:20頃に起こります。以下が今回の満月図です。

今回の満月図の特徴は以下の通りです。
静かな歩みが光になるとき
半年前の牡牛座新月は、1ハウスで起こりました。
それは、「自分だけの感覚に意識を向けるスタート」、「自分だけの基準を大切にするはじまり」
そして、「先の楽しみのために準備をはじめる」
そんなテーマがありました。
4月の終わり頃から、自分の中にある“ほんとうの豊かさ”を見つめ、誰かのものさしではなく、自分の基準で、未来の自分のために一歩を踏み出してきた人は、この満月で、社会的な充実感を味わえるかもしれません。
今回の満月は、社会的な活動・社会的役割・名誉・キャリアなどを表す10ハウスで起こります。これまで、どっしりと、マイペースに積み重ねてきたことが、この満月で「完成」や「解放」といった形で一区切りを迎えることもあるでしょう。
たとえば、以下のようなことが起こるかもしれません。
- 社会的な活動の土台が整った
- 自分だけの役割を見つけた
- こつこつと続けてきた努力が評価された
- 長く取り組んできたプロジェクトがひと段落した
この満月を境に、「生活の方針が定まった」と感じる人もいるでしょう。
ただ、月があるハウスは、心の揺らぎを映すこともあります。社会的な肩書やキャリア、これからの方針、家庭と仕事のバランスなどに、ふと不安を感じる瞬間もあるかもしれません。
そんなときこそ、「自分にとっての充実とは何か?」を、もう一度見つめ直してみましょう。
必要なものと、そうでないもの。
心を満たすものと、空虚に感じるもの。
その違いを、やさしく見極めながら、手放していけるものは、少しずつ手放していきましょう。
「ちょうどいい」を見つけよう
今回の満月のサビアンシンボルは、牡牛座14度「模索している貝殻と遊んでいる子どもたち」です。このシンボルが教えてくれるのは、「快適に、心地よく過ごせる生き方」そして「自分らしいペースを見つけること」の大切さです。
牡牛座は、生活の安心と安全を大切にするサインです。無理な挑戦で土台が揺らぐことを、好みません。
この満月期間では、あなたにとっての「よい塩梅」が見つかるかもしれません。
無理のない仕事量、無理のない人との距離感、無理のない目標。その“ちょうどいい”に、静かにスポットライトを当ててみましょう。
スポットライトが当たることによって、目標の修正や、思い切ったリフレッシュが必要になることもあるでしょう。けれど、それはあなたを守るために必要なことなのです。
「今の働き方や、社会的での自分の姿は、本当に私にとって“ちょうどいい”だろうか?」
そんな問いを胸に、この満月を過ごしてみてください。
きっと、体にも心にも無理のない、余裕と楽しさをまとった暮らし方が、時間をかけて少しずつ形になっていくはずです。
しがらみが切れる
この満月付近では、火星と天王星が向かい合う配置(オポジション)となり、突発的な衝動や反発心、リスクを恐れない行動が顔を出しやすくなります。また、風向きも変わりやすいので、その都度、行動の選択肢も慌ただしく変わっていく可能性があります。
もともと、射手座にある火星は「リスクを恐れず冒険する」性質があります。そこへ天王星が、「改革や独立」を強く促す配置なので、ここで何かが吹っ切れて、仕事を辞める、関係を切る、趣味を変える、といった選択に向かう人もいるかもしれません。
一方で、月の反対側にある太陽は、蠍座であり、今回のサビアンシンボルは14度「仕事をしている電話接続士」です。蠍座は濃厚な絆を大切にし、信頼できる人とだけ心を接続していくサインです。
この満月図では、太陽が4ハウスにあるので、仲間や家族、身近な人たちとの関係性において、適切な接続を選び直すことに光が当たるでしょう。あなたにとって、本当に必要なご縁を大切にすることで、それが強い土台となり、人生の充実感へとつながっていくことを、満月が教えてくれています。
たしかに、火星と天王星の影響で急に「切れる」出来事は起こるかもしれませんが、それは不要なコードが切れる合図でもあります。依存やしがらみ、執着などを手放していくことで、よりフラットに周りを見ることができ、「本当に必要な心の回線はどれなのか」が、見えてくるかもしれませんね。
視点を変えると心がほどける
満月は、完成や一区切りを示すとき。けれど、その光の先には、新月へ向かう“そぎ落とし”と“手放し”の時間が始まっています。
今回の満月は、牡牛座と蠍座の軸で起こります。この軸は、所有欲や独占欲、過去への執着を強く映し出すため、心が乱れたり、悩んだりする人も出てくるかもしれません。
さらに、この満月を支える天体はありません。だからこそ、「一時的な感情や日常の些細なことにとらわれず、俯瞰すること」がテーマとなるのです。
自分の目線では〇〇だけれど、相手の目線では〇〇かもしれない。
あの頃は、〇〇だったのかもしれない。
もし、心の中でがんじがらめになっている思いがあるなら、そのときの状況をさまざまな角度から見つめ直すことで、今まで見えてこなかった景色が、ふっと開けてくるでしょう。
衝動的な怒りや、突発的な行動に駆られたときも、すぐに動くのではなく、「なぜだろう?」と一呼吸おくことが大切です。
あなたの体験や記憶から生まれた思いは、必ずしも真実とは限りません。何事も決めつけすぎず、事実をしっかり確認する。
その小さな姿勢が、強い執着をやさしくほどく鍵になるでしょう。
まとめに入る前にもう一度お知らせです。
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2.2025年の牡牛座満月のまとめ
今回の牡牛座満月のポイントは以下の4つでした。
- 静かな歩みが光になるとき
- 「ちょうどいい」を見つけよう
- しがらみが切れる
- 視点を変えると心がほどける
今回の満月図は、満月に直接アスペクトをとる天体がなく、さらに月と太陽がインターセプトしているため、ぱっと見は少し地味な印象があります。
しかし、その静けさの奥で、火星と天王星のオポジションが緊張の糸を張っています。そのため、突然の切れ目を経験する人も出てくるかもしれません。
どうにか抗おうとするよりも、「これも宇宙の采配」と受け止め、自然な流れに身をゆだねること。それが、この時期をスムーズに乗り越える鍵となるでしょう。
日本では、観光業やエンタメ業界へのインパクトある出来事が起こる可能性があります。あるいは、子ども関係のことでの改革が進むかもしれません。
また、芸能界や政治家にまつわるスキャンダルが、世間の注目を集めることもありそうです。
この二週間の世論の焦点は、愛国心、日本のルーツ、治安、国土、災害といったテーマになります。社会全体が「本当に必要なつながり」を問い直す時間となるかもしれませんね。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆:Sumie
- 編集:Sumieのマネージャー