2023年11月13日 18:27頃
さそり座（天蠍宮）で新月を迎えます。
新月頃に始めたことや願いは、半年後の同じ星座の満月で完成し実ると言われています。
今回の新月をきっかけに、小さなことでもいいので、半年後のさそり座満月に向けて新しいことにチャレンジしてみるものいいかもしれません。
私は、このHPで主な天体の動きを2年以上発信しています。
他にも、以下のような経験があります。
今回のさそり座新月から4週間のテーマは「心のままに生きる」です。また、ポイントは以下の5つです。
| 自分の心に忠実に生きる | もっと自分自身に正直にありたいと心や行動に変化が現れる人がチラホラ出てくる |
| 危機管理をしっかりする | 物事の本質を見抜き、優先すべきことはどれなのか、しっかりと考え選択することが大事 |
| 瞑想やヨガがオススメ | リラックスや緩める力、白黒はっきりつけない曖昧さがポイント |
| 反抗する力が現れやすい | 個人でも社会的にも「反抗」という形が現れやすい |
| 忍耐強く取り組む | 疑惑や否定も出てきて、あまり前に進まない |
この記事では、今回の新月図を読んで次の新月までの4週間の影響をお伝えしていきます。
この記事の内容は動画でも解説しています。
本題に入る前にお知らせです。
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１．2023年のさそり座新月の影響や意味
月の満ちが始まるときの月が新月です。西洋占星術では、浄化・はじまり・可能性・夢を意味します。
また、新月になる時のホロスコープが新月図です。新月図では世相を読むマンデン占星術を使って、その日から4週間の社会の動きやテーマを読み解いていきます。ここでは、日本の首都である「東京」で、プラシーダス法を用いてホロスコープを出しています。
今回の新月は2023年11月13日 18:27頃に起こります。以下が今回の新月図です。
Sumie的 2023年さそり座新新月のテーマは「心のままに生きる」です。
今回の新月図の特徴は以下の通りです。
ここから、2023年のさそり座新月から4週間の影響や意味、過ごし方について解説していきます。
自分の心に忠実に生きる
さそり座は不動宮で水のエレメントです。心に決めたことは頑固として曲げない性質を持つサインとも言えます。自分のプライドを持ち貫くこと、すなわち、「自分の心に忠実に生きること」が大切でしょう。
今回の新月は、それが6ハウス「無償の奉仕である日々の家事や雇われている仕事、健康の場面」で起こることを示しています。
また、新月に牡牛座の天王星がオポジションを形成していることから、この新月までにそのモヤモヤが溜まり、この新月からの4週間で、もっと自分自身に正直にありたいと心や行動に変化が現れる人がチラホラ出てくるかもしれません。もしくは、変化せざるを得ない事象が起こり、無理やり変化する人も出てくるでしょう。
危機管理をしっかりする
この新月の期間は、普段よりも集中力や徹底的にやる力が出てきます。6ハウスの管轄である「雑務・義務・日々のルーティン」をこなすのにはよい時期となりそうです。
しかし、それが行き過ぎてしまうと、過労などで思わぬケガや事故に繋がりそうな配置です。
なんでもかんでも引き受けるのではなく、物事の本質を見抜き、優先すべきことはどれなのか、しっかりと考え選択することが大事です。
自分の体も心も誰も守ってはくれません。
緊急事態にならないように、自分の体や心の声に耳を傾けながら、危機管理をしっかりおこない、自分のことは自分で守っていきましょう。
瞑想やヨガがオススメ
新月と天王星のオポジションに海王星がメディエーションしていることから、海王星的なことを取り入れてみると、新月と天王星の緊張状態が少し緩和されるかもしれません。そのため、魚座の海王星のリラックスや緩める力、白黒はっきりつけない曖昧さがポイントとなります。
この新月期間では、瞑想やヨガを取り入れてみるのもおすすめです。集中し過ぎていた、凝り固まって頑固になっていた心がほぐされるかもしれません。
10ハウスの海王星なので、海王星にまつわる職業、例えば占い業、サービス業、アイドル、音楽や芸術、俳優、薬剤師、お酒に関わる職業から癒しやヒントをもらえるかもしれませんね。
反抗する力が現れやすい
今回の新月のサビアンシンボルは21度の「職務放棄兵士」です。このシンボルは「自分の意志に忠実に生きる・反抗心・頑固」などを表します。また、チャートルーラーの水星も6ハウスにあることから、社会的にも注目される分野は6ハウス的な「労働・医療・衛生・軍隊」などの事柄になります。
この新月期間では、それぞれ個人でも社会的にも「反抗」という形が現れやすいでしょう。
我慢して他者の言葉ややり方に忠実に従っていた人が、突然「もう嫌！！」と放棄するなんて場面に出くわすことや、そのような声がSNSで多く上がるかもしれません。
新月には火星もコンジャンクションし、牡牛座の天王星もオポジションを形成することから、突然のトラブルや衝突も起こりやすいでしょう。
医療現場や役所関係などから悲鳴の声が大きくなる、改善を求めて今までのやり方に反抗するような行動や情報がニュースにあがることもあるかもしれません。
10ハウスの魚座海王星は、新月にトラインなので、それに対する救済が政府から出てくるかもしれませんが、海王星なので現実味を帯びておらず、国民の置かれている状況にはそぐわないかもしれません。
忍耐強く取り組む
今回の新月図では、国家権力を示すMCに制限や抑圧、困難を示す土星がコンジャンクションしています。
この新月前後の間に、政府組織や首相に困難なことが訪れるのかもしれません。土星は2023年11月4日に逆行から順行に戻り、本来の力を発揮しているので、逆行中に見直ししてきたことに対して、忍耐強く取り組む事象がここで現れる可能性もあります。
救済や奉仕、犠牲、平和、宗教などの問題に対して、誰かが得をする政策ではなく、本当の意味での救済に目を向けて取り組んで欲しいと個人的には願っています。
しかし土星は、チャートルーラーの射手座の水星とはスクエアになるため、疑惑や否定も出てきて、あまり前に進まない感じもありそうです。
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２．2023年のさそり座新月のまとめ
今回のさそり座新月のポイントは以下の5つでした。
- 自分の心に忠実に生きる
- 危機管理をする
- 瞑想やヨガがオススメ
- 反抗する力が現れやすい
- 忍耐強く取り組む
今回の新月図では6ハウスが強調されているため、新月前から体がだるい、気持ちが落ち込むなどの不調が現れる人も多く出てくる可能性がありそうです。
また、天王星からのオポジションやサビアンシンボルを見ても、「独立・反抗・変革」などのキーワードも強く出てくるでしょう。
天王星の突発的なトラブルに巻き込まれることもあるかもしれませんが、海王星のリラックス要素もうまく取り入れながら、あまり暴走し過ぎないようにコントロールしていきたいですね。
【おまけ】今回のさそり座新月の願い事
新月の願いごとを書いている人は参考にしてみてください。
半年後のさそり座満月のときまでのテーマとし、半年後のさそり座満月のときに達成できているか見返すとよいでしょう。
- 無償の奉仕について
- 雇用問題について
- 日常生活やルーティンワークについて
- 自分の信念について
- 健康問題について
（例）
・半年後の満月には、自分の心が心地よく過ごせるルーティンワークを目指します
・メリハリをつけた習慣を身に着けます
・自分の心に忠実に生きます
など
素敵な新月をお過ごしください。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆：Sumie
- 編集：Sumieのマネージャー