「老い」というものはいつの時代も人間にとって立ち向かわないといけない敵みたいなものです。
私も含め特に女性は、老いに逆らうように様々な化粧品を試したり、フィットネスを試みたり、試行錯誤を繰り返しています。
特に顔の中で老いを感じやすいのがシワの存在ではないでしょうか。
目尻やほうれい線、眉間のシワなど、シワが増える度にため息をつくなんてこともあります。
できる限りシワがない状態を維持したい!そう感じるでしょう。
しかし、シワは必ずできてしまいます。これは避けられない事実です。
どれだけ頑張ってもシワが出来てしまうのだとしたら、ある程度ケアをしながら考え方をシフトチェンジすると良いかもしれません。
それは、「素敵なシワを作る」ということです。
あなたの幸せをシワに刻む
シワはその人の生きざま
人の顔というのは、あなたの人生そのものを表します。
あなたは「20代までの顔は持って生まれたままの顔、50代の顔はその人が創り上げた顔」と言う言葉を聞いたことありますか?
考え方や歩き方、体の使い方、癖なども全て顔に現れるのです。
シワもその一つで、あなたが何を感じ、どう生きてきたのかが深く刻まれます。
一度、あなたも自分の顔のシワ、そして周りの人のシワをまじまじと見てみてください。
同じ「シワ」でも全く違うことに気づいたと思います。
シワはその人の生きざまをそのままに映しています。
同じように困難が多い人生であったとしても、その人がどのようにそれを捉え、どのような言葉を発し、どのような生き方を選択したかで顔のシワも変わってきます。
例えば、
・人生の中で起こる困難に対して愚痴や文句ばかりをもらしている人は眉間にシワがより、その世間を見る厳しい目つきが目の周りのシワを作り、その発する強い言葉が口周りのシワを作ります。
・反対に、人生の中で起こる困難に対して前向きな言葉や周りへの感謝を忘れずに真摯に向き合っている人は、眉間にはシワはよらず、愛や優しさ感謝を見るその目は優しいシワが刻まれ、良い言霊を発するその口は口角も上がり、優しいシワが出来るでしょう。
人はそうやって、そのシワを創り上げていくのです。
- 結局、シワが出来るのならば、同じシワでも「素敵なシワ」のある顔(人生)を選びたい。
- 結局、目尻にたくさんのシワが出来るのならば、「たくさん笑ったシワ」を創りたい。
- 結局、年齢と共にほうれい線が深くなるのなら、素敵な言霊を発したあとの張りのあるほうれい線を深めたい。
同じように困難な人生であったとしても、そうやって顔を創っていきたい。
私はそう思うのです。
シワの数は、あなたの人生の数
シワの数は、あなたの人生の数そのものです。
どんな人生であっても、それは深くシワとなり刻み込まれていきます。
たくさんのシワはあなたの人生の楽しみも辛さも全てを表しています。
本当は、シワは私たちの敵ではないのかもしれません。
同じようにこの人生を歩んできた同志のかもしれません。
もし、あなたが鏡を見て自分の顔のシワに嫌気がさした時には、そのシワが刻まれた人生を振り返ってみてください。
きっと少しだけそのシワが愛おしく思えるでしょう。
あなたと幸せも苦労も共にしてきた「あなた自身」なのですから。
今から創る「素敵なシワ」
もし、その刻まれたシワが好きになれないのならば、ここから好きになれるようなシワを創っていきましょう。
あなたの顔はあなたの今が創り上げているものですから。
優しく愛らしい、幸せなシワを刻むためには、どうやって過ごせばいいのか。どんな言葉を発して、どうやって物事を捉え、行動すればいいのか。
そんな言動一つ一つが、あなたの今が、これからのシワを創り上げていくのです。
人生には、困難な出来事がたくさんあります。
そんな人生が嫌になったり、そんな今に嫌気がさすこともあります。
そんな時は、ちょっと鏡を覗いてあなたのシワたちを見てみてください。
最初は無理やりでいいのです。笑った顔をつくりシワを創ってみましょう。
鏡の中の自分に「いつも頑張っているね。ありがとう」と感謝の言葉を贈ってみましょう。
そうすれば、今刻まれたあなたのシワは「素敵なシワ」そのものになります。
深く刻まれた悲しみのシワや怒りのシワもその時は「素敵なシワ」に変わっていくでしょう。
あなたのその顔のシワが愛おしいと思えた時、あなたは自分や周りを大切にし、充実した人生を過ごしているでしょう。
歳をとり、シワだらけの顔になったとき、あなたはどんな顔の自分と対面したいですか?
たくさん「素敵なシワ」が刻まれますように。
Sumie 🌙.*·̩͙✩.*
こちらの記事を読んだ方にオススメの心の科学はコチラです。
-
参考人生に困難や辛さを感じた時に読む話 ~蓮の花から学ぶこと~
-
参考人生が思い通りにならないと思ったら【人生はあなたが創るもの】~今を大切に生きる意味~
-
参考なんだか幸せになれないなと思ったときに読む話 ~その「かまってちゃん」やめ時です~