2022.05.01 05:27頃
牡牛座で新月を迎えます。
今回は、普通の新月ではなく、日蝕を伴う新月です。
とても強いエネルギーの新月なので、影響が強く出ている人も多いかもしれません。
そんな牡牛座の新月について、詳しく書いていきます。
１．牡牛座新月の予備知識
牡牛座とは
【I have】私は所有する
五感（味覚・触覚・臭覚・聴覚・視覚）で感じられる豊かさを象徴するサイン（星座）
（キーワード）
五感・審美眼・こだわり・豊かさ・忍耐・努力家・頑固・マイペースなど
牡牛座♉の詳しい特徴や他の星座については「西洋占星術における12星座をザクっと解説した記事」でも説明しています。気になる方は併せてご覧ください。
新月とは
太陽―月―地球という形で一直線に並びます。
地球から見て月と太陽の方向が同じになり、月から反射した太陽の光が地球に届かないため、地球から月が見えない状態です。
浄化・はじまり・可能性・夢を意味します。
日食とは
月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部（または全部）が隠される現象です。
- 日食は大きな変化の訪れを表し、普段の新月よりも体調や感情面の不安定さに注意
- 個人の影響については、日食が起こる度数と全く同じところに個人の出生図の天体がある場合は、影響をうける
- 観測できる土地が影響を受けやすい（自然災害や疫病）
今回は部分日食なので1～1年半ほど影響がある。
今回は部分日食で残念ながら日本では見ることはできません。
「南太平洋・南米など」で見られるようです。
詳しくは「西洋占星術における日食・月食の意味を解説した記事」をご覧ください。
２．牡牛座新月図を読む（ポイントや影響・国の世相）
こちらが今回の新月図です。
Sumie的 牡牛座新月のテーマ
【内面の豊かさを安定させよう！自力で生きる力を養うスタート】
新月図や満月図はマンデン占星術という個人ではなく、国家の流れを読み解いていくものです。
国家の動きが我々国民へと反映され、それが個人へも影響を及ぼしてくるので、結局は個人への影響もあると私は考えています。
最初に新月期間の過ごし方アドバイス、次に国の世相読みをお伝えしています。
今回の新月は牡牛座10度（サビアンシンボル11度「花に水をやる女」）です。
12ハウス（秘密の部屋・芸術性・癒し・奉仕・潜在意識・福祉施設・病院・テロ・内なる敵など）のお部屋で起こります。
新月は天王星♅と重なり、ドラゴンヘッド☊とは重なっていませんが（18.50度以内）にあるのでドラゴンヘッド側での日食となります。
～個人の過ごし方～
自分の内面（心）に意識を向ける
この新月は、「内面のケアをしましょうね」とメッセージを贈ってくれています。
牡牛座は、豊かさや心地よさを大切にする星座です。
その新月が12ハウスで起こるので、潜在意識や内面のケアや癒しに焦点を当ててあげると良いでしょう。
本当の「好き」を生きる
新月は、浄化とはじまりを示します。
自分の心地よくないモノや好きではないモノを手放して、本当に「好き」だと思えるものを獲得していくスタートと位置付けると良いでしょう。
変わるタイミング
新月は「変化の星」である天王星♅と重なり、11ハウスからは魚座♓火星♂の応援が入っています。
新しい趣味を見つけてはじめてみる、好きな音楽が変えてみるという変化も良さそうです。
私は「コレ」と頑固になり過ぎずに、いつもと違うものを受け入れてみるのもおすすめですよ！
大きく価値観を変えていくタイミングになりそうです。
一人で思い悩まず仲間に頼ろう
仲間や友人からアドバイスや助言をもらえることもありそうです。
困ったときには頑なにならずに、素直にアドバイスを聞き、助けてもらうことで、問題は自然と解決の方向へ進んで行くでしょう。
また、人間関係で悩んだときには「受け入れる・許す」ことを意識してみると良いでしょう。
占いなどの目に見えないモノを頼るのも良い配置です！
自力で生きる道を模索しよう
この新月は最終的に「自力で生きる」ことを目的として定めています。
半年後もしくは1～1年半後に向けて、自分で生きるためのスキルの獲得や仕事を獲得していくと良いでしょう。
この新月の少し前に冥王星♇も逆行を開始しました。
ここから天体たちが次々に逆行を開始します。
・やりがいや自分のほんとに望む仕事とは何か
・内面の幸福とは何か
・本当に好きなものとは何か
をじっくりと見直し、新たな自分を見つけ出すタイミングかもしれません。
※冥王星逆行については「2022年の冥王星逆行の影響について書いた記事」を参考にしてください。
～国の世相～
自給自足がポイント
ここから大きな切り替えのタイミングに入りそうです。
現在は、ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルスの影響で様々なものの輸入が難しくなっています。
また、急速な円安が続いており、国としてもかなり危機的な状況でしょう。
また、予測不可能な事柄が起きる可能性もあります。
この牡牛座の新月では、国も「自給自足」「自分で豊かさを作り出す」ことがポイントだと告げているのです。
もしくはこの半年、1～1年半の間に強制的にそのフェーズに入る可能性もあるかもしれません。
伝統と歴史からヒントを得る
この新月図では日本が孤立する構図となっています。
政府の舵取りはかなり厳しい状況です。
ジタバタせずに、じっくりと地に足の着いた政策を投じて欲しいと思います。
また、伝統や歴史から何かしらのヒントがもらえるようです。
海外支援
友好国を助けようという輪がさらに広がり、支援金や援助を追加するかもしれません。
未来の平和に向けて大きく動き出していくきっかけの新月になりそうです。
３．今回の牡牛座新月のまとめ【おまけ：願い事】
2022年の日食と月食は「牡牛座と蠍座」で起こります。
この二つの星座はどちらも「所有・金銭・価値観・富」などのキーワードを持ち、2022年はそのキーワードが大きく変化していくことになるのでしょう。
2022年の一年を読む春分図でも「お金」は大きなキーワードとなっていました。
それぞれの豊かさについて考え、新しくスタートする。
その始まりが今回の牡牛座新月（日食）となるでしょう。
【おまけ】牡牛座♉新月の願い事
新月の願いごとを書いている人は参考にしてみてください。
半年後の牡牛座満月のときまでのテーマとし、牡牛座満月のときに達成できているか見返すと良いでしょう。
- 安定や豊かさについて
- 好きなものについて
- 価値観について
- 継続力について
- 芸術性について
（例）
・〇月までに収入を〇〇にします
・貯金を〇万円にします
・周りに惑わされない意志を持ちます
・〇月まで〇〇を毎日します
など
素敵な新月をお過ごしください♡
他の新月も気になる方は「新月のメッセージをまるっとまとめた記事」をご覧ください。
Sumie☽.*·̩͙✩.