2025年11月4日 22:03頃
火星が射手座へ移動します。
火星は、行動力や活動、モチベーションやパワー、力、衝動や攻撃性、性的エネルギー、病気などを司ります。火星がサイン移動すると、その力の使いどころが変わります。
火星射手座期間はどんな影響があるのか、何に注意すればいいのかなど、火星が射手座にイングレスするチャートも使用して解説していきます。
本題に入る前にお知らせです。
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１．2025年の火星射手座期間の影響
火星は一つの星座を約43日で通過します。火星が射手座を運行する期間は2025年11月4日～2025年12月15日です。
以下は火星が射手座にイングレスするチャートです。
※Free Horoscope Charts（プラシーダス法）を使用
飛び込むことで開かれる世界
火星が射手座に入ると、「未知のもの」や「わくわくすること」に対して、自然と行動力が湧いてきます。
イングレスチャートでは火星が5ハウスにあるため、イベントやレジャー、スポーツなど楽しそうなことに参加すると、素敵な経験ができそうです。「やってみたいかも」「面白そうかも」と感じたら、その気持ちに素直になりましょう。火星射手座シーズンでは、そんな“好奇心の火種”が、行動の原動力になります。
さらに、反対側には天王星が位置していて、“変化”の風を吹き込んでくれています。他の人が好きなもの、友人からの誘いなど、いつもならスルーしてしまうようなことにも、ちょっと興味を持ってみると…不思議な体験が待っているかもしれません。立ち止まるより、思い切って飛び込んでみることで、新しい出会いや発見がありそうです。
また、慎重派な人も、この時期はいつもよりスリリングな経験がしたくなるかも！
急に遠くにでかけたくなったり、思いがけないチャレンジをしたくなったり…。
そんな“火星射手座らしい”衝動が、面白い展開を運んできてくれます。
「独立したい」「自分の意見をハッキリ言いたい」と感じていた人にとっては、現状を突破するチャンスの時期でもあります。情報や人脈をうまく使うことで、思いがけない形で人生の流れを変えることができるかもしれません。
ただし、地のエレメントに天体が滞在していない今は、現実感覚が少し薄れがちになることも。夢中になりすぎて足元を見失わないように、ちょっとだけ注意しておきましょう。
飛び出す前に深呼吸
火星は、「行動」に使うか「怒り」に使うかで、そのエネルギーの現れ方が大きく変わります。特に火星が射手座にあるシーズンは、行動が制限されると、怒りに変わりやすい傾向にあります。
まるで瞬間湯沸かし器のように、急に怒りが湧いてきたり、矛盾だらけの感情をぶつけてしまったり…。そんなことが起こりやすい時期です。
特に、2025年11月前半には天王星とのオポジションを形成するため、衝動的な行動に出やすく、過激さが増すので注意が必要です。急なアクシデントの発生や、反抗的な態度からのトラブルなどにも遭遇しやすいでしょう。衝動が怒りや行動に出るのではなく、事故やケガなどで現れる場合もあるので、冷静さを保つことがとても大切です。
そのようなときには、少しその場を離れてみたり、人との距離を適切に保ったりすることで、火星のエネルギーをうまく調整することができるでしょう。また、スポーツや趣味に打ち込んだり、外に出かけて気分転換したりするのもおすすめです。
お家の中でじっとしているよりも、予定がなくても外に出て、知らないことを発見する“小さな冒険”に出てみると、火星のエネルギーを心地よく発散できるでしょう。
ただし、“衝動的に飛び出す”のではなく、必要な情報をしっかり集めて、行き当たりばったりになりすぎないようにすることがポイント。そうすることで、火星射手座の「わくわくの情熱」を長く保ちやすくなります。「行動したい！」という気持ちを大切にしながらも、ちょっとした準備や計画を添えることで、より豊かな体験につながっていきそうです。
火星射手座のエネルギーは、自分自身や周囲を盛り立てる力を持っています。
ライバルの存在を刺激にしたり、勝負心に火をつけたり、未来への希望を語ったり…
そんな情熱が、周りの空気を動かしていくでしょう。
夢に溺れず、地に足を
12月の前半頃からは、魚座にある土星とのスクエアが形成されます。これは、火星の「アクセル」と土星の「ブレーキ」が、前触れもなく切り替わる時期です。
「よし、冒険に出よう！」とアクセル全開で動いていたのに、突然制限がかかったり、疲れを感じずに動き続けていたら急に体調を崩してしまったり…。そんな“急ブレーキ”がかかることで、思うように動けず、イライラがたまりやすくなるかもしれません。
この時期は、活動と休息のバランスを意識して過ごすことが、火星のエネルギーを心地よく使う鍵になります。
さらにそのあとには、海王星とのスクエアも形成されるため、妄想や空想の世界に引き込まれやすくなります。快楽や欲望に突っ走ってしまう…なんてことも起こりやすい時期です。特に、2025年12月半ばの時期は、忘年会なども盛んになるタイミングなので、海王星が象徴する「お酒・薬物・感染・快楽・詐欺・宗教・スピリチュアル」などには、細心の注意を払っておくと安心です。
海王星の魔法にかかってアドレナリンが出て、痛みも感じづらい時期ですが、アドレナリンが切れたときに現実の痛みを知る…ということにならないよう、無理をしないようにしましょう。
また、現実逃避の傾向も強まりやすく、「やらなければならないこと」を後回しにしてしまう可能性もあります。少し苦手なことでも、しっかり向き合っていくことで、海王星の幻想に流されずに、自分の軸を保つことができるでしょう。
勢いに潜む落とし穴
この火星射手座シーズンでは、火星が天王星・土星・海王星と順番にハードアスペクトを形成します。その影響で、政治家や地位のある人、男性芸能人などが、宗教・お酒・薬物・不貞・詐欺などに関わるスキャンダルで世間をにぎわす可能性もありそうです。
2025年11月10日からは、水星が射手座で逆行を開始します。この時期は、率直な発言がトラブルを招いたり、楽観的すぎる見通しがミスにつながったりすることがあるかもしれません。「言った・言わない」などのすれ違いや、口約束による誤解を防ぐためにも、大切なことは文字や音声でしっかり残しておくのがおすすめです。
その他にも、火星とその他の天体との影響で、衝動的な事件や、理由が曖昧な事件や事故も起こりやすくなります。人間関係はもちろん、刃物や機械などの取り扱いなどにも注意を払っておきたいですね。「なんとかなるか」と勢いのまま突っ走るのは、この時期は避けておくのが無難でしょう。
この時期は世の中でも、「煽る・煽られる」ことが増えていきます。夢のような言葉に煽られて、おかしな方向へ力を使いすぎないように注意しておきましょう。
まとめに入る前にもう一度お知らせです。
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２．2025年の火星射手座期間まとめ
今回の火星射手座シーズンは、天王星・土星・海王星とのハードアスペクトがあり、いろいろと振り回されることが多くなりそうです。
火星射手座シーズンでは、スピード重視のスイッチが入りやすくなりますが、慎重さや冷静さを忘れないように過ごしていきましょう。
わくわくや楽しいことがあると、積極的に行動ができます。ちょっぴりやりすぎて痛い目をみる場面もあるかもしれませんが、上手に火星のエネルギーを発散させながら、わくわくへ向かっていきたいですね。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆：Sumie
- 編集：Sumieのマネージャー