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沖ヨガ10段階(八支則)~制感自律行法(プラティヤハラ)について~

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沖ヨガ10段階(八支則)~制感自律行法(プラティヤハラ)について~

以前、【ヨガはポーズだけではない!?沖ヨガ10段階について(八支則について)】
という記事を書きました。
ヨガはポーズだけではなく、10個の大切な教えがありますよ!という内容です。
ザクっと10段階の教えをまとめてあります。

ヨガはポーズだけではない!?沖ヨガ10段階について(八支則について)
参考ヨガはポーズだけではない!?沖ヨガ10段階について(八支則について)

今回はその10段階の中の4段階目である「制感自律行法(プラティヤハラ)」について詳しくお伝えしていきたいと思います。

目次

1.制感自律行法(プラティヤハラ)とは
2.第四段階 制感自律行法(プラティヤハラ)についてもっと詳しく知る
3.まとめ


1.制感自律行法(プラティヤハラ)とは

制感自律行法(プラティヤハラ)とは、簡単に言うと感覚を制御することです。
聞く、見る、嗅ぐ、味わう、触るなどの五感は外の世界に向かいがちで、外の世界の様々なものを引き込んで感情に働きかけます。
その感覚を自分の内側に向けて、外側からの刺激を受け取らないようにする心の訓練なのです。
それを意識的に行い、無意識になるまで続けて行くと、感情や行動、考えさえも安定してくるのです。

この制感自律行法(プラティヤハラ)は瞑想の前段階でもあります。
これまでの段階で心と体の訓練で覚えたことを、普段でも常にできるように身に着けること。
自分で自分をコントロールする段階なのです。


2.第四段階 制感自律行法(プラティヤハラ)についてもっと詳しく知る

ここでは、沖正弘先生の著書「ヨガの喜び」からいくつか抜粋していきます。

人まねから自分のモノへ

ヨガをすることや呼吸法をすることなど、はじめは自然とするのは難しく、意識して行わないといけません。
しかし、毎日やっているとそれが当たり前になり、無意識になっていきます。

もし、腹筋を割って自分を変えたいとあなたが願っているとして、それを誰かの動画を見てやっているうちは意識している、やらされている段階なのです。
それを自分なりにアレンジし、自然と生活の中でできるようになり生活の一部になっていくと、ここでやっと自分のものになるのです。
自分のものになってはじめて、自己コントロールができるようになり無駄なく腹筋も身についていきます。

感覚の主人になる

自分のことは自分でコントロールしなければならない。
それは、感覚や感情にコントローラーを渡さないということです。
感覚や感情のままに行動していては、考えも混乱し不安になり落ち着かなくなります。
いつも自分が自分に命令し、自分を律し、自分で罰するようにすることが大事なのです。

なくてもある。あってもない。

私たちはお金があると無くなる恐怖に襲われるし、お金がないとお金に対して執着しだす。
恋人がいると嫉妬や独占欲に繋がるし、恋人がいないと寂しさで追い求めてしまう。

私たちはいつも今、ここにないものに不安を覚えたり、執着してしまうのです。
この段階では、なくてもある、あってもない。といつも自分を反対の状態、極限の状態に置くことで、今あるモノに意識が向き、感謝し、今あるモノに対して自分の最高の状態で関わることができるのです。
自然と愛や優しさが湧いてきて、その人や物に対して最善を尽くしたくなるのです。
そんな心の持ち方を日々練習することもこの制感自律行法(プラティヤハラ)の一つです。


3.まとめ

この第四段階は、瞑想に入る前の段階だがとても難しく、素人が1年2年したところで習得できるものではないと言われています。
感覚(目・耳・鼻・舌・触覚)をコントロールするなんて、目も鼻も口も耳もふさいで、風にも触れないように体のすべてを何かで覆ってしまわないといけません。
しかし、そんなことでは生活していけませんよね💦
私たちの五感がたくさんのモノに触れるから、様々な感情が起きてきます。

ぐうたらしている相手を見るから腹が立つ
カレーの匂いを嗅ぐからお腹が空く
悪口を聞くから心が沈む
舌で味わうから幸せを感じる
心地よいクッションを抱いてホッとする

こうやって、いつも感覚とその先にある感情が私たちの生活を支配しているのです。
ヨガでは、その感覚を意識してコントロールすることで、感情も抑制します。
そうすると、感覚や感情に振り回されることなく、自由な精神で内なる喜びと平安を手に入れることができるとされているのです。

感覚をコントロールし、感情をコントロールすることで怒りや悲しみに一喜一憂しなくて済むようになります。
私たちは、誰しもいつでも幸福な状態になれるのです。
まずは、嫌だと感じるものは見ないようにする、聞こえないようにするなど一つの器官からコントロールしてみてください。
自分のどの感覚がこの感情を呼び起こしているのかわかると、怒りや悲しみを上手にコントロールするきっかけになるかもしれませんよ。

Sumie🌙.*·̩͙✩.*

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