2025年9月6日
改革や独創性、発明、オリジナリティなどを司る天王星が逆行を開始します。
天王星は凶星と呼ばれる天体なので、逆行中はその影響力が弱くなるとも言われています。天王星が個人に強く影響することはありませんが、社会的影響が個人へダイレクトに影響してくることもあるでしょう。

この記事は私が書いています!プロフィール・実績はコチラです。
- 西洋占星術の学びに関する情報を発信
- 主な天体の動きの影響を発信
- クラゲの星読みサロンで毎日の星読みを配信
- 西洋占星術を用いた鑑定を実施
- 西洋占星術の講座を製作
- 西洋占星術の勉強会を開催
- 星読みウェビナーを開催
- 星よみチョコレート「Venus」を監修
- 独自の哲学「心の科学」に関する書籍を出版
今回の天王星逆行のポイントは以下の4つです。
内なる自由を取り戻せ | 改革のスピードが落ち、その変化や改革が「自分の内側」へ向くことになる |
情報社会における“人間らしさ”を見つめ直す | 生活の中で欠かせないテクノロジーとの距離感を見直すきっかけがやってくる |
愛着か執着か「手放す勇気」が未来をひらく | 愛着のある物に関する価値の再評価をする事柄が訪れる |
豊かな暮らしの再設計 | これまでの7年間の振り返りや見直しが社会でも個人でも行われることになる |
この記事では、2025年の天王星逆行の期間、影響や意味、過ごし方について解説していきます。
本題に入る前にお知らせです。
現在、LINE公式アカウントに登録していただくと、
西洋占星術を学ぶ近道がわかる無料講座
「プレ・クラゲでもわかる星読み講座」をプレゼント中!
このLINEでは、星の動きの最新情報やお知らせなどを配信しています。
不要になったらブロックすればOKですので、
今だけの情報を見逃す前に登録してみてください!
1.2025年の天王星逆行の影響や意味
2025年の天王星逆行は、2025年9月6日(双子座1度)~2026年2月4日(牡牛座27度)までです。
天王星は2025年7月7日に双子座に入りましたが、ここから逆行し再び牡牛座に戻ります。
順行/逆行 | サイン | |
---|---|---|
2025年7月7日 | 順行 | 双子座へ移動 |
2025年9月6日 | 逆行開始 | 双子座1度 |
2025年11月8日 | 逆行 | 牡牛座へ戻る |
2026年2月4日 | 順行に戻る | 牡牛座27度 |
2026年4月26日 | 順行 | 双子座へ移動 |
内なる自由を取り戻せ
天王星は「独立、自由、オリジナリティ」などを表す天体なので、その天王星が逆行をするときは独立や自由に関するテーマを修正する期間となります。
天王星が順行中にガツガツと改革や変化をしてきた人も、ここで一度その改革のスピードが落ち、その変化や改革が「自分の内側」へ向くことになります。
当たり前に染まっていないか?
自分らしさを出せているか?
自由に楽しめているか?
など、それぞれ問いかけがやってくることになるでしょう。
天王星が逆行中は、外側に天王星のブレイクスルー力や突破力を起こすのではなく、自分の中に滞るものに抵抗し打破していきましょう。
自分の内側で滞るものに反抗する行為は、人によっては驚きや痛みを伴うこともあるかもしれません。しかし、その囚われたものから自由になったとき、新たな可能性や道が開けてくるでしょう。
まずは、自分の考えや価値観、物事の見方などを斜めから捉えていくところから始めてみるといいかもしれませんね。
情報社会における“人間らしさ”を見つめ直す
天王星が双子座に入って約2か月しかたっていないので、この2か月でそこまで大きなテクノロジーの変化はないかもしれませんが、現代のIT技術や進歩は凄まじく、生活の中でコンピューター、インターネット、ソフトウェア、AI、IoT、VR、ブロックチェーン、サイバーセキュリティなど、それぞれの生活でテクノロジーは切っても切り離せない相棒になっているでしょう。
天王星が逆行しているときは、そんな生活の中で欠かせないテクノロジーとの距離感を見直すきっかけがやってくるかもしれません。
今でもインターネットでの情報収集は当たり前ですが、ここから天王星は双子座を運行しながら、双子座の情報収集や伝達方法を素早く変化させていきます。もっと手軽に素早くあらゆる情報が入手でき、マルチタスクも容易にできるようになるでしょう。
しかし、本当にそれでいいのか。
大事な何かを忘れていないか。
情報収集や伝達、コミュニケーションというのは、テクノロジーと人間とだけで行うものなのか。
人間同士の交流の大切さ、血の通った情報の交換、時間はかかるけれど確実な情報、実際に足を運んで得られる情報、そんな部分に目を向けることも大切なのでは、と考える期間になるかもしれません。
また、天王星が逆行し牡牛座に戻るときには、AIを駆使することも大事だが、自分のセンスを生かすこと、自分のスキルをもって創作活動(アートやクリエイター、文学など)をするとは何か、という問いかけもやってくるでしょう。
我々の生活でテクノロジーをなくしていくことは不可能に近いです。テクノロジーを使うことでたくさんの恩恵も得られます。だからこそ、この期間によりよくテクノロジーと共存していくための距離感を考えてみるのも大事かもしれませんね。
愛着か執着か「手放す勇気」が未来をひらく
天王星は双子座で逆行を開始し、2025年11月8日再び牡牛座へ舞い戻ります。
牡牛座は不動宮で地のエレメントなので、愛着のあるものを大切にします。それはビンテージを好むこと、物を大事に扱うことですが、裏返すと執着や依存です。
この天王星逆行期間中に、さまざまな視点を得ることで愛着のある物に関する価値の再評価をする事柄が訪れることになるでしょう。
それは、さらに大切にするという形で出る人もいますが、天王星は離反を表す天体なので、執着や依存を嫌います。そのため、愛着あるものとの別れを告げられる人もいるかもしれません。
そのものは“今の”自分にとって本当に必要なものなのか、一番大切にしなければならないものは何なのか、しっかり考えていきましょう。
逆行中は行動を起こすよりも、自分の中で見直す期間です。この逆行期間中に「本物」「一番」を見直せた人は、天王星が順行に戻り牡牛座を運行する最後の期間、軽さと共に素晴らしい価値あるものを手にすることができるでしょう。
豊かな暮らしの再設計
天王星が逆行して戻る牡牛座は「生活の安心安全、豊かさ、美、五感、物質など」がテーマのサインです。天王星は2018年から牡牛座を運行し、牡牛座のテーマの一部の変化や改革を担ってきました。
2025年11月8日から2026年2月4日までは牡牛座を逆行しながら運行するので、この期間はこれまでの7年間の振り返りや見直しが社会でも個人でも行われることになるでしょう。
現在でも、PayPay決済を取りやめる店が出てくるなど、天王星が牡牛座を運行中に変化させてきたことに関して見直しが入っています。手数料が高いという理由のほかに、支払い時に現金より時間がかかり時間短縮にならない、業務効率化ができない、顧客とのトラブルが増える、従業員の負担が増した、などが出ているようです。
天王星が牡牛座を運行するときにキャッシュレス決済が浸透しましたが、牡牛座での最後の逆行期間で、本当に必要なのか、もっと効率化できる方法はないか、さまざまなキャンペーンに翻弄されていないか、QRコードの読み取り機械の改善など、最終的な修正を迫られる店や人、企業も出てくるでしょう。
また、日本は災害も多く、キャッシュレス決済だけでなく現金もなくてはならないので、現金の必要性などの価値の変化なども考え直す機会となるかもしれませんね。
また、天王星が逆行すると、蟹座にある木星や魚座の土星と海王星とソフトアスペクトを形成します。天王星が牡牛座に入った7年前に岐阜県の高山市、飛騨市、白川村ではじまった、さるぼぼコインなどの地域通貨と呼ばれるものが、ここで見直されることになるかもしれません。
現在では、ネットでどこの地域のものでも、どこの国のものでもすぐに購入することが可能ですが、地域通貨はその地域でのみ使えるものです。
そのメリットや必要性が蟹座にある木星の作用も相まって広がる可能性もあるでしょう。
これからの生活の豊かさや安全のためにも、便利なことが本当に豊かなのか、全世界全国共通で物を得られることが本当の幸せなのか、自分の生活で本当に必要なものは何なのか、それぞれが考える天王星逆行期間にしていきたいですね。
まとめに入る前にもう一度お知らせです。
現在、LINE公式アカウントに登録していただくと、
西洋占星術を学ぶ近道がわかる無料講座
「プレ・クラゲでもわかる星読み講座」をプレゼント中!
このLINEでは、星の動きの最新情報やお知らせなどを配信しています。
不要になったらブロックすればOKですので、
今だけの情報を見逃す前に登録してみてください!
2.2025年の天王星逆行まとめ
2025年の天王星逆行ポイントは以下の4つでした。
- 内なる自由を取り戻せ
- 情報社会における“人間らしさ”を見つめ直す
- 愛着か執着か「手放す勇気」が未来をひらく
- 豊かな暮らしの再設計
天王星はトランスサタニアン(世代天体)であり、社会的な影響はあるものの、個人的にはそこまで影響を感じることはないでしょう。期間も5か月と長く毎年起こります。
天王星の改革の手も少し緩み、じっくりと自分のことや立ち位置を見直すことができる期間となるので、これからどんな風にテクノロジーと共に楽しんでいくのか、自分にとって心地よい生活は何なのか考える期間にしていきましょう。
天王星からのそれぞれへの問いかけがどのようなものなのかは、それぞれのネイタルチャートのハウスで双子座から牡牛座の領域が何ハウスにあるのかを確認してみるとよいでしょう。もしくは、これまでの7年間で変化してきたことを振り返ってみるとこれからのヒントになるかもしれませんね。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆:Sumie
- 編集:Sumieのマネージャー