2024年1月27日
2023年8月29日から逆行していた革命や独立を司る天体である天王星が順行に戻ります。
今回、天王星が順行に戻ることにより、ここから2024年4月2日に水星が逆行を開始するまでの間、10天体すべてが「順行」シーズンに入ります。すべてが良い方向へ進むわけではありませんが、物事が進みやすい時期だと言われています。
私は、このWebサイトやSNSで主な天体の動きの影響を4年以上発信しています。他にも、以下のような経験があります。
- 西洋占星術を用いた鑑定を4年以上実施
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- 西洋占星術の勉強会を実施
- 独自の哲学「心の科学」に関する書籍を出版
今回の冥王星順行期間のポイントは以下の4つです。
雇用の改革が進む | 実際に目に見える改革が「仕事・雇用」で行われる |
ロボットの導入が進む | よりよい生活にするためのロボットの導入はこれから急速に伸びていく |
パートナーシップの在り方の変化 | 共同でおこなう、コラボするなど、変化が多く見られるようになる |
チャンスを掴め | 自分でも信じられないような体験をする人もいる |
この記事では、天王星が順行に戻ることにより、我々や社会にどのような影響があるのかについて解説していきます。
この記事の内容は動画でも解説しています。
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1.2024年の天王星順行の影響や意味
天王星は、2023年8月29日から逆行をしていました。ここから天王星は牡牛座19度で順行に戻り、2024年9月2日の逆行開始まで牡牛座を進んでいきます。
2024年1月23日からは、「留」の期間に入り、2月2日くらいまでは以下のことに注意が必要です。
- ネット関係のトラブルや通信障害
- 金融関係のシステムエラー
- 交通関係のトラブル
- こだわりや頑固さの衝突
水星逆行と似ているなと感じる方も多いと思いますが、天王星は水星の1オクターブ上の天体と呼ばれています。水星逆行のような影響がもう少し広い範囲や大きな範囲で起こるといった印象です。
例えば水星だと「某SNSの〇〇機能が使えない」という影響が出るとすると、天王星だと「某SNS自体が一日使えない。某携帯会社のキャリア自体が使えなくなる」といった影響が出るイメージです。
ここからは、天王星が順行に戻るときのチャートも含めて解説していきます。
雇用の改革が進む
2024年4月1日より、労働基準法の労働条件明示が改正されるようです。その他にも、建設業やトラックドライバーの時間外労働の上限の改正、障害者差別解消法改正や総合支援法改正、2024年1月には電子帳簿保存法改正、2024年秋頃にはフリーランス保護新法、厚生年金保険法・健康保険法改正などが予定されています。
今回の天王星が順行に戻るときのチャートでも、10ハウスにある牡牛座の天王星と6ハウスにある山羊座の火星・水星がトラインです。10ハウスも6ハウスも社会や仕事、雇用と関わるお部屋です。牡牛座も山羊座も地のエレメントにあることから、実際に目に見える改革が「仕事・雇用」で行われることが分かります。
労働条件明示の改正では、同一労働同一賃金(年齢、性別、雇用形態にかかわらず、同じ仕事をする労働者は同じ賃金を得ること)の明確化が目的なので、労働者にとっては働き方の改善になりますが、企業や雇用する側にとっては、コストが上がるなどさまざまな問題が出てくるでしょう。それを改善するために、IT技術を活用して業務の効率化を図る企業や業務管理の自動化をする企業も多くなりそうです。
牡牛座は物質のサインであり、天王星も金融と関わる天体なので、賃金や金融面での改革も天王星が順行に戻ることで検討されていた事柄も進んでいくでしょう。
ロボットの導入が進む
2024年はトラックドライバーの人手不足や時間外労働規制の改定により「2024年問題」と呼ばれ懸念されていますが、その解決にロボットが貢献しそうと言われているようです。
今まで人手で行っていた業務をAIなどで効率化することで、労働条件を改善することや効率化を図ることができるからでしょう。
また最近では、職場や教育、介護の現場にコミュニケーションロボットが導入されつつあるようです。コミュニケーションロボットやスマートスピーカーは、スマホやPCと違い、普段の生活を行いながら操作できるため、生活を中断せずに別の世界のことを知ることや仮想世界をのぞくことができます。
現在、機械やIT、発明などを司る天王星は、生活の安定や心地よさを求める牡牛座にあるため、よりよい生活にするためのロボットの導入はこれから急速に伸びていくことになるでしょう。
家庭でもLOVOTやRomiなど、会話ができたり、ペットや子どものように日常に癒しや心の豊かさをくれるロボットを導入し始めている人もいます。天王星が順行に戻り、ロボット開発も加速するかもしれませんね。
パートナーシップの在り方の変化
天王星は変化を加える天体ですが、社会的にもそれぞれの会社が単独でやっていたことも共同でおこなう、コラボするなど、変化が多く見られるようになるでしょう。今までの取引相手が変わる会社や個人事業主も多くなるかもしれません。
2024年1月21日には、冥王星も再び水瓶座へ移動しましたが、天王星が順行になり、全天体順行へと切り替わってから、新しい社会へ急速に変わっていく感覚を得ることになりそうです。
他者との関係でも、縦軸の関わりではなく、お互いに横並びで尊重し合えるような関係へと切り替わっていくことが鍵となるでしょう。これは、個人だけでなく国単位でも同じです。これからのパートナーシップの在り方が、社会的にも国単位でも変化していく時期にはいります。
チャンスを掴め
2024年4月21日には、牡牛座21度で天王星と木星がコンジャンクションします。天王星と木星のコンジャンクションは、電撃的な幸運、一瞬のチャンスなどを示すため、今までやってきたことに対して急にチャンスが舞い込む人もいるでしょうし、自分でも信じられないような体験をする人もいるでしょう。特に、牡牛座でのコンジャンクションなので、宝くじが当たったなど、物質的な豊かさやチャンスを得る人も出てくる予感です。
特に、牡牛座、乙女座、山羊座の21度付近にアングルや天体がある人は注目すべき時期です。そこにアングルや天体がない人は、牡牛座21度が自分のネイタルチャートで何ハウスにあるのかを確認してみてください。そのハウスの事柄においてラッキーチャンスがやってくるかもしれません。
この時期は、日本政府にも突然のチャンスが訪れる可能性がありそうです。しっかりと勝負を仕掛けることができれば、海外との貿易や経済面でのチャンスがやってきそうです。また、機械系や技術系の業種のよい知らせが舞い込んでくる可能性もあるでしょう。
2.2024年の天王星順行まとめ
2024年の天王星順行のポイントは以下の4つでした。
- 雇用の改革が進む
- ロボットの導入が進む
- パートナーシップの在り方の変化
- チャンスを掴め
天王星はトランスサタニアンと言って、社会的な影響を及ぼす天体です。意識よりの無意識の天体であるとも言われています。
我々の集合意識が影響されるということなので、瞬時に大きく個人に影響するということはありませんが、それでも社会が変われば我々個人の意識も変わっていきます。
天王星はゆっくりと社会を改革していくので、私たちはその社会の変化に合わせながら、今、自分が本当に大切にしたいこと、本当に好きなこと、本当の豊かさについて
それぞれが考え、それにそって動いていくと良いでしょう。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆:Sumie
- 編集:Sumieのマネージャー