【皆既月食あり】2025年版！乙女座満月の影響や意味

2025年3月14日 15:55頃
乙女座（処女宮）で満月を迎えます。今回の満月は皆既月食を伴います。

満月は、新月のときに蒔いた種が花開き、収穫となる期間です。2024年9月3日の乙女座新月ころからはじめたこと、実践してきたこと、人間関係など振り返ってみるとよいでしょう。

また、ここから次の新月までの二週間は、断捨離や手放しをする時期です。収穫したあと、次の新月で再び種を蒔くために、自分の土を整えていきましょう。

今回の乙女座満月のポイントは以下の5つです。

役割からの解放	今までの無理していた役割を手放していくフェーズに入っていきます
自分を内包する	自分自身をふんわりと包み込み、無理なく自然体のあなたを取り戻していきましょう
素朴になろう	今まで自分の容姿にも完璧さを求めて疲れてしまっていた人、“〇〇でなければならない”という考えに囚われていた人は、この満月でその価値観から少しずつ脱却していきましょう
受け入れ範囲を広げる	うまく見極める力や線を引く力も意識していきましょう
見直しから新しい世界へ	海外への経済支援や税金の使い道に関して取り沙汰される、使い道の見直しがされるでしょう

今回の満月は皆既月食を伴うため、この記事では、今回の乙女座満月から最大で約半年間の影響の影響として読んでいきます。

この記事の内容は動画でも解説しています。

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１．2025年の乙女座満月の影響や意味

満月になる時のホロスコープが満月図です。満月図では世相を読むマンデン占星術を使って、社会の動きやテーマを読み解いていきます。ここでは、日本の首都である「東京」で、プラシーダス法を用いてホロスコープを出しています。

今回の満月は2025年3月14日 15:55頃に起こり、皆既月食（日本では部分月食）を伴います。日本では部分月食終了間際の欠けた月が昇ってくるのが見られるようです。以下が今回の満月図（月食図）です。

※Free Horoscope Chartsを使用

今回の満月図の特徴は以下の通りです。

月食の影響する期間は、「半年くらい」「かけ始めから欠け終わりまでの時間が重要（月食は1時間が1か月に対応する）」など諸説あります。

今回は皆既月食ですが、日本では部分月食になります。半影食のはじまりが13:00頃（部分食は14時9分）、最大食が15:59、半影食の終わりが19:00頃（部分食は17:48）なので、約3か月～6か月の影響として読みます。

月食が起こるときは、無意識下の影と対峙するときでもあるので、それを踏まえて解説していきます。

役割からの解放

ドラゴンテイル側で起こる月食には、過去の解放や解脱の意味が強くなります。

今回は役に立つことをモットーとする乙女座での月食であるため、ここから今までの無理していた役割を手放していくフェーズに入っていく人が多くなるでしょう。

ドラゴンヘッドが魚座、ドラゴンテイルが乙女座に移動したときの記事でもお伝えしましたが、ここから魂は「何者でもない」を目指す1年半の旅に出かけます。その最初の旅がこの満月なのです。

反対側の魚座からも土星や海王星が乙女座の月の役に立ちたいという気持ちを汲み取りながら緩めようとしているのが分かります。土星は責任や制限、縮小を表す天体なので、緩めるとは逆に感じるかもしれませんが、魚座の土星は休むことや心を整えることの責任を我々に貸しているのです。

誰かの役に立たなくったっていい。
誰かに尽くさなくてもいい。
完璧でなくたっていい。

多くの役割を担おうとする自分を少しずつ解放していく、そんな満月になるでしょう。

自分を内包する

今回の満月は自分自身を表す1ハウスで起こります。

自分の体や容姿に関する場所でもあるので、体を緩める、自分自身を包み込む、そんな満月期間にしていきましょう。

この満月付近ではやる気がでないかもしれません。
やらなければならないことに着手できないかもしれません。
自分の役割を放棄したくなったり、なぜ報われないのかと感情が乱れたりすることもあるかもしれません。

月食は影と向き合うときです。
月の裏と表、光と影。
全てが月で、すべてが自分であると認めてあげましょう。

できなくてもいい。乱れてもいい。
やりたくない今の気持ちやこわばっている体に素直になってあげましょう。

あたたかいお茶をのんでゆっくりしてもいいし、春の自然の中に体を預けてもいいし、眠たかったらお昼寝をしてもいい、ホワイトデーを利用して自分にご褒美をあげてもいいのです。

自分自身をふんわりと包み込み、無理なく自然体のあなたを取り戻していきましょう。

素朴になろう

ドラゴンテイルが天秤座、ドラゴンヘッドが牡羊座にあるとき、天秤座側の人を意識した振る舞いや美意識の船に乗り、自分らしさや個を意識する牡羊座側へと旅に出ました。そして、ここからは完璧主義な乙女座からゆるっとした魚座に向かう流れです。

乙女座は細かいところに目が向くことで物事を分析したり整理したり、分別するのが得意です。今回の満月付近では、1ハウスの自分の見た目や容姿について乙女座的な完璧さを求めたり、そうでない自分を嘆いたりすることもあるかもしれません。

しかし、この満月から少しずつ魚座の「素朴さ・ナチュラルさ」に向かっていかなければならないのです。

最近の若者の傾向では、映えを意識したSNSよりも素朴さやナチュラルさを意識したSNSが人気になっているようです。

完璧にお化粧して決めポーズで撮っている人の反対側に映る部屋が散らかっている、逆にノーメイクな人の部屋がきちんと整えられている、ダイエットしているアカウントの後ろにある大量のお菓子など

見栄や欲をはらないで生きる方に好感を持つ流れになってきているのかもしれません。
もしくは、私だけでないという安心感で安らぎを得ているのかもしれません。

この満月では、金星も牡羊座で逆行をしているので、美意識や美的価値観に関する見直しも入ります。また、金星が逆行中に美容整形や美容に関する新しいことなどは行わないのが無難です。

今まで自分の容姿にも完璧さを求めて疲れてしまっていた人、“〇〇でなければならない”という考えに囚われていた人は、この満月でその価値観から少しずつ脱却していくと、本来の自分の姿や美的センスを輝かせていけるようになるでしょう。

受け入れ範囲を広げる

満月図では、自分の凝り固まった視点を手放すことで、許容する範囲を少しずつ広げるということに意識が向くようになるかもしれません。

魚座の許しや受容する力、蟹座の共感する力もスムーズに働くので、誰かに寄り添ったり、協力したりして物事を進めるにはよい時期となりそうです。

もしかしたら予測不可能な状況の変化や変更が、スムーズにすすむきっかけになることもあるかもしれません。

そのときに、あの人はこれができない、あの人はこんな人だ、わたしはこれが苦手だ、これは絶対こう進めるものだ、と視野を狭くしてしまうと、せっかくスムーズにいく関係や事柄もうまくいかなくなるかもしれません。

不必要だと思うものの中から、必要な宝物が見つかることもあります。

この満月では、相手のこと、自分のこと、社会のこと、すべてのことに対して、今までよりもちょっとだけ受け入れる範囲を広げていきましょう。

しかし、人と協力して進めるときには「見極める力」が必要です。なんでもかんでも受け入れるのではなく、なんでもかんでも排除するでもなく、うまく見極める力や線を引く力も意識していきましょう。

見直しから新しい世界へ

今回の満月図のチャートルーラーの水星は8ハウスにあります。国を治める力や政府を示す10ハウスのルーラーの金星も同じく8ハウスにあります。

この3か月から半年は、8ハウスの事柄である「財源、税金、社会保障、海外経済、保険、融資、金融の支援」などに焦点が当たる可能性があります。

8ハウスは自分で使えない（自由にできない）お金や資質の部屋であるため、海外への経済支援や税金の使い道に関して取り沙汰される、使い道の見直しがされるのかもしれません。

会社が合併して技術を受け継ぐニュースや〇〇協会などの団体に関するニュースなども目にするかもしれませんね。

MCに天王星が乗り、満月を調停する配置にある月食。ここから日本も日本の中にある影や巣食っているものを手放して、日本独自の資質や持っているスキルを活かして新しい世界へいけるようになるといいですね。

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２．2025年の乙女座満月のまとめ

今回の乙女座満月のポイントは以下の5つでした。

今回の満月は皆既月食を伴います。月食や日食はそれが見られる地域に影響が及ぶとされています。

残念ながら日本では月出帯食しか見られませんが、アメリカ大陸では皆既月食で赤銅色（しゃくどういろ）した月が見られるようです。

日本では太陽が昇っている時間帯であり、月は地平線下にあるので皆既月食を見ることはできません。しかし、北海道・東北地方(一部を除く)・関東地方東部・小笠原諸島では、月が少し欠けたまま昇ってくる月出帯食（げつしゅつたいしょく）が見られるようです。

古くから月食は恐れられてきました。現在は恐れることはありませんが、この満月付近で自分の影や奥底にしまっておいたものに触れる人もいるかもしれません。

役割を放棄したくなったり、なんで報われないのと嘆きたくなったりすることもあるでしょう。

そのようなときは、無理せず自分を労わってあげてくださいね。

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この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。

• 執筆：Sumie
• 編集：Sumieのマネージャー