星の動き

2026年版! 冥王星逆行の影響や意味

2026年版! 冥王星逆行の影響や意味

2026年5月7日
破壊と再生を司る冥王星が逆行を開始します。

冥王星は毎年、半年ほどの期間を逆行して過ごします。冥王星が逆行すると、その強制力のようなパワーはいったん弱まり、外側へ押し出していた変容の流れが、内側へと向かいやすくなります。

この「力が緩む」タイミングに浮かび上がってくるのが、集合無意識から生まれる大きなエネルギーです。それをどこへ向け、どう扱っていくのか。冥王星逆行の期間は、そんな問いを私たちに投げかけてきます。

冥王星はとても遠くにある天体のため、日常レベルで個人がはっきりとした影響を感じることは少ないとも言われています。しかし逆行中は、これまで強引に進められてきた変容のプロセスが一度立ち止まり、社会の仕組みや価値観が見直される場面が現れやすくなります。表立った「変化」よりも、違和感や揺らぎとして現れることも多いでしょう。

個人レベルでも、この期間は自分の深層心理と向き合うのに適したタイミングです。無意識のうちに握りしめてきた価値観や、手放しきれずにいた思いに、光が当たることもあるかもしれません。

Sumie
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今回の冥王星逆行のポイントは以下の3つです。

価値観を問い直そう「人は、一人では生きていけない」そのシンプルで根源的な普遍性に改めて気づくことが大切
過剰なエネルギーに、振り回されないで新しい試みや理想を打ち出すこと。最先端の技術や刺激的で革新的な情報が、停滞していたものや過剰に膨らんでいた状況を動かすきっかけになる
自活の準備をしよう大きなものにしがみつき、依存し続ける生き方から、少しずつ自分を解き放つための準備期間
2026年の冥王星逆行のポイント

この記事では、2026年の冥王星逆行が社会にどのようなムードをもたらすのか、また私たち一人ひとりにどんな影響があり、どのように過ごしていくとよいのかを、順を追ってお伝えしていきます。


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1.2026年の冥王星逆行の影響や意味

今回の冥王星の逆行期間は、2026年5月7日(水瓶座5度)~ 2026年10月16日(水瓶座3度)です。

冥王星は2024年11月20日に本格的に水瓶座に移動し、ここから約20年は水瓶座で順行と逆行を繰り返しながら少しずつ進んでいきます。

順行/逆行星座
2023年
3月24日
順行水瓶座入り(初)
2024年
1月21日
順行水瓶座入り(2回目)
2024年
11月20日
順行水瓶座入り(もう戻らない)
2025年
5月5日
逆行開始水瓶座3度
2025年
10月14日
順行に戻る水瓶座1度
2026年
5月7日
逆行開始水瓶座5度
2026年
10月16日
順行に戻る水瓶座3度

価値観を問い直そう

冥王星が現在滞在している水瓶座は、「普遍」をテーマに持つサインです。普遍とは、広く一般に共通することを意味する言葉で、特定の時代や場所、状況に縛られず、「いつでも・だれでも・どこでも」共有できる価値を指します。

今、冥王星はその水瓶座の「普遍性」に、深くメスを入れている最中です。これまでの社会が「平等」や「自由」という言葉を掲げながら築いてきた、普遍的だと信じられてきたシステムや常識が、少しずつ崩れていく様子を、私たちはすでに目にしているのではないでしょうか。

そして冥王星が逆行すると、その破壊と再生のエネルギーは、外側ではなく内側へと向かいます。社会の構造が揺らいだあと、逆行期間を通して、今度は私たち一人ひとりの潜在意識が、組み替えられていくような流れが生まれていきます。

近年、「自分ファースト」「自国ファースト」という言葉を耳にする機会が増えました。冥王星逆行中は、こうした価値観に対して、「それは本当に普遍的と言えるのだろうか?」と、立ち止まって考えさせられる出来事が起こるのかもしれません。

自分のやりたいように生きるために、ただ自己主張を強めるだけでいいのだろうか。
どこでも自分らしく振る舞うことが、本当にやりたいことを実現する道なのだろうか。

そんな問いが、心の奥から浮かび上がってくる可能性もあります。

本当は、周りに人がいてくれるからこそ、私たちは自由でいられる。
目には見えない支えがあるからこそ、自分らしく生きることができる。

人は、一人では生きていけない
そのシンプルで根源的な普遍性に、あらためて気づくこと。

冥王星は逆行という時間を通して、そんなメッセージを届けてくれるのかもしれません。

過剰なエネルギーに、振り回されないで

2026年7月20日頃、冥王星は、2026年6月30日に獅子座に移動した木星とオポジションを形成します。この配置は、木星がもたらす「拡大」や「発展」のエネルギーが、冥王星の持つ絶大なパワーによって強く引き出されるときです。

さまざまな分野で「やりすぎ」が目立ちやすく、権力の肥大化やエスカレート、権力構造そのものの変容が起こりやすいタイミングと言えるでしょう。また、経済面では大きな富が生まれる一方で同時に大きな損失が生じやすく、パワーバランスの均衡を保つことが難しくなる時期でもあります。

前回、木星と冥王星がオポジションを形成したのは、2013年の夏でした(木星は蟹座、冥王星は山羊座)。このとき日本では、参院選で自民党が圧勝し、ねじれ国会が解消されました。経済政策「アベノミクス」が本格化する一方で、特定秘密保護法の制定など、保守色の強い政策が次々と推し進められていきました。

また、夏から秋にかけては、台風や豪雨による土砂崩れなど、自然災害が相次いだことも印象に残っています。海外に目を向けると、エジプトではモルシ政権が軍によるクーデターで崩壊し、シリアでは内戦の中で化学兵器が使用され、多くの命が失われました。

木星と冥王星のオポジションは、社会の根底にある力関係や抑え込まれてきた問題が、一気に表面化しやすい配置であることを改めて感じさせる出来事が重なった時期でした。

天空の王であるゼウス(木星)が、地下世界の王であるハデス(冥王星)と真正面から向き合うときとなるため、私たちは目をそらしたくなるような現実やこれまで見ないふりをしてきた「闇」を、否応なく突きつけられることがあるかもしれません。

しかし、その冥王星の闇に目を背けず、しっかりと向き合い乗り越えていくことで、個人レベルでは精神的な成長が社会レベルでは根本からの深い成長がもたらされていきます。一時的な痛みや混乱の先に、次のステージへ進むための力が育まれていくのです。

今年の木星と冥王星のオポジションでは、海王星と天王星がメディエーションを形成し、この強い緊張関係をやわらげてくれています。たとえ大きな問題が浮上したとしても、調整役となる存在や、救いの手が差し伸べられやすい配置です。

新しい試みや理想を打ち出すこと。最先端の技術や刺激的で革新的な情報が、停滞していたものや過剰に膨らんでいた状況を動かすきっかけになるかもしれません。

ただし、エネルギーの放出が非常に大きい時期でもあるため、社会全体も、そして個人も、やや暴走気味になりやすいでしょう。周囲の空気に引きずられて、知らず知らずのうちに疲れすぎてしまうこともあるかもしれません。

そんなときこそ、「当たり前の繰り返し」に意識を向けてみてください。食事をする、眠る、整えるなどの、いつもの日常を淡々とこなすこと。そうした何気ないルーティンが、過剰に放出されたエネルギーを落ち着かせ、気力をチャージしてくれるはずです。

自活の準備をしよう

冥王星が順行しているときには、リセットや破壊といった出来事が現実の世界で起こりやすくなり、社会や個人に大きなうねりをもたらすことがあります。一方で逆行に入ると、そのリセットや破壊の力はいったん緩み、立ち止まる時間が与えられます。

逆行期間中に起こるのは、「壊すこと」そのものではなく、「本当にリセットしなければならないものは何か」を考えさせられる出来事です。

そのため、冥王星逆行中には、自分の中にある執着や依存、支配欲、あるいは長く続いてきた因縁に、ふと気づくことがあるかもしれません。それは個人だけでなく、社会や国という大きな単位でも、同じように起こっていきます。

これまでの社会の仕組みや価値観に無意識のうちに依存してきたことに気づき、「自分の力で世界と関わるとはどういうことなのか」そんな問いが、少しずつ浮かび上がってくるかもしれません。

冥王星が逆行するこの期間、これからの社会や世界の中で「自活する」とは何か、が静かに問われていくでしょう。大きなものにしがみつき、依存し続ける生き方から、少しずつ自分を解き放つための準備期間なのです。

そのため、ここから約5か月間は、自活するための道筋を見つめ直し、計画を立て、無理のないペースで少しずつ行動していくことが大切になります。

慌てる必要はありません。まずは、自分の中にあるしがらみと向き合い、知らず知らずのうちに根づいていた「当たり前」や「常識」を、やさしく揺さぶっていきましょう。

あなたの小さな一歩は、その常識を打ち破る力となり、やがて大きな変容へとつながっていくはずです。


まとめに入る前にもう一度お知らせです。

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2.2026年の冥王星逆行まとめ

今回の冥王星逆行期間のポイントは以下の3つでした。

  • 価値観を問い直そう
  • 過剰なエネルギーに、振り回されないで
  • 自活の準備をしよう

冥王星の逆行は、毎年およそ半年ほど起こるため、決して珍しい現象ではありません。また、冥王星は動きがとてもゆっくりな天体なので、日常の中で「冥王星の影響だ」とはっきり感じる場面は、個人レベルではそれほど多くないでしょう。

冥王星は世代天体でもあるため、あとから振り返ってみて「あの頃、冥王星の影響があったのかもしれない」と感じることはあっても、リアルタイムで劇的な変化を実感することは、あまりないかもしれません。そのため、冥王星が逆行したからといって、目に見えて大きく何かが変わる、ということは起こらない場合も多いでしょう。

ただし、現在の冥王星が、個人のネイタルチャート(出生時のホロスコープ)の天体に影響している人にとっては、振り返りや見直しを促されるような出来事が起こる可能性もあります。

冥王星は、外側から強い影響を及ぼす天体だと言われています。その冥王星が逆行すると、その力が外ではなく“内側”に向かうとも考えられています。

冥王星の影響下にあるとき、私たちはときに、抗えない流れや状況に巻き込まれているように感じることがあります。けれど逆行によって、その強制力が少し緩むことで、これまで起きた出来事や、今置かれている状況を、少し距離を取って俯瞰できる余裕が生まれてくるかもしれません。

冥王星の逆行期間は、約半年続きます。焦らず、時間をかけて、自分の立ち位置や進む方向を見直し、必要であれば軌道修正していってくださいね。


この記事は、Smjukのミッションステートメントメディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。

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