季節の整え方

【中秋の名月】由来や満月の日にオススメの体を整えるヨガ

8年ぶりの満月?【中秋の名月】の由来や満月の日にオススメの体を整えるヨガ

2024年は9月18日に満月を迎えます。
この時期は「中秋の名月」や「十五夜の月」と呼ばれるお月見の季節ですね。

私も毎年、この満月の時にはお団子を作って食べています(月より団子派ですw)
「中秋の名月」や「十五夜」と聞くと、まん丸のお団子と同じようにまん丸の満月のイメージが強いと思いますが、実はそうでもないのです。

今年は、満月の前日である9月17日が中秋の名月であり、まん丸のお月さまを見ることができそうですが、満月と中秋の名月が一緒になることは珍しいことなのです。

今回は、そんな不思議な中秋の名月について、お団子などの食べ物や満月の時にオススメの体を整えるヨガをご紹介したいと思います。


1.中秋の名月と、お月見の由来

中秋の名月とは旧暦の8月15日の夕方に出る月のことを言います。
(昔の日本では月の満ち欠けと太陽の動きをもとに作られた旧暦=太陰太陽暦が用いられていた)

現在の暦で「中秋」は年によって日付が変わり、9月7日~10月8日の範囲で動きます。
2024年の「中秋」は9月17日です。

「中秋」とは秋の真ん中の日

旧暦では7月~9月が秋なので、旧暦の8月15日はちょうど秋の真ん中になります。

この時期は台風も多いですが、空気も徐々に冷たくなり、秋の空は高すぎず低すぎず、夜空の月が一年のうちで最も綺麗に見上げることが出来ることから中秋の名月と呼ばれるようになったようです。

中秋の名月が満月は珍しい!?

中秋の名月と聞くと多くの人は「あぁ満月か」と思いますが、実は中秋の名月が満月とは限らないのです。
実際に2021年の中秋の名月は、8年ぶりに満月と重なりました。

それは、中秋の名月が旧暦で表されているからです。
月の変化は毎回一定ではなく、地球の周りを楕円を描いて回っているため、新月から満月になる時間(月齢)は13.9日~15.6日となります。
旧暦の15日はその時間(月齢)が14.0日とされているので、旧暦の8月15日が中秋の名月となると、満月の日にならない時が出てきてしまうのです。

ちなみに、今年の中秋の名月は「満月の前日」です!

お月見は、古代の中国から輸入

お月見の起源は、平安時代に中国から渡ってきて、貴族たちの間で宴を催すようになったと言われています。
庶民の間に浸透したのは江戸時代になってからでした。

庶民にも浸透してきた頃から秋の農作物の収穫祭とし、豊かな実りの象徴として満月を観賞し、お供え物をして収穫の感謝や祈りを捧げる風習となりました。

※中国では今も「中秋節」と呼ばれ、祝日になっているそうです。

お月見団子は美味しく食べよう

お供え物が登場したのは、お月見が庶民に浸透した江戸時代と言われています。
はじめは、里芋などのイモ類でしたが、後にお団子に変化していったようです。

今でも地方によっては里芋をかたどった雫型の団子をお供えするところもあります。
秋の収穫物を一緒に供えるという地域もありますね。

お供えしたものはしっかりといただくことで神様との結びつきが強くなると考えられているので、最後は美味しく食べてしまいましょう♪

ススキは魔除け

ススキはお月見団子とセットで置かれているイメージがありますが、このススキには神様が休憩し、魔除けの効果があるとされています。

また、実りの秋の象徴である稲に似ているからという理由(この時期には稲刈りが終わってしまっていたため)で、ススキをお供えするようになったとも言われているようです。


2.満月の時にオススメ!体の整え方

満月の時には出産が多いなど聞いたことがあるかと思います。
女性は特に月経などもあり、月の引力の影響を受けやすいと言われていますが、男性でも満月のときには興奮したり、体調が優れなかったり、イライラしたりといつもとなんだか違うと感じる方もいるかと思います。

そんな時には、体や心を整えたりゆるめたりする動きがオススメです。


3.中秋の名月まとめ

今年の満月(9月18日)はまん丸になる時が11時ごろということで、中秋の名月である17日の夜晴れていれば綺麗なお月様が見えるはずです!
中秋の名月には、いつも下を向いている人もちょっと空を見上げて、まん丸で綺麗な満月からパワーをもらってみてください。
満月の日晴れるといいですね♪

西洋占星術による「今回の魚座満月メッセージを書いた記事」も併せてご覧ください。

Sumie☽.*·̩͙✩.*

-季節の整え方
-,