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梅雨・台風・低気圧で辛い!気象病・天気痛による頭痛やめまいの対策【低気圧女子にオススメ👀】

梅雨・台風・低気圧で辛い!気象病・天気痛による頭痛やめまいの解消法【低気圧女子にオススメ】

雨の日や梅雨時期、台風が来るときなど、頭痛や吐き気、だるさなどに襲われることはありませんか?
ただただ、体調が悪い……
そうなのかもしれませんが、もしかしたらその症状、天気と関係しているかもしれませんよ!?

こんな悩みをお持ちのあなたに、今回は、最近よく聞かれるようになってきた「気象病」についてのお話していきます。


1.気象病とは?

気象病とは、雨、梅雨、台風など、気圧や湿度、温度が変化する時に起こる、様々な症状の総称のことを言います。
頭痛やめまい、吐き気、だるさ、首や肩の痛み、関節痛、古傷の痛み、喘息の発作、気分の落ち込みなどの症状があります。

寝込んでしまうほどの痛みに襲われる方もいるようで、天気によって出てくる症状なので「天気痛」と呼ばれることもあるようです。


2.気象病が起こる原因

気象病が起こる原因として、主に以下の4点が挙げられます。

気象病の主な原因

  • 気温や湿度、気圧などの変化から、自律神経が乱れるため
    特に、気圧の変化は体に大きなストレスをかけるので、そのバランスが崩れると、体の調節が出来ずに、症状として現れてくるのです。
  • 低気圧によって、血管などが膨張して、神経を圧迫して頭痛などが起こる
  • 内耳の気圧変化を察する機能が敏感過ぎる
    内耳には、気圧の変化を察知する前庭器官という場所があり、気圧の変化があると、そこのセンサーが反応して脳に情報を送ります。
    そのセンサーが敏感な人は、脳に過剰に情報を送り過ぎるために、脳が混乱して、自律神経が乱れ、様々な症状が出てくると近年分かってきたようです。
  • 水分代謝の乱れによるだるさや頭痛などの症状
    体の中の水分(汗、唾液、胃液、腸液、尿などの分泌液など)の流れが悪くなっている状態です。
    余分な水分や老廃物が体全体に滞っている状態になるとめまいや頭痛、だるさを引き起こしやすくなります。

低気圧については「低気圧ってそもそも何?について解説した記事」も併せてご覧ください。


3.各症状の対策方法

この記事の最後に、具体的な対策方法のヨガをYouTubeで紹介しています。併せてご覧ください。

自律神経の乱れを整える

自律神経の乱れは、気象病に関わらず様々な症状の元となっていますね。
なかなか「改善しよう!!」と思っても難しい項目ではありますが、自律神経の乱れを整える方法を3つ紹介します。

自律神経の乱れを整える方法

  • 睡眠の質を良くする
    痛みがある時は、交感神経が優位にたっているので、リラックスした状態を心がけるようにします。
    お風呂にゆっくり入り、睡眠の質を良くする呼吸法やストレッチなどもオススメです。
  • 日々のストレスを軽減させる
    日常で多くのストレスを抱えている人は、普段から自律神経が乱れやすくなっています。
    少しの気圧の変化でも、乱れが起こるので、症状として現れやすくなります。
    日頃のストレスを少しずつ解消していくのも対策の大きなポイントです。
  • 自律神経を整えるツボを押す
    呼吸法やストレッチ、日々のストレスを軽減させることもとても大事なのですが、日々のストレスをうまく解消するのが難しいときもありますよね。
    そんな時には指一本でできる、簡単なツボ押しがオススメです
    「内関」のツボ・・・手のひらを上にして、手首のしわの中央から指三本分、下がったところを親指で吐きながらゆっくりと押す。自律神経の乱れを軽減するツボです。
    梅雨・台風・低気圧で辛い!気象病・天気痛による頭痛やめまいの解消法【低気圧女子にオススメ】

耳回りの血行を良くする

東洋医学では、手や足などの一部分が全身と関連している「部分即全体」という考え方があります。
耳の上部分は足全体、中部は胴体や腕、下部は頭という風に、耳も体の部分と関連しているのです。

耳のコリをほぐすことで、全体の気の巡りも整え、体や頭蓋骨の歪みを改善し、痛みを軽減するといった効果もあります。
呼吸をしながら、耳のマッサージを行うことで、全身に酸素も行き渡り、脳や体の緊張がほぐれ、リラックスした状態になります。
内耳の敏感なセンサーの乱れにも良いです。

水分代謝の乱れを改善する

東洋医学では、「気」「血」の不足や滞り、「腎」や「肝」の不調による水分代謝の乱れ(水滞)もめまいや頭痛の原因となります。
この乱れも疲労やストレスが引き金になっているので、やはりストレスは万病の原因なのです!
※「水滞(すいたい)」・・・水分代謝が悪く、「水」が体内で停滞している状態。余分な水分が溜まっているので、ぽっちゃり体型・汗をかきやすい・軟便、下痢、頭や体が重くてだるいなどの症状がある。

ここでは、水分代謝の乱れを良くする方法を4つ紹介します。

水分代謝の乱れを良くする方法

  • ヨガをする
    ヨガには、余分な老廃物や体にたまった水分をデトックスするアーサナ(ポーズ)があります。
    日頃からケアとして習慣として行うことで、気象病の対策はもちろん、全身のむくみの改善にもオススメです。
  • 補給する水分量の調節
    体の水分量の調節はとても大切です。
    海外の女優さんが、水や水素水を毎日2リットル飲んでいるからと言って、同じように真似をしてもダメなのです。
    体の大きさも違えば、その土地の環境、食べているものも違います。
    特に日本は、湿気も多く、体の表面からも水分を吸収しやすいので、水分の取り過ぎにも注意が必要です。
    私が行っているヨガレッスンの生徒さんの中でも、水分をとるのを減らしてから、体調がよくなったという方がたくさんいます。
    しかし、水分不足も良くありませんので、こまめな水分補給は一年を通して行うようにしましょう。
  • ツボを押す
    百会というツボを押すことで、水分代謝の乱れを整えていきます。
    「百会」・・・両耳の上端を結ぶ線と眉間の中央からのばした線が交わるところ。頭頂部のほぼ中央にあります。両手の中指を重ねて、体の芯に向かって押すと良いでしょう。頭痛にも効果的です。
    梅雨・台風・低気圧で辛い!気象病・天気痛による頭痛やめまいの解消法【低気圧女子にオススメ】
  • 食べ物で体の中から調節する
    全身の循環をよくする食材を取り入れていきましょう。
    例:豆類、大根、梅、りんご、海藻類、きのこ類、瓜類、コーヒー、紅茶など
    ※甘いもの、ナッツ類、油分の多いものは避ける

気象病には、日ごろのストレスケアと水分量の調節が大切です。
梅雨時期、台風の時期、雨の日の前後には、しっかりとケアをしていきましょう( `―´)ノ

今回の対策方法を行うヨガをYouTubeで公開しています。
併せてご覧いただき、他にも「日常に役立つヨガ」や「絶景ヨガ」を配信しているので、是非チャンネル登録をお願いします。

Sumie☽.*·̩͙✩.*

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