2024年1月26日 2:54頃
獅子座(獅子宮)で満月を迎えます。
今回の満月は、2023年8月16日の獅子座新月から始めたこと、やってきたこと、はじまった人間関係が「完成される」「満たされる」「ゴールに向かう」一か月間となります。8月16日頃からのご自身の生活や人間関係、実践してきたこと、はじめたことなど振り返ってみてください。
私は、このWebサイトやSNSで主な天体の動きの影響を4年以上発信しています。他にも、以下のような経験があります。
- 西洋占星術を用いた鑑定を4年以上実施
- 西洋占星術の講座を製作
- 西洋占星術の勉強会を実施
- 独自の哲学「心の科学」に関する書籍を出版
今回の獅子座満月のポイントは以下の4つです。
ド派手なパフォーマンス | 今回の満月前後で起こる大きな事柄が、いつかボディーブローのように我々の社会に効いてくる |
時代の流れとの葛藤 | 自分の中で変わらなければいけないこと、自分の中で変わらずにいたいことがそれぞれ見えてくる満月 |
ストイックになりすぎるな | 他の人とは一味違ったスキルを身に着けるのにもよい時期 |
裏側を深く考えよう | 「個」が輝く裏にあるものを見る必要がありそう |
この記事では、今回の獅子座満月から2週間の影響について詳しくお伝えしていきます。
この記事の内容は動画でも解説しています。
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1.2024年の獅子座満月の影響や意味
満月になる時のホロスコープが満月図です。満月図では世相を読むマンデン占星術を使って、社会の動きやテーマを読み解いていきます。ここでは、日本の首都である「東京」で、プラシーダス法を用いてホロスコープを出しています。
今回の満月は2024年1月26日 2:54頃に起こります。以下が今回読み解く満月図です。
今回の満月図の特徴は以下の通りです。
ド派手なパフォーマンス
今回の満月の特徴は、なんと言ってもチャートルーラーの木星が満月にスクエアをとり、不動宮のTスクエアを形成しているところでしょう。
この配置を見て瞬時に思ったことは「ド派手なパフォーマンス」です。木星は発展と拡大を司る天体ですが、ハードアスペクトがあると「やりすぎ・いきすぎ」といった傾向が出ることがあります。
このパフォーマンスは、満月と木星があるハウスと関わる「金融・経済・税金」面で大きく発動しそうです。個人では大きな買い物をする人、趣味やオタ活に普段以上に投資する人もいるかもしれません。もしくは確定申告にてんやわんやしている可能性もあります。
木星の入る5ハウスは芸能やエンタメのハウスでもあるため、芸能関係の大物が大きな何かを仕掛けてくる、エンタメ業界で大きな動きがある可能性もあります。
私は、木星のハードアスペクトをひねくれた幸運と呼んでいます。今回の満月前後で起こる大きな事柄が、ただのド派手なパフォーマンスに見えたとしても、いつかボディーブローのように我々の社会に効いてくるのかもしれません。
時代の流れとの葛藤
この満月前には、冥王星が太陽と共に水瓶座に入り、時代の節目として大きな揺らぎが起こる可能性があります。
現在我々は、時代の狭間を行ったり来たりしている状態で、日本だけでなく世界中が不安定な状態にあります。
それは、今までの歴史を見ても時代の節目には起こる出来事です。新旧が入り混じることで、少しずつ社会の価値観が刷新されていきます。
今回の満月のサビアンシンボルは獅子座6度「時代遅れの女性と最先端の少女」ですが、このシンボルも「保守と最新」との葛藤を示します。新しい価値観が出てくる中で、自分の中で変わらなければいけないこと、自分の中で変わらずにいたいことがそれぞれ見えてくる満月になるのかもしれません。
8ハウスに月があることから、自分の中に隠し持っていた思いや情熱が露になる人も出てくるでしょう。木星の力も借りて「もう、自分の思い通りにやります!」とさらけ出す人も出てきますが、月と魚座の土星はインコンジャンクトなので、周りに受け入れられないこともありそうです。
そのようなときには、自分がやりたいことだけでなく、その場での自分の役割は何なのかをしっかり考え、時に不本意だとしても「その役割を演じる」ことが鍵となってくるでしょう。
ストイックになりすぎるな
今回の満月図では、月以外の天体が北側(下側)にあります。特に、自分の所有するものを示す2ハウスに天体が4つあり、2ハウスのステリウムです。2ハウスは収入や資産の部屋でもありますが、自分の持っているスキルや稼ぐ意欲、自分の体のお部屋でもあります。
この満月期間に、自分のスキルを実際に使って収入を得たいと考える人も多くなるでしょう。また、別のスキルを身に着けてみたいという意欲が湧く人も出てきそうです。
水星と火星が山羊座にあり、牡牛座の天王星とはトラインを形成するため、他の人とは一味違ったスキルを身に着けるのにもよい時期となるでしょう。
この時期は、山羊座の天体の影響でストイックに学習やスキルアップに取り組めるものの、自分や他人に厳しくなりすぎる傾向が出てきます。
スキルや知識を習得するのには、それぞれのペースがあります。自分や他人を追い込み過ぎないようにしながら、自分の身になることを実直にコツコツと取り組んでいきましょう。
裏側を深く考えよう
今回の満月では、社会的にもド派手なパフォーマンスに意識が奪われそうですし、個人でも「これがやりたい」「これが私よ」という表面的なことに意識が向きそうです。
目に見える派手さや顕在意識に目を奪われるときは、その裏にある影や潜在意識に目が向かなくなります。今回の満月は特に「個」の主張が強くなる満月なので、その「個」が輝く裏にあるものを見る必要がありそうです。
裏側で頑張っている人たち、見えないところで支援している人たちに目を向けることや心を寄り添わせることが大事です。社会でも個人でもそれぞれの裏側をイメージする力がないと裸の王様になってしまうでしょう。
目を背けたくなるような重い部分にも光を当てることで、力強い未来へと繋がっていくという星たちのメッセージを意識しておきたいですね。
2.2024年の獅子座満月のまとめ
今回の獅子座満月のポイントは以下の5つでした。
- ド派手なパフォーマンス
- 時代の流れとの葛藤
- ストイックになりすぎるな
- 裏側を深く考えよう
最近の新月図、満月図では5ハウスに注目が集まることが多い傾向にあります。5ハウスは「自己表現・創造」の部屋ですが、株価や証券取引など金融とも関わるお部屋です。
今回の満月でもチャートルーラーの木星が5ハウスにあり、満月にアスペクトを形成しているため、経済や株価、新NISAなどの証券取引が注目されるような事柄が起こる可能性があるでしょう。2月には確定申告も控えているので、その作業に集中している図としても今回の満月図は読み解けそうです。
また5ハウスはエンタメや芸能とも関わるので、昨年から続く芸能関係者の不祥事に関してや芸能人やエンタメ業界の人の行動に注目が集まりそうです。
個人では、スキルアップに適した満月であるため、学習に力を注ぐのもおすすめです。自分の好きなものや趣味にお金を使う人も多くなるでしょう。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆:Sumie
- 編集:Sumieのマネージャー