心の科学

何のためにやっているのだろうと疑問を感じたときに読む話 ~小さなステップが未来の橋を架ける~

何のためにやっているのだろうと疑問を感じたときに読む話 ~小さなステップが未来の橋を架ける~

あなたは今、何のために行動していますか?
その行動はあなたのこの先に何をもたらしますか?

この質問に対して、きっと明確な答えがある人は少ないのではないでしょうか。
なぜならば、私たちは“今”しか見ることができないからです。

今の行動が、この先の未来にどう繋がっているかなんて誰にも分かりません。
しかし、今のその行動は必ず今と未来を繋ぐ架け橋となっているのです。


すべてがあなたの未来を創る

日々を過ごす中で、これって何の意味があるのだろうかと疑問に思うことは多々あります。
学生時代の勉強なんて「何の意味があるの?」の代名詞のようなものです。

しかし、何の意味もないような勉強も、何にも繋がらないような行動も、実はすべてがあなたの未来を創る材料となっているのです。

今は見えていないだけ

例えば、私のこのホームページです。
このホームページを立ち上げ毎日更新を目標に掲げ、この記事で365記事目になります。

誰も訪れないサイト、誰にも読まれない記事、書いても収益に繋がらない。
そんな日々の連続で、何度投げ出そうとしたか数え切れません。
今でもこのホームページが何か大きな役割を果たしているかと言うと、そうではないかもしれません。

しかし、ホームページを立ち上げ365日毎日更新するという行為をするという小さなステップは、今の自分が望むような形ではないかもしれないけれど、必ずこの先の未来に何らかの繋がりをもたらすのです。

ただ“今は見えていないだけ"なのです。

現在と未来を繋ぐ橋を作っている

これは海や川に渡る橋の建築に似ています。

大地と大地を繋ぐ橋は、まず大きな土台(基礎)をつくります。
たくさんの船やクレーンなどを使い、その川や海に固定していくのです。

そして、土台が固まったら柱を立てます。
たくさんの柱を立てたら、その柱と柱の間に鉄のロープ(ケーブル)を船やヘリコプターなどで渡して、そこに道路となる部分を吊り下げながら繋げて創っていくのです。

大きな橋だと、完成するのに長い時間を要します。
私たちの人生や今やっていることも同じなのです。

私やあなたが今やっていることは、大地(現在)と大地(未来)を繋ぐ橋を作っているということです。

橋を建築中は「何ができるのだろうか?」「どんな橋になるのだろうか」「いつ完成するのだろうか?」と疑問に思うかもしれません。
特に、長くて大きな橋だと本当に完成するのか、向こうへと繋がることができるのかと不安になることもあるでしょう。

途中で思わぬ出来事があり、一時中断することもあるし、天候不調でなかなか進まないこともあるでしょう。
それでも、いずれ架けはじめた橋はその先の大地(未来)へと繋がるのです。


いずれレインボーに輝く

そんな風に考えると、この世の中に“意味のない行動”というものは存在しないのではないでしょうか。
行動し始めたら、それは必ず何かに繋がるのですから。

ただ“今は意味がないように思える”だけなのです。

もし、あなたが今の行動や日々に意味を感じないとしてもそれでいいのです。
むしろ、今はそんな意味なんて考えなくても良いのかもしれません。

ただ、向こうのまだ見ぬ大地(未来)に向けて淡々と橋を創っていけばいいのですから。

今は建築途中…

私はまだ、自分の人生の橋の土台固めのところかもしれません。
まだまだこの先に、柱を何本も作ったり、その柱と柱を繋げたりしなければいけません。

今やっていることに意味がないと思えても、この橋の建築を途中で投げ出すわけにはいかないのです。

建築計画が急遽変わることもあるかもしれません。
まっすぐの橋のつもりが少しくねくねと波を打つかもしれません。

それでも、必ず向こうの大地へ渡したいと思います。
今のこの小さな日々が、きっと大きな橋になると信じています。

そして、きっとあなたの橋も同じです。

今は建築途中。
向こうの大地が遠く感じることもあるでしょう、さまざまな困難に立ち向かわなければならないこともあるでしょう。
それでも、その橋の建築を止めなければきっと、その先に立派なあなただけの橋が架かります。

その橋はもしかしたら、レインボーに輝いているかもしれませんよ。

Sumie☽.*·̩͙✩.*

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