2025年1月12日
ノード軸が変わり、ドラゴンヘッドが魚座＆ドラゴンテイルが乙女座へ移動します。
ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルは、月の軌道である白道と太陽と通り道である黄道の2つの交点のことで、日食や月食とも関わる点です。この交点は180度向き合う形になります。また、この2点を結んだ軸がノード軸です。
この2点は、現在の課題やご縁などを表す場所で、今回それぞれサイン移動します。
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今回のドラゴンヘッド魚座＆ドラゴンテイルが乙女座期間のポイントは以下の5つです。
| “こうあるべき”からの脱却 | 今までの「あるべき」を否定するのではなく、それも丸ごとすべて受け止めて、新しい価値観も受け止めていくことが我々人類の課題となる |
| 海の世界へ | 一緒に海に飛び込める人（夢を追い求められる人）を探していくつもりで、ここからのご縁を大切にしていきましょう。 |
| 最後は信じる | この1年半で最終的に向かう境地は「ただ信じること」 |
| 何者でなくてもいい | 「存在するだけで尊い」「ただ存在するだけで価値がある」という方向へ向かっていくことが求められるようになる |
| 肩ひじ張らずに無邪気に楽しめ | 軽やかでポップに世界を楽しむ意識が必要 |
この記事では、ドラゴンヘッド魚座＆ドラゴンテイル乙女座期間の課題やご縁についてお伝えしていきます。
この記事の内容は動画でも解説しています。
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１．2025年からのドラゴンヘッド魚座＆ドラゴンテイル乙女座期間のご縁や課題
2025年からのドラゴンヘッドが魚座＆ドラゴンテイルが乙女座期間は、2025年1月12日～2026年7月27日です。
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルは、約18年半で12星座を一周するので、1つの星座を約１年半滞在することになります。また、他の天体とは逆にサインを移動していくため、サイン移動の際は、29度からはじまります。
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルには、「魂の課題」「魂の旅路」「これから向かう方向性」などの意味があります。
以下が今回、ドラゴンヘッドが魚座、ドラゴンテイルが乙女座にイングレスするチャートです。
※Free Horoscope Charts（プラシーダス法）を使用
“こうあるべき”からの脱却
ドラゴンヘッドが牡羊座から魚座に、ドラゴンテイルが天秤座から乙女座に移動をすると、世の中の「こうあるべき」から脱却していくことが課題となりなります。
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルの軸は、ドラゴンテイルの慣れ親しんだものからドラゴンヘッドのこれからの課題へと向かう魂の旅路だと言われています。ドラゴンテイル乙女座の秩序性や現実性を捨ててしまうのではなく、ドラゴンテイル乙女座の船でドラゴンヘッド魚座の受容や許しを獲得する旅へ向かうイメージです。
今までの秩序や細かいルールを携えながらも、そこに固執せずに全てを受容する力へ向かわなければならないということです。
政治家はこうあるべき、家族はこうあるべき、子どもはこうあるべき、仕事はこうあるべきなど、世の中にはたくさんの「こうすべき」で溢れています。「こうあるべき」は悪いことではなく、社会の秩序を守るうえで大事なことでもありますが、その「あるべき」は時代が変わるにつれ、どんどん変わっていくものです。
ここから約1年半のドラゴンヘッド魚座、ドラゴンテイル乙女座の期間は、今までの「あるべき」を否定するのではなく、それも丸ごとすべて受け止めて、新しい価値観も受け止めていくことが我々人類の課題となるでしょう。
全てを受け止めるためには、自分の今いる場所や視野の狭さに気づかなければなりません。広い世の中を見るからこそ、たくさんの価値観に出会うことができるのです。あんな人も、こんな世界も、こんな自分も、と楽しめる心の広さを獲得していきましょう。
海の世界へ
乙女座が砂浜だとしたら、魚座は海そのものです。砂浜は視界ですべて捉えられ、足もついているため安定していますし、怖さはさほどありませんが、海は奥に進むにつれて足もつかず、何がいるのかも見えず、かなり不安定になります。
我々がこれから1年半の間で向かう方向性が、その海の世界です。
海は、不安定ながらもその中にはたくさんの命やまだ見ぬ夢が詰まっています。新しい生物がいるかもしれないし、昔の海賊船のお宝が眠っているかもしれません。それを発見できるのは、すべてを飲み込む海の怖さに立ち向かった人だけです。
しかし、海に立ち向かうにしても地上で何も用意しないままでは、海の藻屑となるだけです。ドラゴンテイル乙女座の入念な下準備やサポート力があるからこそ、海に立ち向かうことができます。
ここから1年半は、無秩序な世界に飛び込んでいくことになるかもしれません。お宝を求めて海に飛び込む人も出てくるでしょう。大事なことは「しっかりと準備をすること」「サポートを忘れないこと」です。
ひとりで海に飛び込むのではなく、仲間と一緒に飛び込むのです。全ての力を総動員させることで、無秩序な海に挑むことができます。船長になってもいいし、乗組員になってもいい。海に向かう人を懸命にサポートして待つ人になってもいいでしょう。
一緒に海に飛び込める人（夢を追い求められる人）を探していくつもりで、ここからのご縁を大切にしていきましょう。
最後は信じる
ドラゴンヘッドに向かうということは、魚座の「I believe（私は信じる）」に向かうということです。
魚座は水のエレメントなので、心や情が大事です。そこに根拠がなかったとしても、自分や他者の「心」を大事にし、ただ信じ祈ります。目に見えない力を大事にするサインなのです。
この1年半で最終的に向かう境地は「ただ信じること」です。しかし、ドラゴンヘッドはドラゴンテイルの船（その性質）に乗って向かう場所になるので、魚座とは反対側に位置する乙女座の要素を使いこなすことが大事です。
乙女座は地のエレメントなので、実際的なことや現実的なことが大事です。魚座と違い目に見えることを大事にします。目の前のことを見て分析し、整理や分別をして改善し、最終的なチェックをして完璧を目指すサインです。
「信じる」という境地に向かうためには、乙女座の準備力が大事なのです。やりたいこと、やっていること、自分自身の体をしっかり管理するからこそ、自分や相手を信じて身を任せることができます。
そして、すべてに身を任せることができるようになると、起こっているすべては「必然である」と受け止めることができます。
ただただ見えないものを信じたり任せたりするのではなく、そこに至るまでの自己管理能力を大事にしていきましょう。そして、信じた先の新たな扉を開いていきましょう。
何者でなくてもいい
ドラゴンテイルが入る乙女座は、役割や役に立つことをテーマとするサインです。そのため、献身的で奉仕的です。
ドラゴンヘッドが入る魚座は、あるがままでいることがテーマです。役に立つとか立たないではなく、すべての存在が尊いものであるということを大事にします。
ここから1年半の社会や我々は、この魚座の「存在するだけで尊い」「ただ存在するだけで価値がある」という方向へ向かっていくことが求められるようになります。
何者かになって存在価値を見出さなくてもいい、人間も動物も草花も虫もAIやロボットもそれぞれの国も宗教も、すべて存在するだけで尊いものである。だからこそ、そこに優劣をつけずに手を繋ぎ合うことが大事なのだと、そんな優しい世界に向かう必要があるのです。
人はすべてのものに名前をつけ分別し、それぞれの価値を見出しています。すべてが等しいとなるとその分別がなくなり混乱するでしょう。
ドラゴンテイルは「慣れ親しんだ癖や行動、考え方」を表します。乙女座的な一つ一つ細かく分別して混沌を防ぐ癖や行動様式を手放すのではなく、それを活かしながらドラゴンヘッドの課題に取り組んでいくことが大事なのです。
自分という存在、考え方、やり方を意識しながら、それを相手に押し付けたり、それと違ったやり方の人を批判したりするのではなく、相手の存在や考え方、やり方、価値を認めていきましょう。
何かの役に携わりながらも、心や魂は何者でもない自由であることを目指しましょう。
肩ひじ張らずに無邪気に楽しめ
今回の、ドラゴンヘッド魚座、ドラゴンテイル乙女座イングレスのチャートを見ると、ドラゴンテイルからドラゴンヘッドへの旅路の経由地点には、双子座の月があります。ドラゴンテイルからドラゴンヘッドの旅へ向かうには、双子座の軽やかさや好奇心旺盛さ、柔軟さがポイントになるのです。
一つの考え方ややり方に固執しない、一つの場所に留まらない、何事も無邪気に楽しむ気持ちが船を運んでくれるでしょう。また、双子座は情報収集と伝達をテーマとするサインなので、さまざまな人と関わることやさまざまな情報に触れることも大事です。
双子座の反対側にある射手座もドラゴンテイルからドラゴンヘッドの旅路の経由地点になります。未知のものを追い求める姿勢、自由な動きと冒険心、どんな難しい課題も遊び心をもつことが、この1年半の旅を後押ししてくれるでしょう。
ここから世界は混沌や混乱へと進んでいきます。そのときに今だけを見ていると辛くなるかもしれません。
世界を俯瞰してみる力を養い、希望をもち、ドラゴンヘッド魚座が示す「平和や癒し」の方向へ進むことができるようにするには、双子座や射手座の軽やかでポップに世界を楽しむ意識が必要なのです。
見える世界と見えない世界を自由に旅できるように、柔軟さをもって世界を見ていきましょう。
まとめに入る前にもう一度お知らせです。
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２．2025年からのドラゴンヘッド魚座＆ドラゴンテイル乙女座期間まとめ
ドラゴンヘッドが魚座＆ドラゴンテイルが乙女座期間のポイントは以下の5つでした。
- “こうあるべき”からの脱却
- 海の世界へ
- 最後は信じる
- 何者でなくてもいい
- 肩ひじ張らずに無邪気に楽しめ
ドラゴンヘッドの移動は、それぞれの課題やテーマ、ご縁の在り方が切り替わるときです。1年半じっくりと時間をかけて、それぞれのテーマをこなしていきましょう。
それぞれどの場所で5つのポイントのテーマを体験するかは、ネイタルチャートの魚座のハウスを参考にしてください。
魚座や乙女座に太陽や月、アングルがある人は、この1年半でご縁の切り替わりも起こりやすいでしょう。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆：Sumie
- 編集：Sumieのマネージャー