2024年版！木星逆行の影響や意味

2024年10月9日
拡大、発展、幸運を司る天体である木星が逆行を開始します。

天体の逆行は「見直し・点検・調整」の時期です。木星は社会天体であるため、ここから木星に関することで社会的に「見直し・点検」などが行われます。

社会的にも個人的にも進みにくさや社会的な恩恵を感じ取りにくくなる感覚があるかもしれませんが、次へ進むための大事な調整期間となります。

今回の木星逆行のポイントは以下の4つです。

お付き合いの見直し	今まで出会ってきた人たちとのお付き合いを見直したり、大切さを再確認することができる
学びの軌道修正	今まで学んできたことや情報の得方、アウトプットの大切さを見つめ直し、自分にとって本当に必要な学びを取得しよう
進まないからこそできることをする	目を向けてあげられなかった些細なことに目を向けるとよい
社会天体の見直し再び	現実を見たり、やっていることを絞り込み定着させたり、他者との境界線を引いたりすることもできる

この記事では、2024年の木星逆行の期間、影響や意味、過ごし方について解説していきます。

この記事の内容は動画でも解説しています。

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１．2024年の木星逆行の影響や意味

2024年の木星逆行は、2024年10月9日（双子座21度）～2025年2月24日（双子座11度）です。2024年～2025年の双子座での木星の動きは以下の通りです。

	順行/逆行	星座
2024年5月26日	順行	双子座入り
2024年10月9日	逆行開始	双子座21度
2025年2月24日	順行に戻る	双子座11度
2025年6月10日	順行	蟹座入り

木星は2024年5月26日に双子座に入り、2025年6月10日まで双子座を運行します。2024年5月26日に木星が双子座に入ったときから今まで過ごしてきた約4か月間を振り返りながら増やし過ぎたことは修正していきましょう。

お付き合いの見直し

木星双子座期間の1年間は、興味のあることには積極的に飛び込み、たくさんの人と交流をすることで木星の拡大と発展を受けることができるため、木星が双子座にイングレスしたときに「人脈つくりが幸運のポイント」とお伝えしました。

この4か月、さまざまなところに出かけて人との交流が増えた、SNS上での交流が増えた、ネットでの交流から実際に会ってみた、新しい知り合いが増えた、など心当たりがある人もいるかもしれません。

そのように人との交流を広げてきた人たちは、この逆行期間中は今までスムーズに交流を広げてきたところに少し停滞を感じ、はじめての人と会うワクワク感や知らないことを知ることができる充実感が得られず、物足りなさを感じるかもしれません。

しかし、それは一つのチャンスです。天体の逆行は、見直しややり直しを意味し、過去に戻る期間でもあります。双子座の木星が広げ続けているときには見逃していたことや、見落としてきたことを拾いやすい期間とも言えます。

新しい出会いや交流は停滞するかもしれませんが、今まで出会ってきた人たちとのお付き合いを見直したり、大切さを再確認したり、過去に出会うべきだった人たちとの交流を繋げたりすることができるのです。

逆行期間中は、たくさんのスケジュールを詰め込むのではなく、余白を楽しめるようにしておくことで、その隙間にそっと入ってくる大切な人がいるかもしれませんね。

学びの軌道修正

木星が双子座に入ってから、知的好奇心を満たすための学びや資格取得を進めてきた人も多くいるでしょう。

あれも知りたい、これも知りたい、こんな方法もある、あんなやり方もある、とたくさんの情報や知識、やり方を取り入れて進んできた人は、ここからややブレーキがかかったように感じられるかもしれません。

そのようなときは、無理に前に進めるのではなく、

自分にこの方法は本当にあっていたのかな？
この情報は本当に必要だったのかな？
知識のいいとこ取りをしていなかったかな？
インプットばかりになっていなかったかな？

と自分の学びの姿勢について見直してみるとよいでしょう。

双子座は情報の取得を得意とするサインですが、その取得したたくさんの情報や知識をしっかり頭の中でまとめ、必要な人に伝達するのがテーマです。ただ聞き流して情報を仕入れているだけ、知識のつまみ食いをしているだけ、自分の中だけに情報や知識をとどめているだけでは、必要な人に必要な情報は届きません。

木星が逆行するここから約4か月。今まで学んできたことや情報の得方、アウトプットの大切さを見つめ直し、自分にとって本当に必要な学びを取得するようにしていきましょう。

進まないからこそできることをする

木星は発展や拡大、幸運を司る天体であるため、木星が逆行するとその発展性が感じ取りづらくなり、今までやってきたことに関して「変わらないな」と感じる事柄も増えてきます。

双子座はスピード重視のサインであり、フットワーク軽く動き続けるので、今までのスピード感からすると急に遅くなったように感じることもあるでしょう。今までガンガンに進んできたプロジェクトが現状維持のままになる、完成日が引き延ばされる、先送りにされるなどといったことも出てくる可能性があります。

福沢諭吉の言葉でも「現状維持は退歩なり」という言葉があり、現状維持でいることは、あまりよくないことであると捉われがちですが、365日ずっと進み続けることは気力や体力も必要です。また、ガンガン進んでいたときには些細なことに目を配ることは難しく、立ち止まったり修正したりすることを後回しにしがちです。

木星逆行期間は、「進めないときだからこそできること」をしていきましょう。例えば、

など、目を向けてあげられなかった些細なことに目を向けるとよいでしょう。

社会天体の見直し再び

土星が逆行するときの記事でも、土星が逆行している2024年8月20日には、双子座の木星とスクエアをとり、2020年12月22日に起こったグレートコンジャンクションからの風の時代の見直しがあるとお伝えしました。このとき（2024年7月末～8月）社会的には以下のような出来事がありました。

交通関係のトラブルや見直しが多いのは、双子座にある木星の影響が大きく関係しています。また、過去にも土星と木星がスクエアを形成するときに、経済への大きな影響が見られたようなので、今回も同じように日経平均株価の過去最大の暴落もこの配置も関係しているかもしれません。

個人では、広げてきた関係を選別したり、減らしたり、断捨離したりといった事柄もあった人もいるでしょう。ちょうどお盆の帰省期間であったため、実家や地元に帰ったことで「価値観の違い」「生き方の違い」を目の当たりにし、関係性を見直した人もいるかもしれません。

この逆行期間中である2024年12月25日前後にも同じように木星と土星はスクエアを形成し、その影響は2024年11月末～2025年1月半ばくらいまでです。このときには、2024年8月のスクエアとは反対に土星が順行、木星が逆行しているので、より土星の取捨選択を促し整理整頓をさせる事柄や現実を見させる力が強く働くでしょう。

2024年12月25日のチャートを見ると、木星と土星のスクエアに水星も絡み、柔軟宮のTスクエアができています。また、金星と天王星もスクエアであり、冥王星と逆行中の火星もオポジションで、かなりハードなチャートになっています。

2024年8月と同じように交通関係のトラブルや遅延、株価や経済への影響、外交トラブルなど、さまざまなことが起こりそうです。また、この時期は木星と共に火星も逆行しているので、進みにくさや停滞感を強く感じることになるでしょう。

双子座の木星期間は、好奇心旺盛に飛び回ることは得意ですが、それを定着させたり落とし込んだりすることが苦手です。土星からのスクエアがあることで、現実を見たり、やっていることを絞り込み定着させたり、他者との境界線を引いたりすることもできるので、土星から来た課題は真摯に取り組んでいきましょう。

我々の人生も、この世界も、前に進んだと思ったら戻りを繰り返しながら少しずつ進んでいきます。何かしらのトラブルがあるからこそ、よりよくするために見直すこともできるのです。

社会もそれぞれ個人も、振り返りや反省をしながら生きやすい未来へと歩んでいきたいですね。

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まとめに入る前にもう一度お知らせです。

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２．2024年の木星逆行まとめ

2024年の木星逆行のポイントは以下の4つでした。

木星が逆行すると、一般的に以下のようなことが起こると言われています。
・拡大・宗教・法律・自由・哲学などの停滞
・物事の発展が遅くなり、チャンスが減る
・バックアップや背中を押す力が弱まる

フットワーク軽く飛び回っていた人もここでちょっとブレイクタイムして、旺盛な好奇心を外側ではなく自分自身や身近な人たちに向けてみるのもよいでしょう。

この逆行期間は、ただ拡大させるだけでなく、現実に落とし込む力や実際に形にする力を意識できるときになるので、ここまでやってきたことを振り返り、具体的に落とし込んでいく意識を持って取り組んでいきましょう。

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この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。

• 執筆：Sumie
• 編集：Sumieのマネージャー