スピリチュアルや占いに興味がある人は、一度は耳にしたことがある「オラクルカード」
現代ではAmazonや楽天などでも手に入れやすく、持っている人も多いかもしれません。
しかし、そもそもオラクルカードって何なの?タロットカードとどう違うの?と疑問に思っている方もいるでしょう。
しかも、オラクルカードって占いではない!ということを知っていましたか?
今回はそんなオラクルカードの基本をお伝えしていきたいと思います。
目次
1.オラクルカードとは?
2.オラクルカードの疑問にお答え
3.オラクルカードとタロットカードの違い
4.まとめ
1.オラクルカードとは?
オラクルカードとは
Oracleとは「神託」や「大きな存在の言葉」という意味で、それを受け取るカードがオラクルカードです。
「神託」とは神のお告げ、神の意向を他に託すという意味で、巫女や仲介者、夢や占いなどによって知らせることとされています。
基本的に40~50枚ほどのカードとそれに伴ったガイドブック(解説書)から構成されており、ルーツは聖書を使って占う書物占い(ビブリオマンシー)で、それをより身軽に使いやすくしたものがオラクルカードです。
占術の種類は「卜術(ぼくじゅつ)」のひとつとして位置づけられており、卜術とは「偶然」から答えを導き出す占術です。
占術については「占いの種類を解説しており、自分に合った占術を見つけられる記事」を参考にしてください。
占いではない
オラクルカードは「当たる」「外れる」や未来予知をするものではありません。
今の状態に対してアドバイスを受け取るものです。
そもそも占いとは「様々な方法で人の心の内や運勢や未来について予言や判断するもの」ですので
オラクルカードは初詣などで引く「おみくじ」と同じで、占いではなくメッセージを頂くという位置づけになります。
2.オラクルカードの疑問にお答え
オラクルカードは何のために使用するの?
オラクルカードは未来予知の道具ではないので、当たる・当たらないと一喜一憂するのではなく、
「行動の指針をもらう」
「行動するために背中を押してもらう」
という形で使用します。
友だちや家族、メンターと呼ばれる人に相談してアドバイスをもらうことがあるかと思いますが、それをカードにもらうという感じです。
どんなカードを選べばいいの?
これに関しては自由です。
自分の好きな絵柄や直感で選ぶと良いでしょう。
近年では「恋愛」「お金」「仕事」などに特化したカードも出ているようですので、質問に合わせてカードを選ぶのも良いでしょう。
ちなみに、私は哲学系や宗教学系のカードが多いです。
これは、私がヨガ講師であるのと、哲学や心理学、宗教学が好きなので、リーディングも行いやすいからです。
「エンジェル」が好き「日本の神様が好き」「猫が好き」など自分の好きなものの方が知識もあり、リーディングが行いやすいかもしれません。
私の大好きなカードたちは「Sumieの愛用カードについても紹介している記事」からご覧ください。
カードそれぞれの解説や使い方、おすすめの人など詳しく解説しています。
質問はどうすればいいの?
オラクルカードは未来予知をしたりYES/NOと判断したりするものではないので、質問の仕方が重要です。
「彼と付き合えますか?」ではなく「彼と付き合うためにはどうすればよいですか?」
という感じでアドバイスをもらうように質問をしましょう。
カードの並べ方は?
オラクルカードは基本ワンオラクル(一枚引き)でメッセージをもらいます。
その質問に対して一つのアドバイスをもらうという形が一番分かりやすいからです。
しかし、質問を広げていくのにワンオラクルを繰り返していくやり方や、スプレッドと呼ばれるカードを複数枚使って配置する方法で読んでいく場合もあります。
※オラクルカードの並べ方については「オラクルカードのスプレッドについて解説した記事」をご覧ください。
リーディングの仕方は?
基本的には自由です。決まりがあるわけではありません。
今の自分が聞きたいことを決めて、カードをシャッフルし、「これ」と思うカードを引いて、今の自分に適切なメッセージを受け取る(リーディングと呼ぶ)だけです。
しかし、リーディングする前に浄化するなど使用する人それぞれのルーティン(儀式)がある場合が多いでしょう。
リーディングも解説書を使用して読むのも良いですし、解説書なしで絵柄や雰囲気、降りて来たメッセージから読み解いていく場合もあります。
※リーディングする際のルーティンや、解説書なしでのリーディングの仕方については別記事で詳しく解説します。
タロットカードとは違うの?
ざっくり違いを比較すると、こんな感じです。
| オラクルカード | タロットカード |
---|
歴史 | 20世紀ころから | 14世紀頃から |
カードの枚数 | 40~50枚 | 78枚 |
カードの構成 | 統一性はない | 統一性がある |
正位置・逆位置 | 基本的にない | ある |
占術 | 神託・お告げ・アドバイス | 予測や予知・具体的なこと・ハッキリした答え |
難易度 | 初心者でも分かりやすい | ある程度の知識が必要 |
オラクルカードとタロットカードは同じカードという部類ですが、歴史やカードの構成、占術内容も違います。
オラクルカードは、買ったその日から解説書などを使用し、初心者でも扱うことができますが、タロットカードはある程度のカードの意味や配置などの知識が必要です。
また、タロットカードにはカードの構成に決まりがあることが特徴で「22枚の大アルカナと56枚の小アルカナの合計78枚」で構成されています。
ちなみに、オラクルカードは自由です。
カードの大きさや質は、タロットカードは基本トランプくらいの大きさと厚みのものが多く、オラクルカードはその種類によってまちまちです。
オラクルカードはタロットカードよりも大きいものが多いので、手の小さい方はシャッフルが大変かもしれません。
4.まとめ
オラクルカードは購入し、その日から始められるので占い初心者の方におすすめです。
占いに興味がなくてもちょっと背中を押して欲しいとき用に持っておくのも良いでしょう。
「神託」と聞くとすごく難しいものに感じますが、特に霊力とかもいりません。
カードが当たると感じるのは、自分の潜在意識がその世界を(カードも含む)を見せているからにすぎません。
オラクルカードは自分では見えない潜在意識を見せてくれます。
「何かに繋がる」というよりも「自分と対話する」という形で捉えると使用しやすいでしょう。
鑑定などに用いるときには、自分と対話するよりも相手の潜在意識を掘り出していく形になります。
まずは、手に取ったオラクルカードを引いて使い慣れましょう!
そうすることで、メッセージも受け取りやすくなりますよ♡
Sumie☽.*·̩͙✩.*
Smjukのリーディング
【オラクルカードとは?】オラクルカードは占いではない!?タロットカードとの違いとは?カードの選び方は?疑問や質問に回答
スピリチュアルや占いに興味がある人は、一度は耳にしたことがある「オラクルカード」
現代ではAmazonや楽天などでも手に入れやすく、持っている人も多いかもしれません。
しかし、そもそもオラクルカードって何なの?タロットカードとどう違うの?と疑問に思っている方もいるでしょう。
しかも、オラクルカードって占いではない!ということを知っていましたか?
今回はそんなオラクルカードの基本をお伝えしていきたいと思います。
目次
1.オラクルカードとは?
2.オラクルカードの疑問にお答え
3.オラクルカードとタロットカードの違い
4.まとめ
1.オラクルカードとは?
オラクルカードとは
Oracleとは「神託」や「大きな存在の言葉」という意味で、それを受け取るカードがオラクルカードです。
「神託」とは神のお告げ、神の意向を他に託すという意味で、巫女や仲介者、夢や占いなどによって知らせることとされています。
基本的に40~50枚ほどのカードとそれに伴ったガイドブック(解説書)から構成されており、ルーツは聖書を使って占う書物占い(ビブリオマンシー)で、それをより身軽に使いやすくしたものがオラクルカードです。
占術の種類は「卜術(ぼくじゅつ)」のひとつとして位置づけられており、卜術とは「偶然」から答えを導き出す占術です。
占術については「占いの種類を解説しており、自分に合った占術を見つけられる記事」を参考にしてください。
占いではない
オラクルカードは「当たる」「外れる」や未来予知をするものではありません。
今の状態に対してアドバイスを受け取るものです。
そもそも占いとは「様々な方法で人の心の内や運勢や未来について予言や判断するもの」ですので
オラクルカードは初詣などで引く「おみくじ」と同じで、占いではなくメッセージを頂くという位置づけになります。
2.オラクルカードの疑問にお答え
オラクルカードは何のために使用するの?
オラクルカードは未来予知の道具ではないので、当たる・当たらないと一喜一憂するのではなく、
「行動の指針をもらう」
「行動するために背中を押してもらう」
という形で使用します。
友だちや家族、メンターと呼ばれる人に相談してアドバイスをもらうことがあるかと思いますが、それをカードにもらうという感じです。
どんなカードを選べばいいの?
これに関しては自由です。
自分の好きな絵柄や直感で選ぶと良いでしょう。
近年では「恋愛」「お金」「仕事」などに特化したカードも出ているようですので、質問に合わせてカードを選ぶのも良いでしょう。
ちなみに、私は哲学系や宗教学系のカードが多いです。
これは、私がヨガ講師であるのと、哲学や心理学、宗教学が好きなので、リーディングも行いやすいからです。
「エンジェル」が好き「日本の神様が好き」「猫が好き」など自分の好きなものの方が知識もあり、リーディングが行いやすいかもしれません。
私の大好きなカードたちは「Sumieの愛用カードについても紹介している記事」からご覧ください。
カードそれぞれの解説や使い方、おすすめの人など詳しく解説しています。
質問はどうすればいいの?
オラクルカードは未来予知をしたりYES/NOと判断したりするものではないので、質問の仕方が重要です。
「彼と付き合えますか?」ではなく「彼と付き合うためにはどうすればよいですか?」
という感じでアドバイスをもらうように質問をしましょう。
カードの並べ方は?
オラクルカードは基本ワンオラクル(一枚引き)でメッセージをもらいます。
その質問に対して一つのアドバイスをもらうという形が一番分かりやすいからです。
しかし、質問を広げていくのにワンオラクルを繰り返していくやり方や、スプレッドと呼ばれるカードを複数枚使って配置する方法で読んでいく場合もあります。
※オラクルカードの並べ方については「オラクルカードのスプレッドについて解説した記事」をご覧ください。
リーディングの仕方は?
基本的には自由です。決まりがあるわけではありません。
今の自分が聞きたいことを決めて、カードをシャッフルし、「これ」と思うカードを引いて、今の自分に適切なメッセージを受け取る(リーディングと呼ぶ)だけです。
しかし、リーディングする前に浄化するなど使用する人それぞれのルーティン(儀式)がある場合が多いでしょう。
リーディングも解説書を使用して読むのも良いですし、解説書なしで絵柄や雰囲気、降りて来たメッセージから読み解いていく場合もあります。
※リーディングする際のルーティンや、解説書なしでのリーディングの仕方については別記事で詳しく解説します。
タロットカードとは違うの?
ざっくり違いを比較すると、こんな感じです。
オラクルカードとタロットカードは同じカードという部類ですが、歴史やカードの構成、占術内容も違います。
オラクルカードは、買ったその日から解説書などを使用し、初心者でも扱うことができますが、タロットカードはある程度のカードの意味や配置などの知識が必要です。
また、タロットカードにはカードの構成に決まりがあることが特徴で「22枚の大アルカナと56枚の小アルカナの合計78枚」で構成されています。
ちなみに、オラクルカードは自由です。
カードの大きさや質は、タロットカードは基本トランプくらいの大きさと厚みのものが多く、オラクルカードはその種類によってまちまちです。
オラクルカードはタロットカードよりも大きいものが多いので、手の小さい方はシャッフルが大変かもしれません。
4.まとめ
オラクルカードは購入し、その日から始められるので占い初心者の方におすすめです。
占いに興味がなくてもちょっと背中を押して欲しいとき用に持っておくのも良いでしょう。
「神託」と聞くとすごく難しいものに感じますが、特に霊力とかもいりません。
カードが当たると感じるのは、自分の潜在意識がその世界を(カードも含む)を見せているからにすぎません。
オラクルカードは自分では見えない潜在意識を見せてくれます。
「何かに繋がる」というよりも「自分と対話する」という形で捉えると使用しやすいでしょう。
鑑定などに用いるときには、自分と対話するよりも相手の潜在意識を掘り出していく形になります。
まずは、手に取ったオラクルカードを引いて使い慣れましょう!
そうすることで、メッセージも受け取りやすくなりますよ♡
Sumie☽.*·̩͙✩.*
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