2023年12月31日
9月4日から逆行していた木星が順行に戻ります。
天体が逆行すると、その天体が示す象意で「見直し・点検・調整」が行われます。木星は社会天体であるため、木星が示す「拡大・発展・精神性・寛容さ」などに社会的に見直しが入っていました。個人でも逆行期間中は、進みにくさやラッキー感が感じ取りにくくなる感覚があったかもしれません。
ここから、木星は順行に戻り、再び牡牛座での拡大発展のパワーを発揮していきます。
私は、このWebサイトやSNSで主な天体の動きの影響を3年以上発信しています。他にも、以下のような経験があります。
- 西洋占星術を用いた鑑定を3年以上実施
- 西洋占星術の講座を製作
- 西洋占星術の勉強会を実施
- 独自の哲学「心の科学」に関する書籍を出版
今回の木星順行期間のポイントは以下の5つです。
努力が成果となる | 欲しい成果を明確にし、その豊かさをしっかりキャッチしていくとき |
夢は具体的に | 自ら実際に取りかかってみる、具体的にスケジュールを組んでみることが大事 |
見えない優しさを忘れずに | 「今ある豊かさ」に気づくことができたなら、幸運をしっかりとキャッチできる |
長期目線で種まきをしよう | 新しいことにチャレンジする、他者との繋がりや出会いを大切にするなど意識していくことが鍵 |
自分の感覚を信じる | 周りに左右されずマイペースに自分の感覚を信じて、自分に合った喜びや心地よさを見出す |
この記事では、木星が順行に戻ると私たちや社会にどのような影響があるのか解説していきます。
この記事の内容は動画でも解説しています。
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1.2023年~2024年の木星順行の影響や意味
木星は、2023年9月4日から逆行をしていました。ここから木星は牡牛座5度で順行に戻り、2024年5月26日に双子座へイングレスするまで牡牛座を運行します。
ここから、今回の木星順行期間について解説していきます。逆行期間中に見直したことや修正したことを活かして、木星の幸運を発展させていきましょう。
努力が成果となる
木星牡牛座期間の大きなキーワードは「果報は寝て待て」でした。じっくりとコツコツ取り組むことで豊かさになる配置です。
木星が逆行中は、やる気が停滞していたと感じる人もいたでしょう。それでも意固地にならずに、焦らずじっくりと進めてきた人、しっかり振り返りと修正ができた人は、ここからその努力を成果へと繋げていくときです。
牡牛座は気に入ったものを所有するサインです。欲しい成果を明確にし、その豊かさをしっかりキャッチしていくときです。
夢は具体的に
木星が順行に戻り、2024年1月2日に水星、1月27日に天王星が順行に戻ると、物事がスムーズに進みやすいとされる全天体の順行シーズンがはじまります。
逆行シーズンは「見直し・修正」がメインなので、うまく進めないことや問題や課題がリアルに見えてきたなんて人もいたかもしれません。その逆行中に見えてきた修正箇所や課題を、ここからの順行シーズンで、抱えている問題や課題にも積極的に取り組み、しっかりとクリアしていきましょう。
特に、木星が入る牡牛座は地のエレメントなので、「現実性・具体性・実際的」がポイントになります。やりたいことや夢をふわっとしたままにしておくのではなく、自ら実際に取りかかってみる、具体的にスケジュールを組んでみることが大事です。
「ちりも積もれば山となる」というように、小さなことからでもいいので一つ一つ積み重ねていきましょう。
見えない優しさを忘れずに
逆行期間中の過ごし方でも「見えないものにも感謝する」とお伝えしましたが、ここからも見えない優しさに対しての感謝を忘れないことが豊かさのポイントとなります。
この世の中はたくさんの声で溢れています。自分自身が何かに取り組もうとしたときにも、さまざまな声が聞こえてくるでしょう。
そのようなとき、目の前で攻撃してくる人や言葉に惑わされるのではなく、あなたを信じて支えてくれている人がいることを思い出すことが大事です。
これは、生活の豊かさにも関わってきます。
ご飯を食べることができ、あたたかい布団で寝ることができる、スマホで何でも楽しめる。これは、当たり前のことではなく、このごく普通の生活は誰かの犠牲の上であること、誰かが今も頑張って働いてくれているからこそ、自分が心地よく過ごせることを感謝しなければなりません。
それを忘れずに「今ある豊かさ」に気づくことができたなら、ここからの木星牡牛座期間の発展や拡大、幸運をしっかりとキャッチできるでしょう。
長期目線で種まきをしよう
木星は勝手に拡大や発展を運んでくるわけではありません。幸運をキャッチするためには、種まきが必要なのです。
2023年5月に木星が牡牛座に入ったときから、自分の資質を生かして種まきをしてきた人、なかなか芽が出ずに腐りかけた人、まだ何も種まきをしていない人、それぞれ違った状況にあるでしょう。
小さなどんぐりが大きな木になるまでは、とても時間がかかります。もしかしたら、木星が12星座を1周するのにかかる12年後にその芽は立派な木になるかもしれません。しかし、種まきをしなければ何年たっても芽は生えてもこないのです。
短期的な成功や欲を目指すのではなく、長期的な目標や成功をしっかりと目指して種をまきましょう。
ここからの木星牡牛座期間は、自分の資質をいかす種をまくために、新しいことにチャレンジする、他者との繋がりや出会いを大切にするなど意識していくことが鍵となるでしょう。
自分の感覚を信じる
牡牛座は五感を大切にし、クオリティや心地よさ、安全安心を求めるサインです。逆行期間中には飲食分野での安心や安全性が取り上げられることもありました。
食だけでなく、芸術面や情報面でも、言葉やイイねの数に踊らされない、その目で見て、舌で味わい、耳で聴き、自分自身でその価値をしっかりと判断することが大事であると教えてくれているのかもしれません。
それをするためには、自分自身の感覚を信じるしかありません。周りに左右されずマイペースに自分の感覚を信じて、自分に合った喜びや心地よさを見出すことができた人が木星の豊かさを得ることができるのでしょう。
また、2024年4月に、木星は牡牛座に滞在している天王星とコンジャンクションします。私は棚からぼた餅アスペクトと呼んでいますが、突然のチャンスが訪れる人もいるでしょう。そのとき、周りに目を向けすぎていたり、自分の感覚を信じられずにいると、そのチャンスを逃してしまうかもしれません。
その幸運のチャンスをしっかりとつかめるように、自分の感覚は研ぎ澄ましておきたいですね。
2.2023年~2024年の木星順行まとめ
2023年の木星順行のポイントは以下の5つでした。
- 努力が成果となる
- 夢は具体的に
- 見えない優しさを忘れずに
- 長期目線で種まきをしよう
- 自分の感覚を信じる
ここから木星は2024年5月26日の双子座へイングレスするまで一気に牡牛座を進みます。進んでいる間には、魚座の土星と60度をとり、コツコツと努力をしてきた結果が現れる人もいるでしょう。
また、牡牛座に天王星も滞在しているため、木星が天王星と重なることにより突然のチャンスが到来する!なんて人も出てくるでしょう。そのチャンスを逃さないように、しっかり地に足をつけてコツコツとすべきことをやっていきましょう。
この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。
- 執筆:Sumie
- 編集:Sumieのマネージャー