ホロスコープを使用し、個人の性質や得意なこと、課題などを読んでいく西洋占星術、星座や天体と違って、「ハウスって少しわかりにくい」という方も多いと思います。
また、ホロスコープのある特定のハウスに天体が多い場合はどうなるの? 天体がない場合はどう読むの? と不安に思う方もいるでしょう。
Sumie
西洋占星術における7ハウスの意味とは、以下の3つと考えています。
他者の部屋 | 無意識に惹かれる相手、他者とどのように関わっていくのか、人間関係をどのように構築していくのかを読むことができる |
契約の部屋 | 結婚の有無や相手の特徴、結婚生活の特徴、事業や商売での共同関係や取引相手も読むことができる |
ライバルの部屋 | 訴訟問題や裁判、争いの成功と失敗を読むことができる |
西洋占星術における7ハウスの意味
また、ホロスコープの7ハウスに天体が多い場合とない場合は以下のように読んでいきます。
7ハウスに天体が多い場合 | 自分のことや趣味やプライベートよりも、他者との交流がメインテーマになる |
7ハウスに天体がない場合 | 他者や結婚などに力を注ぐ人生ではなく、別の場所を重視してエネルギーを注ぐ |
ホロスコープの7ハウスに天体が多い場合とない場合
このように、この記事では、西洋占星術における7ハウスの意味、ホロスコープの7ハウスに天体が多い場合や、ない場合の読み方について詳しく解説していきます。
7ハウスと12星座の関係、7ハウスと10天体の関係についても書いていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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1.西洋占星術における7ハウスの意味は「他者の部屋」
西洋占星術では、以下のように5つの要素を解釈していくことがホロスコープの基本的な読み方となります。
- 天体
⇒ 何が
- 星座
⇒ どのように
- ハウス
⇒ どの場面で
- アスペクト
⇒ どうなる
例えば7ハウスに牡羊座の太陽がある場合、「太陽(なりたい自分像)が牡羊座(開拓精神がある)のように、7ハウス(パートナーシップ・契約)の場面で〇〇になる」という形になります。
ハウスは、地平線と黄道の交点の東側であるAsc(アセンダント)を起点として黄道を12分割した区画です。また、その12分割したハウスを3つのグループに分け、以下のように解釈できます。
アンギュラーハウス | ・1ハウス ・4ハウス ・7ハウス ・10ハウス | Asc、MC、Dse、ICに位置するハウスで、最も重要 |
サクシーデントハウス | ・2ハウス ・5ハウス ・8ハウス ・11ハウス | アンギュラーハウスの性質を深化、定着させる |
カデントハウス | ・3ハウス ・6ハウス ・9ハウス ・12ハウス | サクシーデントハウスで定着させたものを進化させる |
ハウスの分類と解釈
ここから、Ascから数えて7番目のハウスでアンギュラーハウスの一つである、7ハウスの意味を詳しく解説していきます。
他者の部屋
7ハウスは「他者の部屋」です。
一つ前の6ハウスで、「個人の調整」をおこない、いよいよ7ハウスから社会へとデビューをしていきます。
1ハウスが「主体としてのわたし」に対して、向かい側にある7ハウスが「他者に見られるわたし」となり、社会的な自分を見出すために、鏡となる他者の存在を表します。
鏡となる他者を表すとすると、私が鏡の前に立ちその鏡の中に映るのは私と同じく一人です。そのため、7ハウスは他者とは複数人ではなく、私とあなたの「一対一の関係」です。それは、結婚を考えるようなパートナーかもしれませんし、切磋琢磨し合うようなライバルや仕事上の協力者かもしれません。
1ハウスの自分を対面で客観的に観るのが7ハウス他者です。自分自身が人生で求める相手であり、自分の影の部分とも言えるでしょう。
7ハウスにある天体や星座のルーラーで、無意識に惹かれる相手を読むことができます。その天体やルーラーの意味や特徴に似た相手を選ぶことが多くなります。
また、7ハウスのはじまりはDsc(ディセンダント)です。この点は、付き合う人の特徴、人間関係の構築の仕方を示すため、7ハウスのサインや天体を読むことで、その人が他者とどのように関わっていくのか、人間関係をどのように構築していくのかを読むこともできます。
契約の部屋
7ハウスは「結婚の部屋」とも呼ばれていますが、これは、7ハウスが「契約」を示すからです。
一対一の契約で一番浮かぶものは、契約上の相手である「結婚相手」「パートナー」となります。7ハウスにある天体の状態や星座のルーラーで、結婚の有無や相手の特徴、結婚生活の特徴など読み解くことができます。
契約はプライベート上での契約である結婚だけではありません。仕事でも契約が必要な場面が多々あります。
事業や商売での共同関係や取引相手もこのハウスでどのような人と組むのか、共同事業が向いているのか向いていないのかが分かります。
ライバルの部屋
7ハウスは、自分の真正面に見える他者であるため、「見える敵・公の敵の部屋」とも呼ばれています。
7ハウスは「自分」である1ハウスの反対側にあるため、自分とは反対の他人です。1ハウス側からすると常に見られている相手になるため、心地よい関係ではなく、「やや緊張関係にある二人」といった感じです。
そのため、一対一や二者間で争うような「ライバルや敵の姿」を現します。その相手と関わっていくことで、自分にないものを補い、人として成長していくことができるとも言えるでしょう。
また、訴訟問題や裁判、争いの成功と失敗などもこのハウスの管轄です。
7ハウスに天体があると、その天体らしい他者が現れやすいのですが、その天体が他の天体とハードアスペクトを組むなどしていると「敵」として現れる傾向があります。
なかなか概念が理解しにくいハウスですが、まずはアセンダントから理解していくことが大切です。
クラゲでもわかる星読み講座では、この概念からしっかり解説しています。
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2.ホロスコープの7ハウスに天体が多い場合(ステリウム)、ない場合の読み方
ホロスコープ上のハウスは12区画ありますが、主要な天体は10天体しかありません。ホロスコープによっては、天体が多く固まるハウス、全く天体が入っていないハウスなど、偏りが出てくることもあります。
ここからは、天体が多くある人と、ない人の読み方・解釈の仕方を解説していきます。
7ハウスに天体が多い場合(ステリウム)
7ハウスに天体が集中している(天体が3つ以上ある)ということは、ハウスのステリウムとなります。今回の人生にとって7ハウスの領域がかなり重要であるということを示します。
どの天体が入り、どのようなアスペクトを形成しているかで変わりますが、今回の人生で良くも悪くも7ハウスが示す「他者・人間関係・契約・敵」といったものに関してエネルギーをたくさん注ぐことになります。
一対一の他者の関係が人生でクローズアップされやすく、自分のことや趣味やプライベートよりも、「他者との交流がメインテーマ」になることになります。7ハウスが強調されている人は、他者を通して人生を動かしていき、自分を成長させていくことが多くなるでしょう。
良くも悪くも7ハウスの事柄が強調される人生であるため、常に切磋琢磨し合える関係性の相手がいる、結婚への意識が高いということもありますし、逆にパートナーとの関係や契約ごとに悩まされたり執着したり、怖さに繋がることもあるでしょう。
相手がどう思っているのかという視点が強いため、自分の考えや感情を疎かにしがちです。他者との関わりの中で自分との違いを見つけることで、自分の考えや感情を見出し、「私」とのバランスを取っていくとよいでしょう。
7ハウスに天体がない場合
7ハウスに天体がない場合は、「結婚しない、パートナーが現れない」ということではありません。
この人生において、7ハウス的な領域は大きく悩んだり、特別に時間を注いだりするのではなく、そこまで重視しない(当たり前に進む)ということです。
他者や結婚などに力を注ぐ人生ではなく、別の場所を重視してエネルギーを注ぐ人生ということです。
それでも、自分がどのようなパートナーを求めているのか、結婚相手の特徴はどのような人か、自然と惹かれる相手はどのような人か、を知りたい場合は、以下のように読んでいきましょう。
- 7ハウスのカスプ(6ハウスと7ハウスの境界線)上の星座をチェックして、その星座の特徴を知る
⇒ その星座のエレメントや星座の特徴で、どのようなパートナーを求めているのか、結婚相手や関りが多い相手の特徴が読める
- 7ハウスのカスプ上の星座のルーラーが7ハウスに入っているとみなして読む
※ 実際に天体が入っているよりも意味合いは弱くなります。
- 7ハウスのカスプ上の星座のルーラーが実際に入っているハウスや星座、アスペクトを読む
⇒ どのハウス(場面)で相手と出会うのか、どのような結婚相手なのか、その相手と関わるとどうなるのか、などを読むことができます。
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3.ホロスコープ上での7ハウスと各天体の関係
7ハウスにある天体を読むことで、目の前に現れやすい他者の存在、他者との関わりやパートナーシップの在り方、契約関係に天体たちがどう影響しているのかが分かります。
7ハウス×月☽
月は「感情・習慣・無意識」を司る天体なので、月(感情や習慣)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに月がある人は、他者やパートナーを通して安心感を得る人です。そのため、心が安定するようなパートナーを求めるので、若くして結婚する人も多くいます。
相手の状態が分からないと心配や不安が増すため、相手がどのような状態なのか、何を考えているのか、相手がどう思っているのかが気になる傾向があります。
感情である月が他者の部屋にあるため、自分の気持ちなのか、相手の気持ちなのか分からなくなってしまうことも多く、相手の考えや意見に流されてしまうかもしれません。もしくは、それを自分の考えや意見として認識してしまうこともあるでしょう。
出会う人は月が示すような、情緒的で月の満ち欠けのようにデリケートな人、母性のある人、お世話をする人、食堂やレストラン関係者、公共関係の事業者、商店を営む人、婦人や女性(もしくはそれに関係する職種の人)などが多くなる傾向があります。
7ハウス×水星☿
水星は「思考・知性・言語能力」を司る天体なので、水星(思考や知性)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに水星がある人は、人と交流していくことで、情報や知識を得ていくタイプです。本やネットだけで情報収集をするよりも、人と直接会うことや直接対話することを大切にする傾向があります。
自分だけの意見や一つの考えだけではなく、相手の意見やもう一つの考えを取り入れて、比較検討することで、コミュニケーション力や交渉力を高めていくことができます。
そのため、交渉が必要な仕事や報道、教育などの仕事に就くこともあるでしょう。
また、パートナーには自分の知的好奇心を埋めてくれるような、知的な相手や社交的な相手を望むでしょう。ハードアスペクトがあると言い争いや口論が増える可能性もあります。
出会う人は、水星が示すような知的人や教育者、若い人、セールスマン、ジャーナリスト、運送業や交通関係者、事務員、会計士、案内係、文章や言葉を扱う職種の人などが多くなる傾向があります。
7ハウス×金星♀
金星は「価値観・美意識・愛・喜び・豊かさ」を司る天体なので、金星(価値観や喜び)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに金星がある人は、パートナーや一対一の他者との関わりによって喜びや楽しみを見出す人です。結婚や共同事業などに憧れがあり、ハードアスペクトがなければ恵まれた結婚の配置とされています。
他者との関係において、金星の平和や上品さが発揮されるため、対人関係は楽しさや和やかさ、品の良さを大切にします。そのため、荒っぽい人や場の空気を乱すような人には嫌悪感を抱くかもしれません。
金星は魅力を表す天体であるため、7ハウスに金星がある人は、他者から自然と魅力的であると評価されることも多く、人に好かれやすく、援助なども受けやすい可能性があります。
結婚相手には、美しさや品の良さを求めるため、美男美女がパートナーになりやすいとされています。また、金星は受け身の天体であるため、自分が愛するよりも「愛されたい」という欲求が強く、相手に対しての関わり方がワガママになるか、愛を伝えることに怠惰になる傾向もあるでしょう。
出会う人は金星が示すような、美男美女、芸能人、お金持ちの人、若い女性、平和主義者、娯楽と関わる職種の人、社交的な人、美容師、パティシエなどが多くなる傾向があります。芸術やファッションなど美的感覚を必要とする仕事での共同事業者との出会いもあるかもしれません。
7ハウス×太陽☉
太陽は「なりたい自分像・人生の目的・意識的な行動」を司る天体なので、太陽(人生の目的や意識的な行動)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに太陽がある人は、パートナーや他者を通してアイデンティティを形成していくタイプであるため、どのような人と出会うかで人生が大きく変わります。
太陽は「目的やなりたい自分像」を表し、この配置の人は相手と同じ目的や人間像を持っていることが大事なため、相手の性質に引っ張られてしまうこともあるでしょう。
結婚することや他者と共同で何かをすることで、他者と自分の違いを認識し、自分の存在を確立し、なりたい自分に近づいていくことになります。そのため、結婚への意識が強い人や独自の結婚観を持っている人もいます。
男性の場合は、結婚をすることで地位が向上するとされていますが、女性の場合は、太陽の力を配偶者に預けてしまい、配偶者の成功に捧げることになるため、特殊な能力のある人は独身でいる方が有利とされています。
しかし、現代では女性も社会で活躍する時代であるため、ご自身の太陽を意識して発揮すれば男性と同じように結婚によって自分の地位が向上する可能性もあると個人的には考えています。
出会う人は太陽が示すような、経営者、俳優、リーダー的存在の人、監督、高級なものを扱う人、長と呼ばれる立場の人、陽気な人、明るい人などが多くなる傾向にあります。
7ハウス×火星♂
火星は「行動・衝動・エネルギー・トラブル」を司る天体なので、火星(行動やトラブル)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに火星がある人は、他者との関りやパートナー選びにとても積極的に行動していくタイプでしょう。火星の衝動性がパートナーシップにおいて働きやすいため、電撃婚など短期間で結婚へと辿り着く人も多くいます。
火星は怒りや暴力を表す天体でもあるため、7ハウスに火星がある人は、必然と他者との争いごとも多くなりがちです。パートナーとの言い争いやケンカが多い、裁判や訴訟などを引き起こしやすいかもしれません。
他者に自分の主張や攻撃性を押し付けるのではなく、よきライバルと切磋琢磨して向上する、パートナーをリードして守るなど、火星の使い方をコントロールするとよいでしょう。
出会う人は火星が示すような、怒りっぽい人、ライバル、若い男性、血気盛んな人、アスリート、実業家、外科医、警察官、消防士や料理人など火を扱う職業の人、自衛官、刃物を扱う人、機械仕事の人などが多くなる傾向があります。
7ハウス×木星♃
木星は「拡大・発展・向上・誠実」を司る天体なので、木星(拡大や発展)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに木星がある人は、他者やパートナーと関わることで、社会的に発展していく可能性が高い人です。
対人関係が広がりやすく、そこからサポーターが現れたり、引き立てられたり、恩恵を受けることが多くなるでしょう。
結婚や共同事業などの契約を結ぶことで、社会的な地位が向上し、繁栄していくチャンスが得られます。木星は「成功者」を示すため、そのような人とのご縁も多くなるでしょう。
木星が関わるハウスは、何でも拡大させていくため、人との繋がりが増える一方、自分の時間がなくなったり、周りから頼られ過ぎて忙しくなったり、厄介ごとに巻き込まれる可能性もあるので、誰と関わるべきかしっかり見極めることが肝心です。
出会う人は木星が示すような、成功者、大らかな人、楽天的な人、壮年期の男性、政治家、弁護士、教授、外国の人、学者、出版関係者、銀行員、宗教家、内科、貿易関係、大きい乗り物を扱う人などが多くなる傾向があります。
7ハウス×土星♄
土星は「制限・抑圧・試練・安定・安心」を司る天体なので、土星(制限や試練)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに土星がある人は、他者との関りやパートナーシップにおいて、忍耐を学び、乗り越えるべき課題や試練が多いタイプです。
年上のパートナーや仕事でも厳しい上司や先輩とパートナーを組むこととなり、その人たちから自制することや努力することを学ぶことになります。
共同事業をする機会(試練)も多くなりますが、土星の制限がかかるため、何かと苦労が多くなりますが、時間をかけて相手を見極めながら、信頼関係を築くことができれば、安定感が得られるでしょう。
結婚相手やパートナーは、土星の示す「年の離れた人」になりやすく、結婚時期もやや遅い傾向があります。契約を結ぶことで「制限」がかかるタイプなので、自由に人生を謳歌したあとに結婚する方が幸せになれるとも言われています。
出会う人は土星の示す、年長者、高齢者、経験を積んだ人、政治家、僧侶、土に関係する仕事の人、墓石や葬儀関係者、マッサージ師、清掃員、不動産業者などが多くなる傾向があります。
7ハウス×天王星♅
天王星は「革命・独立・オリジナリティ」を司る天体なので、天王星(革命や独創性)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに天王星がある人は、他者との関係やパートナーシップにおいて、予期せぬ変化が多いタイプです。
他者との関係において、自由と独立性を求めるため、制限や束縛があるような関係は苦手な傾向があり、窮屈さを感じると自ら変化を求めて、新たなパートナーを求める可能性があります。
結婚観やパートナーシップの考え方も独特で、現存のルールや型にこだわらない傾向があり、事実婚、別居婚、週末婚、夫婦別姓などの方がパートナーシップも安定するかもしれません。
共同事業では、天王星の作用により予想外の変化や急な変更が多くなるため、苦労も多くなりがちです。一人の人や事業者と関わるよりも、たくさんの人と関わる方が自由度も高く、もともと持っている才能も発揮しやすくなるでしょう。
出会う人は天王星の示す、トリッキーな人、友人からのご縁、発明家、放送関係、電波関係、フリーランス、金融関係、IT関係、インターネット関係、精密機器を扱う人、占星学者、思想家、航空機関係、考古学者、博物館関係者などが多くなる傾向があります。
自然と自由主義者を選ぶため、パートナーもトラブルメーカーな人や少し変わった人を選ぶ可能性が高いでしょう。
7ハウス×海王星♆
海王星は「夢や理想・曖昧さ・神秘的なもの・芸術」を司る天体なので、海王星(理想や曖昧さ)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに海王星がある人は、他者やパートナーに理想や夢を投影するタイプです。そのため、相手やパートナーに求める理想が高いため幻想を見やすく、現実とのギャップで失望したり、幻滅したりすることが多くなることもあるでしょう。
海王星は、関わるハウスの事柄の境界線を失くすため、他者と自分との境界線が曖昧になりやすく、相手の夢を自分の夢と混同したり、自己犠牲的になったり、自分の欲求を相手に押し付けたりしがちになることもあります。この配置では、他者と自分との境界線をしっかり意識することが大事です。
海王星は「不決断さ・不透明さ・曖昧さ」を表すため、共同事業では慎重になる必要があるでしょう。責任の所在が曖昧になること、利益の配分が明確でなくトラブルになる、業務負担のバランスが崩れるなどが起こりやすくなります。
共同で何かをする場合は、口約束など曖昧な契約をせずに、しっかり書面での取り決めをする、信頼できる相手を見極めることを忘れないようにしましょう。
出会う人は海王星が示す、アーティステックな人、奉仕的な人、芸術家、音楽家、ダンサー、俳優、映像や写真に関わる人、海や水に関わる人、お酒や液体に関わる仕事、薬品を扱う仕事、麻酔技師、石油を扱う仕事、霊媒師、放浪者、ヒモなどが多くなる傾向があります。
7ハウス×冥王星♇
冥王星は「破壊と再生・強制的な変化・深い力・支配」を司る天体なので、冥王星(破壊と再生、支配力)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに冥王星がある人は、冥王星の破壊と再生が、人間関係やパートナーシップにおいて起こりやすいため、関わる人により人生において大きな変容を経験する傾向があるでしょう。
出会う相手に支配されることや振り回されることも多くなる傾向があり、結婚をすることで住む場所や生活、仕事などガラリと変わってしまうのが特徴です。
関わる相手は因縁的な深い関係のある人、カルマで繋がる相手である可能性が高くなるので、運命的な出会いを果たす経験をするでしょう。
冥王星は極端な性質を関わるハウスに及ぼすため、人間関係において、狭く深く極端なほど関わるか、全く人と関わらないか、という傾向が出やすくなります。また、その状況が急に逆転する人もいるでしょう。冥王星の作用は、自分ではコントロールできないため、自然の流れに任せるのが一番です。
出会う人は冥王星の示す、支配的な人、カリスマ的な人、軍事関係者、物理に関わる人、原子力に関わる人、探偵、地下作業の人、心理学者、検査官、探偵、占術師、先祖、劇薬を扱う人、深海や地底と関わる人、用水路や下水溝と関わる人、爬虫類や毒をもつ生き物と関わる人などが多くなる傾向があります。
西洋占星術の基礎からホロスコープの読み方まで学べる、いつでもどこでも見放題の動画講座
質問会や勉強会も開催中!アフターフォローも手厚く、初心者でも安心です。
※クラゲでもわかる星読み講座は、本Webサイトを運営している「Smjuk」が製作・運営・販売しており、この記事の筆者「Sumie」が講師です。
4.ホロスコープ上での7ハウスと12星座の関係
星座は、ハウスやそのハウスにある天体に、その星座の色付け(キャラクター付け)をします。
その色付けを見るには、7ハウスのカスプ(6ハウスと7ハウスの境界線)上にある星座を見ます。
7ハウスのカスプにある星座を読むことで、どのようなキャラクターの人と出会いやすいのか、パートナーがどのようなキャラクターなのか、自分を成長させてくれる人が分かります。
7ハウス×牡羊座
牡羊座の開拓精神やチャレンジ力、性急性が7ハウスの分野で発揮されるため、チャレンジ精神があり血気盛んで勇敢な人物、まだ有名になっていない分野の開拓者と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが牡羊座の人は、1ハウスのはじまりであるAscが天秤座であるため、他者の意見を聞いてから自分の意見を発言したり決めたりすること、周りとの調和を大切にすることがデフォルトですが、反対側の牡羊座のような「私」を大事にする人や自分の主張をする人と出会う中で、周りばかりではなく自分の意志や意見を尊重することで、本当の意味でのバランスを取れるということを学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築していくのかを読むこともできます。7ハウスが牡羊座の人は、他者との関係を構築するのに積極的に自ら関わっていくタイプです。直感で相手を選ぶことも多いため、「ビビビときた」と一目ぼれからの電撃婚もあり得るかもしれません。
パートナーや他者に対しては、リーダーシップを発揮したり、情熱的にアピールしたり、素直さが出やすいのが特徴です。グイグイいくのもよいですが、Asc天秤座の特徴である公平さや平等性を意識すると、より他者とスムーズに関わることができるようになるでしょう。
7ハウス×牡牛座
牡牛座の生活の安定や安心、着実さ、快楽、五感の発達が7ハウスの分野で発揮されるため、マイペースでこだわりの強い人、五感を楽しむ人、物質を大切にする人と関わる可能性が高くなります。
7ハウス牡牛座の人は、Ascがさそり座であるため、心での深い繋がりや目に見えないモノを大切にする、他者と深く関わることがデフォルトですが、反対側の牡牛座のような、自分のこだわりを持ち、いま目の前のものを大切にする人と出会うことで、お金や目に見える物質の大切さが安心や信頼に繋がること、他者と繋がらなくても自分らしくいることの大切さを学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築していくのかを読むこともできます。7ハウスが牡牛座の人は、じっくりと相手と関わりながら長期的な関係を構築するタイプです。パートナー関係を結ぶ人に関しても、経済状況や稼ぐ能力を見極め、堅実で安定的なタイプを選ぶでしょう。
パートナーや他者に対しては、独自のペースを大切にして関わるため、せっかちなタイプとは合わない可能性があります。人との関係で変化を嫌うため、同じ人と何年もお付き合いする傾向もあります。
Ascさそり座の特徴である同化や一体化を意識すると、個人主義的な関りではなく、相手との濃い関係性を築くことができるでしょう。
7ハウス×双子座
双子座の知的好奇心や二面性、情報収集、伝達能力が7ハウスの分野で発揮されるため、何でも知っている知的な人や好奇心旺盛な人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが双子座の人は、Ascが射手座であるため、物事を抽象的に捉え、理想や高みを目指すことがデフォルトですが、反対側の双子座のような、情報の取得や伝達がうまい人と出会うことで、この世界を具体的に視る視点を養い、周りに分かりやすく考えを伝える術を学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築していくのかを読むこともできます。7ハウスが双子座の人は、気になる人に対して好奇心旺盛に関っていくタイプです。浅く広くの関係を好み、さまざまな人と関わる中で、自分の考えを整理していきます。
パートナーや他者に対しても、会話を楽しめることや知的なことを求める傾向があり、何よりもコミュニケーションを大切にします。
Asc射手座の特徴である未知を探求する力(遠くへ行く力)を意識することで、より好奇心が刺激され、自分の思想を持ちながら情熱的に他者と関わることができるでしょう。
7ハウス×蟹座
蟹座の心の安定や身内意識、共感力が7ハウスの分野で発揮されるため、世話好きで感情豊かな人、母性溢れる人、仲間意識が強い人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが蟹座の人は、Ascが山羊座にあるため、社会性を重んじ、ルールや規則を守ること、目に見える結果を重視することがデフォルトですが、反対側の蟹座のような、仲間意識が強く共感力がある人と出会うことで、メリット・デメリットにこだわらない人間関係の大切さや心を安定させる方法を学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウスが蟹座の人は、相手の心と繋がることや相手を守ることで関係を構築していくタイプです。大勢の人たちと関わるよりも、仲間や身近な人たちとの関わりを大切にし、そこでリラックスできる関係を求めます。
パートナーや他者に対しても、家族のような安心感や一体感を求める傾向にあり、心と心で繋がり合うことを求めます。そのため、過保護や過干渉な態度をとってしまうこともあるでしょう。
Asc山羊座の特徴である目的意識を持つ力や損得勘定を意識することで、相手と依存的な関係に陥ることなく、よい距離感で関係を築くことができるでしょう。
7ハウス×獅子座
獅子座の創造力やプライドの高さ、カリスマ的表現力が7ハウスの分野で発揮されるため、華やかで存在感のある人やプライドの高い人、アーティステックな人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが獅子座の人は、Ascが水瓶座にあるため、個性を尊重し、平等意識が強く、クールで理論的であることがデフォルトですが、反対側の獅子座のような、ナンバーワンを大切にしている人と出会うことで、自分を輝かせることや自分だけの舞台(人生)を楽しむことを学ぶでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス獅子座の人は、自分の魅力を打ち出し、相手に承認してもらうことを求めるため、自分が特別な存在であることを示しながら関係を構築していくタイプです。
相手を引っ張っていきたい、上に立ちたいという気持ちも強くなるでしょう。人の目を意識しているので、この人にとっては他者やパートナーは、特別な存在となります。
パートナーや他者に対しても、熱意や信念、特別さを求める傾向にあり、そのような存在を通して、唯一無二の価値ある人になろうとするでしょう。
Asc水瓶座の特徴である、個性や価値観の自由さや平等性を意識することで、ワガママさや傲慢さを出すだけでなく、相手の価値観や良さに目を向け、平等な関係性を築くことができるでしょう。
7ハウス×乙女座
乙女座の実務能力の高さや整理整頓能力、分析力や細かさが7ハウスの分野で発揮されるため、完璧主義で細部まで整えている人、細かいところを指摘してくる人、現実的な人、神経質な人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが乙女座の人は、Ascが魚座にあるため、なんでも集めてきたり受け入れること、現実よりも空想的な世界や神秘的な世界に入ることがデフォルトですが、反対側の乙女座のような、しっかり地に足をつけて現実的に生きている人と出会うことで、感情に流されずに現実を見て判断することや物事を整理整頓することを学ぶでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス乙女座の人は、相手と謙虚な姿勢で丁寧に関わることや細かい部分に目を向けることで相手との関係を構築していくタイプです。実際的に相手の生活をお世話することで関係を深めていくのかもしれません。
パートナーや他者に対しても、丁寧さやストイックさ、完璧さを求める傾向があります。そのため、相手への期待や要求が多くなりがちで、批判的になることもあるでしょう。
Asc魚座の特徴である、受容や許し、空想力を意識することで、より相手を大きな心で包み込むことができ、癒しをもたらし合える関係を築くことができるでしょう。
7ハウス×天秤座
天秤座の社交性や美意識、バランス力が7ハウスの分野で発揮されるため、美意識が高い人、平和的で社交性が高い人、優柔不断な人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが天秤座の人は、Ascが牡羊座にあるため、自己主張することや失敗を恐れずに挑戦することがデフォルトですが、反対側の天秤座のような、穏やかに周りに合わせて関わる人と出会うことで、自分の主張だけを通そうとしないことや公平な人間関係を築く術を学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス天秤座の人は、相手と関わるとき、常識やマナーを重んじ、相手の意見に耳を傾けることで関係を構築していくタイプです。そのため、受け身になってしまい、自分の欲求が相手に伝えられないこともあります。
パートナーや他者に対しても、美意識を保つことや調和的であることを求めます。スマートで容姿端麗な人をパートナーに望むことや大人としての振舞をできる人を好む傾向があるでしょう。
Asc牡羊座の特徴である、自己主張する強さや勇気を意識することで、自分の素直な気持ちを思い出し、相手に合わせ過ぎない、お互いにとってバランスの良い関係性を築くことができるでしょう。
7ハウス×蠍座
蠍座の深く狭く関わる力や集中力、不屈の精神、支配欲が7ハウスの分野で発揮されるため、無口でミステリアスな人、一つのことをとことん追求している人、深く狭く関わってくる人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスがさそり座の人は、Ascが牡牛座にあるため、五感を楽しみ、自分の好きなものをコレクションしていくことがデフォルトですが、反対側の蠍座のような、一対一で徹底的に関わる人と出会うことで、物質ではない本当の「愛」や「大切なもの」を学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウスさそり座の人は、本当に信用できる相手に対して、全身全霊のエネルギーをかけて関係を構築していくタイプです。そのため、一度関わった相手と離れることを好まず、相手に対して執着心が強くなりがちです。
パートナーや他者に対しても、自分と同じくらいの熱力(濃厚さ)で関わることを求めるため、それが過剰になると独占的になったり、支配的になったりすることもあります。
Asc牡牛座の特徴である、自分の感覚を楽しむこと、自分のペースで生きることを意識することで、相手との関係だけにならず、自分自身の好きなことや趣味を楽しむことができ、相手とも適切な心の距離間を保つことができるでしょう。
7ハウス×射手座
射手座の楽観主義、冒険心と大胆さ、負けず嫌いな向上心が7ハウスの分野で発揮されるため、明るく大らかな人、楽天的な人、人生を自由に冒険する人、知識の幅が広い人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが射手座の人は、Ascが双子座にあるため、素早く情報をキャッチする力や必要な人に具体的に伝達すること、頭の中の会話が止まらず神経が休まらないことがデフォルトですが、反対側の射手座のような、ポジティブ思考な人、やや大雑把で愛嬌のある人と出会うことで、具体性をもたない言葉や物の見方、ザクっと考える大らかさを学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス射手座の人は、自らの足で人間関係を構築していくタイプです。そのため、気になる人や会いたい人がいれば、遠くても自ら会いに行き交流を持とうとするでしょう。
パートナーや他者に対しても、大らかであること、人生を冒険的に楽しんでいることを求めます。自由さを大事にするため、ベタベタした関係にはなりにくい傾向があります。人との関係にも冒険心や未知の世界を求めるため、自分とは違う国や地域の人、海外移住をしている人など、バラエティー豊かな人間関係を楽しもうとするでしょう。
Asc双子座の特徴である、浅く広く多方面にアンテナを立てる力や情報収集力を意識することで、より物事の背景やストーリーにも目を向けることができ、人間関係の幅が広がるでしょう。
7ハウス×山羊座
山羊座の真面目さや、責任感の強さ、結果主義が7ハウスの分野で発揮されるため、真面目で責任感の強い人、保守的な考えの人、野心があり社会的地位がある人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが山羊座の人は、Ascが蟹座にあるため、身内や仲間を大切にすることや感情を優先することがデフォルトですが、反対側の山羊座のような、無駄を省き目的をもって行動する人と出会うことで、感情に流されない強さや自分と相手との境界線を引く大切さを学ぶでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス山羊座の人は、相手をしっかりみて、自分にとって必要か必要でないかを見極めて、少しずつ相手との土台を固めていくタイプです。どれだけ自分の時間を注ぐことができるかが、相手選びのポイントかもしれません。
パートナーや他者に対しても、真面目さや堅実さ、保守的であるものの目的を遂行する力強さを求めます。そのため、相手とは真剣に向き合うことを大切にし、長期的な目線を持って関わる傾向があります。
Asc蟹座の特徴である、共感力や優しさ、義理人情を意識することで、メリット・デメリットだけにとらわれない、心から繋がり合える関係性を築くことができるでしょう。
7ハウス×水瓶座
水瓶座の独自性や個性、共有する力が7ハウスの分野で発揮されるため、自由で改革的な人、クールで理知的な人、物事を変わった角度から見る人、どの人にも偏見なく平等に接する人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが水瓶座の人は、Ascが獅子座にあるため、個性を発揮することや人前に立つこと、派手で目立つことがデフォルトですが、反対側の水瓶座のような、クールで視野が広い客観的な人と出会うことで、リベラルなモノの見方、人との対等な関わり方を学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス水瓶座の人は、多くの人と交流し、それぞれの個性を認めながら、平等精神や他者に深い思いやりをもって関係を構築していくタイプです。そのため、年齢や職業、国籍など関係ない交友関係を構築し、それによってパートナーや仕事を紹介してもらえる可能性もあります。
パートナーや他者に対しても、個性の自由や独立性を求めるため、ベタベタした関係は好まず、いつまでも友人のような関係を大事にします。また、尊重し合える関係を大切にするため、一方的な価値観の押し付けをしてくるタイプとは合わないでしょう。
Asc獅子座の特徴である、リーダーシップや創造性を意識することで、より個性的な自分を打ち出すことができ、自分の中にある熱意を相手と共有することで、強固な信頼関係を築くことができるでしょう。
7ハウス×魚座
魚座の献身性や空想力、芸術性や溶け込む力が7ハウスの分野で発揮されるため、繊細で儚い雰囲気の人、神秘的な人、芸術性がある人、なんでも応えてくれる優しい人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが魚座の人は、Ascが乙女座にあるため、目の前の細かいことに意識を向けることや実際にすべきことを整理すること、身なりや言動もきっちりしていることがデフォルトですが、反対側の魚座のような、フワフワとしていて泡のように消えてしまいそうな人と出会うことで、心の余裕さや夢や空想の世界を楽しむことを学ぶでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス魚座の人は、相手の心にフィットして合わせながら関係を構築していくタイプです。白黒つけることが苦手なため、曖昧な関係性が続くこともあるでしょう。
パートナーや他者に対しても、優しさやや包容力、献身性を求めるため、王子様やお姫様のような理想の相手を望みます。そのため、人間関係において幻想を抱いて、酔ってしまうことも多いでしょう。
Asc乙女座の特徴である、現実性や実用性、分析力を意識することで、他者との曖昧な関係性に名前をつけ分類することができます。また、相手に夢や理想を投影しがちな部分も、相手の細かい部分を見ることで現実へと目線を戻し、本当の相手と向き合うことができるようになるでしょう。
まとめに入る前にもう一度お知らせです。
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5.西洋占星術における7ハウスの意味まとめ
西洋占星術における7ハウスの意味は、以下のように表せます。
また、7ハウスに天体が多い場合は、今回の人生にとって7ハウスの領域がかなり重要であり、良くも他者やパートナーにエネルギーをたくさん注ぐと読め、7ハウスに天体がない場合は、7ハウス的な領域はそこまで重視せず、他の分野にエネルギーを注ぐ人生と解釈できます。
7ハウスは「人間関係の部屋」であり、我々がこの地球で生きていく中では、なくてはならないものの一つです。
7ハウスに天体がある人は、その天体を活かして他者と関わり、その関りを通して自らを成長させることができるでしょう。7ハウスに天体がない人も、7ハウスのル―ラーを追うことで、どこでどんなタイプの人と出会いやすいのか、見てみるとよいでしょう。
本サイトでは、ハウス別の特徴以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
7ハウスの前の6ハウスも気になる方は、以下もご覧ください
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アンケート
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みなさまはどんな影響がありましたか?無記名の簡単なアンケートにご協力お願いします。
(影響がなかった方も、ご回答ください。)
コチラからご回答お願いします。
これまでのアンケート結果は、水星逆行の記事で公開しています。
ハウス別の特徴
西洋占星術における7ハウスの意味 ~ホロスコープの7室に天体が多い場合(ステリウム)、ない場合の読み方あり~
ホロスコープを使用し、個人の性質や得意なこと、課題などを読んでいく西洋占星術、星座や天体と違って、「ハウスって少しわかりにくい」という方も多いと思います。
また、ホロスコープのある特定のハウスに天体が多い場合はどうなるの? 天体がない場合はどう読むの? と不安に思う方もいるでしょう。
私は、このWebサイトやSNSで主な天体の動きの影響を4年以上発信するなど、西洋占星術に関する情報を発信しており、他にも以下のような経験があります。
西洋占星術における7ハウスの意味とは、以下の3つと考えています。
また、ホロスコープの7ハウスに天体が多い場合とない場合は以下のように読んでいきます。
このように、この記事では、西洋占星術における7ハウスの意味、ホロスコープの7ハウスに天体が多い場合や、ない場合の読み方について詳しく解説していきます。
7ハウスと12星座の関係、7ハウスと10天体の関係についても書いていますので、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
- 7ハウス×月☽
- 7ハウス×水星☿
- 7ハウス×金星♀
- 7ハウス×太陽☉
- 7ハウス×火星♂
- 7ハウス×木星♃
- 7ハウス×土星♄
- 7ハウス×天王星♅
- 7ハウス×海王星♆
- 7ハウス×冥王星♇
- 7ハウス×牡羊座♈
- 7ハウス×牡牛座♉
- 7ハウス×双子座♊
- 7ハウス×蟹座♋
- 7ハウス×獅子座♌
- 7ハウス×乙女座♍
- 7ハウス×天秤座♎
- 7ハウス×さそり座♏
- 7ハウス×射手座♐
- 7ハウス×山羊座♑
- 7ハウス×水瓶座♒
- 7ハウス×魚座♓
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1.西洋占星術における7ハウスの意味は「他者の部屋」
西洋占星術では、以下のように5つの要素を解釈していくことがホロスコープの基本的な読み方となります。
⇒ 何が
⇒ どのように
⇒ どの場面で
⇒ どうなる
例えば7ハウスに牡羊座の太陽がある場合、「太陽(なりたい自分像)が牡羊座(開拓精神がある)のように、7ハウス(パートナーシップ・契約)の場面で〇〇になる」という形になります。
ハウスは、地平線と黄道の交点の東側であるAsc(アセンダント)を起点として黄道を12分割した区画です。また、その12分割したハウスを3つのグループに分け、以下のように解釈できます。
・4ハウス
・7ハウス
・10ハウス
・5ハウス
・8ハウス
・11ハウス
・6ハウス
・9ハウス
・12ハウス
ここから、Ascから数えて7番目のハウスでアンギュラーハウスの一つである、7ハウスの意味を詳しく解説していきます。
他者の部屋
7ハウスは「他者の部屋」です。
一つ前の6ハウスで、「個人の調整」をおこない、いよいよ7ハウスから社会へとデビューをしていきます。
1ハウスが「主体としてのわたし」に対して、向かい側にある7ハウスが「他者に見られるわたし」となり、社会的な自分を見出すために、鏡となる他者の存在を表します。
鏡となる他者を表すとすると、私が鏡の前に立ちその鏡の中に映るのは私と同じく一人です。そのため、7ハウスは他者とは複数人ではなく、私とあなたの「一対一の関係」です。それは、結婚を考えるようなパートナーかもしれませんし、切磋琢磨し合うようなライバルや仕事上の協力者かもしれません。
1ハウスの自分を対面で客観的に観るのが7ハウス他者です。自分自身が人生で求める相手であり、自分の影の部分とも言えるでしょう。
7ハウスにある天体や星座のルーラーで、無意識に惹かれる相手を読むことができます。その天体やルーラーの意味や特徴に似た相手を選ぶことが多くなります。
また、7ハウスのはじまりはDsc(ディセンダント)です。この点は、付き合う人の特徴、人間関係の構築の仕方を示すため、7ハウスのサインや天体を読むことで、その人が他者とどのように関わっていくのか、人間関係をどのように構築していくのかを読むこともできます。
契約の部屋
7ハウスは「結婚の部屋」とも呼ばれていますが、これは、7ハウスが「契約」を示すからです。
一対一の契約で一番浮かぶものは、契約上の相手である「結婚相手」「パートナー」となります。7ハウスにある天体の状態や星座のルーラーで、結婚の有無や相手の特徴、結婚生活の特徴など読み解くことができます。
契約はプライベート上での契約である結婚だけではありません。仕事でも契約が必要な場面が多々あります。
事業や商売での共同関係や取引相手もこのハウスでどのような人と組むのか、共同事業が向いているのか向いていないのかが分かります。
ライバルの部屋
7ハウスは、自分の真正面に見える他者であるため、「見える敵・公の敵の部屋」とも呼ばれています。
7ハウスは「自分」である1ハウスの反対側にあるため、自分とは反対の他人です。1ハウス側からすると常に見られている相手になるため、心地よい関係ではなく、「やや緊張関係にある二人」といった感じです。
そのため、一対一や二者間で争うような「ライバルや敵の姿」を現します。その相手と関わっていくことで、自分にないものを補い、人として成長していくことができるとも言えるでしょう。
また、訴訟問題や裁判、争いの成功と失敗などもこのハウスの管轄です。
7ハウスに天体があると、その天体らしい他者が現れやすいのですが、その天体が他の天体とハードアスペクトを組むなどしていると「敵」として現れる傾向があります。
なかなか概念が理解しにくいハウスですが、まずはアセンダントから理解していくことが大切です。
クラゲでもわかる星読み講座では、この概念からしっかり解説しています。
間違えると正しくホロスコープを表示できないハウスシステムや、12ハウスそれぞれの特徴が覚えやすくなる12星座との関係性についても伝授します。
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2.ホロスコープの7ハウスに天体が多い場合(ステリウム)、ない場合の読み方
ホロスコープ上のハウスは12区画ありますが、主要な天体は10天体しかありません。ホロスコープによっては、天体が多く固まるハウス、全く天体が入っていないハウスなど、偏りが出てくることもあります。
ここからは、天体が多くある人と、ない人の読み方・解釈の仕方を解説していきます。
7ハウスに天体が多い場合(ステリウム)
7ハウスに天体が集中している(天体が3つ以上ある)ということは、ハウスのステリウムとなります。今回の人生にとって7ハウスの領域がかなり重要であるということを示します。
どの天体が入り、どのようなアスペクトを形成しているかで変わりますが、今回の人生で良くも悪くも7ハウスが示す「他者・人間関係・契約・敵」といったものに関してエネルギーをたくさん注ぐことになります。
一対一の他者の関係が人生でクローズアップされやすく、自分のことや趣味やプライベートよりも、「他者との交流がメインテーマ」になることになります。7ハウスが強調されている人は、他者を通して人生を動かしていき、自分を成長させていくことが多くなるでしょう。
良くも悪くも7ハウスの事柄が強調される人生であるため、常に切磋琢磨し合える関係性の相手がいる、結婚への意識が高いということもありますし、逆にパートナーとの関係や契約ごとに悩まされたり執着したり、怖さに繋がることもあるでしょう。
相手がどう思っているのかという視点が強いため、自分の考えや感情を疎かにしがちです。他者との関わりの中で自分との違いを見つけることで、自分の考えや感情を見出し、「私」とのバランスを取っていくとよいでしょう。
7ハウスに天体がない場合
7ハウスに天体がない場合は、「結婚しない、パートナーが現れない」ということではありません。
この人生において、7ハウス的な領域は大きく悩んだり、特別に時間を注いだりするのではなく、そこまで重視しない(当たり前に進む)ということです。
他者や結婚などに力を注ぐ人生ではなく、別の場所を重視してエネルギーを注ぐ人生ということです。
それでも、自分がどのようなパートナーを求めているのか、結婚相手の特徴はどのような人か、自然と惹かれる相手はどのような人か、を知りたい場合は、以下のように読んでいきましょう。
⇒ その星座のエレメントや星座の特徴で、どのようなパートナーを求めているのか、結婚相手や関りが多い相手の特徴が読める
※ 実際に天体が入っているよりも意味合いは弱くなります。
⇒ どのハウス(場面)で相手と出会うのか、どのような結婚相手なのか、その相手と関わるとどうなるのか、などを読むことができます。
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3.ホロスコープ上での7ハウスと各天体の関係
7ハウスにある天体を読むことで、目の前に現れやすい他者の存在、他者との関わりやパートナーシップの在り方、契約関係に天体たちがどう影響しているのかが分かります。
7ハウス×月☽
月は「感情・習慣・無意識」を司る天体なので、月(感情や習慣)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに月がある人は、他者やパートナーを通して安心感を得る人です。そのため、心が安定するようなパートナーを求めるので、若くして結婚する人も多くいます。
相手の状態が分からないと心配や不安が増すため、相手がどのような状態なのか、何を考えているのか、相手がどう思っているのかが気になる傾向があります。
感情である月が他者の部屋にあるため、自分の気持ちなのか、相手の気持ちなのか分からなくなってしまうことも多く、相手の考えや意見に流されてしまうかもしれません。もしくは、それを自分の考えや意見として認識してしまうこともあるでしょう。
出会う人は月が示すような、情緒的で月の満ち欠けのようにデリケートな人、母性のある人、お世話をする人、食堂やレストラン関係者、公共関係の事業者、商店を営む人、婦人や女性(もしくはそれに関係する職種の人)などが多くなる傾向があります。
7ハウス×水星☿
水星は「思考・知性・言語能力」を司る天体なので、水星(思考や知性)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに水星がある人は、人と交流していくことで、情報や知識を得ていくタイプです。本やネットだけで情報収集をするよりも、人と直接会うことや直接対話することを大切にする傾向があります。
自分だけの意見や一つの考えだけではなく、相手の意見やもう一つの考えを取り入れて、比較検討することで、コミュニケーション力や交渉力を高めていくことができます。
そのため、交渉が必要な仕事や報道、教育などの仕事に就くこともあるでしょう。
また、パートナーには自分の知的好奇心を埋めてくれるような、知的な相手や社交的な相手を望むでしょう。ハードアスペクトがあると言い争いや口論が増える可能性もあります。
出会う人は、水星が示すような知的人や教育者、若い人、セールスマン、ジャーナリスト、運送業や交通関係者、事務員、会計士、案内係、文章や言葉を扱う職種の人などが多くなる傾向があります。
7ハウス×金星♀
金星は「価値観・美意識・愛・喜び・豊かさ」を司る天体なので、金星(価値観や喜び)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに金星がある人は、パートナーや一対一の他者との関わりによって喜びや楽しみを見出す人です。結婚や共同事業などに憧れがあり、ハードアスペクトがなければ恵まれた結婚の配置とされています。
他者との関係において、金星の平和や上品さが発揮されるため、対人関係は楽しさや和やかさ、品の良さを大切にします。そのため、荒っぽい人や場の空気を乱すような人には嫌悪感を抱くかもしれません。
金星は魅力を表す天体であるため、7ハウスに金星がある人は、他者から自然と魅力的であると評価されることも多く、人に好かれやすく、援助なども受けやすい可能性があります。
結婚相手には、美しさや品の良さを求めるため、美男美女がパートナーになりやすいとされています。また、金星は受け身の天体であるため、自分が愛するよりも「愛されたい」という欲求が強く、相手に対しての関わり方がワガママになるか、愛を伝えることに怠惰になる傾向もあるでしょう。
出会う人は金星が示すような、美男美女、芸能人、お金持ちの人、若い女性、平和主義者、娯楽と関わる職種の人、社交的な人、美容師、パティシエなどが多くなる傾向があります。芸術やファッションなど美的感覚を必要とする仕事での共同事業者との出会いもあるかもしれません。
7ハウス×太陽☉
太陽は「なりたい自分像・人生の目的・意識的な行動」を司る天体なので、太陽(人生の目的や意識的な行動)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに太陽がある人は、パートナーや他者を通してアイデンティティを形成していくタイプであるため、どのような人と出会うかで人生が大きく変わります。
太陽は「目的やなりたい自分像」を表し、この配置の人は相手と同じ目的や人間像を持っていることが大事なため、相手の性質に引っ張られてしまうこともあるでしょう。
結婚することや他者と共同で何かをすることで、他者と自分の違いを認識し、自分の存在を確立し、なりたい自分に近づいていくことになります。そのため、結婚への意識が強い人や独自の結婚観を持っている人もいます。
男性の場合は、結婚をすることで地位が向上するとされていますが、女性の場合は、太陽の力を配偶者に預けてしまい、配偶者の成功に捧げることになるため、特殊な能力のある人は独身でいる方が有利とされています。
しかし、現代では女性も社会で活躍する時代であるため、ご自身の太陽を意識して発揮すれば男性と同じように結婚によって自分の地位が向上する可能性もあると個人的には考えています。
出会う人は太陽が示すような、経営者、俳優、リーダー的存在の人、監督、高級なものを扱う人、長と呼ばれる立場の人、陽気な人、明るい人などが多くなる傾向にあります。
7ハウス×火星♂
火星は「行動・衝動・エネルギー・トラブル」を司る天体なので、火星(行動やトラブル)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに火星がある人は、他者との関りやパートナー選びにとても積極的に行動していくタイプでしょう。火星の衝動性がパートナーシップにおいて働きやすいため、電撃婚など短期間で結婚へと辿り着く人も多くいます。
火星は怒りや暴力を表す天体でもあるため、7ハウスに火星がある人は、必然と他者との争いごとも多くなりがちです。パートナーとの言い争いやケンカが多い、裁判や訴訟などを引き起こしやすいかもしれません。
他者に自分の主張や攻撃性を押し付けるのではなく、よきライバルと切磋琢磨して向上する、パートナーをリードして守るなど、火星の使い方をコントロールするとよいでしょう。
出会う人は火星が示すような、怒りっぽい人、ライバル、若い男性、血気盛んな人、アスリート、実業家、外科医、警察官、消防士や料理人など火を扱う職業の人、自衛官、刃物を扱う人、機械仕事の人などが多くなる傾向があります。
7ハウス×木星♃
木星は「拡大・発展・向上・誠実」を司る天体なので、木星(拡大や発展)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに木星がある人は、他者やパートナーと関わることで、社会的に発展していく可能性が高い人です。
対人関係が広がりやすく、そこからサポーターが現れたり、引き立てられたり、恩恵を受けることが多くなるでしょう。
結婚や共同事業などの契約を結ぶことで、社会的な地位が向上し、繁栄していくチャンスが得られます。木星は「成功者」を示すため、そのような人とのご縁も多くなるでしょう。
木星が関わるハウスは、何でも拡大させていくため、人との繋がりが増える一方、自分の時間がなくなったり、周りから頼られ過ぎて忙しくなったり、厄介ごとに巻き込まれる可能性もあるので、誰と関わるべきかしっかり見極めることが肝心です。
出会う人は木星が示すような、成功者、大らかな人、楽天的な人、壮年期の男性、政治家、弁護士、教授、外国の人、学者、出版関係者、銀行員、宗教家、内科、貿易関係、大きい乗り物を扱う人などが多くなる傾向があります。
7ハウス×土星♄
土星は「制限・抑圧・試練・安定・安心」を司る天体なので、土星(制限や試練)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに土星がある人は、他者との関りやパートナーシップにおいて、忍耐を学び、乗り越えるべき課題や試練が多いタイプです。
年上のパートナーや仕事でも厳しい上司や先輩とパートナーを組むこととなり、その人たちから自制することや努力することを学ぶことになります。
共同事業をする機会(試練)も多くなりますが、土星の制限がかかるため、何かと苦労が多くなりますが、時間をかけて相手を見極めながら、信頼関係を築くことができれば、安定感が得られるでしょう。
結婚相手やパートナーは、土星の示す「年の離れた人」になりやすく、結婚時期もやや遅い傾向があります。契約を結ぶことで「制限」がかかるタイプなので、自由に人生を謳歌したあとに結婚する方が幸せになれるとも言われています。
出会う人は土星の示す、年長者、高齢者、経験を積んだ人、政治家、僧侶、土に関係する仕事の人、墓石や葬儀関係者、マッサージ師、清掃員、不動産業者などが多くなる傾向があります。
7ハウス×天王星♅
天王星は「革命・独立・オリジナリティ」を司る天体なので、天王星(革命や独創性)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに天王星がある人は、他者との関係やパートナーシップにおいて、予期せぬ変化が多いタイプです。
他者との関係において、自由と独立性を求めるため、制限や束縛があるような関係は苦手な傾向があり、窮屈さを感じると自ら変化を求めて、新たなパートナーを求める可能性があります。
結婚観やパートナーシップの考え方も独特で、現存のルールや型にこだわらない傾向があり、事実婚、別居婚、週末婚、夫婦別姓などの方がパートナーシップも安定するかもしれません。
共同事業では、天王星の作用により予想外の変化や急な変更が多くなるため、苦労も多くなりがちです。一人の人や事業者と関わるよりも、たくさんの人と関わる方が自由度も高く、もともと持っている才能も発揮しやすくなるでしょう。
出会う人は天王星の示す、トリッキーな人、友人からのご縁、発明家、放送関係、電波関係、フリーランス、金融関係、IT関係、インターネット関係、精密機器を扱う人、占星学者、思想家、航空機関係、考古学者、博物館関係者などが多くなる傾向があります。
自然と自由主義者を選ぶため、パートナーもトラブルメーカーな人や少し変わった人を選ぶ可能性が高いでしょう。
7ハウス×海王星♆
海王星は「夢や理想・曖昧さ・神秘的なもの・芸術」を司る天体なので、海王星(理想や曖昧さ)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに海王星がある人は、他者やパートナーに理想や夢を投影するタイプです。そのため、相手やパートナーに求める理想が高いため幻想を見やすく、現実とのギャップで失望したり、幻滅したりすることが多くなることもあるでしょう。
海王星は、関わるハウスの事柄の境界線を失くすため、他者と自分との境界線が曖昧になりやすく、相手の夢を自分の夢と混同したり、自己犠牲的になったり、自分の欲求を相手に押し付けたりしがちになることもあります。この配置では、他者と自分との境界線をしっかり意識することが大事です。
海王星は「不決断さ・不透明さ・曖昧さ」を表すため、共同事業では慎重になる必要があるでしょう。責任の所在が曖昧になること、利益の配分が明確でなくトラブルになる、業務負担のバランスが崩れるなどが起こりやすくなります。
共同で何かをする場合は、口約束など曖昧な契約をせずに、しっかり書面での取り決めをする、信頼できる相手を見極めることを忘れないようにしましょう。
出会う人は海王星が示す、アーティステックな人、奉仕的な人、芸術家、音楽家、ダンサー、俳優、映像や写真に関わる人、海や水に関わる人、お酒や液体に関わる仕事、薬品を扱う仕事、麻酔技師、石油を扱う仕事、霊媒師、放浪者、ヒモなどが多くなる傾向があります。
7ハウス×冥王星♇
冥王星は「破壊と再生・強制的な変化・深い力・支配」を司る天体なので、冥王星(破壊と再生、支配力)が7ハウス(他者・人間関係・契約・敵)の場面で発揮されます。
7ハウスに冥王星がある人は、冥王星の破壊と再生が、人間関係やパートナーシップにおいて起こりやすいため、関わる人により人生において大きな変容を経験する傾向があるでしょう。
出会う相手に支配されることや振り回されることも多くなる傾向があり、結婚をすることで住む場所や生活、仕事などガラリと変わってしまうのが特徴です。
関わる相手は因縁的な深い関係のある人、カルマで繋がる相手である可能性が高くなるので、運命的な出会いを果たす経験をするでしょう。
冥王星は極端な性質を関わるハウスに及ぼすため、人間関係において、狭く深く極端なほど関わるか、全く人と関わらないか、という傾向が出やすくなります。また、その状況が急に逆転する人もいるでしょう。冥王星の作用は、自分ではコントロールできないため、自然の流れに任せるのが一番です。
出会う人は冥王星の示す、支配的な人、カリスマ的な人、軍事関係者、物理に関わる人、原子力に関わる人、探偵、地下作業の人、心理学者、検査官、探偵、占術師、先祖、劇薬を扱う人、深海や地底と関わる人、用水路や下水溝と関わる人、爬虫類や毒をもつ生き物と関わる人などが多くなる傾向があります。
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4.ホロスコープ上での7ハウスと12星座の関係
星座は、ハウスやそのハウスにある天体に、その星座の色付け(キャラクター付け)をします。
その色付けを見るには、7ハウスのカスプ(6ハウスと7ハウスの境界線)上にある星座を見ます。
7ハウスのカスプにある星座を読むことで、どのようなキャラクターの人と出会いやすいのか、パートナーがどのようなキャラクターなのか、自分を成長させてくれる人が分かります。
7ハウス×牡羊座
牡羊座の開拓精神やチャレンジ力、性急性が7ハウスの分野で発揮されるため、チャレンジ精神があり血気盛んで勇敢な人物、まだ有名になっていない分野の開拓者と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが牡羊座の人は、1ハウスのはじまりであるAscが天秤座であるため、他者の意見を聞いてから自分の意見を発言したり決めたりすること、周りとの調和を大切にすることがデフォルトですが、反対側の牡羊座のような「私」を大事にする人や自分の主張をする人と出会う中で、周りばかりではなく自分の意志や意見を尊重することで、本当の意味でのバランスを取れるということを学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築していくのかを読むこともできます。7ハウスが牡羊座の人は、他者との関係を構築するのに積極的に自ら関わっていくタイプです。直感で相手を選ぶことも多いため、「ビビビときた」と一目ぼれからの電撃婚もあり得るかもしれません。
パートナーや他者に対しては、リーダーシップを発揮したり、情熱的にアピールしたり、素直さが出やすいのが特徴です。グイグイいくのもよいですが、Asc天秤座の特徴である公平さや平等性を意識すると、より他者とスムーズに関わることができるようになるでしょう。
7ハウス×牡牛座
牡牛座の生活の安定や安心、着実さ、快楽、五感の発達が7ハウスの分野で発揮されるため、マイペースでこだわりの強い人、五感を楽しむ人、物質を大切にする人と関わる可能性が高くなります。
7ハウス牡牛座の人は、Ascがさそり座であるため、心での深い繋がりや目に見えないモノを大切にする、他者と深く関わることがデフォルトですが、反対側の牡牛座のような、自分のこだわりを持ち、いま目の前のものを大切にする人と出会うことで、お金や目に見える物質の大切さが安心や信頼に繋がること、他者と繋がらなくても自分らしくいることの大切さを学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築していくのかを読むこともできます。7ハウスが牡牛座の人は、じっくりと相手と関わりながら長期的な関係を構築するタイプです。パートナー関係を結ぶ人に関しても、経済状況や稼ぐ能力を見極め、堅実で安定的なタイプを選ぶでしょう。
パートナーや他者に対しては、独自のペースを大切にして関わるため、せっかちなタイプとは合わない可能性があります。人との関係で変化を嫌うため、同じ人と何年もお付き合いする傾向もあります。
Ascさそり座の特徴である同化や一体化を意識すると、個人主義的な関りではなく、相手との濃い関係性を築くことができるでしょう。
7ハウス×双子座
双子座の知的好奇心や二面性、情報収集、伝達能力が7ハウスの分野で発揮されるため、何でも知っている知的な人や好奇心旺盛な人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが双子座の人は、Ascが射手座であるため、物事を抽象的に捉え、理想や高みを目指すことがデフォルトですが、反対側の双子座のような、情報の取得や伝達がうまい人と出会うことで、この世界を具体的に視る視点を養い、周りに分かりやすく考えを伝える術を学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築していくのかを読むこともできます。7ハウスが双子座の人は、気になる人に対して好奇心旺盛に関っていくタイプです。浅く広くの関係を好み、さまざまな人と関わる中で、自分の考えを整理していきます。
パートナーや他者に対しても、会話を楽しめることや知的なことを求める傾向があり、何よりもコミュニケーションを大切にします。
Asc射手座の特徴である未知を探求する力(遠くへ行く力)を意識することで、より好奇心が刺激され、自分の思想を持ちながら情熱的に他者と関わることができるでしょう。
7ハウス×蟹座
蟹座の心の安定や身内意識、共感力が7ハウスの分野で発揮されるため、世話好きで感情豊かな人、母性溢れる人、仲間意識が強い人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが蟹座の人は、Ascが山羊座にあるため、社会性を重んじ、ルールや規則を守ること、目に見える結果を重視することがデフォルトですが、反対側の蟹座のような、仲間意識が強く共感力がある人と出会うことで、メリット・デメリットにこだわらない人間関係の大切さや心を安定させる方法を学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウスが蟹座の人は、相手の心と繋がることや相手を守ることで関係を構築していくタイプです。大勢の人たちと関わるよりも、仲間や身近な人たちとの関わりを大切にし、そこでリラックスできる関係を求めます。
パートナーや他者に対しても、家族のような安心感や一体感を求める傾向にあり、心と心で繋がり合うことを求めます。そのため、過保護や過干渉な態度をとってしまうこともあるでしょう。
Asc山羊座の特徴である目的意識を持つ力や損得勘定を意識することで、相手と依存的な関係に陥ることなく、よい距離感で関係を築くことができるでしょう。
7ハウス×獅子座
獅子座の創造力やプライドの高さ、カリスマ的表現力が7ハウスの分野で発揮されるため、華やかで存在感のある人やプライドの高い人、アーティステックな人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが獅子座の人は、Ascが水瓶座にあるため、個性を尊重し、平等意識が強く、クールで理論的であることがデフォルトですが、反対側の獅子座のような、ナンバーワンを大切にしている人と出会うことで、自分を輝かせることや自分だけの舞台(人生)を楽しむことを学ぶでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス獅子座の人は、自分の魅力を打ち出し、相手に承認してもらうことを求めるため、自分が特別な存在であることを示しながら関係を構築していくタイプです。
相手を引っ張っていきたい、上に立ちたいという気持ちも強くなるでしょう。人の目を意識しているので、この人にとっては他者やパートナーは、特別な存在となります。
パートナーや他者に対しても、熱意や信念、特別さを求める傾向にあり、そのような存在を通して、唯一無二の価値ある人になろうとするでしょう。
Asc水瓶座の特徴である、個性や価値観の自由さや平等性を意識することで、ワガママさや傲慢さを出すだけでなく、相手の価値観や良さに目を向け、平等な関係性を築くことができるでしょう。
7ハウス×乙女座
乙女座の実務能力の高さや整理整頓能力、分析力や細かさが7ハウスの分野で発揮されるため、完璧主義で細部まで整えている人、細かいところを指摘してくる人、現実的な人、神経質な人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが乙女座の人は、Ascが魚座にあるため、なんでも集めてきたり受け入れること、現実よりも空想的な世界や神秘的な世界に入ることがデフォルトですが、反対側の乙女座のような、しっかり地に足をつけて現実的に生きている人と出会うことで、感情に流されずに現実を見て判断することや物事を整理整頓することを学ぶでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス乙女座の人は、相手と謙虚な姿勢で丁寧に関わることや細かい部分に目を向けることで相手との関係を構築していくタイプです。実際的に相手の生活をお世話することで関係を深めていくのかもしれません。
パートナーや他者に対しても、丁寧さやストイックさ、完璧さを求める傾向があります。そのため、相手への期待や要求が多くなりがちで、批判的になることもあるでしょう。
Asc魚座の特徴である、受容や許し、空想力を意識することで、より相手を大きな心で包み込むことができ、癒しをもたらし合える関係を築くことができるでしょう。
7ハウス×天秤座
天秤座の社交性や美意識、バランス力が7ハウスの分野で発揮されるため、美意識が高い人、平和的で社交性が高い人、優柔不断な人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが天秤座の人は、Ascが牡羊座にあるため、自己主張することや失敗を恐れずに挑戦することがデフォルトですが、反対側の天秤座のような、穏やかに周りに合わせて関わる人と出会うことで、自分の主張だけを通そうとしないことや公平な人間関係を築く術を学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス天秤座の人は、相手と関わるとき、常識やマナーを重んじ、相手の意見に耳を傾けることで関係を構築していくタイプです。そのため、受け身になってしまい、自分の欲求が相手に伝えられないこともあります。
パートナーや他者に対しても、美意識を保つことや調和的であることを求めます。スマートで容姿端麗な人をパートナーに望むことや大人としての振舞をできる人を好む傾向があるでしょう。
Asc牡羊座の特徴である、自己主張する強さや勇気を意識することで、自分の素直な気持ちを思い出し、相手に合わせ過ぎない、お互いにとってバランスの良い関係性を築くことができるでしょう。
7ハウス×蠍座
蠍座の深く狭く関わる力や集中力、不屈の精神、支配欲が7ハウスの分野で発揮されるため、無口でミステリアスな人、一つのことをとことん追求している人、深く狭く関わってくる人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスがさそり座の人は、Ascが牡牛座にあるため、五感を楽しみ、自分の好きなものをコレクションしていくことがデフォルトですが、反対側の蠍座のような、一対一で徹底的に関わる人と出会うことで、物質ではない本当の「愛」や「大切なもの」を学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウスさそり座の人は、本当に信用できる相手に対して、全身全霊のエネルギーをかけて関係を構築していくタイプです。そのため、一度関わった相手と離れることを好まず、相手に対して執着心が強くなりがちです。
パートナーや他者に対しても、自分と同じくらいの熱力(濃厚さ)で関わることを求めるため、それが過剰になると独占的になったり、支配的になったりすることもあります。
Asc牡牛座の特徴である、自分の感覚を楽しむこと、自分のペースで生きることを意識することで、相手との関係だけにならず、自分自身の好きなことや趣味を楽しむことができ、相手とも適切な心の距離間を保つことができるでしょう。
7ハウス×射手座
射手座の楽観主義、冒険心と大胆さ、負けず嫌いな向上心が7ハウスの分野で発揮されるため、明るく大らかな人、楽天的な人、人生を自由に冒険する人、知識の幅が広い人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが射手座の人は、Ascが双子座にあるため、素早く情報をキャッチする力や必要な人に具体的に伝達すること、頭の中の会話が止まらず神経が休まらないことがデフォルトですが、反対側の射手座のような、ポジティブ思考な人、やや大雑把で愛嬌のある人と出会うことで、具体性をもたない言葉や物の見方、ザクっと考える大らかさを学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス射手座の人は、自らの足で人間関係を構築していくタイプです。そのため、気になる人や会いたい人がいれば、遠くても自ら会いに行き交流を持とうとするでしょう。
パートナーや他者に対しても、大らかであること、人生を冒険的に楽しんでいることを求めます。自由さを大事にするため、ベタベタした関係にはなりにくい傾向があります。人との関係にも冒険心や未知の世界を求めるため、自分とは違う国や地域の人、海外移住をしている人など、バラエティー豊かな人間関係を楽しもうとするでしょう。
Asc双子座の特徴である、浅く広く多方面にアンテナを立てる力や情報収集力を意識することで、より物事の背景やストーリーにも目を向けることができ、人間関係の幅が広がるでしょう。
7ハウス×山羊座
山羊座の真面目さや、責任感の強さ、結果主義が7ハウスの分野で発揮されるため、真面目で責任感の強い人、保守的な考えの人、野心があり社会的地位がある人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが山羊座の人は、Ascが蟹座にあるため、身内や仲間を大切にすることや感情を優先することがデフォルトですが、反対側の山羊座のような、無駄を省き目的をもって行動する人と出会うことで、感情に流されない強さや自分と相手との境界線を引く大切さを学ぶでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス山羊座の人は、相手をしっかりみて、自分にとって必要か必要でないかを見極めて、少しずつ相手との土台を固めていくタイプです。どれだけ自分の時間を注ぐことができるかが、相手選びのポイントかもしれません。
パートナーや他者に対しても、真面目さや堅実さ、保守的であるものの目的を遂行する力強さを求めます。そのため、相手とは真剣に向き合うことを大切にし、長期的な目線を持って関わる傾向があります。
Asc蟹座の特徴である、共感力や優しさ、義理人情を意識することで、メリット・デメリットだけにとらわれない、心から繋がり合える関係性を築くことができるでしょう。
7ハウス×水瓶座
水瓶座の独自性や個性、共有する力が7ハウスの分野で発揮されるため、自由で改革的な人、クールで理知的な人、物事を変わった角度から見る人、どの人にも偏見なく平等に接する人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが水瓶座の人は、Ascが獅子座にあるため、個性を発揮することや人前に立つこと、派手で目立つことがデフォルトですが、反対側の水瓶座のような、クールで視野が広い客観的な人と出会うことで、リベラルなモノの見方、人との対等な関わり方を学ぶことになるでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス水瓶座の人は、多くの人と交流し、それぞれの個性を認めながら、平等精神や他者に深い思いやりをもって関係を構築していくタイプです。そのため、年齢や職業、国籍など関係ない交友関係を構築し、それによってパートナーや仕事を紹介してもらえる可能性もあります。
パートナーや他者に対しても、個性の自由や独立性を求めるため、ベタベタした関係は好まず、いつまでも友人のような関係を大事にします。また、尊重し合える関係を大切にするため、一方的な価値観の押し付けをしてくるタイプとは合わないでしょう。
Asc獅子座の特徴である、リーダーシップや創造性を意識することで、より個性的な自分を打ち出すことができ、自分の中にある熱意を相手と共有することで、強固な信頼関係を築くことができるでしょう。
7ハウス×魚座
魚座の献身性や空想力、芸術性や溶け込む力が7ハウスの分野で発揮されるため、繊細で儚い雰囲気の人、神秘的な人、芸術性がある人、なんでも応えてくれる優しい人と関わる可能性が高くなります。
7ハウスが魚座の人は、Ascが乙女座にあるため、目の前の細かいことに意識を向けることや実際にすべきことを整理すること、身なりや言動もきっちりしていることがデフォルトですが、反対側の魚座のような、フワフワとしていて泡のように消えてしまいそうな人と出会うことで、心の余裕さや夢や空想の世界を楽しむことを学ぶでしょう。
7ハウスは、人間関係をどのように構築するかも読めます。7ハウス魚座の人は、相手の心にフィットして合わせながら関係を構築していくタイプです。白黒つけることが苦手なため、曖昧な関係性が続くこともあるでしょう。
パートナーや他者に対しても、優しさやや包容力、献身性を求めるため、王子様やお姫様のような理想の相手を望みます。そのため、人間関係において幻想を抱いて、酔ってしまうことも多いでしょう。
Asc乙女座の特徴である、現実性や実用性、分析力を意識することで、他者との曖昧な関係性に名前をつけ分類することができます。また、相手に夢や理想を投影しがちな部分も、相手の細かい部分を見ることで現実へと目線を戻し、本当の相手と向き合うことができるようになるでしょう。
まとめに入る前にもう一度お知らせです。
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5.西洋占星術における7ハウスの意味まとめ
西洋占星術における7ハウスの意味は、以下のように表せます。
また、7ハウスに天体が多い場合は、今回の人生にとって7ハウスの領域がかなり重要であり、良くも他者やパートナーにエネルギーをたくさん注ぐと読め、7ハウスに天体がない場合は、7ハウス的な領域はそこまで重視せず、他の分野にエネルギーを注ぐ人生と解釈できます。
7ハウスは「人間関係の部屋」であり、我々がこの地球で生きていく中では、なくてはならないものの一つです。
7ハウスに天体がある人は、その天体を活かして他者と関わり、その関りを通して自らを成長させることができるでしょう。7ハウスに天体がない人も、7ハウスのル―ラーを追うことで、どこでどんなタイプの人と出会いやすいのか、見てみるとよいでしょう。
本サイトでは、ハウス別の特徴以外にも、12星座別に性格や特徴をまとめています。併せてご覧ください。
【太陽星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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【月星座】12星座別の性格・特徴をまとめた記事
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火星星座の記事
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7ハウスの前の6ハウスも気になる方は、以下もご覧ください
6ハウスの意味を解説した記事
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