2025年版！火星山羊座期間の影響

2025年12月15日 16:34頃
火星が山羊座へ移動します。

火星は、行動力や活動、モチベーションやパワー、力、衝動や攻撃性、性的エネルギー、病気、トラブルなどを司ります。火星がサイン移動すると、その力の使いどころが変わります。

火星山羊座期間はどんな影響があるのか、何に注意すればいいのかなど、火星が山羊座にイングレスするチャートも使用して解説していきます。

本題に入る前にお知らせです。

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１．2025年の火星山羊座期間の影響

火星は一つの星座を約43日で通過します。火星が山羊座を運行する期間は2025年12月15日～2026年1月23日です。

以下は火星が山羊座にイングレスするチャートです。

※Free Horoscope Charts（プラシーダス法）を使用

巻き返し開始

火星が射手座を旅していた終盤、魚座にいる土星や海王星とスクエア（緊張の角度）を結んでいました。

その影響で、12月に入ってからは以下のような感覚を抱えていた方も多かったかもしれません。

しかｈし、火星が山羊座に入ると、ふと「ハッ」と目が覚めるように、現実感覚が戻ってきます。最近の自分の行動を振り返り、「どうしてこんなことをしていたのだろう」と、少し嘆きたくなる瞬間もあるかもしれません。

でも、大丈夫。
ここからが巻き返しの始まりです。

火星にとって山羊座はエグザルテーション（高揚の座）、火星の力が最も健やかに力強く発揮される場所なのです。目的に向かって、まっすぐに行動できる時期が始まります。

溜まっていた書類、連絡、仕事、家事、「やらなければならないこと」に目を向け、日時の目標を立てて、そこに向かって力を注いでいきましょう。

しかも12月は、火星が月や太陽以外の天体とアスペクトを結ばないため、外からの邪魔が入りにくく、自分の意志で真っすぐに目標へと進んでいける流れが整っています。

年末に向けて一気に進んでいきましょう。

2026年の目標は1月に

年末年始、今年の振り返りと共に来年の目標を立てる人も多いでしょう。

しかし、2025年の年末は水星が射手座に滞在し、この時期は魚座の土星や海王星とスクエアを形成します。この時期は理想が膨らみすぎたり、現実とのズレを感じやすかったりするため、2026年の目標は1月3日以降に決めるのがベストです。

さらにおすすめなのは、火星と「目的・目標」を象徴する太陽が重なる1月9日前後、この時期に決断することで火星の行動力と太陽の意志が重なり、目標に向かう力が自然と湧いてくるでしょう。

この頃は反対側にいる木星の影響も受けやすく、仲間や家族、他者からの期待に応えるような目標や、より広がりを望むような目標を立てるのにぴったりの時期です。普段なら思いつかないような大きな目標も描けるかもしれません。そして、それに向かって動き出す勇気も湧いてくるでしょう。

ただし、火星と木星がオポジションになることで、「勢いで進む」「やりすぎる」「きっといける！」といった、無謀なチャレンジに向かいやすい一面もあります。それでも、火星も木星も、それぞれエグザルテーション（高揚の座）の関係のサインに滞在しているため、大きな可能性に向かって力強く動ける時期になりそうです。

火星山羊座は現実的な感覚をもって着実に行動しようとし、木星蟹座は身近な人たちを守り育てるような姿勢を促します。

効率だけを求めると、無駄に見えることも増えるかもしれません。しかし、その無駄が、あとから大切な意味を持つこともあるのです。

目に見える成果だけでなく、目に見えない価値や長い時間をかけて育つものにも目を向けて、2026年の目標を描いてみてください。

礼儀作法は忘れずに

今回の火星が山羊座にイングレスするチャートでは、火星は他者の領域である7ハウスに位置しています。対人関係、ライバル、パートナーシップなど、人との関わりの場面で、火星のエネルギーが色濃く表れる配置です。

火星が山羊座にあるこの期間、怒りの引き金になりやすいのは「無礼な振る舞い」です。だからこそ、関わり方に「丁寧さ」を添えることが、心の穏やかさを守る鍵になります。

対面でも、SNSでも、人と接するときは、まずは挨拶を。どんな立場の相手であっても、敬意を込めた言葉遣いを心がけておくとよさそうです。

もし、ライバルや敵と感じる存在が現れたとしても、感情のままに突進するのではなく、じわじわと時間をかけて戦略的に向き合うのが火星山羊座流。長期戦に強いこの火星は、冷静さと計画性を味方にします。

また、社会的なルールやSNSのマナーを守らない人に対して「それは違う」と感じる場面も増えるかもしれません。そんなときこそ、自分自身が社会人としての礼儀を忘れずにいることが、この火星の力を健やかに活かす道となるでしょう。

優しさの配慮を忘れずに

2026年の1月15日～1月23日にかけて、山羊座にある水星と火星が牡牛座の天王星とトラインを結びます。この時期は、言葉やコミュニケーション、情報の扱いが、いつもよりも鋭く冴え渡る予感です。

物事の判断も素早くできそうですし、仕事や学びの場面では、天王星のひらめきが味方してくれて、これまでとは違う視点からアイデアが湧き、スムーズに進んでいく流れが生まれるかもしれません。

ただし、火星は「切る」力を持つ天体であり、天王星も「電光石火」のようなスピード感を持つ星です。言葉が端的になりすぎたり、コミュニケーションが強く鋭くなりすぎたりするかもしれません。

特に火星は力の使い方を誤ると、他者や自分自身を傷つけてしまうこともある星です。火星山羊座期間では、合理性を重んじるあまり、厳しさが他者にも自分にも向きやすくなります。たとえそれが正しい判断であっても、その言葉や態度が誰かの心を傷つけてしまわないように、優しさと配慮を忘れずにいたいですね。

この時期は、効率化を図る、無駄を省く、不要な関係を整理するには流れがスムーズです。情に流されることなく、意志を貫けるときでもあるので、自分軸を再確認する時間として過ごすのもおすすめです。

２．2025年の火星山羊座期間まとめ

今回の火星は、木星とのオポジションはあるものの、それ以外の天体との厳しい角度はなく、火星山羊座の持つ「合理性」や「効率化」の力を、まっすぐに活かしていける流れが整っています。

火星射手座のシーズンで方向性が曖昧になっていた人も、ここで軌道修正をししっかりと目標を立てることで、2026年に向けて力強いスタートを切ることができるでしょう。

この記事は、Smjukのミッションステートメント、メディアポリシーを基に、以下の担当で作成しております。

• 執筆：Sumie
• 編集：Sumieのマネージャー