嫌いな人や苦手な人が出来た時に読む話　～人生の先生に学べ！今その授業を受ける意味～

職場や学校で「この人苦手だな」「この人好きじゃないな」と思う人に遭遇したことはありませんか？
もしくは、今そんな人に悩まされているなんて人もいるかもしれません。

酷い言葉を浴びせてくる同級生
パワハラ上司
文句や悪口ばかりのママ友…

そんな人に出会ってしまったとき、一つだけ気を付けておいて欲しいことがあります。
それは、「染まらない」ということです。

え？私があの人と同じようになるなんて絶対あるわけないでしょ！
あなたはそう思ったかもしれません。

しかし、気づかない間に、あなたもあなたの嫌いなあの人と同じようになっているかもしれません。

人はとても染まりやすい生き物

人はとても染まりやすい生き物です。
黒の中に飛び込めばすぐに黒に染まるし、逆に白色に飛び込めば白く染まります。
職場や学校、グループの雰囲気や言葉使いは、知らず知らずのうちに身について行くのです。

しかし、あなたは染まっていることに気づいていないかもしれません。
そして、あなたの周りの嫌な人たちも染まっていることに気づいていないかもしれません。
なぜなら、それが当たり前になるからです。

だから、あなたがその苦手な人を「嫌だな」と思う今の気持ちを大切にして欲しいのです。
なぜならば、あなたが「嫌だな」と思う部分は、
“そんな風にならないで“
“同じように染まらないで”
というこの世界からのサインだからです。

あなたの嫌な人は、あなたの先生

嫌な人に出会ってラッキー♪

あなたにもその人と同じようになる可能性があるから、今気づくようにとこの世界が教えてくれているのです。
人生の中で出てくる嫌いな人や苦手な人は、あなたの「こんな風にならない」というお手本になる人です。
言うなれば、大事な人生の先生的存在なのです。

その人と出会うことで、違和感や間違いに気づき、人としてどうしなければならないのか、この世界で生きていくうえで何が良くて何が良くないのかを、その人は自分の体を持ってあなたに教えてくれています。

周りに嫌われるかもしれないというリスクを負って、自分を犠牲にしてまであなたに大切なことを教えてくれているありがたい存在！
しかも授業料はタダです！（場合によっては交際費で出費はあるでしょう）
会社だとすれば、お金を頂きながら人としての授業を受けさせてもらっているということなので、そんな嫌だと思う人と出会ったあなたは本当にラッキーな人かもしれません。

先生の真似をしなければOK

ラッキーとか言われても、嫌な言葉を浴びせられてしんどいし、心が辛い。
この授業を早く終わらせたい！そうあなたは思うでしょう。

あなたがその人の授業を終業させる方法はたった一つです。
それは、「同じようにならない」これだけです。

もし横暴な態度や言葉使いで、あなたのことを責めてくる人がいるのならば、あなたはその人に対しても、他の周りの人に対しても、とても丁寧な言葉使いで接すればいいのです。
誰かの事をいつも文句や悪口を言っている人がそばにいるならば、あなたは誰かのことをいつも褒めて、誰に対しても感謝の言葉を伝える人になればいいのです。
いつも感情的にあなたのことを叱ってくる人がいるとすれば、あなたはいつも冷静さを忘れず、物事を客観的に捉え真実を見る目を持つといいのです。

答えが分からなくなったら、すぐそばに答えを教えてくれている存在がいます。
その人を見て、あなたが嫌だなと思う部分を真似しなければいいだけです。

先生がいなくなったら次の授業へ

あなたがその授業の課題をクリアすれば、おのずとその先生はあなたのそばからいなくなります。
そしてまた、違う授業を教えてくれる先生が現れます。
人はそうやって、この世界で成長していくのです。

あなたのそばにいる嫌いな人や苦手な人は、あなたの人生においてなくてはならない存在です。
あなたがこれから人生をもっと良くするための授業をしてくれている先生なのですから。
その人は、あなたの人生をより良くするために今世で、その先生役を演じてくれているのです。

あなたは素敵な先生になる

もちろん、この世界にはその姿を真似させるための授業をしてくれる優しい先生もいます。
その人は、あなたの尊敬する人でしょう。
そんな人と出会ったときは、存分に真似をしていきましょう。

そして、あなたも誰かの先生になっていることを覚えておきましょう。
時には、あなたは誰かにとっては厳しい先生役かもしれません。
時には、あなたは誰かにとっては優しい先生役かもしれません。

まずは、あなたの今目の前にいるその先生から何を学ぶべきなのか考えましょう。
その先生のことを文句言ったり、同じように染まるのではなく、そこから気づける人になりましょう。

そして、その学びの機会を無駄にしないように、あなたの人生の彩に変えていきましょう。
あなたのその嫌いな人は、あなたにとって良き先生となるように、そのためにまずはその人を“嫌いな人”ではなく“人生の先生”として捉え、感謝していきましょう。
あなたは厳しさから教える先生ではなく、優しさや愛で教える先生になるように。

未来の生徒のために、今、あなたが自ら課題を乗り越え変わる時です。
これを読んでいる人の未来の生徒さんはきっと、あなたの優しさや愛で教える授業を笑顔で受けることになるでしょう。
あなたが今の課題をクリアし、素敵な先生になりますように。

Sumie🌙.*·̩͙✩

人間関係で悩んだらコチラの記事も参考にしてみてください