ヨガのレッスンに通うと必ず行う「屍のポーズ:シャヴァーサナ」
初心者の方は、この時間が苦手という方も多いです。
特に、ハード系のヨガを好む人やゆっくりするのが苦手な人は、この「ただ寝るだけ」のポーズに
なんのメリットがあるの?と思うかもしれません。
しかし、このただ寝るだけのポーズ、実はヨガアーサナの中で最も大切で、最も難しいと知っていましたか?
何十年ヨガする人も習得できないというシャヴァーサナ。
今回はこのただ寝ているだけのシャヴァーサナについて詳しく解説していきます。
【屍のポーズ(shavasana:シャヴァーサナ)】
目次
1.効果
2.くつろぐ条件
3.やり方
4.シャヴァーサナをする前に行うとよい動き
5.まとめ
1.効果
このただ寝ているだけのように見えるシャヴァーサナは、5分間行うと夜1時間~2時間ほど睡眠をとったくらいに身体や脳が回復すると言われています!
この時間は自分の体や血流、心の状態を観察する時間なのです。
- 全身の緊張を取り除き、疲労回復効果が絶大
- 集中力が高まる
シャヴァーサナはこの効果から「くつろぎのポーズ」とも呼ばれています。
2.くつろぐ
くつろいでいる状態とはどんな状態のことを言うのでしょうか。
呼吸が楽であること
呼吸が楽に出来ているということは、心も体も安定している状態であるということです。
酸素も十分に体にいき渡り、血行もよくなります。
脈が整っていること
体内の酸素が不足するほど脈は速くなります。
脈や呼吸が速いと心肺機能に負担がかかりすぎることになります。
体の中の老廃物が溜まっているときには、逆に脈が遅くなりすぎ、排泄機能の低下などを起こします。
筋肉や心が柔らかい状態だと、脈は平脈になります。
ヨガや呼吸法などの練習を行うことで、酸素の吸収率が高くし、健康的に脈を減らす訓練をするのが大事なのです。
シャヴァーサナを効果的に行う条件
- 食後は避ける(満腹では意識の集中が落ちるため)
- 発汗しない環境を作る
- 排泄を済ませておく
- とらわれない
- 余計なことを考えず、今の状態に集中する
- 痛みや違和感があるところは、改善状態や良くなる状態をイメージする
3.やり方
※床はできるだけ固い方が、効果があると言われています。
- マットの上などで仰向けになって寝る
- 両脚を腰幅に、両手は手のひらを上にして体から少し離して力を抜く
- だら~んと全身の力を抜き、深く静かな呼吸を繰り返す
- 意識を呼吸と体の内側に向ける
- 目覚めるときには、手足先を動かし、伸びをしてから起き上がる。
背中や腰に痛みがある場合は、横向きになってから起き上がってくるようにする。
※腰を痛めている人や妊婦さんなど仰向けが辛い方は
- 膝の下にクッションなどを入れる
- 横向きになる
4. シャヴァーサナをする前に行うとよい動き
- 足幅を決める
仰向けで寝たら、膝を立てて、少し足幅を開き、膝を閉じたり開いたり数回繰り返す。
良いところで、かかとを滑らせてストンと足を伸ばす。
- 足を振る
仰向けで寝たら、足の緊張をとるために、パタパタと足を振る。
心地の良いところで止めて、軽くなる状態を味わう
- 全身をゆらゆらさせる
仰向けで寝て、ウエストのあたりから順番にゆらゆらさせる。
最後は腕や足など全身を揺らし、パッと動きを止めて心地よさを味わう。
- リラックスさせる
体が重た~い。体がポカポカして温かいなどイメージをする。
呼吸と共に気持ちが落ち着いてくる、顔の表情も緩みリラックスしていると頭の中で繰り返すのも良い
5.まとめ
シャヴァーサナの最中に寝てしまう、他のことをいろいろと考えてしまうという人も多いです。
でも、それは普通の事です。
このアーサナはとても難しく、熟練したヨガの達人でも完璧に出来ないとも言われています。
特に、忙しい現代では、リラックスをすることが苦手な人も多く、このアーサナは苦手意識がある人も多いでしょう。
私もこのアーサナは、どのアーサナよりも苦手です(笑)
寝る日や他のことを考える日があってもよい。
できるできないにこだわらずに、自分の体や心をお休みさせてあげるように、環境を整えたりイメージを膨らませてあげましょう。
このアーサナは一つ一つのアーサナの後に行うと、シャヴァーサナの前に行ったアーサナの効果をさらに高めるとも言われています。
ヨガの最後には必ずシャヴァーサナをとり入れましょう!
ここで学んだら、YouTube動画でしっかり動いた最後にも取り入れてみてください。
Sumie☽*·̩͙✩.*
アーサナ(ポーズ)
ヨガポーズの中で一番難しい!?(屍のポーズ:シャヴァーサナ)のやり方や上手にできる条件【写真付きで解説】
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初心者の方は、この時間が苦手という方も多いです。
特に、ハード系のヨガを好む人やゆっくりするのが苦手な人は、この「ただ寝るだけ」のポーズに
なんのメリットがあるの?と思うかもしれません。
しかし、このただ寝るだけのポーズ、実はヨガアーサナの中で最も大切で、最も難しいと知っていましたか?
何十年ヨガする人も習得できないというシャヴァーサナ。
今回はこのただ寝ているだけのシャヴァーサナについて詳しく解説していきます。
【屍のポーズ(shavasana:シャヴァーサナ)】
目次
1.効果
2.くつろぐ条件
3.やり方
4.シャヴァーサナをする前に行うとよい動き
5.まとめ
1.効果
このただ寝ているだけのように見えるシャヴァーサナは、5分間行うと夜1時間~2時間ほど睡眠をとったくらいに身体や脳が回復すると言われています!
この時間は自分の体や血流、心の状態を観察する時間なのです。
シャヴァーサナはこの効果から「くつろぎのポーズ」とも呼ばれています。
2.くつろぐ
くつろいでいる状態とはどんな状態のことを言うのでしょうか。
呼吸が楽であること
呼吸が楽に出来ているということは、心も体も安定している状態であるということです。
酸素も十分に体にいき渡り、血行もよくなります。
脈が整っていること
体内の酸素が不足するほど脈は速くなります。
脈や呼吸が速いと心肺機能に負担がかかりすぎることになります。
体の中の老廃物が溜まっているときには、逆に脈が遅くなりすぎ、排泄機能の低下などを起こします。
筋肉や心が柔らかい状態だと、脈は平脈になります。
ヨガや呼吸法などの練習を行うことで、酸素の吸収率が高くし、健康的に脈を減らす訓練をするのが大事なのです。
シャヴァーサナを効果的に行う条件
3.やり方
※床はできるだけ固い方が、効果があると言われています。
背中や腰に痛みがある場合は、横向きになってから起き上がってくるようにする。
※腰を痛めている人や妊婦さんなど仰向けが辛い方は
4. シャヴァーサナをする前に行うとよい動き
仰向けで寝たら、膝を立てて、少し足幅を開き、膝を閉じたり開いたり数回繰り返す。
良いところで、かかとを滑らせてストンと足を伸ばす。
仰向けで寝たら、足の緊張をとるために、パタパタと足を振る。
心地の良いところで止めて、軽くなる状態を味わう
仰向けで寝て、ウエストのあたりから順番にゆらゆらさせる。
最後は腕や足など全身を揺らし、パッと動きを止めて心地よさを味わう。
体が重た~い。体がポカポカして温かいなどイメージをする。
呼吸と共に気持ちが落ち着いてくる、顔の表情も緩みリラックスしていると頭の中で繰り返すのも良い
5.まとめ
シャヴァーサナの最中に寝てしまう、他のことをいろいろと考えてしまうという人も多いです。
でも、それは普通の事です。
このアーサナはとても難しく、熟練したヨガの達人でも完璧に出来ないとも言われています。
特に、忙しい現代では、リラックスをすることが苦手な人も多く、このアーサナは苦手意識がある人も多いでしょう。
私もこのアーサナは、どのアーサナよりも苦手です(笑)
寝る日や他のことを考える日があってもよい。
できるできないにこだわらずに、自分の体や心をお休みさせてあげるように、環境を整えたりイメージを膨らませてあげましょう。
このアーサナは一つ一つのアーサナの後に行うと、シャヴァーサナの前に行ったアーサナの効果をさらに高めるとも言われています。
ヨガの最後には必ずシャヴァーサナをとり入れましょう!
ここで学んだら、YouTube動画でしっかり動いた最後にも取り入れてみてください。
Sumie☽*·̩͙✩.*
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