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沖ヨガ10段階 ~仏性啓発行法(ブッディ)について~人や自然すべてを尊ぶ心。すべての中に神を観る~

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沖ヨガ10段階 ~仏性啓発行法(ブッディ)について~人や自然すべてを尊ぶ心。すべての中に神を観る~

以前、【ヨガはポーズだけではない!?沖ヨガ10段階について(八支則について)】
という記事を書きました。
ヨガはポーズだけではなく、10個の大切な教えがありますよ!という内容です。
ザクっと10段階の教えをまとめてあります。

ヨガはポーズだけではない!?沖ヨガ10段階について(八支則について)
参考ヨガはポーズだけではない!?沖ヨガ10段階について(八支則について)

今回はその10段階の中の9段階目である「仏性啓発行法(ブッディ)」について詳しくお伝えしていきます。

目次

1.仏性啓発行法(ブッディ)とは
2.第九段階 仏性啓発行法(ブッディ)についてもっと詳しく知る
3.まとめ


1.仏性啓発行法(ブッディ)とは

沖ヨガの沖正弘先生は著書「ヨガの喜び」の中で、仏性啓発行法(ブッディ)とは、人や自然すべてを尊ぶ仏心をもつことだと述べています。
今回の9段階目、そして次の10段階目は、沖先生が独自で考えられた教えなので、パタンジャリのヨガスートラにある8支則の中にはありません。


2.第九段階 仏性啓発行法(ブッディ)についてもっと詳しく知る

この段階になってくると、「神や仏、祈り」などの言葉も多くなってきます。
しかし、ここで言う「神や仏、祈り」は俗にいう宗派とか宗教の特別な神とは違い、自分の中に神を見出す、自然の中に神を見出すことで「人間の基本的在り方」や「心を豊かにする」教えだということなのです。
それを頭の片隅に入れて、沖先生の著書を参考に仏性啓発行法(ブッディ)を掘り進めていきたいと思います。

自分の中に神を観る

沖ヨガの大きな考え方の一つに「生命即神(せいめいそくしん)」という言葉があります。
その足にも手にもすべてに神が宿る。そこに神を見出すことで、自分自身を尊び大切に扱うことで自然(体や心のバランスなど)にかえしていける「生命は即ち神様なのだ」という意味です。
この第九段階 仏性啓発行法(ブッディ)は自分の中に神を見出すことを生活の原則とし、「感謝」「尊さ」「「価値あるもの」と感じる受け取り方の練習なのです。

相手の中にも神を観る

これは自分が今、対峙している相手も同じです。
相手の中にも神が宿っているので、その人の体や命を尊び大切にしなければいけません。
いつも相手に下座心を持って接することが大切なのです。
下座心とは、他に対して何かをしてあげたときに、決して恩を売らない心の在り方のことを言います。

沖先生は、下座心とは逆に誰かに何かをしてあげたときに“恩を感じる心”のことだと述べられています。
「手伝ってやった」ではなく「お手伝いをさせていただいた」という気持ちが大事なのです。
自分が手伝った人に、感謝する言葉をもらわなかったとしても、その人が後から裏切ったとしても、その手伝っている時には自分も楽しみを得て、学ぶことがあったのですから。
無駄な心の葛藤を捨て、“私はあなたを愛させていただくだけでけっこうです”という心が人間にとって大切なのです。
相手に感謝の心を下座の心で接したときに、相手への見方や感じ方が、利害関係や損得に囚われた欲から離れていくのです。

すべてのものに神が宿る

私たち人間は時々、この世界で一番かのように偉ぶる時があります。
その瞬間はすべてのものやことに感謝する心を忘れて、それが当り前になっているときかもしれません。

この世界のすべてのものは、わたしたちと同じように神が宿る大切な尊い存在です。
いつも「ありがたい」「すまないな」という気持ちを持って接していくことが大切なのです。
私たちが口に入れる食べ物は、野菜も肉も魚も全てが一つの生命です。
それを殺し、私たちは生き延びています。
そのことをいつも感じ、懺悔の心を持つことでその恩を返そうと思うのです。
命を殺生し生かしていただいているこの命ですから、恩を返すということは「自分らしくいきいきと生きる」こと。自分の生を全うすることに繋がるのです。
その懺悔の心(もうしわけないな)(ありがたいな)があるからこそ、そのものに対しても感謝の心が生まれ、そこから奉仕の心も生まれてくるのです。


3.まとめ

私たちは正月や何か自分がお願い事をしたいときに、神社に参拝にいってそこにいらっしゃる神の声を聴きます。
そして神の導きに従って、自分を動かしていきます。
この第9段階目の仏性啓発行法(ブッディ)とは、すべてのものに神を観る修行です。
私たちは自分の中にも神が宿っていることを知り、その声に従うことが大事なのです。

沖先生はよく「あなた自身の命に聴きなさい」と口癖のように言われていたようです。
自分の中に神を観ることは、自分の体や心の声に素直になることなのかもしれません。
特に、今の世界は情報過多です。この中で、自分の声に従うことは難しいことも多々あるでしょう。
しかし、自分でしっかりとそのことを確かめ体験することが大事なのです。
そこで得た自分だけの情報を信じること、その命の声に耳を傾けることが自然に生きるということなのかもしれません。

きっと自分の中に神を観て、自分を大切に出来た時にはじめて相手や自然のすべてにも神を観ることができるのでしょう。
まずは、自分自身の命(自然に生きる・心地よく生きる)を大切にせよ。
この仏性啓発行法(ブッディ)の教えはそういうことではないかと私は思っています。

Sumie🌙.*·̩͙✩.*


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