ブログを始めたんだけど、サイトマップって作った方がいいの?
そもそもサイトマップって何?
htmlとかxmlとかあるけど、何?
こんな疑問にお答えします。
今回はサイトマップについて、そもそもサイトマップとは?から実際の作成方法までを、このサイトを製作・運営している私「Sumieのマネージャー」が、画像付きで解説していきます。
1.サイトマップは、Webサイトの構成をまとめた目次【作る必要あり】
サイトマップとは、Webサイトの構成をまとめたものです。
このページのサイトマップはコチラ⇒サイトマップ
サイトマップは、Webサイトの地図?目次?
サイトマップと言うだけあり、サイトマップはWebサイトの地図と言われています。
このカテゴリにこの記事がある!ということを明示するために作成します。
ただ、先ほどのリンクから見て頂いてわかる通り、地図と言うよりも目次という感じですね。
自分のページを一覧で表示できるので便利!と言う方もいますが、サイトマップを見たことある人って少数なんじゃないかな。と思います。
ただ、HPにはサイトマップがあるもの。というイメージもありますし(主観です)、Google AdSenseの審査にも必要と言われていますので、作っておくようにしましょう。
ちなみに、このサイトマップ、「対人間用」と「対ロボット用」の2種類があります。
それについて解説していきます
対人間用のサイトマップ【html形式】
先ほども書きましたが、コチラ(サイトマップ)のようなページのことです。
訪問者が、Webサイトにどのようなページがあるか、一目でわかってもらうために作成します。
これがhtlm形式のサイトマップです。
ただ、みなさん、いろいろな記事を見て、サイトマップを見たことってありますか?
あまりありませんよね。私もありません。
なので、あることが重要、というレベルのページです。
(Googleアドセンスの審査では、サイトマップの有無もポイントとなるようです。)
対ロボット用のサイトマップ【xml形式】
例えば、Googleのクローラー(Googleが自分のサイトを見つけてくれるために動くロボット)に、このサイトは「こんな記事」が「こういう形(階層)」で存在してますよ。とお知らせするのを手助けするために作成します。
これがxml形式のサイトマップです。
このサイトマップは作るだけではダメで、Googleサーチコンソールからの送信が必要です。
Googleサーチコンソールの初期設定がまだの方は「Googleサーチコンソールの初期設定について書いた記事」をご覧ください。
2.WordPressのプラグインでサイトマップを作成、Googleサーチコンソールで送信
では、実際にサイトマップを作り、Googleサーチコンソールで送信するまでを解説していきます。
※参考までに実際の画面を添付しますが、ご覧になっている時点で変わっている場合もありますので、ご了承ください。
また、このページでは、手順を説明する上での参考として、WordPress管理画面とGoogleサーチコンソールの画面から引用させて頂いています。
html形式のサイトマップの作り方【PS Auto Sitemapを使う】
まず、プラグインをインストールしましょう。
ワードプレスの左側のメニューから、「プラグイン」⇒「新規追加」を選択します。
右上にある入力欄に「PS Auto Sitemap」と入力し、インストール⇒有効化します。
プラグインのインストール方法は「プラグインについて書いた記事」をご覧ください。
PS Auto Sitemapの設定画面に移る前に、サイトマップを表示する用の固定ページを作成しておきます。
固定ページには、テキスト入力(またはhtml入力)で「<!-- SITEMAP CONTENT REPLACE POINT -->」を入力しておきます。
タイトル、パーマリンクは何でもいいですが、迷ったら「タイトル:サイトマップ」「パーマリンク:sitemap」としておくといいでしょう。
また、このページの記事IDを覚えておきましょう。
固定ページについては「投稿/固定ページを使い分けるコツを書いた記事」で解説しています。
次に、「設定」⇒「PS Auto Sitemap」を選択し、設定画面に移ります。
※WordPressの管理画面から引用
- ホームページの出力
サイトマップにトップページを記載するか選択します。
特に記載する必要はありませんが、チェックを外す理由も無いので入れておけばOKでしょう。
(上の画像ではチェックが外れていますが…) - 投稿リストの出力
普段書く投稿記事を記載するか選択します。
必ずチェックを入れましょう。 - 固定ページリストの出力
固定ページを記載するか選択します。
LPなど商品紹介ページなどを固定ページで作成している場合は必ず入れましょう。
お問い合わせフォームやプライバシーポリシーしかない場合は、どちらでもOKですが、チェックを外す理由も無いので、入れておけばOKでしょう。 - サイトマップを表示する記事
先ほど作成したサイトマップ用の固定ページの記事IDを入力します。 - 出力階層制限
カテゴリー分けした記事を、どこまでの階層まで表示させるか記入します。
指定した階層より下の階層は表示されなくなるので、特に指定が無い場合は「制限なし」で入力しておくといいでしょう。 - 先に出力するリスト
投稿ページと固定ページのどちらを先に記載するかを選択します。
好きな方でOKです。 - 除外カテゴリ
サイトマップに記載したくないカテゴリのIDを入力します。 - 除外記事
サイトマップに記載したくない記事のIDを入力します。 - スタイルの変更
字の色やサイズなど、いろんな装飾があります。
いろいろ試してみて、お好きなのを選びましょう。
(どうせあまり見られないので、そんなに時間かける必要無しです。) - キャッシュの使用
使用すると、他のプラグインと競合する可能性があるようです。
理由が無い場合は、チェックを外しておいた方がいいでしょう。
チェックを入れてもOKですが、サイトマップの表示速度が少し早くなる程度です。
これでhtml形式のサイトマップの作成は完了です。
先ほどの固定ページにサイトマップが完成しています。
xml形式のサイトマップの作り方【XML Sitemapsを使う】
コチラも、先ほどと同様にプラグイン「XML Sitemaps」(旧名:Google XML Sitemaps)をインストールし、有効化します。
「設定」⇒「XML Sitemaps」を選択し、設定画面に移ります。
コチラの設定は少し複雑です。
申し訳無いですが、それほど詳しくないため、全体的に説明がアバウトです。
深く知りたければ、適宜ググって頂けると助かります。
まず、以下の画面は、画像の通りに設定すればOKです。
※WordPressの管理画面から引用
- Notify Google about updates of your site
サイトマップを更新した時に、GoogleにPingを送ります。(簡単に言うと、見て見て!!と呼びかけます。)
チェックを入れましょう。 - Notify Bing (formerly MSN Live Search) about updates of your site
サイトマップを更新した時に、BingにPingを送ります。(簡単に言うと、見て見て!!と呼びかけます。)
チェックを入れましょう。 - サイトマップの URL を仮想 robots.txt ファイルに追加
公式ページには「アクティブ化すると、プラグインはサイトマップのURLをrobots.txtファイルに追加します。」と書いてあります。
・・・よくわかりません(笑)
とりあえずチェックを入れておくと良いでしょう。 - メモリの最大値を以下に増加
公式ページには「実際にはもう必要ありませんが、」と書いてあります(笑)
サイトマップ関連でメモリ不足が出たらイジってみるといいでしょう。
とりあえず空欄でOKです。 - 実行時間制限を以下に増加
公式ページには「メモリの最大値と同じ」って書いてあります(笑)
とりあえず空欄でOKです。 - Try to automatically compress the sitemap if the requesting client supports it.
記事数が多くなり、サイトマップのデータ量が多くなった場合に、ファイルを圧縮するかどうかを選択します。
(ただ、公式ページには説明がありません。)
デフォルトでチェックが入っていますし、他の解説ページを見てもチェックを入れているので、チェックを入れておきましょう。 - XSLT スタイルシートを含める
見栄えに関連するスタイルシートを自分で指定する場合にはURL(同じドメイン内)を入力します。
が、特にこだわりは無いと思うので「デフォルト設定を使用」にチェックを入れましょう。 - Override the base URL of the sitemap
WordPressがサブディレクトリにインストールされている場合に使うとのことですが・・・すみません。よくわかりません(笑)
とりあえず空欄でOKでしょう。 - HTML形式のサイトマップを含める
HTML形式のサイトマップを別に作ります。
この方法でサイトマップを作ると、noindexタグの付いたサイトマップとなりいろんな問題が出てきます。(ここでは詳細は省略します)
先ほどの方法でhtml形式のサイトマップを作ったので、チェックは外しましょう。 - 匿名の統計を許可する(個人情報は含まれません)
プラグインのバージョンやWordPressのバージョンなどの情報が送られてくるとのことですが・・・よくわかりません(笑)
特に必要無いので、チェックを外しておきましょう。 - Additional Pages
上の画像だと、下にチラッと見えている項目です。
サブドメインに別ページを持っており、それもサイトマップに含めたい場合は入力します。
今ご覧のこのページでいうと「Smjuk Official SHOP」のページとかですね。
これはBASEで作っているショップですが、サブドメイン設定が出来るので「https://shop.smjuk.net/」というURLとなっています。
下にスクロールした画面です。
※WordPressの管理画面から引用
- 投稿の優先順位
「優先順位を自動的に計算しない」にチェックを入れます。
優先順位は、後ほど設定する項目があります。
(ページの重要性を、コメント数で判断されたくありませんよね。) - Sitemapコンテンツ
サイトマップに、どのページを含めるか選択します。
以下の項目にチェックを入れましょう。
・ホームページ
・投稿(個別記事)を含める
・固定ページを含める
・カテゴリーページを含める
・最終更新時刻を含める
また、含めたくないカテゴリや記事があれば、入力する欄がありますので、必要に応じて入力しましょう。
(選択したり、記事IDを入れるだけなので、画像は省略です。)
さらに下にスクロールした画面です。
※WordPressの管理画面から引用
- メモ
サイトマップの更新について、「このページを、この頻度で見て欲しいよ!」ということをお知らせします。(あくまで希望なので、本当にその通りになるかはわかりません。)
今ご覧のこのサイトでは、上の画像から少し変えており、以下の通りです。
・ホームページ:毎日(毎日更新する可能性があるため)
・投稿:毎日(毎日更新する可能性があるため)
・固定ページ:毎週(頻繁に更新しないが、商品ページがあり重要なため)
・カテゴリー別:毎週(記事は毎日更新するが、全て同じカテゴリの記事でないため)
・今月のアーカイブ:毎日(だいたいはホームページと同じと書いてあるため)
・古いアーカイブ:毎週(たまにリライトするため)
・タグページ:毎月(それほど重要と思っていないため)
・投稿者ページ:毎月(めったに更新したいため) - 優先順位の設定
サイトマップの更新について、「このページが重要だよ!」と伝えます。(あくまで希望なので、本当にその通りになるかはわかりません。)
今ご覧のこのサイトでは、上の画像から少し変えており、以下の通りです。理由はメモと同じです。
・ホームページ:0.8
・投稿:1.0
・投稿優先度の最小値:0.3
・固定ページ:0.3
・カテゴリー別:0.6
・アーカイブ別:0.6
・タグページ:0.3
・投稿者ページ:0.3
これでGoogle XML Sitemapsの設定は完了ですが、
コレをGoogleに知らせる必要があります。
Googleサーチコンソールを使うのですが、次で解説します。
Googleサーチコンソールでのサイトマップ送信方法
先ほど解説したロボット用のサイトマップは、ロボットに存在を教える必要があります。
このために、Googleサーチコンソールからサイトマップを送信します。
Googleサーチコンソールからのサイトマップ送信方法は以下の通りです。
※Googleサーチコンソールの画面から引用
- サーチコンソールの左のメニューから「サイトマップ」を選択し、新しいサイトマップを追加の欄にURLを入力し、送信します。
サイトマップのURLは、先ほどの設定画面の一番上に書いてあります。 - 送信されたサイトマップのステータスが「成功しました」になればOKです。
少し時間差があります。
これでサイトマップの作成は完了し、Googleの検索ロボットにも知らせることができました!!