WordPressでHPを開設したい、ブログを始めたいが、何から始めていいかわからない。
WordPressの役割は理解したが、サーバーレンタルなどの手順がわからない。
こんな疑問にお答えしていきます。
(HPやブログなど、呼び方がややこしいので、以下「Webサイト」で統一したいと思います。)
それでは、このサイトを製作・運営している私「Sumieのマネージャー」が、「サーバーレンタル」「ドメイン取得」「WordPressのインストール」という事務的な部分のやり方をお届けします。
それ以前に、サーバー??ドメイン??と言う方は、「WordPress、ドメイン、サーバーなどの用語について解説している、HP/ブログ開設前の基礎知識を書いた記事」からご覧ください。
今回の内容を、この記事でお話した図と同じ図を使うとこんな感じです。
それでは、やっていきましょう。
1.ドメインを決める
まずはドメインを決めます。
決めるドメインとは、以下の通りです。
https://〇〇〇〇〇.××
(このサイトだと「https://smjuk.net」ですね。)
- 〇〇〇〇〇
自由に決められます。 - .××
「.com」や「.jp」などを選びます。それぞれ金額が違います。
一例ですが、「.com」や「.net」は1000円/年程度、「.jp」は3000円/年程度と価格に差があります。
また、「.jp」は日本に住所が無いと使えないなどの制約があるものもあります。
一度決めると変えられません。
今後、ずっと使い続けるものですのでシッカリ考えましょう。
また、既に存在しているドメインは使えません。
が、ここで悩むと先に進めません(笑)
2.サーバーレンタル先、ドメイン取得先の選定
さて、実際に作業に入る前に、サーバーのレンタル先とドメインの取得先を決めていきましょう。
サーバーレンタル先の選定
結論からお話しすると、「エックスサーバー 」がオススメです。
エックスサーバーのメリットは以下の通りです。
- 最安!では無いが、比較的料金が安い
- 機能面でも優れている。と言われている(すみません。私は詳しく無く・・・)
- ブロガーの多くがエックスサーバーを使っている
⇒トラブった時に検索すると出てきやすい
好みや拘りが無い場合ですが、車ならとりあえず「トヨタ」、サーバーならとりあえず「エックスサーバー 」と言ってもいいかもしれません。
とにかく最安値を求める!!という方は「ロリポップ! 」も併せてご覧頂くといいでしょう。
今回はエックスサーバーを前提に進めていきます。
ドメイン取得先の選定
コチラも「エックスサーバー 」で取得してしまうのがいいでしょう。
メリットは以下の通りです。と言っても、これだけですね。
- サーバーもドメインも一か所で取得した方が管理が容易
⇒サーバーレンタルと支払いが同じ方が管理しやすい - たまにドメイン永久無料キャンペーンをやっている
⇒こまめにチェックして、この期間を狙うのもありです
コチラも、とにかく最安値を求める!という方は「お名前.com 」も併せてご覧頂くといいでしょう。
今回は、エックスサーバーを前提に進めていきます。
3.サーバーレンタル、ドメイン取得、WordPressインストールのやり方
※参考までに実際の画面を添付しますが、ご覧になっている時点で変わっている場合もありますので、ご了承ください。
また、このページでは、手順を説明する上での参考として、エックスサーバー社HPから引用させて頂いています。
サーバーレンタル、ドメイン取得、WordPressインストールを同時に行う
エックスサーバーでは、「WordPressのクイックスタート」という無料オプションがあります。
これは、1回の申し込みで「サーバーレンタル」「ドメイン取得」「WordPressインストール」が一気にできるオプション(無料)です。
今回は、このクイックスタートを使った申し込み方法を紹介していきます。
まず「エックスサーバー 」のHPにいき、申し込みボタンを押すと、以下の画面に飛びます。
※以下、「サーバー登録に必要な情報」と「WordPressのインストールに必要な情報」の入力が混在します。分かるように書いていきますので、頭の中でごちゃごちゃにならないように気を付けましょう。
サーバーとWordPressの言葉自体が不安な方は「基礎知識について書いた記事」をご覧ください。
※エックスサーバー社HP(お申し込みフォーム)より引用
- サーバーID
自分のサーバーに名前を付けます。
捕まえたポケモンにニックネームを付けるイメージですね(笑)
デフォルトのままでもOKですが、ドメインなどと合わせておくとわかりやすいでしょう。 - プラン
レンタルするサーバーのプランです。
まずは「スタンダード」のプランでOKでしょう。
画像では「X10」「X20」「X30」とありますが、現在は「スタンダード」「プレミアム」「ビジネス」と名前が変わっています。
保存できる容量の違いですので、容量に余裕が無くなったら上位のものに変更すればOKです。 - WordPressクイックスタート
今回はクイックスタートを使った方法を説明します。
チェックを入れましょう。
ここまで入力したら、「アカウントの登録へ進む」ボタンを押します。
すると、以下のメッセージが出ます。
クイックスタートには10日間無料のお試し期間がありません。
お申込みと同時にサーバー料金のお支払いが発生します。
クイックスタートを選択すると、10日間無料キャンペーン(常にあるキャンペーン)が無くなってしまいます。
個人的には、手間を考えれば10日分の料金くらい払ってもいいと思います。
クイックスタートを使わない方法は「エックスサーバー公式のマニュアル」をご覧ください。
「確認しましたボタン」を押すと、以下の画面が出てきます。
※エックスサーバー社HP(お申し込みフォーム)より引用
- サーバーの利用期間
利用期間を設定し、終了の都度更新するシステムです。
(長いほど料金がお得になります。)
後ほど出てきますが、自動更新という設定もできます。
(クイックスタートの場合は勝手に自動更新で設定されます。)
例えば、確定申告で毎年経費として計上したい場合は、12か月を選択するといいでしょう。 - 取得ドメイン名
先ほど決めたドメイン名を入力しましょう。
「〇〇〇〇〇」を入力し、プルダウンで「.××」を選択です。
※後から変更できないので注意です。 - Webサイト名
WordPressに登録するWebサイトの名前を入力します。(後から変更可です。)
このサイトだと「Smjuk ~ヨガと星で心を科学する~」ですね。 - ユーザー名
WordPressにログインする際のユーザー名です。 - パスワード
WordPressにログインする時のパスワードです。 - メールアドレス
WordPressに登録するメールアドレスです。
入力したら、「アカウント登録へ進む」ボタンを押します。
次のページで入力する項目は以下の通りです。
この画面は、全てエックスサーバーのレンタル契約に必要な情報です。
- 個人情報の入力
住所・氏名・電話番号など
(サーバーのレンタル契約に必要) - パスワードの入力
サーバーの管理画面にログインするためのパスワードです。 - クレジットカード情報の入力
クイックスタートは、クレジットカード支払いのみです。
(サーバーのレンタル料金の支払いに必要)
全て入力して「確認」ボタンを押すと、認証コードを入力する画面に移ります。
すぐ上の「個人情報の登録」で入力したメールアドレスに認証コードが送られてくるので、入力しましょう。
入力すると、今まで入力した項目の確認画面に移ります。
特にドメインは変更ができないので、シッカリ確認しましょう。
確認し、登録ボタンを押すと、認証コードを送る方法を選択する画面に移ります。
ショートメッセージで送られてくる方法か、電話で音声で伝えられる方法を選びましょう。
そして、また認証コード入力画面に移ります。
今度は、先ほど入力した電話番号に認証コードが送られてきます。
認証コードを入力すると、申し込み完了です。
「申し込みが完了しました」という画面が出てきて、閉じるボタンを押すと
エックスサーバーの管理画面に飛びます。
確認
サーバーの管理画面にログインし、以下の画面になります。
※エックスサーバー社HP(アカウントページ)より引用
まず、赤枠の箇所が自動更新になっているか確認しましょう。
今回、クレジットカード決済を選択しているので、期限切れの前に勝手に決済されます。
気付かぬうちにアカウントが消えていた💦ということが防止できますね。
(ただし、クレジットカードの有効期限切れには注意です。)
次に、「サーバー管理」を押します。
※何も表示されないよ。「サーバー準備中」と表示されている方は、お茶でも飲んで待ちましょう。
それでも変わらない場合は、最大で24時間かかるので、寝て待ちましょう。
SSL設定
最後にSSL設定をして終わりです。
SSL設定の目的は、今回作成するWebサイトの閲覧者との通信を暗号化して行うためです。
閲覧者の情報が仮に盗み取られたとしても、暗号化されているため解読不能というための設定です。
SSL設定されているサイトは、httpの後にsが付きます。(https://)
最近だとSSL設定されていないサイトは「このサイトはセキュリティが確保されていません」といったアラームが出たり、URLの横に「三角の中に!」マークがついたりしますね。
セキュリティ確保はサイト運営者の義務ですし、サイト訪問者が閲覧を辞める原因でもありますので、必ず設定しましょう。
エックスサーバーでは、無料でエックスサーバー独自のSSLを設定することができます。
(よりセキュリティの高い有料プランもあります。お金のやり取りが想定される場合は、コチラも検討しましょう。今回は無料の設定方法です。)
先ほどの画面で「サーバー管理」を押すと、以下の画面になります。
※エックスサーバー社HP(サーバーパネル)より引用
「SSL設定」を押すと、以下の画面になります。
※エックスサーバー社HP(サーバーパネル)より引用
「独自SSL設定追加」を押します。
※エックスサーバー社HP(サーバーパネル)より引用
設定対象ドメインで、「〇〇〇〇〇.××」、サイトで「www.〇〇〇〇〇.××」を選び、
「確認画面へ進む」を押します。
すると、似た画面に移り、「追加する」を選択すると完了です。
設定までに最大1時間かかりますので、またお茶を飲んで待ちましょう。
ここまでで準備完了です。
WordPressの管理画面へのログイン
最後に、WordPressの管理画面へのログイン方法を説明しておきましょう。
(よくわからなくなりますので。笑)
WordPressのクイックスタートを選択した場合、サーバーのレンタルなどで3つほどのメールが届きます。
そのうち「【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ」というメールを見てください。
メールの中段少し上にWordPressログイン情報と書かれた箇所がありますので、ココのリンクからログインしましょう。
※エックスサーバー社からのアカウント設定完了メールより引用
このURLは、ブックマークやお気に入り登録しておきましょう。
と、いうわけで、今回は以上です。
サーバーレンタル、ドメイン取得、サーバーへのWordPressのインストールを行ってきました。
次はいよいよWordPressの設定…に移りたいところではありますが、WordPressのテーマについて先に知っておいた方がいいでしょう。
「WordPressのテーマについて解説した記事」をご覧ください。
テーマは知っている。もうGETした!WordPressの設定を始めたい!という方は「WordPressの初期設定、まず最初にやることについて書いた記事」をご覧ください。